橋下氏、1万2000人職員を削減




 橋下氏は現業職員の不祥事が相次いでいることを問題視して、過去の現業職の採用経緯を調査し、結果を公表する方針を表明した。市議の口利きなどで就職した職員は再試験を検討するという。ここまで徹底して市の職員を浄化するとは恐れ入る。
市長選のマニフェストで地下鉄や市営バス、ごみの収集などは民営化すると宣言している。それを念頭に12000人以上の職員の削減も掲げていて、マニフェスト達成に厳しく繰り込もうとしている。

橋下氏と維新の会は、徹底した民営化を実行する。
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ミャンマーにクリントン国務長官行く





 ミャンマーが民主主主義国家になるとアメリカはすぐに反応し、一層の民主化を求めて援助を行った。クリントン米国務長官はミャンマーを訪れて、ミャンマーの民主運動指導者アウン・サン・スーチーさんの自宅で米政府の今後の民主化支援策を詳細に協議した。

 正直いって、ミャンマーの民主化はまやかしであり、軍の支配が隠然と続き、スーチーさんや民主化運動家への弾圧はまだまだ続くと思っていた。予想外の喜ぶべき民主化である。

 ミャンマーが外国資本を受け入れて、経済がどんどん発展すればミャンマーの民主化は本物になる。クリントン国務長官とスーチーさんの女性指導家の笑顔のツーショットは素晴らしい。ミャンマーの将来も明るい。
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ゲロ吐いてネオン求めて午前二時・九百二十六~九百二十八句

九百二十六句






九百二十七句





九百二十八句




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平和教育ではない沖縄の平和教育




 沖縄の平和教育・学習というのは基地問題と沖縄戦の問題に限られている。
 新潟県立大学の福本圭介講師(国際地域額)は名護市辺野古の反基地運動について「運動参加者は平和をつくるのは基地建設を止めている自分たちだという意識がある。運動は基地阻止のための物理的な行動であると同時に、『平和』を創出しようとする象徴的な行動だ」と述べている。
 福本圭介講師のいうように沖縄の基地建設を止めれば戦争をなくして平和がつくれるのだろうか。基地が建設されるまでは普天間基地が維持されるだけであるが、その問題を置いといて。
  
 もし、沖縄からアメリカ軍基地が撤去されたら戦争はなくなるだろうか。最近の戦争ではイラク戦争、カンボジア戦争があったが、それ以外にもアフリカでは戦争が多くあった。アフリカの戦争は沖縄の米軍基地とは関係のない戦争であり、沖縄に米軍基地がなくても戦争は起こっていた。ロシアのチェチェン戦争などヨーロッパで起こった戦争も沖縄の米軍基地の有無に関係がない。

 アメリカ軍が直接関わったイラク戦争とアフガン戦争は沖縄の米軍基地がなかったら起こらなかっただろうか。アメリカがアフガンのタリバン政権を倒すために侵攻したのはアルカイダが貿易センタービルを破壊して何千名もの犠牲者を出したのが原因だった。アメリカはアルカイダのテロ活動をなくす目的でアフガンのタリバン政権を倒す決心した。
 
 アフガンを空爆するために嘉手納空軍基地から飛び立ったことはあるが、アメリカがアフガンに侵攻したのはアルカイダを殲滅するためでありアルカイダをかくまっているタリバン政権を倒してアフガンを民主主義国家にすることであった。

 アメリカにはタリバン政権を武力で滅ぼすというはっきりした目的があり、沖縄に米軍基地あるかないかは関係がなかった。アメリカは次々とアフガンの隣国に軍事基地をつくり、沖縄の米軍基地がアフガン戦争に必要なものではなくなった。
 アメリカが直接関わったイラク戦争、アフガン戦争は沖縄にアメリカ軍基地がなくても起こった戦争であり、沖縄の米軍基地撤去運動は反戦運動にはならないし平和運動にもならない。

 平和教育関係者は「沖縄出身者も、自分たちの日常生活の場がかつて戦場だったという認識が低い。自分と沖縄戦のつながりに気付くような教育を考えるべき」と半世紀以上も前の沖縄戦にこだわり、沖縄戦で10万人の民間人が戦争の犠牲になったことを強調し、戦争を二度とやってはいけないと教える。そして、軍隊があるから戦争が起こるから軍隊をなくさなければならないと言い、アメリカ軍基地があるから沖縄は戦争に巻き込まれる可能性が高いと教える。
 しかし、戦後66年間のアジアで内戦や戦争がなかったのは唯一沖縄であり日本であるという事実は平和教育者は教えない。朝鮮戦争、ベトナム戦争、フィリピン内戦、カンボジア内戦など戦後のアジアの内戦・戦争の原因などについての解明を平和教育者は全然しない。

 戦後のアジアは内戦・戦争の歴史であり現在も内戦・暴動が続いている国もある。しかし、戦後の沖縄は一度も内戦の危機もなかったし、戦争に巻き込まれる危機もなかった。平和教育はアメリカ軍基地があるから戦争に巻き込まれる危険があると教えるが、事実はその逆で、アメリカ軍が駐留していたから他国が沖縄を攻めることは一度もなかった。
 アメリカ軍が駐留していた東アジアの国々は社会主義国家中国の侵略はなかったが、内陸部のチベットやウイグルは中国に武力で侵攻され支配されている。

 平和教育・学習は66年前の沖縄戦の体験だけを戦争と考え、戦後世界の戦争・内戦を無視し、世界の戦争・内戦にほとんど関係のない沖縄のアメリカ軍基地の撤去を平和運動だと勘違いしている。沖縄のアメリカ軍基地の問題は基地被害の問題であって戦争被害問題ではない。
 基地被害は、普天間基地と嘉手納基地の爆音、ヘリコプターや戦闘機の墜落の危険、金武の演習による山の破壊、流れ弾の危険などである。基地被害をなくす運動をやらなければならないが、それが反戦平和運動と考えるのは勘違いである。

 戦争被害と基地被害は違う。沖縄は米軍基地があったから戦争被害はなかったが、基地被害は続いている。戦争被害と基地被害は区別して問題にするべきである。
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