王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日本初の台湾系閣僚 蓮舫さん

2010-06-09 06:39:49 | 政治
「日本初の台湾系閣僚誕生」蓮舫さん入閣に父の故郷沸く(朝日新聞) - goo ニュース

行革担当相として入閣した蓮舫氏ですが「若い頃はクラリオンガールで中国人とのハーフ」位の事は何となく知っていました。
報道によれば蓮舫氏の父上が台湾の出身だそうで父系を辿れば「台湾系日本人」になるわけで「日本初の台湾系閣僚」になるそうです。
父上の故謝哲信氏は台南県の出身で台湾各誌は「閣僚として入閣を好意的に報じた」とか。

一方中国(北京)メディアも蓮舫氏を「初の中国系閣僚」と報じています。
日本は72年に「日中国交回復」と同時に「台湾(中華民国)」と国交断絶してしまいましたから閣僚としての訪台は難しそう。

細かい事は判りませんが「外交用パスポートでなく個人のパスポートで墓参とか親族訪問を目的とすれば訪台が出来ると良いですね」
中国は「台湾は中国の一部」としていろいろ日本を恫喝します。
蓮舫氏の「訪台は台湾政府に拠ってのみ決定される事です」し以前にも「北京政府の許可で台北大学に入学できるか?」との指摘がありました。
中国人同士が話し合いで一つになる事は反対しませんが「二つが一つである実態は有りません」

さて国会議員に外国系日本人が何人いるでしょうか?
民主党には朝鮮系(韓国系と言うのかも?)日本人とフィンランド系のツルネンさんが居ましたよね。
その他立派な「日本式姓」を名乗りながら執拗に「2-3代前は朝鮮人だった」と非難されている国会議員が結構居ます。日本では出自を明かせないのか?単なる誹謗なのか良く判りません。

その点では“近頃の芸能界の方が開放的で出自を明らかにする方達が出ています”

本当は「何系でもどこの馬の骨でも日本国民の為に働く人」が良いんですよ。
蓮舫氏も他の閣僚も頑張ってください。
活躍を見守っています。


朝日新聞:
 【台北=村上太輝夫、北京=古谷浩一】「日本初の台湾系閣僚が誕生」。蓮舫氏の父の故郷・台湾は、入閣にわいている。

 蓮舫氏の父、故・謝哲信さんは台湾南部、台南県の出身。台湾各紙は日本の組閣情報が伝わった6日付1面で早くも一斉に伝えた。台湾紙・中国時報は、2004年に台南県長がマンゴーの宣伝で日本を訪れた際、蓮舫氏自ら売り込みを手伝った話などを伝えた。どれも好意的な報道ぶりだ。

 蓮舫氏のまたいとこにあたる謝柏生さん(61)が台南県の塩水という町で日用品店を営んでいるが、数少ない親類とあって取材が殺到した。家人によると、謝さん一家は1993年、蓮舫氏と初めて会い、高雄市内で食事をしたことがあるという。

 台湾の立法院(国会)で台日交流連誼会長を務める李鴻鈞・立法委員は、蓮舫氏と親しく付き合ってきた。「台湾と日本は気持ちのつながりが強い。蓮舫さんが日本で活躍していることをみんな喜んでいるんです」と話す。

 ただ、日本は72年に中国との国交を正常化する際に台湾と断交しており、閣僚としての蓮舫氏の訪台は難しくなる。

 一方、中国メディアも蓮舫氏の閣僚入りを「日本の内閣史上、初の中国系議員」として大きく取り上げている。北京大学への留学経験があり、中国語に通じていることに触れ、「中日の交流促進を担ってくれる」(北京青年報)などと期待感を示した。
(引用終わり)
コメント
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