CWTで明らかになった沖縄側の無責任さ




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12月6日FM21「沖縄の真実」で中村俊子さんと対談することになった。
対談は私が希望した。
90歳という高齢だから電話対談をお願いしたら、スタジオまで来てくれるという。
ありがたいことである。俊子さんに感謝。
前半は、琉球処分=廃藩置県と関連した戦前の話をする予定。
後半は、沖縄教職員が左傾化した1969年以後の話をする予定。
簡単な打ち合わせだけの生放送だからどうなることやら。

篠原章さんのブログ批評・COMで「かみつく」を紹介してくれた。ありがたいことです。




CWTで明らかになった沖縄側の無責任さ


28日、外務省沖縄事務所は「米軍人・軍属等による事件・事故防止のための協力ワーキング・チー
ム」(CWT)の特別会議を同事務所で開いた。

CWTは事件・事故を防止するための会議であって、事件・事故が起こった時の対処のための会議
ではない。そのことをしっかりと念頭に置きながら新聞記事を読んでいくと、沖縄側の自治体や警
察が事件・事故の防止になんの意欲もないことを痛感せざるをえない。

米兵による事件・事故の被害者は沖縄県民である。そうであるならば県民の被害を防ぐために県の
自治体や警察はdy:yべきであるに取り組むべきである。特に、夜間外出禁止令は米軍が沖縄県民の
被害を少なくするために施行したものである。
県の自治体が夜間外出禁止令を徹底するために米軍と協力し合うのは当然である。

繰り返し書くが、被害者は県民である。米兵ではない。県民の安全を守る義務が自治体や警察にあ
る。だから、米兵の夜間外出を取り締まる義務が沖縄の自治体・警察にはある。

CWTには外務省、沖縄防衛局、在沖米4軍、県、沖縄市、那覇市、読谷村などの事務担当者が出
席した。
CWTは沖縄県民の安全を守るために色々意見を出し合う場である。そんな重要な会議であるのに、
沖縄側は意見を出す能力も決断する能力もない事務担当者だけを出席させている。あきれてしまう
事実である。
沖縄側は夜間外出禁止令を徹底するためのアイティアを出す気がないし、米軍に協力する気もない
のだ。

米軍は、深夜外出禁止令を出した後に実行したことやミスについて報告している。
「読谷村のトリイ通信施設で、海に面したフェンスがない場所で兵士が出入りする状況があり、確
認体制を強化したところ違反者を数人見つけたとの報告があった」
と米軍は報告しているが、私はその場所を知っている。渡具知ビーチの北側に大きい浜辺があり、
その北側に海に突き出た岩がある。その岩を超えるとトリイ通信施設の敷地になっているが金網はなく浜には県民も自由に出入りできる。浜は楚辺に続いており、歩いて楚辺まで行くこともできる。
住宅も街灯もないから夜は暗闇である。米軍はそこまで見張っていたのかと、私は感心している。
恐らく、古堅で米兵の住宅侵入事件があったので、渡具知の浜も見張るようにしたのだろう。
私は迅速な米軍の行動を称賛したい。

読谷村跡地利用推進課の佐久川正博係長は、
「実効性のある提案が出たとは思えない。パトロール強化というが、読谷の事件は家中で起きたし、
村内パトロールしていると聞いたことがない」
と述べ、実効性に疑問を呈したという。本気でそんなことを考えているのか。あきれてしまう。

佐久川係長は読谷の夜を10台くらいのMPカーが村内をくまなく走り回るのを要求している。読
谷の自治体、嘉手納警察はなにもしないで米軍だけが夜回りをやれというのである。
古堅の居酒屋で泥酔した米兵が三階のアパートに侵入して中学生を叩いた事件に抗議して村民大会
を開き、村民の命の危険性を訴えたというのに、米軍は信用できないと断言したというのに、読谷
村の村長、議員、自治体幹部は自分たちは村民の安全対策はなにもしないですべて米軍に任せると
いうのだ。開いた口がふさがらない。

那覇市平和交流・男女参画課の宇治原靖課長は、
「外出禁止や夜間パトロールなどの実効性を担保するため、現行策の効果確認、事実公表と検証に
は注目していきたい。具体的には違反者がいれば所属事務所と階級、違反の内容、その後の処分に
ついての公表を求める」
と要望したという。読谷村も那覇市も米兵による事件が起きたというのに、夜間外出禁止令に応じ
る組織を立ち上げていない。読谷村は読谷村跡地利用推進課の係長を、那覇市は那覇市平和交流・
男女参画課の課長を、CWTとは全然関係のない部署の役人を参加させている。読谷村、那覇市が
米兵の夜間外出禁止を守らすのに興味がないということである。突き詰めていえば市民を米兵から
守る努力をする気がないということである。
口で米軍批判をするだけが自分たちの仕事だと考えているのだろうか。

米軍の、米軍と県警の共同パトロールの提案に対して県警は「逮捕の優先権の話を片付けるのが先、地位協定を棚上げしたままの”共同”はありえない」と言って断り、
那覇市の宇治原靖課長は「観光客もたくさん来る。那覇市がマイナスにならないように配慮を」とそれほど歓迎はしていない。

飲食店などと連携し外出禁止令の違反者を通報する米軍の提示策には、読谷村の佐久川係長は「外
国人を見て、軍人か観光客かわからない」と効果に首をかしげたという。夜の11時以後のことで
ある。観光客が夜の飲食店に来るのはほとんどない。それに米軍と観光客の区別は簡単にできる。
話し方や素振りを見れは私でも米兵かそれとも観光客であるかは区別することができる。
米軍の提案にはすべて反発するだけである。

CWTの特別会議で明らかになったのは、米軍側が米兵の事件・事故をなくすために夜間外出禁止令などを出し夜回りなどをやって、実効性を高めるのに必死になっているのに、沖縄側は高見の見物を決め込み、米軍の落ち度を見つけて非難するのに終始しているということである。

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普天間第二小移転を阻止している中心団体は沖教祖・自治労




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11月15日の「沖縄の真実」です。
米兵の婦女暴行、中学生殴打事件について話しました。
終了前の尺八演奏はオリジナルです。
題名は「闇の中の叫び」。
尺八によるフリージャズ演奏です。



普天間第二小移転を阻止している中心団体は沖教祖・自治労


普天間第二小学校を調査した。すると新たに問題があることが分かった。普天間小学校は密閉状態であり、災害が起こった時逃げ場がないことがわかった。
普天間第二小学校を写真で紹介する。



普天間第二小学校は普天間でいご通りからなだらかな坂を2、3百メートル登ったところに校門がある。





芸術的なアーチが校門である。





車が駐車している右側に普天間第2小学校がある。写真の左側が普天間飛行場であるが、普天間飛行場の金網と住宅の間には道路や畑があるが、





普天間第二小学校は金網と隣り合わせになっている。





運動場はご覧のように東側と南側が金網に囲まれている。小学校を拡張するたびに普天間飛行場の敷地に食い込んでいった。
普天間飛行場から遠ざかるのではなく、普天間飛行場に接近していったのである。





普天間第二小学校の南側から撮った写真。
手前は黙認耕作地だと思う。向こうのほうに青い建物が見えるが、あそこが普天間第二小学校だ、右側に運動場がある。
普天間第二小学校と畑の境には金網を張り巡らしたコンクリートの高い壁がある。
普天間第二小学校は南側と東側は金網に囲まれ、西側は住宅の建物に囲まれている。驚いたことに、出入りできるか所は東側の校門だけである。
普天間第二小学校と住宅の間には高い壁があり、小学生がよじ登るは困難だろう。

もし、小学校で災害が起きた時、逃げ場は東側の校門だけである。小学校そのものが災害対策が立てられない構造になっている。
ヘリコプターが墜落した時の訓練をやっていると新聞に載ったことがあるが、東側の校門しか逃げ場がないとは書いてなかった。小学校関係者とマスコミは普天間第二小学校の決定的な欠陥を隠している。





赤い印が普天間第二小である。上の白いのが米軍用地にある外人住宅である。
見回す限りの外人住宅には誰も住んでいない。
ゴーストタウンである。





米軍が使用していないので返還されるだろう。





普天間第二小学校がこの場所に移転するのに政府も米軍も賛成している。移転費用の30億円は政府が出すと民主党政府が言ったこともある。
しかし、宜野湾市民という名の自治労・沖教祖関係の団体・市民が猛反対している。
日米政府は「沖縄の声」を腫れ物のように扱い、移転費用の30億円を出すという言動をすぐに引っ込めた。
普天間第二小学校の移転を拒んでいるのは日米政府や米軍ではなく宜野湾市のほうなのだ。
いや、宜野湾市というより、沖教祖・自治労と革新政党であるというほうが正確である。いわゆる公務員階級である沖教祖・自治労が繁体しているのだ。沖縄では公務員階級の政治圧力がものすごく強い。県知事、市町村長が彼らの政治圧力に屈しているのが沖縄の政治状況なのだ。

普天間第2小学校が移転しなければならない理由。
1、 世界一危険な小学校である。
2、 普天間飛行場からの騒音がひどく授業ができない。
3、 逃げ場は東側の校門だけであり、災害が起こった時、被害が大きくなる。
4、 金網に囲まれているのは教育環境として最悪である。

移転は簡単にできる。
1、 近くに大きな空地がある。
2、 政府が移転費用を出す

以上のことから普天間第二小学校を移転しないほうがおかしいのだ。移転できない原因は宜野湾市の市長や議員が沖教祖・自治労の圧力に屈しているからである。それ以外の原因はない。

佐喜真宜野湾市長は普天間第二小学校の移転を決心してほしい。
もしかすると佐喜真宜野湾市長は子供の人権や教育に全然興味がないのかな。
普天間第二小学校をつくったのは自民党だったからな。
沖縄の自民党は理念がないし節操がない。子供の人権を守る思想も恐らくないだろう。

宜野湾市民が立ち上がるしかない。
宜野湾市民よ。
愛しい子供たちのために立ち上がってくれ。

野嵩ゲートを見に行った。





女性二人が選挙戦のように笑顔で車に手を振っていた。
近づくと老人が厚化粧していることが分かる
教員を定年退職した女性なのだろうか。
それとも、地方公務員を退職した女性かな。

県警、MPとのパロールを断る


夜間外出禁止時間帯の米兵来店、通報体制を検討

 沖縄県を中心に相次ぐ米兵による事件を受け、外務省沖縄事務所は28日、日米両政府や米軍、地元自治体の担当者が事件の再発防止策について意見交換する「協力ワーキングチーム(CWT)」特別会議を那覇市内で開いた。
 米軍側からは、夜間外出禁止令(午後11時~午前5時)の時間帯に飲食店を米兵が訪れた場合、直接米軍に通報できる体制(ホットライン)の設置を検討していることが報告された。

 会議は非公開。在沖縄米軍や県、関係自治体、防衛省沖縄防衛局などの実務担当者ら38人が参加した。

 防衛局側は日米の共同夜間パトロールを提案。しかし県警は、基地外で米軍関係者が事件を起こし、現場に日米双方の捜査員が同時に到着した場合、日米地位協定に基づく日米合意で米側が逮捕すると定められていることに触れ、「米軍憲兵(MP)との共同パトロールはこれまで認めていない」と難色を示したという。

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夜間パトロールの目的は犯罪者を見つけて逮捕するのが目的ではない。11時以後も那覇市でたむろしている米兵を見つけて部隊にに帰すの目的である。犯罪を未然に防ぎ那覇市民の安全を守るのが夜間パトロールの目的だ。
それをなにを勘違いしているのか、県警は犯罪者を逮捕する権限は米側にあるからMPとの共同パトロールを断っている。

夜間パトロールは犯罪者の捜査だと勘違いしている。警察は犯罪者を逮捕するだけが仕事ではない。犯罪防止も警察の仕事だ。
MPだけが夜間パトロールをすることになれば那覇市民の安全をMPが守るということになる。
それでいいのか。

むしろ、那覇市の安全を守るための夜間パトロールは県警がやるからMPの夜回りはしなくていいというのが本来の県権威のあり方ではないか。
もし、米兵が暴れているのをMPが捕まえることが何度もあると県警よりMPのほうが那覇市の夜の安全を守っていると那覇市民がMPを信頼するようになるかもしれない。「夜はMPにパトロールしたほうがいい。県警は頼りにならない」などと市民が思うようになれば、那覇市の自治が米軍に侵略されることになる。

自治精神が欠落している沖縄の政治家・公務員・警察というところだな。

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エジプト民主化運動一人死亡




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エジプト民主化運動一人死亡






モルシ大統領は先週、裁判所が大統領の決定を覆すことができないなどとする権限強化を発表。これに司法関係者や若者グループが反発して20万人の抗議行動が始まり、警察との衝突で1人が死亡した。

軍事政権から国民が選んだ大統領に権限が以降する時に、エジプト国民の民主化運動が強く働いたが、今度は大統領が独裁者になろうとしている。
大統領の独裁を阻止するために再びエジプト国民は立ち上がった。エジプトが民主主義国家になるために国民の闘いはまだまだ続くだろう。

ロシアの革命家トロッキーは「永続革命論」でロシア革命は始まりであり、ロシアのの変革はずっと続けなければならないと述べている。

エジプトはエジプトの民主化、日本・沖縄は日本・沖縄の民主化をずっと続けていかなければならないと思う。

沖縄の政治家はうそつきである。されを暴いて正直者にするのも民主化運動だ。

米兵の夜間外出禁止令が出たら、夜間外出禁止令を米兵に守らすために市長・議員・警察が連携して夜の見回りをするのが自治の精神であり民主主義の基本である。ところが那覇市の市長・議員は日米政府や米軍に米兵の事件について文句をいうだけでなにもしない。民主主義思想が欠落しているからだ。

那覇市の政治家がなまけるから米軍がわざわざ那覇市の夜を見回るのである。誰が那覇市民の安全を守っているのだ。

那覇市民の税金をもらっている翁長市長や議員や警察ではなくアメリカ国民の税金をもらっている米軍が那覇市民の安全を守っている。
馬鹿げたことである。

口で文句をいうのが民主主義政治家ではない。
行動をするのが民主主義政治家だ。
那覇市の政治家と米軍ではどちらが民主主義思想があるかと言えば米軍である。

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待っていました!! 維新が県内全区に立候補




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待っていました!!維新が県内全区に立候補






やっと普天間飛行場の辺野古移設をストレートに主張する政党が沖縄に登場した。
九州沖縄選挙区担当の金城克典大阪府議は、
「最優先は普天間飛行場の閉鎖だ。辺野古移設をいったん進め、その後すみやかに県外、国外を目指す」
と発言している。
私は現実的に県外、国外移設は不可能だから辺野古移設しかないと主張してきたが、政治的には「その後すみやかに県外、国外を目指す」と言った方が説得力があるだろう。

沖縄の既成政党の立候補者は誰一人として「辺野古移設」を主張しない。「辺野古移設」を主張すると落選すると思っているからだ。
当選するのを自己目的化して、大衆にこびを売る政治家しか沖縄にはいない。
大衆にこびを売り続けているうちに、本当の大衆ではなく、沖教祖・自治労とタイムス・新報のコンビで作り上げた「みかけ大衆」にほんろうされるようになったのが沖縄の政治家たちだ。

オスプレイ配備反対、米兵の事件事故への抗議集会を県内のほとんどの市町村でやったが、この抗議集会は自治労が仕掛けた集会である。
普天間飛行場ゲート前の集会は沖教祖とOBたちが仕掛けたものだ。
その抗議集会を新聞2社が大げさに報道してでっちあげられたのが「みかけ大衆」である。

沖縄の政治家たちは政治理念がなく「市民の意見に合わせた政治」をやると大衆にこびを売るような政治をやっているから、いつの間にか新聞2社がつくりあげた「みかけ大衆」にこびを売るようになったのだ。

特に沖縄の自民党はひどい。オスプレイ配備反対の県民大会を主導した翁長那覇市長は選挙には勝ったが、政治では敗北している。沖縄自民党は沖教祖・自治労にしっぽを振る犬に成り下がった。

橋本大阪市長は府知事時代に日教組と真っ向勝負をやり、大阪の日教組の牙城を崩していった。

>

府知事時代から現在の大阪市長までに完膚なきまでに日教組と自治労を叩き潰している。そんなことができるのは沖縄の政治家には一人もいない。
橋下氏が率いる維新にしか沖縄政治を支配している沖教祖・自治労を崩すことはできない。

今度の選挙では「よそ者」である維新が当選するのは難しいかも知れないが、これをきっかけに沖縄に維新の会を広めてほしい。

そして。沖縄の政治をまともなものにしてほしい。

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米兵相手の夜のホステスは虫けらか


二人の米兵が婦女暴行をしただけで、米兵は基地から出すなという。
夜間外出禁止令のせいに米兵相手のスナックなどの飲食店は売り上げががた落ちである。
同じ沖縄人でありながら、生活に困窮する沖縄の人たちが出ても平気な人間たちが
米軍基地撤去を主張する連中である。
その中心的な役割を担っているのが沖教祖・自治労であり、そのOBたちである。
彼らの給料は税金から出ているから安定している。米軍基地が撤去されても
彼らの収入には全然響かない。彼らの生活は悠々自適である。
そんな彼らは他人の生活なんてどうでもいいと考えているのだ。
米兵の夜間外出が禁じられると収入ががた落ちし生活に困窮する沖縄人が出ても平気なのだ。
自分たちの生活がよければそれでいいのだ。
沖教祖や自治労の利己主義は今に始まったことではない。

復帰前の教師や公務員の給料が低かったことをみなさんは知っているだろうか。
軍雇用員より安かった話は語り草になっている。アメリカ流の政治は公務員を日本ほど優遇はしない。
公務員の給料はその地域の経済力に比例する。復帰前の貧しい沖縄では教師や公務員の給料は安かった。
戦前の日本は中央集権国家だったから、教師や公務員の給料は高かった。権威も高かった・
「三歩下がって師の影を踏まず」と先生は恐れ多い存在だった。ところが戦後の沖縄では給料は安いし、戦前のような権威も失墜した。
ところが本土ではまだ教師の権威は高く、なによりも給料が高かった。沖縄の2倍はあったということだ。祖国復帰運動は沖教祖・公務員が中心になって進めた。復帰して一番得するのが沖挙措・公務員だったからだ。日本は祖国である。母なる祖国へ帰る。異民族支配から脱却する等々は表の理由であり、本当の理由は教員・公務員の収入アップが目的だった。
もし、教員・公務員の給料が祖国復帰すると半分になるのだったら復帰運動をやらなかったはずである。反復帰運動をやっていたはずである。
給料アップが目的の祖国復帰運動であったことが本当であった証拠に、復帰が確実になった途端に、日本は祖国であると日の丸・君が代運動をやって沖縄中を日の丸で埋め、君が代を生徒に徹底して教え、入学式、卒業式。運動会などの行事には「君が代」を必ず歌わせていたのに、復帰した途端に「日の丸」「君が代」反対に転じた。「日の丸」「君が代」を崇めていたのではなく、祖国復帰に利用していたことは明白だ。

教師・公務員は。復帰前は自分たちの給料を上げるために「日の丸」「君が代」を利用し、復帰後は政治思想に利用したのである。
復帰前は「日の丸」「君が代」を崇め、復帰後は180度転換して「日の丸」「君が代」を侮蔑したのである。

沖教祖・自治労はエゴイスト団体であるのだ。.基地で働いている人たち、米兵相手に商売をしている人たちの生活がどうなろうとかまわない、虫けら同然にみている連中なのだ。

沖縄で一番恵まれた境遇にあるのは教員・公務員である。彼らは退職後も悠々自適な生活を送れる。そんな彼らがこだわっているのは他の沖縄の人々の生活が豊かになることでない。米軍基地撤去だ。沖教祖は学力が全国最下位であることに平気であり、学力向上のための対策は全然やらないで、オスプレイ配備反対、米兵の事件・事故糾弾に血道をあげているのだ。

親社会主義・反米主義である彼らは生徒の学力、他の沖縄の人々の生活なんかどうでもいいのだ。自分たちの生活は保障されているから沖縄の経済がどうなろうとかまわない。チベットの焼身自殺、フィリピン、ベトナムへの中国侵略なんかどうでもいい、とにもかくにも米軍基地撤去第一なのだ。

オスプレイが欠陥機だから反対していると思ったら間違いだ。本当は米軍基地反対だからオスプレイ配備反対なのだ。つきつめればアジアへの米軍駐留に反対なのだ。

米軍基地反対派は米軍相手に商売をしているホステスを虫けら同然に見ている。彼女たちが野垂れ死にしようと一向に構わないと思っている。

沖縄が日本に差別されていると主張している連中は教員であり、公務員であり、大学の教授であり、新聞社の人間である。みんな中流生活をしている連中であり、米兵相手の商売をしている人たちを蔑み差別している連中なのだ。
沖縄は差別の島なのだ。

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「狼魔人日記」江崎氏がチャンネル桜に出演!!

1/3【討論!】侵略される沖縄と日本の未来[桜H24/11/24]




左側3番目か江崎さんです。..

狼魔人日記より


昨日は更新が遅れ、多くの知人友人に病気でもしたのか、
或いは、終にくたばったのか、などの電話をいただいた。
 ご心配をおかけしたことを改めてお詫びしました。

チャンネル桜収録のため急遽上京が決まって沖縄を留守にした。
 筆者はまだ見ていないが、
既に同番組を見た方がコメントを下さったので引用します。

初めてメールします。
チャンネル桜拝見しました。
とても勉強になりました。
これからもまともな沖縄になるようブログ言論活動をがんばってください。
このままだと沖縄の信用ガタ落ちで、
「品」「挑戦」と同じ扱いとなってしまいかねません。

       ☆

チャンネル桜の出演は、ピンチヒッターとして突然決まり急遽上京したため、
事前に何の準備も出来ず飛び入り状態で出演したため、
思ったことの半分も話せなかったのは心残りであった。

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戦争をしないために民主主義国家の軍隊はある




「かみつく」「沖縄に内なる民主主義はあるか」を
狼魔人日記でネット販売しています。
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メール ezaki0222@ybb.ne.jp
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「かみつく」20日より販売
販売書店Booksきょうはん


とよみ店・豊見城市字根差部710番地・TEL・FAX(098)850-8001
一日橋店・南風原町字兼城530番地 ・TEL・FAX(098)889-7695
安謝点・那覇市安謝664-32番地・TEL・(098)-9402・FAX(098)988-8387
美浜店 ・北谷町美浜8-3(イオン北谷店内二階)・TEL・FAX(098)982-7695
やいま店・石垣市真栄里292-1番地 ・TEL(0980)84-3003・(0980)84-3456
宮古店・宮古島市平良字西里1290番地 ・TEL・FAX(0980)74-3828
宮古南店 ・宮古島市平良字松原631番地・TEL・FAX(0980)79-0013


県内書店

残念ながら「かみつく」を置いてくれる書店は少ないです。
しかし、全店で注文はできます。










>
11月15日の「沖縄の真実」です。
米兵の婦女暴行、中学生殴打事件について話しました。
終了前の尺八演奏はオリジナルです。
題名は「闇の中の叫び」。
尺八によるフリージャズ演奏です。


・・・みんなの渡辺氏では与党になれない・・・


橋本氏の維新八作への固執と石原氏の強引な野合的合併は矛盾しているが、政治の世界ではこの二つの融合が必要だ。そうでなければ政権を握ることはできない。
橋下氏と石原氏はそのことを理解している政治家である。しかし、みんなの党の渡辺氏は理解していない。

維新と同じマニフェストであると強調し続けたのはみんなの党のほうだった。
しかし、橋下氏が維新との合併を持ちかけたら、細かい条件が合わなくて断念した過去がある。
合併できなかった最大の原因は渡辺氏が自分のマニフェストにがちがちにこだわり、自分がトップにいなければ不満である渡辺氏のお山の大将の性分があるからだ。

マニフェストをがちがちに固定しまうと他の党と連携や合流が困難になる。ずっと少数政党のままになる。渡辺氏が率いるみんなの党は少数政党から脱皮することはできないだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 日本維新の会の衆院選政権公約の原案が24日、明らかになった。

 消費税の地方税化を念頭に「地方共有税」の創設を新たに掲げ、エネルギー政策では「脱原発依存」とした一方で原子力発電所の活用にも触れている。ただ、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に関しては「自由貿易圏の拡大」とするにとどめた。

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TPP参加を明確に打ち出していないのは残念であるが、党の方向性をしっかり保ちながら表現を柔軟に変化させることが党を拡大していくには必要なことである。
日本維新の会には堺屋太一氏を始め多くのブレーンがアドバイスをしている。橋下氏が勝手に決めているわけではない。ブレーンの存在も日本維新の会の強みである。

・・・那覇市の「安全な街」アピールには苦笑する・・・


那覇市の国際通りに防犯カメラ8台が設置されることになった。県内随一の歓楽街である松山地域にも防犯カメラ15台が12月中にも設置されるという。

「相次ぐ米兵事件の抑止にもつながれば」と期待する声が上がっているというが、カメラだけに頼るというのはおかしい。

読谷村古堅で泥酔した米兵が住宅侵入し中学生を殴った事件が起こった時点で、県内のすべての自治体は11時以後に米兵がうろうろするのを止めさせるために警察と連携した行動を取るべきであった。
連携の中心となるのが市町村長である。
とくに那覇市には米軍の目を逃れて遅くまで遊ぶ目的の米兵が流れている。そのような米兵を那覇市から追い出す作戦を翁長那覇市長が率先してやるべきであった。そうすれば早朝の米兵住宅侵入事件は起こらなかった。
ところが、翁長市長と那覇市議会は米兵住宅侵入事件が起こっ後も、日米政府や米軍に抗議するだけで、那覇市の安全対策はなにひとつやらなかった。
そのために那覇市の自治権を奪う米軍による夜回りが始まった。米軍による夜回りは、翁長市長、那覇市議会、那覇警察が無能力であると米軍が判断したからであり、那覇市の自治能力を嘲笑った行為である。

そんなことを察知することもなく日米政府。米軍に文句を言うだけで自己満足している翁長市長、那覇市議会はお粗末な政治家たちである。

戦争をしないために民主主義国家の軍隊はある


中国が5月から発行している新しい旅券(パスポート)に、中国が領有を主張する南シナ海のほぼ全域を中国の領土として記載している。台湾の景勝地2か所も、係争した後にインドの領地の領地なっている場所中国領として掲載しているという。

中国の領地争いは尖閣諸島だけではない。台湾、ベトナム、フィリピン、インドと中国周囲のほとんどの国と領地争いをしている。中国共産党が支配している中国は他国の領土を奪い取るのを政府の方針としていることが明確である。

軍事力の弱いベトナムとフィリピンは中国に領土を奪われた。中国はもっとフィリピンとベトナムの領土を奪おうとして圧力をかけている。

そのような中国に対して「会話」で尖閣諸島問題を解決しようなんて考えるのは馬鹿げている。尖閣を守るのは「会話」ではなく軍事力である。
軍隊があるから戦争が起こると沖教祖を中心とした平和団体はもっともらしく言うが、自衛隊が強いから中国は尖閣諸島で戦争を仕掛けていないのであり、自衛隊が強いからこそ尖閣の平和が保たれているのだ。

中国が尖閣で武力行使をしないのは日本の自衛隊が強いからであり、日本のバックにはアメリカ軍が存在しているからである。
日本の自衛隊が弱く、アメリカ軍が居なかったら、尖閣諸島も南沙諸島と同じ運命であった。

中国の本性を知らないで。尖閣諸島問題は「会話」で平和的に解決するべきだという沖縄の識者たちにはあきれるばかりである。

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那覇市民の安全を守る気がない市長・議員たち




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米兵の婦女暴行、中学生殴打事件について話しました。
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午前中に那覇市にある沖縄教販本店にバーコードシールを貼った「かみつく」200冊を運んだ。
これで一安心だ。今日はぐっすり眠れる。

那覇市民の安全を守る気がない市長・議員たち


米兵の婦女暴行、住宅侵入など米兵が犯罪を犯すと米兵は沖縄を植民地だと思っていると非難する。

県議会は「県民の命と人権を守るためには、在沖米軍の整理・縮小と兵士の基地外への外出を禁止するしかない」と米兵を基地内に押し込めるのを主張している。

私は夜間外出禁止令を出すべきではないと考える。
米兵も人間であり、いくら兵隊とはいえ、ストレス解消のために酒を飲む権利がある。
夜間外出を禁止するのは人権蹂躙だ。
それに夜間外出禁止令を出した原因である婦女暴行をやったのは一時的に沖縄に滞在した米兵であり、沖縄に駐留している米兵ではない。
沖縄に駐留している米兵は4年間婦女暴行事件を起こしていない。
沖縄駐留している米兵にとって「よそ者米兵」の婦女暴虎事件によって夜間外出禁止を食らうことに不満であるはずだ。
夜間外出禁止令に反発している米兵は多いだろう。

夜間外出禁止令を出したとしても米兵にもいろいろな人間がいるのだから全員が夜間外出令を守るということはありえないことである。
8時ごろから飲み始めて、11時に帰ることが困難であることは酒を飲んだことのあるほとんどの人間が分かるはずだ。
たとえ、夜間外出禁止令が出ていたとしても命令通りに帰らない米兵はいるはずだ。
スナックで働いているホスホテスたちには生活が懸かっている。
米兵が11時に帰ろうとするのを引き留めるホステスも多いだろう。

那覇市議会は、
「いとも簡単に破られた深夜外出禁止令が再発防止策に全くつながらないことが浮き彫りとなった」と米軍を非難し、
「米軍が沖縄に駐留している限り事件は繰り返させることがあらためて証明された」と判断している。

その通りだ。
米軍が沖縄に駐留している限り事件は繰り返す。
それは避けることができない。
那覇市議会は綱紀粛正の徹底を強調しているが、綱紀粛正を徹底しても事件がゼロになることはありえない。米兵による事件・事故をゼロにするには米軍基地撤去しかない。

しかし、中国が共産党一党独裁国家であり、領土拡大主義である限り、中国の欲望を抑止するために沖縄の米軍基地は必要であり、米兵の事件・事故をなくすために米軍基地を撤去することはできない。

この現実は直視しなければならない。

那覇市議会は米軍へ綱紀粛正の徹底を要求する抗議決議をやった。
抗議決議は米政府の関係機関、意見書は首相や衆参両院議長などに送付する。
それだけである。抗議決議は文字の連なり、意見書も文字の連なりでしかない。
米兵が那覇の街で朝まで酒を飲み、住居侵入をやったのに、、那覇市議会は具体的な対策は何一つ考えることはなく、日米政府や米軍になんとかしろと抗議の文章を送るだけである。




とうとう、米兵の住居侵入事件を理由に米国の祝日前の21日の深夜、私服米軍人が沖縄の中心都市である那覇市に乗り込んできた。
彼らは那覇市のメーンストリートの国際通りや松山など市内の繁華街で夜間パトロールをやった。
「規律が保たれているか見に来た。また(市内)にどのような店があるか、どの店に米兵が入るかを確認しに来た」と彼らは話した。

米兵は那覇の街に遊びに来る。
いわゆるその時は仕事を終えて夜の街を楽しもうとする一般人間である。
しかし、夜間パトロールをする人間は米軍のMPである。
私服で逮捕の権利はないとしても。米軍の公的組織であり権力者である人間たちが那覇市をパトロールするのである。皮肉なことに、彼らがパトロールをすることによって那覇市民の安全が守られることになる。
米軍権力が那覇市民の安全を守るという構図が成り立つのである。

「逮捕などは日本警察の仕事だ。
もし犯罪を見つければ通報する」と米軍関係者は言っている。
犯罪を取り締まるだけが警察の仕事ではない。那覇市民の安全を守るためにパトロールするのも警察の仕事だ。彼らは那覇警察の仕事と同じことをやっているのである。

那覇市の繁華街に米兵が増えているし、読谷村で泥酔した米兵が中学生を殴った事件があったのだから、、那覇市の自治の総責任者である翁長市長が那覇市の繁華街のパトロールを強化するように那覇警察署に要請し那覇警察が繁華街のパトロールを強化するのはやらなければならないことである。
那覇市民の安全を守るのは那覇警察であり、翁長那覇市長、市議会議員の役目である。

那覇市の安全は私たちが守るから米軍のパトロールは遠慮してほしいと翁長那覇市長は米軍の那覇市への介入を断わるべきである。それが自治精神だ。
ところが翁長那覇市長は自治の精神が欠落しているために、米軍のパトロールになにもいわない。

米軍のパトロールを平気で許すことこそが自治の精神に欠けた植民地精神であることを知るべきである。


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大変だ!!「かみつきの」バーコードがスキャンできない




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残念ながら「かみつく」を置いてくれる書店は少ないです。
しかし、全店で注文はできます。










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11月15日の「沖縄の真実」です。
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題名は「闇の中の叫び」。
尺八によるフリージャズ演奏です。

大変だ!!「かみつく」のバーコードがスキャンできない2


一昨日11月10日の午後5時ごろ、
パソコンを見ながらうつらうつらしている時に、
突然、電話の子機がけたたましく鳴った。
一瞬に私の眠気がふっ飛んだ。
私は左手を伸ばして子機を取った。
電話は沖縄教販のTさんからだった。
「本のバーコードが通らないそうです」
「え」
バーコードが通らないということは
スキャンできないということである。
私の体が凍った。
コンビニエンスで長い間働いているから、
バーコードが通らないことが
致命的であることを知っている。
バーコードが通らなければ手打ちをしなければならないが、
いまどき、バーコードのない商品というものはない。
バーコードが通らない本を書店に出すわけにはいかない。
もしかすると私の本は全て返品されるかもしれないという恐怖が私の頭をよぎった。
頭が硬直してなにも言えない私に、
「後から、Yさんから電話があると思います」
とTさんは言って電話を切った。
全然予想していなかったことが起こった。
バーコードが通らない本は多くの書店が敬遠する。
売り上げを伸ばすためにはバーコードが通らなければならない。
私はできるだけ多くの書店に置きたいから、
もしバーコードが通らないのが原因で書店に置いてもらえないとしたら、
バーコードが通る新しい「かみつく」を印刷しなければならない。
大赤字になるがそれはやむを得ない。

なぜ、バーコードがスキャンできないのか。
最近のスキャナーは発達していて
以前なら凸凹のバーコード、湾曲になっているバーコードをスキャンできない場合もあったが
最近のスキャナーはそういうことはなく、
すべてのバーコードをスキャンできる。
「かみつく」のバーコードは見た目では異常な部分はなく、
確実にスキャンできるはずだ。

私はWEB入稿にミスがあったのではないかと推理した。出版社が書籍バーコードを使用する時は
社団法人日本書籍協会に入会し、
一冊ごとに出版社の会員ナンバー、書籍の種類、本の値段を日本書籍のコンピューターに入稿しなければならない。
日本書籍協会に書いてある出版社への注意事項を紹介する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
書籍JANコード(書籍カバー表4にある2段バーコード)を使用する場合は、
必ず正規の登録申請をしてください。
書店ルートなどで流通させるために「書籍JANコード」を使用する場合は、
必ず登録申請を行ってください。
書籍JANコードは、
ISBNを含む日本図書コードをPOSレジスキャナーなどで機械読み取りできる2段バーコードです。
市販する場合はいまや欠かせない識別コードとなっています。
•(財)流通システム開発センターが管理する識別コードですが、
ISBN出版者記号の登録申請と同時に、
当センターを経由して申請してください。
•発行する書籍出版物が「非売品」の場合、
書籍本体に書籍JANコードを表記することはできません。
※ 書籍JANコードの表記を必要とするか否かについてご不明の場合は、
予定されている頒布先、お取引先・流通事業者にもお問い合わせの上、
当センターまでご連絡ください。
※ 書籍JANコードのみの登録申請はできません。
書籍JANコードはISBNコードから作成しますので、ISBNを取得しないと作成できません

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は「かみつく」を出版する前に、
会員番号、本の種類、値段を
ISBNの数字に転換して日本書籍出版協会のコンピューターにパソコンを使って入稿した。
もしかすると入稿ミスをしたのではないか。
入稿ミスが原因でバーコードがスキャンできない可能性がある。

私は「かみつき」のIBSNの番号とWEBに入力してあるISBN番号を照らし合わせてみた。
愕然とした。
入稿をミスしていたのだ。
ジャンルを示すCコードが間違っていた。
「かみつく」は評論だから
「かみつき」には評論の種類であるC0036と印刷してあるが、
日本書籍出版協会のコンピューターへの入稿は
小説を示すC0093となっている。
つまり、本のバーコードと
日本書籍出版協会のコンピューターに記録しているバーコードは違うバーコードになっているということである。だからスキャンできないのだ。
私は入稿ミスを訂正する方法を調べ、
何度か失敗したが、やっとのことで訂正することができた。
もし、WEB入稿のミスが原因で
バーコードが通らなかったとしたら、これで解決する。明日からはスムーズに販売できるだろう。

しかし、私の不安は消えなかった。
もし、WEB入稿したデータがインターネットを通じて全国の書店やコンビニのレジにつながっていているなら、私のWEB入稿のミスが原因でレジのスキャナーがスキャンしなかったことになるが、もし、インターネットで繋がっていないとしたらWEB入稿のミスが原因ではないということになる。インターネットで繋がっているかどうかの不安が残った。

もし、繋がっているとしたら、スキャンすると出版社の名前かそうでなければ本種類がモニターに映るはずである。しかし、ほとんどの本は書籍と明示されるだけである。長年レジをやってきたから私はその事実を知っている。

確実にコンビニエンスのレジは日本書籍協会のコンピューターとは繋がっていない。もしかすると他の書店も繋がっていない可能性が高い。「かみつく」のバーコードが通らないのはWEB入稿ミスとは関係がないのではないか・・・・・。私は不安になってきた。

・・・店で直接確かめるしかない・・・
私はインクジェットプリンターで作成したバーコードと「かみつく」を持参してコンビニに向かった。私はコンビニ経営から引退し、今は長男が経営している。コンビニ24時間営業であるから、息子が24時間管理するのはきついから、深夜は私が管理している。

コンビニはうるま市の安慶名十字路から川崎方面に左折して200mほど進んだJAの隣にあるココストアである。店の正式名称は「ココストア具志川みどり町5丁目店」と長ったらしい店名である。私は毎夜ここストアに行き、事務所で新聞を読んだり、書いたりしている。

ココストアは私の家から30分ほどかかる。駐車場の端っこに車を駐車し、店に入るとレジカウンターに入り奥の第一レジのほうに向かった。ココストアは一人で体制なので、奥のレジはほとんど使用していない。私はバッグから「かみつく」を出して、バーコードにスキャナーを当てた。無反応である。私の体から血の気が引いた。

繰り返しスキャナーを当てた。するとピッと反応して「書籍」がレジのモニターに現れた。上のバーコードにヒジャイ出版の番号である905100の数字が入っている。もし、日本書籍協会のコンピューターと直結していたら「ヒジャイ出版」と表示するか評論が映るだろう。直結していないから「書籍」とだけ表示するのだ。
下のバーコードを数回スキャンするとピッと音がしてレジのモニターに書籍・1260円と映った。私はスキャナーを使い慣れているので、スキャナーに反応させることができたが普通の店員にはできない。イングジェットプリンターで印刷したバーコードをスキャンするとすぐにレシのモニターに書籍・1260円が表示された。

「かみつく」のバーコードはスキャンできない・・・・。取り返しがつかないことになってしまった。頭がからっぽになったまま、私はコンビニの事務所に向かった。

事務所の椅子に座り、私は悩んだ。「かみつき」はカバーをしていない。カバーだけを印刷すれば負担がすくなくて済むが、その時の私はカバーをつくることが思い浮かばなかった。

私が思いついたのは「かみつき」用のバーコードをラミネートしてレジに置くことだった。コンビニのレジで販売しているから揚げやおでんなどはバーコードを印刷した表をレジに置いてある。
皆さんがから揚げやおでんなどを買った時、店員がレジに置いてある表を取り出してスキャナーを当てているのを見るはずだ。その方法なら「かみつく」を売る時に手打ちをしなくて済む。

しかし、その方法は店員が嫌がるかもしれない。レジにバーコードを準備する方法では敬遠する書店もあるだろうから、県内の多くの書店に置くのはできないかもしれない。私は気が重かった。
手打ちよりは楽だから緊急処置として沖縄教販に理解してもらおう。本格的な対処はそれから考えることにしようと考えた私は、深夜のトイレ掃除をやり、3時に配達される琉球新報を読み、3時半に、店にあるラミネート機を持って家に向かった。

50枚のハーコードをラミネートし終えた時午前6時になっていた。3時間近くベッドに横になった。
9時にYさんに電話して、ラミネートしたバーコードをこれから持って行くと話したら、Yさんは、
「店にはたくさん本があるので、特定の本だけをレジのバーコードを使うのを店員は嫌がる」
と言って、私の提案を断わった。がっかりした私だったが、Yさんは解決方法を教えてくれた。それはバーコードを印刷したシールを貼る方法だった。

「以前、私の店でも同じことがあり、シールを貼って対応しました」
その方法があったか。私はほっとした。
「どこの印刷所でやっていますか」
Yさんは印刷所を教えてくれたが、その印刷所は南風原にあり、読谷からは遠い。読谷に近い印刷所を知らないかと訊くと、
「シール印刷は下受けに依頼するからどこの印刷所でも注文できるはずです」
とYさんは教えてくれた。私は嘉手納にあるM印刷所に向かった。

M印刷所の事務員はシール印刷はやっていないので注文を受け付けることはできないと断った。私はシール印刷をやってくれる店を教えてくれるように頼んだ。事務員は奥に行き、しばらくすると出てきてメモ用紙を渡した。

「Hさんならシール印刷に詳しいので、Hさんに聞いてください」
と言った。私は車に戻ると、M印刷所の事務員が教えてくれたHさんに電話した。ところがHさんは電話を取らない。何度も電話したが結果は同じたった。私はHさんに電話することを諦めた。

・・・自分で探すしかない・・・
私は家に戻って、電話超とパソコンを使ってバーコードをシール印刷してくれる会社を探した。最初に電話したのが沖縄市の中央にある支店がある沖産業だった。沖産業は大きい会社なのでバーコードのシール印刷はできるだろうと思ったが、本のバーコード印刷はやったことがないといって断わられた。

シール印刷は特別な印刷であるし、本の二段バーコードも特殊印刷である。二つの条件を満たす印刷所は非常にすくないはずである。

私はバーコードを印刷するシール印刷所を電話帳で探した。ひとつだけハーコードと書いてあるシール印刷所があった。「光シール」である。場所は浦添市の伊祖だ。電話を掛けた。

「本のバーコードをシール印刷できますか」
「できるよ」
私はネットから「光シール」一帯の地図を印刷して家を出た。

住宅密集な上に道路が複雑に絡みあっているために、地図をみながら探したがなかなか「光シール」にたどり着けなかった。やっとたどり着いて「光シール」のある店舗を見て不安になった。シャッターが下りていてまるで空き店舗のようである。シャッターが3分の2ほど開いている場所に半開きのドアがあった。私は恐る恐るドアを開けて、「こんにちは」と言いながら内を覗いた。入口のすぐそばにある机に手を置いている老人が座っていた。

無精ひげにランニングシャツ、よれよれの短パンをはいている老人以外は誰もいない。古い印刷機があるだけである。その老人が本当にバーコード印刷ができるのだろうか。私は不安になった。

「バーコードの専門家は出かけている」
バーコードの専門家とは老人の息子だという。それを知って私は安心した。私は事情を話し、できるだけ早く印刷してほしいと頼んだ。
「そうか。それなら明日までに印刷ししよう」

「光シール」はシール専門の印刷所で仕事のほとんどは下請けだという。だから看板も出していないしシャッターも下ろしたままだとバーコードの専門家である息子さんが説明してくれた。
光シールだからスピード印刷ができたのだ。

昨日バーコードを受け取り、バーコードがスキャンできることも確認できた。
「え、そんなに早くできたのですか」
Yさんはおどろいていた。
今日は公休日で沖縄教販は休日なので。
明日、シールを貼った「かみつく」を持って行く。
これでひと安心だ。

これからは「かみつき」のシール貼り内職をこつこつやっていこう。

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尺八によるフリージャズ演奏です。

大変だ!!本のバーコードがスキャンできない


一昨日11月10日の午後5時ごろ、
パソコンを見ながらうつらうつらしている時に、
突然、電話の子機がけたたましく鳴った。
一瞬に私の眠気がふっ飛んだ。
私は左手を伸ばして子機を取った。
電話は沖縄教販のTさんからだった。
「本のバーコードが通らないそうです」
「え」
バーコードが通らないということはスキャンできないということである。
私の体が凍った。
コンビニエンスで長い間働いているから、
バーコードが通らないことが致命的であることを知っている。
バーコードが通らなければ手打ちをしなければならないが、
いまどき、バーコードのない商品というものはない。
バーコードが通らない本を書店に出すわけにはいかない。
もしかすると私の本は全て返品されるかもしれないという不安が私の頭をよぎった。
頭が硬直してなにも言えない私に、
「後から、Yさんから電話があると思います」
とTさんは言って電話を切った。
全然予想していなかったことが起こった。

それにしても偶然とは不思議なものである。
出来事やトラブルが同じ日に集中することが不思議にも多い。
その日がそうであった。

11日20日は「かみつく」の発売日でもあるが、
上原正稔さんの裁判の判決の日でもあった。
これは偶然の一致である。
私の本は16日に発売することになっていたが、
沖縄教販さんから20日に変更したいと申し出があったので
発売日が20日になった。
最初の予定では10日頃に発売することにしていたが、
いろいろな偶然が重なって20日になり、
上原さんの判決の日と重なったのである。
もし、上原さんの裁判が審査だったなら行かなかったが、
判決ということで私は行くことにした。

午前4時ごろにコンビニエンスから帰る私は
明け方の5時から6時の間に寝ている。
上原さんの裁判は午後1時に始まる。
家から11時半頃に出発しなければ上原さんの裁判に間に合わない。
11時半頃に家を出るには10時半頃に起きなければならない。
寝坊して12時頃に起きてしまうと上原さんの裁判に間に合わない。
普通の人なら10時半目覚ましをセットして眠るところでが、
私は目覚ましをセットしないで寝た。
もし、寝坊したら間に合わないのだから、
その時は上原さんの裁判には行かないでおこうと考えた。
私にはこういう気ままなところがある。
無責任なこの性格はなかなか治りそうにない。
普通は12時ごろに起きるのだが、1
0時20分目が覚めた。
予定通りに目が覚めたから。
予定していたことを実行することになった。

12時半頃に裁判所についた。
正面玄関に江崎さんが立っていた。
裁判所の横にある駐車場に車を駐車し、
江崎さんのところに行くと板谷さんも居た。
裁判にはまだ30分もあるので、腹が減っている私は弁当を食べようと思い、
裁判所の外に出ていこうとすると、
板谷さんが裁判所内に食堂があると教えてくれた。
弁当を買って道端に座って食べるよりは食堂で食べたほうがいい。
私は食堂で食べることにした。
板谷さんの案内で食堂に入り、
沖縄そばとカレーライスがセットになっているのを食べた。
食べ終わったころに中村雅巳さんが入ってきて、
水を飲んだ。FM21「沖縄の真実」を企画・運営している人である。
中村さんと一緒に食堂を出て廊下を歩きながら、
私が次にFM21「沖縄の真実」に出るときは
20分くらいお母さんの中村俊子さんと電話対談をしたいと話した。
「FM放送なんだから、電話対談でもいいじゃないか。本人がスタジオに来る必要はない」
と私は言った。
FM21のスタジオは7階にあり、
階段は狭く迷路のようになっている。
先々週、「沖縄の真実に出演した時、
次は俊子さんと対談をしたいと仲村さんに言ったが、
母は90歳という高齢であり、
足も悪くスタジオに来れないと中村さんは話し、
対談するのは無理だと言っていた。
中村さんと対談したい私は電話で対談する方法を思いついた。
私が電話対談を提案すると、
「じゃあ、再来週にやるか」
と、間髪いれずに答えた。
しばらく考えてから答えると思っていた私は驚いた。
「おいおい、ちょっと待て。それは早すぎる。11月は早すぎる」
中村さんは「沖縄の真実」の予定表が乗っている携帯を見ながら、
「じゃあ。12月の6日にしよう」
中村さんは本気で話しているのかどうかわからないような気まぐれ風の話し方をする。
話の内容もころころ変わり落着きがない。
しかし、きまぐれのような話でも決める話はちゃんと決める。
つまり、廊下を歩きながら、
私と俊子さんの対談は12月6日にぱっぱっと決まった。
そういうことである。

法廷の入り口付近には傍聴予定の人が多くさん集まっていた。
当然のことであるがほとんどの人が私の知らない人たちである。
みんな社会的にそれなりの地位がある人たちなのだろう。
その中で一人だけ浮浪老人のような人がいた。
背は低く、白い髭をはやし頭がはげている。
服はよれよれである。
最近、深夜のコンビニエンスの周囲でうろうろし、
時々、トイレに入ってくる白髭浮浪老人を見るようになったが、
裁判所の男の風体は彼らと似ていた。
彼らと違うところは態度は堂々としていて
なぜか忙しそうに歩き回ってることだった。
もしかしたらこの浮浪者のような老人が上原正稔さんなのではと思っていたら、
その人は裁判が始まった時に原告席に座った。
やはり上原正稔さんたった。

裁判の判決は一分足らずで終わった。
上原正稔さんが敗訴した。
そのことについては狼魔人日記に詳しく書いてある。

絶対勝つと思っていた人たちはかなりのショックを受けたようで、
判決が終わってもすぐに立ち上がる人は少なかった。
法廷から出てきたほとんどんの人が帰らないで廊下で立ち話をしていた。
江崎さんが私を上原さんに紹介した。
「ほら、例の本を書いた人間ですよ」
例の本とは「沖縄に内なる民主主義はあるか」である。
江崎さんと上原さんは話し合っていたが、
わたしは話すことがないので黙っていた。
江崎さんと話していた上原さんが急に私を向いて、
「来い、人を紹介しよう」
と私に言い、
廊下の壁の側に立っている男のところに私を連れて行った。
その男は上原さんと同じくらいの背の高さだった。
上原さんは、この男を知っているだろうというような顔をしたが、
私は老眼なので顔の輪郭がはっきりとは見えない。
その人間が誰であるか知らなかった。
そもそも裁判所にやってくるような人間の知り合いは私にはいない。
私が返事に戸惑っていると、
「目取真だよ、目取真」
私は驚いた。
目取真氏にとってここは敵の陣地のようなものである。
敵の陣地に入ってきた目取真氏に感心した。
幸いなことに目取真氏は私のことをを知っていて、
ときどき私のブログを見ていると言った。
同じ琉大の国文科であることを私は言い、
先輩後輩だななどと私は話したが、
目取真氏は芥川省作家である。
私は琉球新報や沖縄タイムスの文学賞さえ取れない人間である。
小説家としては私にとって目取真氏は雲の上の存在である。
敬意を持って話さなければならないのに、
私は目取真氏に対して先輩面をして横柄な態度をとってしまった。
「小説は書かないのか」
「今はちょっと・・・」
「上原さんの記者会見にも参加するのか」
「いえ、高江がありますから」
そんな話をした。
「いつか、ゆっくり話し合いたいね」
というと目取真氏は黙っていた。
それはそうだ。
目取真氏にとって私と話しあう理由がない。
なんて横柄なやつだろうと目取真氏思っただろう。
目取真氏が黙ることによって、
私と目取真さんとの話は終わった。

目取真氏は上原さんの訴訟に関心があって裁判所に来たと私は思ったが、
そうではなかった。
同じ日に高江訴訟の判決もあり、
目取真さんは高江訴訟を見るためにやってきたのだった。
私は勘違いして、
これから東村の高江に行く予定があるので記者会見には参加できないのだと思ってしまっていた。
上原さんは目取真氏を連れて私から離れていった。
暫くすると上原さんが、
「負けるとは思わなかったので負けた時の言葉を準備していなかった」
などと敗戦の弁をはなした。
上原さんの敗戦の弁が終わると、
「記者会見は3時からやります」
とスーツをつけた初老の男性が言った。
3時の記者会見に参加すると
睡眠不足の私は帰りに居眠り運転をやりかねない。
しかし、すぐ帰るのもおもしろくない。
私は江崎さんたちとコーヒーを飲みながら裁判の反省会をやってから帰ることにした。

「まさか負けるとはな」
江崎さんはくやしがっていた。
「裁判官が途中で変わったのがまずかった」
板谷さんが言った。
江崎さんは、新報社の主張をことごとくやっつけたのに
負けるとは考えられないなどと話した。
板谷さんは江崎さんに同調してくやしがった。
民事裁判で争われるのはどちらの主張が正しいかを争うのではなく
賠償金を払うか払わないかを争う。
裁判長は、上原さんに賠償金を払わなければならないほどの精神的ダメージを琉球新報社が与えなかったから、
賠償金を払わなくてもいいと判断したのではないかと私がいうと、
「それが民事裁判のむつかしいところなんだな」
と言って、
民事裁判で争うために上原さんの主張を変更したことを江崎さんは話した。
私は反省会の途中で喫茶店を出て、家に向かった。

家に帰ると仮眠を取ろうとしたが、
なかなか寝つくことができなかった。
私は寝るのを諦めて、
パソコンでニュースを見、
それから他のブログを見たりしていた。
そのうちに頭がぼやーっとしてきた。
側にある子機がけたたましくなったのはその時である。

      つづく

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