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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

菅官房長官 翁長沖縄県知事と会談 !!

2015-04-06 07:20:50 | 政治
菅官房長官「粛々と」に沖縄知事「上から目線」(読売新聞) - goo ニュース

昨日5日午前「普天間基地の辺野古移設問題」に関し菅官房長官と沖縄県知事翁長氏との面談が行われました。
昨年暮れ翁長氏が「安倍首相、菅氏や外相、防衛相ら)政権幹部との面談を拒むような嫌がらせをしたり沖縄振興予算の削減を匂わすなど脅しまで掛ける振る舞いをしたばかりなんですよね。

前日4日は西普天間住宅地区の返還式典に二人揃って出席したので菅官房長官の来沖を機会に会談は双方好都合だったのでしょう。
しかし会談の結果は政権側が「粛々と」と語り翁長氏が「上から目線に反発。辺野古移転は断固反対」と基本線を明らかにすることで終わったようです。

沖縄では仲井真知事の下では「辺野古移設」で知事選を前にやや急いだ感が有りましたが「政府と共に移設を推進」していました。それが「辺野古移設反対」を主張する翁長氏が仲井間氏に10万票の差を付けて当選ですから「沖縄の民意」と美妙だと思います
本当は「基地は反対だけど生活の為仕方がない」と思う現実派はその時々に10万人位の単位で触れるのでしょうね。
安倍政権としは「今更現地が反対だから移設は出来ない」なんて米国に言えないでしょうから「何時まで沖縄に言いたい事を言わせて強行着工という強権を振るうでしょうか」?!
大政治家なら何か別の方法を考えると思うのですがどうなるでしょう。
死傷者が出るような反対運動につながるかあっさり潰されるか? まだ何とも判りません。
しっかり見守りましょう。


写真:挨拶する菅氏と翁長氏

読売新聞:
沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、菅官房長官は5日、那覇市内のホテルで、沖縄県の 翁長 おなが 雄志 たけし 知事と、昨年12月の知事就任後ではつとなる会談を行った。

 菅氏は普天間飛行場の名護市辺野古への移設に理解を求めたが、翁長氏は反対する考えを改めて表明した。約1時間に及んだ会談で、両者の主張は平行線をたどったが、今後も対話を続ける方針では一致した。

 政府と沖縄県の対立が深まる中、政府としては「知事との会談にも応じない」との批判が強まることを防ぐのが今回の会談の狙いだったとも言える。会談の冒頭から30分間は報道陣に公開され、残りは菅、翁長両氏だけで行われた。

 菅氏は会談の公開部分で、「日米同盟の抑止力の維持、普天間飛行場の危険除去を考えた時に、辺野古移設は唯一の解決策と考えている。政府としては、住民の生活や環境に配慮し、工事を粛々と進めている」と述べ、2013年末に同県の仲井真 弘多 ひろかず 前知事が出した辺野古の埋め立て承認に基づき、移設を進める政府方針に変更がないことを伝えた。

 また、13年末に安倍首相が前知事に表明した21年度まで3000億円台とする沖縄振興予算の確保について「約束は守っていきたい」と述べた。また、基地負担の軽減に努力する考えにも時間を割くなど、沖縄への配慮を随所に示した。

 これに対し、翁長氏は、「上から目線の『粛々』という言葉を使えば使うほど、県民の心は離れ、怒りは増幅していくのではないか」と反発。その上で、「辺野古の新基地は絶対に建設することができないという確信を持っている」と述べ、移設計画の中止を求めた。翁長氏は安倍首相と早期に会談したい考えを伝えたが、菅氏は明言を避けた。ただ、菅氏は会談後、記者団に対し、「沖縄の考え方を聞く中で、進めていきたい」とも述べた。
(引用終わり)
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