沖縄防衛局長 真部氏 講話問題で更迭か？

沖縄防衛局長、週内にも更迭＝市長選告示までに判断―政府(時事通信) - goo ニュース

昨日１日沖縄防衛局長に就いて間もない真部　朗（ろう）氏が１２日に行われる宜野湾市長選に関し「同市所在の職員や親族のいる者に対し講話」を行った事で更迭騒ぎが起きています。

まず講話とは使い慣れない言葉ですね。
高僧から成仏についての講話を聴く　なんて使えば「語る対象について説き聞かせる」事ですよ。
防衛局長が宜野湾市長選に際し「防衛庁の立場を職員に説明し或いは親族に説明できるよう説き聞かせた」ならばその時に「立候補者の名前を明示しなくとも宜野湾市にある普天間基地のあり方について防衛庁について具合の良い候補の支持を求めている事は明白です」
候補者は普天間基地の移設を県内の普天間に求めるのか？最低でも県外できれば国外？なのか　真部氏なら前者支持でしょうからね。
（支持者の）名前まで出していないーーなんてのはいいのがれにすぎませんね。

ＴＶの映像でちらっと見ただけなのですが県議？数人が真部氏と向かい合い「自衛隊法違反」「公職選挙法違反」「国家公務員法違反」であると非難していました。それに対しその点は自覚していると真部局長は認めてました。
真部局長は１０年１月の名護市長選でも講話を行っていたそうです。実はこのお方前任の田中氏が不適切発言で更迭になりましたが田中氏の前任の防衛局長の再任なのです。経験者の起用をとの配慮が逆に出ました　２件津ｄ九とは確信犯の様にも思えます。

きょう２日真部氏は国会に呼ばれたらしいですよ。
親分の田中防衛相といえば月末参院の予算委員会で「南スーダン派遣部隊の護衛部隊がバングラデシュ部隊であることを知らなかった様です」
またその後？に２０分ほど委員長に断りなく行方不明になり「風邪薬を取りに行った」と釈明していましたが体格ほどには人格は重みがありません。
さあ田中大臣と野田首相は真部氏の処遇をどうすでしょう？
注目しましょう！


写真：真部沖縄防衛局長

時事通信：
　沖縄県宜野湾市長選（１２日投開票）に絡み、防衛省の真部朗沖縄防衛局長が市内在住の職員らに投票を求める講話をした問題について、田中直紀防衛相は１日、真部氏を更迭する方向で調整に入った。市長選が５日に告示されることから、週内に判断する方針だ。

　防衛相は１日夜、政務三役と対応を協議。真部氏ら関係者の処分について、調査を徹底的に行った上で判断する必要があるとして、２日以降に先送りした。また、防衛相をトップとする「業務適正化委員会」を設置し、公務員の政治的中立性が疑われる問題の再発防止に努めることで一致した。防衛相は協議後、真部氏の進退に関し「選挙にご迷惑がかからないような形を考えていく」と記者団に語った。

　政府・与党内では、真部氏の更迭は避けられないとの見方が強まり、渡辺周防衛副大臣は１日、記者団に「大きな問題になっていることは、われわれも共有しているし、局長も分かっている」と強調した。政府筋は同日夜、「首相官邸は予算を通すことが最優先だ。局長をかばうつもりはない」と言明した。

　ただ、講話の内容は、公務員の選挙運動を禁じた公職選挙法違反に抵触しないとして、訓戒や厳重注意などの処分にとどまるとの指摘もある。　
（引用終わり）