王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

木嶋被告 連続不審死公判 死刑求刑!

2012-03-14 08:04:07 | 社会
涙声で「生き直したい」=木嶋被告―殺害は否認、連続不審死公判・さいたま地裁(時事通信) - goo ニュース

今年に入ってTVニュースショーに格好のネタを提供してきましたがこの件で「裁判員裁判の裁判員の方たち」は精神的にも物理的にも大変なご苦労だと思います
浜爺がこの件を取り上げたのは2009年10月ですから裁判になるまで2年半近く経っているのですよね。

若い時から体を売って稼いだ金で贅沢をして来たようです。
よくやくざや暴力団の食い物にされずに生きてきたものです。また男が次から次へと入れ食い状態で百万単位の金を貢がせるほどの器量と体に見えないのですが諸賢にはどう映ったでしょうか?
木嶋佳苗被告が逮捕される直前には問題の3人の男性の他別の40台の男性と交際中で450万円を貢いでおり「練炭火鉢」を用意していたのだとか!

検察側は「一つ一つ状況証拠を積み重ねて有罪を主張してるのはわかります」
浜爺もこれは犯人に違いないと強い思いです。
しかし本人の自白が当初から全くない! 物的証拠が出ない! 点を考えると悩ましいですよ。
裁判員の方はさぞや頭の痛いことだと思います。
最近のアメリカ映画やTVの報道をみるとアメリカなら「木嶋さんの交際男性の練炭自殺」に関する死刑求刑が訴訟に至ったかも疑問のケースかも知れません。
裁判制度が違いますから単純比較は出来ませんが訴訟に漕ぎ付けたとして「陪審員による有罪の評決」を検察側が得るには難しいでしょうね。

日本では裁判員が有罪と思えば「三人殺害」ですから死刑が相当でしょうね?! 有罪だけど証拠が弱いから無期なんて判断は無いですよね。
そうすると殺人に関しては「無罪」???
どちらになっても「検察と弁護」の上告審になりそうです。
まだまだ注目ですね。


時事通信:
 首都圏連続不審死事件で、殺人や詐欺などの罪に問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判は13日午後も、さいたま地裁(大熊一之裁判長)で続いた。検察側の死刑求刑に対し、木嶋被告は最終意見陳述で「今回の件で学んだことをかみしめ、生き直したい」と涙声で訴えた。起訴内容については「3人を殺害していません」と改めて否認した。

 1月10日の初公判から続いた公判は結審。判決は4月13日で、裁判員裁判としては過去最長となる。

 木嶋被告は「人生を振り返って、男性との関係の在り方や、数多くのうそをついてきたことに関し、大変深く反省しています」と謝罪。「こんな私のために弁護活動を続けてくださり、大変ありがたく思っています」と弁護団に謝意を述べた。死亡した3人や遺族への言及はなかった。
(引用終わり)



コメント (2)
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