凋落に歯止めがかからない革新



「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村
凋落に歯止めがかからない革新

 革新が保守を自認する翁長市長を支持するという。安保条約容認の翁長市長を安保条約廃棄を主張する革新が支持するというのだ。こんな矛盾が生じるのは理念も理論もない沖縄だからだろうか。
革新がずっと主張し続けた大目標である安保条約廃棄をひっこめるとは考えられないことである。ことわざには「小異を捨てて大意を取る」というのがあるが、革新は目先の知事選にこだわり「大異を捨てて小意を取る」を選んだようだ。

 保守の翁長市長を支持したために革新は保守と妥協をした。
「埋め立て承認を撤回する」という文言を修正して、「承認撤回を望む県民の声を尊重し、辺野古新基地を造らせない」に変えた。
 「埋め立て承認を撤回する」は仲井真知事の承認を撤回することであり、辺野古移設問題が振り出しに戻ることになる。国は裁判に訴え、裁判で争うことになる。革新が文言を変更した理由は、「どっちみち裁判で争っても負ける」からだという。
 負けることを承知で争うのが革新の真骨頂ではなかったか。裁判を起こし、辺野古では徹底して工事の邪魔をする。辺野古基地建設を止めることができないと分かっていても徹底抗戦をするのが革新であったのだが、知事選で翁長市長を支持することになって、「どっちみち裁判で争っても負ける」からという理由で「埋め立て承認を撤回する」の文言を引っ込めた。

 選考委の参加六団体は各種団体からの聞き取りなどで、普天間飛行場の辺野古移設問題などの県民行動で主導的役割を果たした翁長市長への支持が多いことを確認しており、翁長市長支持を決めた。
 まんまと翁長市長の選挙戦略にはまった革新団体である。
 翁長市長がオスプレイ配備に反対し県外移設を主張したのは革新票を獲得するのが目的であって、本心からオスプレイ反対、県外移設を望んでいるからではなかった。
 県外移設は前の知事選挙の時に、「県外移設」を公約にしないと落ちるといって、渋る仲井真知事を強引に「県外移設」を公約にさせた。それが功を奏して県知事選は圧勝した。
 「県外移設」を公約にしたのは選挙に勝つための戦術であり、政治的な理由はなかった。

 オスプレイ配備反対も「県外移設」と同じで那覇市長選の勝利を万全にするためであった。翁長市長がオスプレイ配備反対運動の先頭に立ち、那覇市長選の公約にもオスプレイ配備反対を掲げたために革新にとって公約の目玉にしたかったオスプレイ配備反対を掲げることができなくなり、翁長市長との明確な対立軸を掲げることができなくなった革新は統一候補を立てることができなかった。革新としてのプライドが高い共産党は対立候補を立てたが翁長市長が圧勝した。

 革新票を取り込むための理屈が「沖縄アイデンティティ」ある。政治イデオロギーで対立していても沖縄の心はひとつである、心を大事にしようという理屈であるが、それは革新のいう「沖縄自決権」と似ていて、沖縄はひとつであるという概念である。翁長市長の「沖縄アイデンティティ」は革新のイデオロギーや「沖縄自決権」をも取り入れるものであり、選挙に勝つための戦術であった。

 翁長市長の巧妙な「沖縄アイデンティティ」選挙戦術に取り込まれた革新は革新の牙を抜かれてしまった。

 共産党でさえ保守の翁長市長を支持するという。翁長市長が「辺野古移設反対」を主張しているというのが唯一の理由である。たったそれだけで保守の翁長市長を支持するとは共産党も落ちたものだ。

 翁長市長は、保守はいったん決まったことを元に戻すことはしないと明言している。つまり、仲井真知事の埋め立て承認を撤回することはしないし、始まった工事を中止させることはしないと宣言したのである。
 翁長市長が知事になっても辺野古移設工事は順調に進むのである。それを翁長市長は明言したのだ。

 「承認撤回を望む県民の声を尊重し、辺野古新基地を造らせない」の文言は仲井真知事が「県外移設」を主張しながら、辺野古埋め立てを承認したのと同じように、翁長市長が県知事になっても辺野古移設に反対であるが移設工事を止めることはしないということである。

「辺野古基地を造らせない」といっても辺野古工事を中断させる権利は沖縄県知事にはないから工事をストップすることはできないと翁長市長を言っているのである。革新団体はそれを承知で翁長市長を支持するというのである。革新よ、マジかと訊きたくなる。
 翁長市長の選挙戦術によって革新の牙がボロボロにされたようである。ある意味、翁長市長は見事革新つぶしをやってのけたと言える。その意味では翁長市長を賞賛しよう。

 翁長市長が知事選に当選すれば革新団体も勝利の美酒を味わうことができるだろうが、辺野古工事は順調に進むのは間違いない。革新団体が支持したことを根拠に辺野古移設をストップさせるように翁長新知事に要求しても、知事にはストップさせる権限がないと革新団体の要求を軽く受け流すだろう。革新が自分たちの無力さを痛感する瞬間である。辺野古の現場の移設反対運動も萎えていくだろう。
 翁長市長が県知事になったとしても革新の凋落に歯止めはかからない。

 翁長市長が落選し、仲井真知事の続投となれば革新の痛手はなおも大きい。「県民が辺野古移設に反対している」の文言が使えなくなる。
県民全体が反対しているという理屈をつけて沖縄二紙は、少数の移設反対運動家の様子を連日報道しているが県民全体が反対しているとは書けなくなる。県外移設は県民総意」が書けなくなったのと同じだ。

共産党までもが翁長市長を支持した。その上革新団体は辺野古移設は止めようがないことを暗に認めた。
辺野古現場の工事阻止に頑張っている活動家がむなしく見えてくる。

 保守系の三人が立候補し、革新系が一人も立候補できないことは革新の凋落に歯止めがかからないことの象徴でもある。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

石破幹事長は無責任で無能である



「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへにほんブログ村

石破幹事長は無責任で無能である

 昨日のブログで、石破幹事長は無責任であると書いたが、今日の新聞を読むと、無責任に加えて無能であると言わざるを得ない。

 仲井真弘多知事が十一月の県知事に立候補するという二十六日の党県連の報告に対して、石破幹事長は二十八日の記者会見で、
「公明党、政府とよく調整しながらやっていくことが一番重要だ。公明党と一緒にやれるか、県連がどのように考えているか、まだ一切聞いていない。よく考えながら判断する」
と優等生ぶりの発言をしているが、どうして「公明党と一緒にやれるか」と今さら言うのだ。
沖縄の公明党は仲井真知事の支持を渋っている。その理由ははっきりしている。公明党は県外移設を主張しているのに仲井真知事は辺野古移設を容認しているからだ。仲井真知事が公明党に支持されたければ、仲井真知事が辺野古移設に反対をして県外移設を公約にすればいい。そうすれば公明党は仲井真知事を支持する。しかし、それでは自民党本部と意見が分かれてしまう。

問題は今度の知事選で県外移設を公約をするわけにはいかないことである。
県外移設を公約にして当選し、県外移設のほうが辺野古移設より簡単であると言い続けていたのに突然辺野古移設容認をしたのは沖縄二紙が言うように県民への裏切りである。知事は県外説から辺野古移設へ心変わりした理由を県民に説明もしていなければ謝罪もしていない。その仲井真知事が県外移設を公約にすれば県民の誰もが仲井真知事を信用しないだろう。県外移設を公約にすれば信頼が失墜し落選は目に見えている。仲井真知事は県外移設を公約にすることができない。
沖縄県連が仲井真知事を支持するように公明党に働きかけるのは無理である。

公明党が仲井真知事を支持するためには公明党本部の説得しか残されていない。公明党本部の圧力があれば沖縄公明党は仲井真知事を支持する可能性が高くなる。

公明党本部を説得することができるのは石破幹事長意外にはいない。そうであるのに、「公明党と一緒にやれるか」などと他人事のように話す石破幹事長である。あきれて物が言えない。
幹事長であれば、沖縄の政局を積極的に分析し、「公明党と一緒にやれるか」ではなく、「公明党と一緒にやろう」と沖縄県連を励まし、「私が沖縄公明党が仲井真知事を支持するように公明党本部を説得する。任しなさい」と胸わ叩くべきだ。

自民党県連の照屋守之幹事長は記者団に「知事の会見までに公明党県本との協力態勢を構築するのは厳しい」と述べている。そうであればこそ、石破幹事長の出番である。ところが、
「(擁立)を決めさえすればいいということではない。どういう体制で臨むか、自民党として出たとこ勝負みたいにはならない」
と、分かるようで分からないことを石破幹事長は話す。結局なにもしないということを言ってるようなものである。優柔不断で決断力のない石破幹事長である。

 「沖縄の県知事選がある。公明党の協力を得られるようにしたい」と石破幹事長が公明党の井上幹事長に言うと、「滋賀県知事選では集団的自衛権の問題が影響した」と話を軽くはぐらかされたようだ。

 幹事長に強い統率力がなければ選挙は戦えない。石破幹事長なら勝てる選挙さえ負けてしまうのではないか。



本日、午後七時よりニコ生で、私と大城和佳子の「沖縄の声」放送があります。
社民党のポスター批判・辺野古移設反対派への批判をやります。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

石破幹事長は沖縄に無責任である



「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

石破幹事長は無責任である

 この写真を覚えているだろうか。沖縄の五人の国会議員全員がが打ちひしがれ、無念一杯の表情をして座っている。五人を従えた石破幹事長が、県外移設を主張し続けた五人の国会議員が辺野古移設を容認したことを淡々と述べている場面である。


辺野古移設を容認しなければ自民党から除籍するという石破幹事長の強い忠告に五人の国会議員はあえなく陥落し、辺野古移設を容認した。
悩み疲れ果てた五人の国会議員。
淡々と話す石破幹事長。
これをきっかけに国会議員だけでなく自民党県連も辺野古移設を容認した。


 県外移設から辺野古容認への転換は自民党県連を分裂させた。県外移設を主張する公明党は名護市長選の時自民党支持を止めて自由投票にした。

 石破幹事長が、辺野古移設を容認しないと除籍すると忠告したのは当然だ。実現不可能な県外移設を公約にするのは県民を騙している。沖縄の政治家が本当に悩み苦しむべきは県外移設が可能なのか不可能なのかを突き詰める時である。県外移設ができるかできないかの肝心なことには悩まないで、実現できない県外移設を安易に公約にして、石破幹事長に除籍すると言われて県外移設の公約を下ろすかどうかで悩み苦しむ沖縄の政治家の程度に低さにはあきれるばかりであった。この場面は悲劇ではなく喜劇である。
 
石破幹事長の決断は正しい。石破幹事長が沖縄の自民党を整理した功績は大きい。と思っていたら、沖縄知事選でとんでもないことを発言している。
「公明抜きで勝てるわけがない」と懸念する石破氏が、仲井真氏の擁立に慎重論を唱えたというのである。そして、県連が公明党との調整を党本部に委ねる考えを示したのに対して、石破氏周辺は「地元で調整もせず、既成事実を作るのは無責任だ」と批判したという。
公明党は「県外移設」を公約にしている。自民党県連が「県外移設」を公約していた時は自民党県連と公明党は信頼関係が強かった。ところが石破幹事長の圧力によって自民党県連は辺野古移設容認に変わった。そのことが原因で公明党との関係がおかしくなったのである。

公明党・・・県外移設
自民党県連・・・辺野古移設容認

この溝を自民党県連が埋めることはできない。埋めることができるのは国会議員、自民党県連を強引に辺野古移設容認に変えさせた石破幹事長である。石破幹事長が公明党本部を説得しなければ溝を埋めることはできるはずがない。
そうであるのに、自民党県連と公明党のみぞは自民党県連の責任のように言う石破幹事長は、自分の性で自民党県連と公明党にみぞができたことを理解していない。自分がみぞをつくったのに自民党県連にみぞを埋めさせようとしているのには呆れてしまう。
こんな鈍感な政治家が自民党の幹事長なのか。
公明党本部を説得して沖縄の公明党が自民党県連を支持するようにするのが石破幹事長の義務である。
県外移設が無理であることを説明し、辺野古移設が唯一の方法であることを県民や自民党、公明党の政治家に理論的に説得しなければならないのが石破幹事長である。ところが全然やらない。あまりにも無責任な石破幹事長である。
石破幹事長は沖縄の政治状況に全然関心がないのではないだろうか思ってしまう。

幸いなことに翁長市長が県知事に立候補した時に、「県外移設」は公約にすることはできない。だから、公明党が翁長市長を支持することはないだろう。

翁長市長を支持する政党に共産党と社民党がいる。日米安保破棄を主張している共産党、社民党は米軍の国外撤去を目指している。両政党は県外移設には反対である。もし、県外移設に賛成すれば米軍の国外撤去、安保廃棄の党の公約を破ってしまうからだ。

翁長市長が代表となって政府に提出した建白書には「閉鎖・撤去」の文言はあるが「県外移設」の文言はない。建白書は記録として残るから、共産党、社民党、革新団体は「県外移設」の文言を入れることはできなかった。

建白書の文言は「閉鎖・撤去」である。翁長市長が公約にできるは「辺野古移設反対」と「閉鎖・撤去」である。「県外移設」を公約にすることはできない。
翁長市長が「県外移設」を公約にしなければ公明党が翁長市長を支持する理由がなくなる。
だから、公明党が仲井真知事を支持する確率は高い。

公明党が仲井真知事を支持することになっても、石破幹事長の沖縄にしてきた無責任さを看過することはできない。今まで石破幹事長がしてきたことは沖縄の政局を混乱させただけである。その尻拭いを石破幹事長は一切やっていない。
国会議員を辺野古移設に容認させたことは正しい。しかし、そこから生じる沖縄県連の混乱を放置したのは無責任である。石破幹事長は沖縄県連の混乱を収拾するために幹部たちにも辺野古移設を容認するように説得するべぎであった。
そして、公明党本部に県外移設を主張している沖縄公明党を説得して自民党県連とのみぞをなくすように申し入れるのが自民党幹事長として取るべき責任であった。それをしなかったから、十一月の知事選で自民党県連と沖縄公明党にみぞができたのである。

石破氏は沖縄を混乱させるだけの無能な幹事長である。

2014/07/16 に公開
平成26年7月16日水曜日に放送された『沖縄の声』。日本の自衛隊の人口が約22万­人、本土米軍2万人、沖縄米軍2万人、沖縄のメディアは県民の不安を煽るように県には­米軍の割合が72%集中していると報道、又吉康隆氏がそれは嘘だということを解説して­くれます。コラムでは県内で取り上げられる琉球独立運動の実態をついてお話してくれま­す。
※ネット生放送配信:平成26年7月16日、19:00~
沖縄の声

ニコ生にて、平成26年7月23日水曜日午後7時に放送します

2014/07/18 に公開
平成26年7月18日金曜日に放送された『沖縄の声』。本日は担当である惠 隆之介氏が上京して来られないため、急遽特番で又吉 康隆氏、ゲストに火曜日キャスターの江崎 孝氏をお招きしてお送りします。右にも左にも偏向しない自由な言論空間の「うらそえ文­芸」、そこで起こった編集長の星 雅彦に対するクーデター、又吉 康隆が本を出版する際にかかった言論封殺という圧力、沖縄の言論界の実態についてお二人にお話していただきます。

司会:
  又吉 康隆(沖縄支局キャスター)     江崎  孝 (沖縄支局キャスター)
>沖縄の声

この対談の後、私はうらそえ文藝の出版パーティー・合評会に参加した。
言論封鎖の首謀者である垣花氏の側に私は座った。
ねちねちと「うらそえ文藝は素晴らしいと評判であるが、しかし、星編集長の対談は・・・・」と編集委員は星編集町を非難した。
私は、あなたたちの行為は言論封殺であるとはっきり言った。
彼らの言論封殺を絶対に潰す。
言論封鎖をするあなたたちに表現者の資格はないと、次に集会があったら話そうと思う。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「強まる圧力に反発」は主客転倒だ



「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

「強まる圧力に反発」は主客転倒だ

 琉球新報に「強まる圧力に反発」と大きな見出しの記事が写真と一緒に掲載された。


写真を見れば、トラックやトレーラーの前に立ちはだかり、圧力をかけているのが市民活動家たちであることは明確である。
辺野古移設工事は国が計画した工事であり、工事が人々に圧力を掛けるということはない。
普天間飛行場の辺野古移設に反対している活動家たちが、辺野古に行って工事の邪魔をしているというのが事実である。だから、圧力を掛けているのは国ではなく辺野古移設反対活動家たちである。
新聞は市民と書いているが、彼らのほとんどは明らかに政治活動家である。

市民らは、資材を積んだトラックやトレーラーがシャワブ内に進入するたびに立ちふさがり、反対運動を阻止しようとする警官と揉みあった。スクラムを組んで住民を排除する警官の姿に、市民らは「警察は防衛局の下請けになったのか」と怒りの声を上げた。
            「沖縄タイムス」

頭が狂ったのではないかと思えるような市民(活動家)の行動、発言である。警察は防衛局の下請けになったのではない。交通妨害という法律違反をしている政治活動家の暴力的な行為を防いだのである。
トラックの下に潜り込んだ男を引きずり出している写真である。これも防衛庁の下請けだからやっていると言うのだろうか。それは違う。トラックの進行妨害を防ぎ、その男の身の安全を守るためにチラックの下から引きずり出したのである。


 
警官は警官の仕事をしているだけである。

仲間清張さん(44)=金武町
 「観光立県なのに自然を壊して、人殺しの基地を造ることには反対だ」

 辺野古飛行場建設は埋め立て部分だけは自然破壊になる。しかし、その規模は非常に小さい。埋め立て以外の大部分は自然が破壊されることはない。
 そもそも、大浦湾の自然が豊かであるのは、山から豊富な栄養が流入しているからだ。その山は軍用地である。軍用地だから山が住宅地、畑、ゴルア場にならないで自然を保ってきた。だから豊富な山の栄養分が大浦湾に流れ出て、大浦湾のサンゴや生物の命を育んだ。
辺野古以南は海が汚れている。その原因は住宅地、畑、ゴルフ場があるからだ。自然を壊してきたのは民間である。
 大浦湾の自然を守りたいなら、山を軍用地のままにし、開発しないことである。

 米軍基地があったお蔭で沖縄は戦争に巻き込まれなかった。仲間さんはこの事実を無視しているし、原因を理解していない。基地は「人殺し」だけでなく「人の命を守る」存在でもある。米軍は沖縄を守り続けた。だから沖縄はチベット、ウイグルのように中国に侵略されなかったし、六十九年前の沖縄戦のように戦争に巻き込まれることもなかった。

嘉手納飛行場の見学者は多い。年間六〇万人以上の観光客がやってきている。観光バスもひっきりなしにやってくる。米軍基地が観光に貢献していることを仲間さんは知らないようだ。
 辺野古基地ができれば多くの観光客が辺野古にやってくるだろう。

青柳楽君(13)
 「警官は悪い人を取り締まるイメージがあるけど、ここではどうなんだろう」と市民らを押さえつける警官の姿を見詰めた。

 中学生になっても警官について理解していないことは残念である。警官は法律に違反している人を取り締まる。「悪い人」は主観の問題であり、警察は主観で行動してはいけない。国が定めた法律に従って主観を捨てて客観的な行動をするのが警官だ。
 青柳君が市民活動家が善い人に見えるのは青柳君が辺野古移設に反対しているからだ。辺野古移設に賛成している人から見れば、工事を中断させようとしている市民活動家は悪い人になる。
 政治的な主観の問題と法律を遵守している警察の問題を混同してはいけないよ。

三歳の頃に沖縄戦を体験した伊波桂さん(71)
「先の世代には戦争を体験させたくない。命がけで基地建設をとめたい」

 沖縄戦になった原因は日本軍が弱く米軍が強かったからである。日本軍はサイパンなど南洋で米軍に負け、フィリピンでも負けた。日本軍が米軍に負け続けて沖縄戦になった。もし、日本軍が米軍より強かったら沖縄戦はなかった。
 辺野古に普天間飛行場を移設することは米軍の軍事力を維持することである。過去六十九年間沖縄戦はなかった。原因は米軍が沖縄を守ってきたからだ。米軍基地が沖縄に存在する限り、沖縄が戦場になることはない。戦後の歴史がそのことを証明している。
 米軍基地があるから戦争になると思うのはひどい勘違いであり、被害妄想である。

伊波桂さん(71)
 「知事が防衛局の埋め立て申請を承認しなかったら県民同士が争わなくて済んだ。知事は辺野古に来て、県民同士の争いを見てほしい」と訴えた。

 警官は県民である前に民主主義国家日本の法律を国民に遵守させる義務を持つ国家公務員である。県民であろうとなかろうと法律違反行為をしている市民活動家を取り締まるのは当然だ。
 伊波さんは市民活動家を県民と思っているが、彼らは全国から辺野古移設阻止を目的に集まってきた市民活動家たちだ。県民もいるが県民ではない人も多い。
 彼らは共産党や社民党に属する人間たちであり、市民集団というより政治集団である。彼らの目的は辺野古移設を阻止することだけではない。
 彼らの目的は辺野古移設を阻止し、普天間飛行場を閉鎖・撤去し、日本の米軍基地を撤去し、日米安保条約を破棄することである。彼らは市民を装った政治活動家たちだ。
 伊波さんが目にしたのは、県民同士の争いではない。警官と政治活動家の争いだ。
 そのことを伊波さんは本当は知っているよね。伊波さんも彼らの仲間なのだから。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

野党五団体が辺野古移設を認めた

center>

「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

野党五団体が辺野古移設を認めた

 十一月知事選で普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志那覇市長の擁立に向け、県政野党五団体と保守系那覇市議団、経済界有志の三者が二十五日に集まり「基本姿勢及び組織協定」に合意した。
 「基本姿勢及び組織協定」に内容に要注目である。県政野党の中には共産党と社民党が入っているが、「脱革新共闘」と呼んでいるだけあって、共産党と社民党が「基本姿勢及び組織協定」では絶対容認するはずがない「辺野古移設」を容認したのである。

 革新政党が協議してまとめた当初の基本姿勢は「承認を撤回し政府に事業の中止を求める」であった。仲井真知事が承認した辺野古埋め立ての「撤回」に革新の真骨頂が出ている。
 ところが、保守系、経済界との合議では「撤回」の文言が消え、
「新しい知事は承認撤回を求める県民の声を尊重し、辺野古新基地は造らせない」
となっている。確かに承認撤回の文言は入っている。しかし、それは県民の声であって、知事本人が県民に承認撤回を公約するということではない。
 なぜこのような文章になったかをタイムスは説明している。

 理由は二つ。

一、 実際に承認を撤回し、国を相手にした行政訴訟となると敗訴の可能性が高く、逆に埋め立てを正当化してしまう懸念が野党側からあがったこと。
二、 翁長氏の周囲は「保守政治家の辞書に反対はあるが撤回はない」とすでに決まった行政手続きを白紙に戻す抵抗感が翁長氏にある。

 なんとなんと野党側の方がは行政訴訟をしても敗北することを認めたていうのだ。それは現実的な判断ではあるが、革新らしくない。負けることを知っていても「勝利を信じて」裁判をするのが革新ではなかったのか。八重山教科書問題では一〇〇%負けるのが確実なのに訴訟を起こした。バカな行為ではあるが、それが革新らしさであった。ところが、今回は裁判で負けるから訴訟をしないのを選んだのである。
これは非常に重要なことである。革新が裁判をやる前に裁判で負けることを認めたのだ。つまり、野党五団体は辺野古移設は止めることができないことを認めたのである。革新らしくない。

 「保守政治家の辞書に反対はあるが撤回はない」。だから、翁長氏が辺野古移設を白紙に戻すことはないと翁長氏側近は主張した。それなのに野党五団体は翁長市長を支持するという。翁長市長を支持するということは翁長氏側近の主張を認めるということである。

野党側の主導権を握っているのは共産党である。その共産党が辺野古移設を撤回しないという翁長市長側の主張を認めたのだ。信じられないことである。
とにもかくにも共産党を初めとする野党五団体は辺野古移設が実現することを認めたのである。
沖縄タイムスは野党側を弁護して、

野党側が保守・経済界側に譲歩し、表現が弱まったようにも映る。ただ、基本姿勢の普天間問題以外の項目では消費税増税、TPPへの反対など野党の主張を残しており、野党県議は「辺野古も反対姿勢を明確にし、われわれの意見も反映させた内容。お互いに歩み寄った結果だ」と説明する。
         「沖縄タイムス」
知事選の争点は辺野古移設問題だと主張したのは革新ではなかったか、それなのに辺野古移設が実現することを認めたのである。辺野古移設が争点にならなくなった。タイムスがどんなに弁解しても野党五団体が辺野古移設を争点から外したことで革新の主張が大きく後退したのは隠しようがない。

辺野古移設をあらゆる手段を使って断固阻止するというのが革新の牙であった。稲嶺名護市長は、辺野古移設を阻止するために米国に行ったり、法的に抵抗するための法律専門家のチームをつくったり、色々な場所で辺野古移設反対の演説をしたりと必死になって辺野古移設阻止に頑張っている。いわゆる革新の牙をフルに使っている。 
しかし、指導的立場にある共産党や社民党などの革新政党の幹部は県知事選で翁長市長を支持するために革新の牙を抜いた。
「脱革新共闘」は革新の牙がボロボロになって抜けた瞬間である。辺野古移設を止めることができないことを野党五団体が認めたということは、辺野古移設阻止で頑張っている稲嶺名護市長や辺野古の活動家たちの行動は単なるパフォーマンスとなってしまった。

稲嶺市長や辺野古の活動家がどんなに頑張っても辺野古移設を止めることはできないと野党五団体は認めた。
革新の牙を保ち続けるためには、たとえ負けるとしても革新独自の立候補を立てるべきである。知事に影響力を持つ魅力に負けて保守の翁長市長を支持した革新は牙を抜いてしまった。革新団体が再び牙を元に戻すのは困難だろう。

翁長市長が当選したら、革新の希望も受け入れてくれると考えるのは甘い。これからの政治人生を考える翁長市長は落ちぶれ行く革新に見向きもしなくなる。自民党にすり寄っていく。そのほうが長く知事の座に座ることができるからだ。

 仲井真知事が当選するにせよ、翁長市長が当選するにせよ、革新が落ちぶれていくのは確実だ。

2014/07/16 に公開
平成26年7月16日水曜日に放送された『沖縄の声』。日本の自衛隊の人口が約22万­人、本土米軍2万人、沖縄米軍2万人、沖縄のメディアは県民の不安を煽るように県には­米軍の割合が72%集中していると報道、又吉康隆氏がそれは嘘だということを解説して­くれます。コラムでは県内で取り上げられる琉球独立運動の実態をついてお話してくれま­す。
※ネット生放送配信:平成26年7月16日、19:00~

沖縄の声

2014/07/18 に公開


平成26年7月18日金曜日に放送された『沖縄の声』。本日は担当である惠 隆之介氏が上京して来られないため、急遽特番で又吉 康隆氏、ゲストに火曜日キャスターの江崎 孝氏をお招きしてお送りします。右にも左にも偏向しない自由な言論空間の「うらそえ文­芸」、そこで起こった編集長の星 雅彦に対するクーデター、又吉 康隆が本を出版する際にかかった言論封殺という圧力、沖縄の言論界の実態についてお二­人にお話していただきます。
※ネット生放送配信:平成26年7月18日、19:00~

司会:
  又吉 康隆(沖縄支局キャスター)     江崎  孝 (沖縄支局キャスター)
沖縄の声

この対談の後、私はうらそえ文藝の出版パーティー・合評会に参加した。
言論封鎖の首謀者である垣花氏の側に私は座った。
ねちねちと「うらそえ文藝は素晴らしいと評判であるが、しかし、星編集長の対談は・・・・」と編集委員は星編集町を非難した。
私は、あなたたちの行為は言論封殺であるとはっきり言った。
彼らの言論封殺を絶対に潰す。
言論封鎖をするあなたたちに表現者の資格はないと、次に集会があったら話そうと思う。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

島袋純教授は学者ではない三流の政治屋だ



「沖縄内なる民主主義6」(A4版・60ページ・600円税抜き)近日発売。
普天間飛行場の違法な封鎖行為。
野嵩ゲート前のゾンビたち。
名護市長選における革新勢の嵐のような選挙違反行為
歴史に残る彼らの犯罪行為の一部始終を写真と文字で再現。
「沖縄内なる民主主義6」は永久保存版です。

狼魔人日記でネット先行販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

島袋純教授は学者ではない三流の政治屋だ

島袋純琉球大学教授のいう「民主主義の基本」は本当の民主主義の基本ではない。
 島袋教授は辺野古移設に反対した稲嶺氏が名護市長選に当選したから、名護市民は辺野古移設に反対を明示した。だから日本政府は辺野古移設を断念するのが当然でありそれが民主主義の基本であると述べている。

 国が辺野古移設を決断した理由は最初に辺野古区民が移設に賛成したからである。もし、辺野古区民が反対すれば政府は辺野古移設の方向に動くことはなかった。
 辺野古区民の賛成を得た政府は名護市長と県知事の説得に取り掛かった。そして、名護市長と県知事の賛成も取り付けた。
 辺野古区民、名護市長、県知事の三者が辺野古移設に賛成したから辺野古移設の実現に政府は動いたのだ。
 政府・辺野古区民・名護市長・県知事の四者の合意があって初めて辺野古移設を決まったのである。
 
 辺野古飛行場建設は名護市の事業でもなければ県の事業でもない。国の事業である。だから、四者の合意が必要であった。莫大な事業費がかかり大きな工事である辺野古飛行場建設はいったん計画が始まれば簡単に止めることはできない。
 過去の名護市長は辺野古移設を認めた。国の事業であるのだから、次の名護市長が反対したからといって簡単に止めることはできない。いったん四者の合意で始まった国の事業を新しい名護市長が止める権限はない。
 名護市長が賛成したら工事をやって、次の名護市長が反対したら工事を止め、次の市長が再び賛成したら工事を再開する。しかし、次の市長が反対したら再び工事を止める。そんなことをしたら国の事業はめちゃくちゃになる。日本の国がめちゃくちゃになる。
 島袋教授が主張しているのはそういうことである。そんなバカげた話はない。
地方の自治体が国の計画の実権を握る理屈になる島袋教授の主張は議会制民主主義の否定でしかない。

島袋教授のいう民主主義は、名護市に関係するものは全て名護市民に決定権があるということである。国、辺野古、前名護市長、県知事の四者で決めたことを新しい名護市長一人の心変わりで計画を頓挫させることが民主主義だというのである。そんなのは民主主義ではない。国家の仕事を破壊するテロ行為だ。

名護市は辺野古移設に反対した候補が当選したが、八重山市長選、沖縄市長選では辺野古移設に賛成した候補が当選している。
普天間飛行場の辺野古移設は名護市だけの問題ではない。県全体、国全体の問題である。名護市だけが反対したからといって中止するわけにはいかない。

 島袋氏のいう民主主義にはもうひとつ問題がある。
島袋教授は辺野古移設反対を掲げて稲嶺氏が当選したのだから、名護市民は辺野古移設に反対している。だから、名護市民の反対を聞き入れて辺野古移設を断念するのが民主主義であると言う。しかし、名護市民の多くは西海岸に住んでいるが、辺野古は西海岸から十キロメートルも離れている東海岸にある。地図から見れば本当の地元は辺野古であることが分かる。辺野古は移設に賛成している。民主主義は地元の主張を聞き入れるのが基本であるなら名護市民は辺野古民の要求を聞き入れて辺野古移設に賛成しなければならない。
名護市民が辺野古移設に反対するのは地元辺野古無視である。辺野古では辺野古移設に賛成した区長が当選したから、島袋教授のいう民主主義では辺野古移設賛成ということになるのではないか。ところがこの事実を島袋教授は無視している。明らかに故意に無視している。
その事実を認めれば島袋教授のいう地元主義の民主主義論では辺野古移設を認めてしまうからだ。島袋教授は辺野古移設反対のために理屈を組み立てている。事実や民主主義論にこだわっているのではない。

もし、辺野古区長が辺野古移設に反対する候補が当選し、名護市長選では辺野古移設賛成の候補が当選したら、島袋教授は地元の辺野古が反対しているから辺野古移設は止めるべきであると主張していただろう。

島袋氏は琉球大学の教授である。議会制民主主義国家について知り尽くしているはずである。国、県、名護市、辺野古の政治的な権限について知っているだろうし、四者が賛成した国の事業である辺野古移設を新しい名護市長が反対したからといって中止できないことは知っているだろう。それが議会制民主主義国家の基本であることは島袋教授は知っているはずだ。

稲嶺市長が市のあらゆる権限を使って辺野古移設を阻止しようとしたが、遅らすことはできても中止させることはできなかった。
辺野古移設反対候補が知事になっても辺野古の工事を遅らすことはできても中止させることはできない。
知事の抵抗が激しいと太田昌秀元知事の時のように国は裁判を起こすだろう。法律に従って進めてきた国が裁判で勝つことは目に見えている。

島袋教授は学者としての議会制民主主義の知識より、辺野古移設反対のイデオロギーを優先させている。
島袋教授fは学者ではなく三流の政治屋である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

タイムスが「普天間固定化」の必然性を説明?

タイムスが「普天間固定化」の必然性を説明?

 二〇一四年七月二十三日の沖縄タイムスの社説には驚いた。なんと、「普天間固定化」の必然性を理論的に説明したのだ。
沖縄タイムス社説
「オスプレイ佐賀配備」「負担軽減は見せかけだ」

 島しょ防衛のため自衛隊の活動拠点を新たに確保するとともに、全国至る所に日米が共同使用できる基地を増やし、軍事面の一体化をさらに―自衛隊、米軍による佐賀空港利用計画は、こうした大きな流れの一環である。
            「沖縄タイムス社説」

MV22オスプレイ十七機佐賀空港配備、米海兵隊の暫定使用、陸上自衛隊目達原駐屯地のヘリ約五〇機の移駐などの計画が政府にあることを指摘している。そして、

 武田副大臣は「沖縄の負担軽減のため」でもあることを強調した。沖縄の負担軽減と言えば断りにくいだろうし、県民も国民も理解してくれるはずだと思っているだろうが。逆である。
 そもそも普天間飛行場を五年内に完全に運用停止し、暫定使用のため佐賀空港に関連施設を整備し、佐賀空港で運用したあと、辺野古に新基地が完成した段階で再び沖縄に移すという手法は、財政面でも、軍事合理性から言っても、住民感情から言っても、無理筋の話だ。
 佐賀県民や沖縄県民・名護市民の住民感情をもてあそぶような失礼極まりない提案である。
           「沖縄タイムス社説」
 この提案の本当の目的をタイムス社説は指摘する。

 なぜこの時期に、こういう常識外れの案が飛び出したのか。今年一月の名護市長選で自民党の石破幹事長は、辺野古推進候補を後押しするため、選挙期間中に唐突にに五〇〇億円の振興基金構想を打ち出した。性懲りもなくあの手法を試みているとしか思えないのだ。
           「沖縄タイムス社説」
 タイムス社説は「オスプレイ佐賀配備」は十一月の県知事選を強く意識した手法であることを鋭く指摘する。そして、

 沖縄の負担軽減のためだと本気で考えているのであれば、普天間飛行場県内移設を断念し、その機能を佐賀空港に移したほうが分かりやすい。それを佐賀県が拒否するのであれば、沖縄県内にも移設するべきではない。
           「沖縄タイムス社説」
と、普天間飛行場を沖縄県内に移設するべきではないと結論づけている。流れるような理屈であり、政府の狙いを鋭く指摘しているが、タイムス社説が結論づけたのは実は「普天間飛行場の固定化」である。驚くべき結論ではないか。

 「普天間飛行場断念」し「佐賀空港への移設」を試みる。拒否すれば「佐賀空港移設断念」をして、「県内移設も断念」するとタイムス社説は結論づけている。
佐賀空港移設を断念すればなぜ、県内移設も断念しなければならないのか意味不明であるが、タイムス社説はそう主張している。
しかし、よく考えてみると、県外移設と県内移設を断念するということは普天間飛行場は移設することができなくて固定化することになってしまう。普天間飛行場が県外移設も県内移設もできなければ固定するか閉鎖・国外撤去の方法しかないが、タイムス社説は閉鎖・撤去について追及していない。佐賀空港移設=県外移設はできないことを主張しているだけである。そして、県内移設を断念するべきと主張しているだけである。
 
 しかし、政府の構想はどっちの負担軽減にもつながらない、いびつなもの。実態は沖縄、佐賀両県に日米が共同で使用することのできる新たな基地を建設するという負担増の話だ。
          「沖縄タイムス社説」
 政府の負担軽減は見せかけであることを強調したいがために、普天間飛行場の固定化を結論付けているのが沖縄タイムス社説である。いびつな理屈である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

>「のび太が武装しても自分を守れますか?」の答え




「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)発売中。
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

「のび太が武装しても自分を守れますか?」の答え
ネットの凄さ、すばらしさを感じた。朝日新聞の下らない記事に徹底した反論、
それも丁寧に詳しく反論している。
記事 dragoner
2014年07月20日 19:01
「のび太が武装しても自分を守れるかな?」→「自分も守れるし、他人も守れます」

集団的自衛権の行使容認の閣議決定がなされてから3週間が過ぎようとしていますが、未だに議論は尾を引いて続いております。

そんな中、集団的自衛権について、高校生に教える授業が北海道で開かれたと朝日新聞が伝えております。

川原さんと伊藤さんは、「ドラえもん」を例に話を進めた。米国は「ジャイアン」、日本は「のび太」。安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認で「日本が戦争に巻き込まれる恐れは一層なくなっていく」と胸を張ったが、「のび太が武装して僕は強いといっても、本当に自分を守れるかな」と川原さん。生徒はみな顔を上げ、考えこんだ。

出典:朝日新聞デジタル:「のび太が武装しても自分を守れるかな」
はい、ドラえもんに詳しい方ならもう苦笑していると思いますが、この川原教師と伊藤弁護士、そして「のび太が武装しても自分を守れるかな」という記事を書いた朝日新聞の河崎記者(あるいはデスク)は、ドラえもんを読んだ事も観た事も無いのが丸わかりですね。のび太の数少ない特技があやとりと射撃なのは、ドラえもんの基本設定なんですが……。

ドラえもん全作を通じたのび太の射撃の腕前については、ブログ「遠足新報」の「のび太の特技分析・射撃編―「スナイパーのび太」の射撃シーン全リスト」でまとめられています。それによると、のび太は射撃が得意という設定初出は、12巻所収の「けん銃王コンテスト」だそうです。

そして、24巻「ガンファイターのび太」 で、のび太は無類の強さを発揮します。この話では射撃ゲームで世界最高記録を出したのび太が、西部開拓時代にいたら有名なガンマンになれるかなと得意になった所、ドラえもんにバカにされたのに怒って、タイムマシンで1880年の西部開拓時代のアメリカに行ってしまいます。ここで街で暴れていたギャング2人を実弾で倒した

のび太(倒した後泡吹いて倒れますが)は街の保安官に任命され、街を襲うギャング団と対決す
ることに。




最終的にのび太は、撃たれた相手を眠らせるドリームガンで街を襲ったギャング団30人を全滅させます。このようにのび太は臆病ですが、武装させると滅法強いという設定なのです。今月から全米でドラえもんが放映されているそうですが、イジメられっ子だけど射撃が上手いというのび太の設定は、銃社会アメリカではコロンバイン高校銃乱射事件を彷彿とさせるので、封印されそうな気がします。

このように、川原教師と伊藤弁護士の「のび太が武装しても自分を守れるかな」という問いかけに対しては、「出来ます。自分どころか外国の街を守れます。まさに集団的自衛権ですね」と答えるのがベストアンサーなのがお分かり頂けたと思います。てか、この川原教師と伊藤弁護士は、ドラえもんを知らないどころか、人間としてののび太を馬鹿にし過ぎで、他人を劣っていると見る浅薄な思想の持ち主である事が窺えます。
集団的自衛権行使から核抑止までするドラえもん
このような「ジャイアン=アメリカ」、「のび太=日本」とするドラえもんの例え話は、左派系の人が安全保障問題を語る時に、好んでしております。例えば、民主党(2010年まで社民党)の辻元清美議員も、過去にこんな事言ってます。
中曽根康弘元首相の世代は敗戦コンプレックスだったと思う。首相は米国のような大国を夢見る国家主義的。 日本はジャイアン(米国)にいじめられるのび太か、と言えば(ジャイアンにすり寄る)スネ夫なんです。 私は日本はのび太でいいと思う。 ドラえもんという憲法9条があるんだから。

出典:日経新聞 2002年5月23日
ドラえもんが憲法9条、ですか。では、ここで他にも映画にもなった大長編ドラえもんの話を見て行きましょう。
「のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ) 」ストーリー

軍部のクーデターにより地球に逃れてきたピリカ星の大統領とのび太・ドラえもん達が出会い、共闘し、最終的に軍部を倒して政権を奪還する。

→軍事的脅威に脅かされた他国の元首を助ける、集団的自衛権の行使
「のび太と鉄人兵団 」ストーリー

ロボット惑星メカトピアの鉄人兵団による地球侵攻と地球人奴隷化計画を察知したドラえもん・のび太が、現実世界に似せた鏡面世界に鉄人兵団を誘い出して迎え撃つ。

→本土決戦を回避し、周辺地域での戦闘に限定することで被害を極限する明治日本の防衛戦略
「のび太とアニマル惑星 」ストーリー

犬猫等の動物型知的生命が暮らすアニマル星に、人間型宇宙人が侵攻。平和だったアニマル星に軍事力は無く(警察は麻酔弾しかない)、ドラえもんのひみつ道具で武装して対抗する。

→軍事顧問団の派遣と武器供与による抵抗
わあ凄い。ハリウッド映画かと思うようなストーリーの数々。そう、大長編ドラえもんはキレイ事だけで済まさない、かなりシビアな話が展開するのです。

中でも極めつけは「のび太と雲の王国 」。雲を固定化するひみつ道具で、のび太一行は雲上に雲の王国を作ります。ところが偶然、雲上で文明を築いてた天上人の世界を発見し、のび太一行は天上人と交流を持つが、天上人は地球環境を破壊する地上文明を大雨で一掃する「ノア計画」の実行に移ろうとしていた……。

「雲の王国」が凄いのはここから。天上人の計画に気づいたドラえもんは、計画を阻止すべく切り札を用意する。


交渉の為、雲もどしガスによる脅しをかける(「ドラえもん のび太と雲の王国」より)


地上文明破壊を決意した天上人に、ドラえもんはそっちがやるんならこっちも滅ぼすぞと脅しをかけます。核抑止に匹敵する力を見せつける事で、相手を交渉の席に着かせようしているのです。

さらに凄いのは、天上人に捕まっていた地上の密猟者達が、雲の王国を乗っ取ってしまう展開。密猟者達は天上人への報復に雲もどしガスを使い、天上人の領土の1つ(北海道並の大きさ)を破壊する。更なる惨劇を防ぐため、ドラえもんは雲もどしガスのタンクに自ら激突させ、破壊されたタンクから漏れ出したガスにより雲の王国は消滅する。ドラえもんの自己犠牲により、天上世界は救われる。

大量破壊兵器による力の均衡に、その均衡が内部的要因で崩壊して破滅に至ろうとするも、最後は自己犠牲で救われる話を子供向けでやるんですから、藤子・F・不二雄先生は本当に凄い人です……。このように、集団的自衛権の行使から、自己犠牲による世界救済までを描いているドラえもんの作品世界は、少なくとも憲法9条を絶対視する左派系の人の対極にあると思われるのですが、いかがでしょうか。

そもそも、野比家は祝日に国旗掲げるような保守的な家だったりするのですが、左派系の人がなんで度々例えに出すのか、イマイチわかりません。安全保障でドラえもんを持ち出す人達に、原作に対する愛は微塵も感じられず、政治利用のためだけに作品を利用する最低の行為ばかりで、どれだけ醜い事を自分たちがしているのか自覚が無いんでしょうか。あ、自覚や愛もあったらそもそもしな
いか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドラエもんの映画は一度も見たことがないが、このような内容であったことに驚いた。

高教組の下らないイデオロギー教育に徹底して反論していかなければならない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

辺野古移設に向け…海底ボーリング調査機材を搬入




「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)発売中。
狼魔人日記でネット全国販売しています。
申し込みはメールでできます。
ブログ 狼魔人日記
メール ezaki0222@ybb.ne.jp

みなさんの意見・感想は
ヒジャイ掲示板へ

ヒジャイ掲示板


クリックお願いします
にほんブログ村 政治ブログへ
にほんブログ村

辺野古移設に向け…海底ボーリング調査機材を搬入



 沖縄県名護市辺野古の基地建設に向けた海底ボーリング調査を前に、20日未明、調査に使用されるとみられる機材がアメリカ軍のキャンプシュワブに搬入されました。

 午前1時すぎ、那覇新港から機材を載せたトレーラー約30台が名護市辺野古に向けて出発しました。そして約1時間後、キャンプシュワブに入りました。これらの機材には、今月末にも始まるとみられる、海底のボーリング調査で立ち入り禁止水域を明確にするために設置するブイやフロートなども含まれているとみられます。今月1日に始まった陸上での工事に続くボーリング調査に向けた深夜の搬入の背景には、11月に行われる辺野古を争点とした沖縄県知事選を前に、工事を一歩でも先に進めたいという政府の思惑もありそうです。.
  テレビ朝日系(ANN) 7月20日(日)

 いよいよ、辺野古移設の始まりだ。
辺野古移設問題は本当は終わっている。
たとえ県知事に辺野古移設反対の候補が当選しても、工事が長引くだけで、中止というのはない。辺野古飛行場が完成するのは間違いない。
仲井真知事が当選するのは確実だろう。自民党県連から不良分子が排除されたので県連の結束力は強くなっている。それに経済界も積極的に動いている。
一方、対立候補とみられる翁長市長は沈黙している。なぜなら、やっかいな問題を抱えているからだ。保守を自認する翁長市長が公約で建白書に書いてある普天間飛行場の「閉鎖・撤去」を掲げることはできない。反対に共産党は翁長市長が「県外移設」を公約した場合は支持することはできない。保守である翁長市長と共産党は水と油なのだ。

妥協案として「辺野古移設反対」を公約にしようとしているが、しかし、肝心な問題は普天間飛行場の移設であって、辺野古移設反対では普天間飛行場問題は解決できない。
翁長市長は知事選に立候補しないだろうという噂さえ出ている。もし、知事選に敗れたら、自民党にも戻れない、革新にもなれない翁長市長の政治生命が絶たれる可能性があるからだ。

 辺野古移設問題は本当は終わっている。
 辺野古移設工事が始まれば、問題は嘉手納飛行場以南の返還される広大な米軍基地跡地をどうするかが焦点になってくる。宜野湾市の軍用地は普天間飛行場だけではない。普天間飛行場と同じ広さの米軍基地があり、宜野湾市は普天間飛行場の二倍以上の土地が空き地になる。
 全ての跡地を有効に利用するのは難問てある。
 嘉手納飛行場以南の基地経済効果は一〇〇〇億円と言われている。それに代わる経済を生み出すのは困難だ。 
基地経済は輸出産業と同じで外貨を稼ぐ経済だ。つまり、一〇〇〇億円の外貨を稼いでいる嘉手納飛行場以南の基地経済がゼロになる。その代わりに一〇〇〇億円の外貨を稼ぐ産業を生み出さなければならない。
 これからはそれが問題になる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

沖縄で本当に起こった言論封殺」をテーマにチャンネル桜で対談

今日、チャンネル桜沖縄支局で、江崎師と対談をする。
七時よりニコ生で放送します。



「沖縄で本当に起こった言論封殺」がテーマである。

私は自費出版を拒否された。江崎氏は那覇図書館のインターネットで閲覧できないようにされた。
そして、星雅彦氏は自分が編集長を務めているうらそえ文藝で編集委員のの圧力によって、
去年「鼎談」がカットされた。

三つの言論封殺には通底するものがある。それは自治労・沖教祖・沖縄二紙の存在だ。

沖縄の言論社会は自治労・沖教祖・沖縄二紙が支配しているといっても過言ではない。

その事実を明らかにしていくつもりだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ