王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

茨城、栃木で竜巻?!

2012-05-07 07:38:04 | 環境
竜巻か、14歳中学生死亡=40人以上けが、被害780棟―茨城、栃木で被害相次ぐ(時事通信) - goo ニュース

昨日6日ゴールデンウイークの最終日 午後1時前つくば市や真岡市などで竜巻とみられる突風が発生し1名が死亡40人以上が怪我をした他建物や車などに甚大な被害をもたらしました。

TVニュースの映像を見てもつくば市の現場では5階建てのコンクリのビルの窓枠やガラスが歪みベランダの目隠しが吹き飛ばされる様な被害ですね。
木造家屋の中には土台から持ち去られていたり側壁や天井をむしり取られた様子が見えます。
電柱がへし折れて電線が垂れ下がっています。
3市町村で建物345棟が全壊や一部損壊の被害を受けたそうです。
これだけの被害で死者1名で済んだとは不幸中の幸いと言えましょうか? 中学生だそうでご冥福をお祈りします。

さて4月3日には全国的に風が吹いて4名の方が亡くなっています。この時は爆弾低気圧が原因とされました。

何だか気候が大陸並みになって来たと思えて仕方ありません。
子供の頃見た「オズの魔法使い」では竜巻で家ごと宙に巻き上げられるシーンがあったと思います。先月でしたか米国中部の竜巻で6トン程の
トレーラの荷台が軽々と宙に舞うのを見るとあれは「お話ごと」ではないのだと改めて感じていたばかりでした。
オズでは家の地下に退避壕があって竜巻がきたらそこに逃げ込むのですね。
日本でも場所によっては地下に退避壕を考えないといけない時代ですかね?

巨大地震対策、液状化対策、津波対策、場所によっては原発事故対策そして竜巻対策と来ると庶民にはマイホームを持つのが大変な時代になってきました。
今回の竜巻による被害は酷いものですが一寸離れると何もない家屋があります。
全半壊の家屋の復旧に適切な公的支援が速やかに差し伸べられるよう期待します。


写真:つくば市の被害(共同通信)

時事通信:
 6日午後0時45分ごろ、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生し、40人以上がけがをし、つくば市の中学3年鈴木佳介君(14)が全壊した自宅の下敷きになって死亡した。つくば市は同日午後、災害対策本部を設置し、茨城県の橋本昌知事は自衛隊に災害派遣を要請した。

 同本部などによると、建物が崩れるなどして、つくば市内で34人が軽傷を負い、うち少なくとも2人が入院。住宅や商店といった建物約300棟が全半壊などの被害を受けた。死亡した鈴木君は家族が外出中のため、当時家に1人でいたという。死因は外傷性窒息死とみられる。

 茨城県内ではつくば市のほかに常陸大宮、筑西、常総の3市で被害があり、常陸大宮では女性(70)が割れたガラスで顔や手などを切り、軽傷。家屋などの建物被害は常陸大宮43棟、常総5棟、筑西90棟に上るという。

 栃木県の芳賀地区広域行政事務組合消防本部によると、真岡市、益子町、茂木町で、男女計9人が割れたガラスの破片で切り傷を負うなどのけがをした。いずれも命に別条はないという。このうち益子町では、ゴルフ場にいた男性(69)と女性(49)が、飛んできたガラス破片やカートに当たり、けがをした。また3市町で建物345棟が全壊や一部損壊の被害を受けた。

 水戸地方気象台によると、突風は竜巻または強い下降気流(ダウンバースト)の可能性があり、つくば市では午後0時39分に最大瞬間風速18.7メートルの南風が吹いた。茨城、栃木などでは最大約1万9000世帯が停電した。 
(引用終わり)
コメント
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