竹富町で何が起こっているか

竹富町で何が起こっているか

竹富町議会が竹富町長に辞職勧告を決議した記事がタイムスと新報に載っている。
住民への告知など地方自治法が定める必要な措置を講じていなかったなどとして、自身の給与を二度減給していたことと、もうひとつは教育委員を各島から推薦する慣例を川満町長が「保留」しているとして、「独善的で稚拙ともいえる政治手法は町政の停滞と混乱を招いた」という理由で辞職勧告を決議したようだ。

川満町長は、教育委員を各島から推薦する慣例を「保留」しているという。それはどういうことか。もしかすると公民教科書を育鵬社ではなく東京書籍を使用した延長線上で、八重山採択地区から離脱して、教科書を単独採択することに決めたことではないだろうか。

石垣市に町役場があり、石垣市とはお互いに協力しあっていかなければならない竹富町であるのに、公民の教科書問題をきっかけに石垣市と対立し、学校教育においてはとうとう離れ離れになってしまった。

単独採択は自由に採択できるから竹富町にとって良いように見えるが、教師の負担、転校生の負担が生じるだけで良いことはなにもない。教科書単独採択は生徒の父母も不安だろう。

「独善的で稚拙ともいえる政治手法は町政の停滞と混乱を招いた」と野党から批判された竹富町長。
今、竹富町でなにが起こっているのか。注目しよう。
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<b>東京書籍が日教組の圧力から脱した</b>

東京書籍が日教組の圧力から脱した

 東京書籍は二〇一五年四月から使用する小学六年生用の社会科教科書(上)で、三月末で検定合格したのにもかかわらず、記述内容を変更した。

 ひめゆり学徒については、一三年五月に東京書籍が文科省に提出した申請本では「当時の教育では、投降することは非国民だと決めつけられていたのです。(中略)わたしたちも万一の場合に備えてエリの後ろには青酸カリをしのばせ、手榴弾一個は肌身離さず持っていました。(中略)岩間では数名ずつ円陣をつくって手榴弾で自殺しました」と記述していたが、変更後は、当時の教育や自決に関する記述はなく「(中略)右往左往しながら必死に逃げ回っている群衆めがけて艦載機が低空飛行しながら機銃操作を続けてきた」と同資料館のガイドブックから引用した証言を掲載した。
 一三年五月の申請本提出後、ひめゆり資料官側から、
一、 青酸カリの部分の記述は同資料館が蓄積している証言にはない。
二、 動員されたひめゆり学徒二二七人のうち自決が確認されているのは八人。現行記述だと多くの学徒が自決したとの印象を与えてしまうーとし、変更を求めた。
東書側はすでに検定手続きが進んでいたため、検定合格後に訂正申請した。

 八重山採択地区協議会で公民の教科書は育鵬社版に決まったにもかかわらず、竹富町は育鵬社版を拒否して選んだのがた東京書籍であった。いわゆる東京書籍は革新派や沖教祖好みの内容である。
日教組の圧力が強い多くの学校が東京書籍版版を採用している。
 その東京書籍が検定で合格したにも関わらず沖縄関係の内容を訂正したということは、日教組の圧力から脱する決意の表れである。
 青酸カリを所持していた記録がないのに所持していたと書き、自決した学徒は八人であるのに、実数は記述しないで、多くの学徒が自決したように思わせるように書くというのはあってはならないことである。ところがそのような記述が文科省の検定に合格しているというのだからなおさらの驚きである。この記述は前からずっとあったということであろう。教科書でありながら史実を無視するとはあってはならないことである。しかし、それも日教組が好む内容にすれば教科書が売れるものだから、東京書籍は日教組の要求に応じた書き方をしていたのだ。しかし、東京書籍は日教組の好む内容を止めて史実により忠実な内容に改定した。東京書籍は日教組の呪縛を解いたのである。

 沖縄戦だけでなく、尖閣問題の内容も訂正した。六年生用では東京書籍だけが尖閣問題に触れていなかったが、「日本固有の領土である尖閣諸島の領有を主張するようになりました」と尖閣が日本固有の領土であることを認めている。

 識者は「領土教育を重視する政権の意向が圧力として働いている」
 高島琉大名誉教授は「東京書籍は五年の教科書で領土問題を記述しているのに、わざわざ訂正申請してまで六年用に登場させるのは政権の意向と無関係ではないはず」と話す。

 政権は国民の代表であるのだから教科書内容にある程度影響を及ぼすのは当然である。むしろ国民の代表者ではない日教組が教科書の内容に圧力をかけてきたことのほうが問題である。
日教組は教科書の採択の実験を握り、日教組のイデオロギーに近い内容の教科書を採択させてきた。沖縄では「現場の教師が生徒のことをよく理解している。だから、教科書は教師が推薦する教科書を採用するべきだ」と沖教祖は主張し、沖教祖のイデオロギーに近い教科書を押し付けてきた。多くの教科書が日教組の圧力を受けてきた。

 東京書籍が内容変更をしたのは日教組の圧力から脱して、普通の内容になったことを意味する。日教組の左翼イデオロギーがてっちあげた沖縄戦や尖閣の内容が教育の場からなくなるのだ。それは画期的である。
 
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 困り果てているのは県教委と竹富町と教員




「沖縄内なる民主主義5」(A4版・60ページ)発売中。
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目次

〇沖縄の狂った話1・・・琉球民族主義は民族差別主義だ
〇沖縄の狂った話2・・・米軍がいるから戦争に巻き込まれるは妄想

〇ブログ
「狼魔人日記」より・・・末松氏大敗の意味

〇彼女は慰安婦ではない 違法 少女売春婦だ2

〇「狼魔人日記」河野談話撤回の好機!

〇「狼魔人日記」と「沖縄に内なる民主主義はあるか」は島袋氏を応援したけれど

〇名護市民は「県外移設」が不可能であることを証明した

〇ブログ 
沖縄に内なる民主主義はあるか 沖縄の識者の腐敗
               「県民金で転ばぬ」というが

〇軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったのか

〇特別寄稿・ドキュメント
  集団自決を追って 星雅彦(作家)

〇バーデスの五日間




裏表紙です。名護市街地は辺野古から10km離れています。しかも、間には山があります。
辺野古が安全であり、普天間基地がいかに危険であるかは写真を見れば一目瞭然です。
この事実を多くの人に知ってもらいたいと思って、このような裏表紙にしました。
買わなくてもいいから、裏表紙を見てほしい。
この三つの写真を見ても、辺野古移設に反対するのは「命どぅ宝」の精神が欠けている証拠です。

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 困り果てているのは県教委と竹富町と教員だ

 産経新聞に「泥沼の教科書採択 違法状態続く竹富町」が掲載された。

沖縄県竹富町の教科書採択問題をめぐり、関係機関の迷走が続いている。周辺3市町でつくる八重山採択地区から離脱し、教科書の単独採択を主張する竹富町教委と、離脱は法の趣旨に反すると批判する文部科学省、両者の板挟みで判断の先送りを繰り返す沖縄県教委との間で、調整不能の状態に陥っているのだ。沖縄県教委は、21日にも県内の採択地区を見直す方針だが、その内容次第では今後に禍根を残しそうだ。
                     産経新聞
 政府が採択地区を「市都」から「市町村」に変更した時に、八重山教科書問題は終わっている。政府・文科省の目的は全ての小・中学生に教科書を無償給付することである。それ以外のことは関係がない。
 
文科省も、打開に向けた“次の一手”を見いだせない状態だ。竹富町が是正要求に従わなくても、罰則規定はない。違法確認の訴訟を起こすこともできるが、判決までに時間がかかる上、沖縄県教委が竹富町の離脱を認めれば、訴えの利益を失って提訴が却下される可能性もある。
                     産経新聞
 文科省が訴訟を起こすのは法律に従ってやるのであって、提訴が却下されても文科省は困ることはない。

迷走が続く中、朝日新聞が3月15日付の社説で「両方の教科書を使ってみては」と提案したことが、新たな混乱を招くことになった。1冊は正規の教科書、もう1冊は副読本として利用することを勧める内容で、これを“渡りに船”と感じた文科省は4月17日、竹富町の慶田盛教育長に対し、育鵬社版を採択した上で東京書籍版を副読本にしてはどうかと提案した。
              産経新聞
産経新聞は瞑想が続いていると思っているが、文科省も石垣市も与那国町も迷走はしていない。迷走しているのは沖縄二誌や県教委である。
「両方の教科書を使ってみては」の提案は朝日新聞が初めてではない。すでに民主党政権時代に文科省が提案したし、自民党になってからも提案をした。竹富町は一貫して断っている。だから、竹富町が両方の教科書を使うのは最初から分かっていた。分かっていながら提案をしたのだ。竹富町が断るのは想定内のことだった。

しかし、慶田盛教育長は「子供をだましているみたいだ」と拒否する方針。文科省関係者は「竹富町に同調的な朝日新聞の提案だけに、下村博文文科相も、町教委の理解を得られると思ったのだろう。結果的には失敗だった」と、表情を曇らせる。朝日新聞広報部は「社説の提案は八重山地区内の3市町に呼びかけたもので、見解は現在も変わらない」などとしている。
              産経新聞
これは朝日新聞の一人芝居だ。

文科省と竹富町の溝が埋まらない中、判断の先送りを繰り返してきた沖縄県教委がゴールデンウイーク中に動いた。
5月1日ごろ、県教委幹部が八重山地区の石垣市教委と与那国町教委を訪れ、竹富町の離脱方針への理解を求めたのだ。

だが、両市町教委は離脱反対の意向を伝え、調整はまたも暗礁に乗り上げた。関係者の一人は「県教委は竹富町に肩入れしすぎだ」と不信を募らせる。
下村博文文科相も、町教委の理解を得られると思ったのだろう
               産経新聞
これは産経新聞の勘違いというか、事実を正確に把握していない。離脱するしないは竹富町の自由であると考えている石垣市と与那国町は竹富町の離脱に賛成である。市町が難色を示したのは教科書の研究は一緒にやって、教科書を採択するときは竹富町が単独で採択するように県教委が要求したからである。そんな自分勝手な要求は飲めないと石垣市と与那国町は断ったのだ。それは当然のことだ。

現在、文科省も石垣市も与那国町も困っていることはひとつもない。一番困っているのは県教委と教員である。

教科書採択地区変更希望一覧である。


 見ての通り、竹富町以外の町村は現在より効率のいい地区に変更希望をしているのであり、単独採択は希望していない。それは当然である。単独採択は難問と苦労だけがあり、なにひとついいことはないからだ。

 採択地区を設置した目的は転校生が困らないようにすることと、教科書研究の町村の負担を軽くすることであった。それともうひとつ教員の負担を軽減することが目的であった。
 教えられる子供にとっては教科書が変わっても負担はない。しかし、教える側の教員にとっては大きな負担になる。
数学では一年の数学の正負の計算の教え方が啓林館と東京書籍では全然違う。啓林館を教えていた教師が東京書籍版で教えるときには啓林館とは違う説明をしなければならないからはじめから勉強をし直さなければならない。生徒に理解させるためには教科書を棒読みするだけではできない。教科書に肉づけをしなければならない。そうするためには啓林館の教え方から完全に離れなければならない。それができるようになるには三、四年はかかるだろう。
国語なら小説、評論、詩など教科書が違えばほとんどが違う。共通するのは文法くらいだ。Aと教科書では「ぼっちゃん」でBという教科書では「ぼっちゃん」以外の小説になるから教師はゼロから教科書研究をしなければならない。
教科書で大変なのは、同じ個所は一年で一回しか教えないことだ。だから、どうしても三、四年くらいかけないとスムーズに教えることはできない。それは英語、社会、理科も同じである。
教師の本音としてはずっと同じ教科書を使いたいのだ。
竹富町が単独採択で一番困るのは八重山地区の教師たちである。八重山地区の教師は石垣市・与那国町と竹富町の二種類の教科書を教えなければならない。教師にとって負担が大きい。本島から八重山地区に移動するのを嫌がる教師も出てくるだろう。

もし、竹富町が単独採決するようになると難問が続出することを県教委は感づいている。県教委の教科指導も石垣市・与那国町と竹富町は別の指導をしなければならない。竹富町単独採択なら負担が増える。竹富町を応援してきた教員や県教委は自分の首を絞めているのだ。

竹富町民の不満、単独での教科書研究の負担、八重山地区の教師の不満、転校生の不満の火の粉が県教委と竹富町教委に降りかかっていくのは目に見えている。

暫くはごたごたが続くだろうが、それは沖縄二紙、竹富町、県教委、革新系の政治家、識者が生み出すあせりから出る一人芝居であり、文科省、石垣市、与那国町は関係ない。今もこれからも文科省、石垣市、与那国町は平穏である。

私たちは高みの見物をするだけだ。

いよいよ、二大政党の実現だ
減税・河村氏、石原氏と会談…新党合流意向示す
2014年05月08日 14時51分
 地域政党・減税日本代表の河村たかし名古屋市長は7日、日本維新の会の石原慎太郎共同代表と東京都内で会談し、維新の会と結いの党が結成を目指している新党に合流したいとの意向を伝えた。

維新の会と結いの党は政策協議がまとまれば、今年夏までに合流する方針だ。河村氏は会談で、両党が合流する際は減税日本も加わりたいと改めて主張。これに対して石原氏も理解を示し、今後も協議を続けていくことになったという。

河村氏は読売新聞の取材に「各党がばらばらではいかんということ」と語った。河村氏は先月にも、結いの党の江田憲司代表と会談しており、合流に向けた動きを本格化させている。
2014年05月08日 14時51分

 維新の会、太陽の党、結いの党に減税日本が加わることになった。これで二大政党へ大きく動く。
あとは民主党である。民主党の自治労や日教組系列以外の議員は合流するべきだ。
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沖縄二紙は、竹富単独採択の世論調査をやれ



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発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
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書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。


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沖縄二紙は、竹富単独採択の世論調査をやれ

 「竹富、単独採決へ」の見出しが今日の新報の一面に大きく載っている。県教委が「地元の意向尊重」の方針なので、竹富町の単独採択の希望を受け入れるという。
 
 新聞のトップに掲げ、国の弾圧を跳ね返したすごい成果のように見えるが、竹富町の単独採択は独り相撲でありたいしたことではない。国にとって痛くもかゆくもないし、地区協議会の石垣市、与那国町は、革新側の圧力が弱くなるだろうからほっとしているだろう。

 タイムス、新報、革新は地元の意見を取り入れるのが民主主義であると主張し続けてきた。彼らの主張の武器にしているのが「民意」である。名護市長に辺野古移設反対の稲嶺氏が当選したので名護市民の「民意」は辺野古移設反対であると主張する。
 「民意」は地域の市民の意見であると主張し、世論調査の結果を国は認めろとタイムス、新報は主張する。

 そうであるならば、竹富町の単独採決についてタイムス、新報は竹富町の世論調査をするべきである。与論調査こそが「民意」であるからだ。

 振り返ってみると八重山教科書問題について八重山の世論調査は一度もやっていない。

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八重山教科書問題で革新側の敗北は見え見え



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八重山教科書問題で革新側の敗北は見え見え

 竹富町の慶田盛安三教育長の教育論は「学校の教育課程は自分の地域の特色、文化が大事。(採択地域は)小さければ小さいほどいい」というものである。
国が無償給付する教科書は国語は日本の文学や世界の文学を教え、数学、理科は自然や法則の仕組みを教える。社会科は日本や世界の地理、歴史、政治を教える。

自分の地域の特色、文化が大事という慶田盛教育長の教育論なら竹富町のことを中心に教えればいいから教科書は必要ない。しかし、それでは沖縄、日本、世界のことを知らない子供が育ち、子供は外の世界に飛び出していく気持ちがなくなるだろう。慶田盛教育長の教育論は一生竹富町で生きていく子供たちのための教育論である。閉鎖的であり、子供たちが外の世界に旅立っていくことを否定する教育論である。

教育の目的は、子供が世界に通用する教養を身に着けることにある。武富町には高校はない。高校進学するには石垣市や沖縄本島に移住しなければならない。本土の大学に進学する竹富町の子供もいる。
学校を卒業したら社会で働かなければならない。竹富町の多くの子供が沖縄本島や本土に就職するq@\4
。海外に就職する子供もいるだろう。
教育の目的は子供が成人になった時に一人前の社会人として生きていくための教養を身に着けるためにある。

慶田盛教育長は育鵬社版を拒否し東京書籍版に執着し、それを正当化するために、「学校の教育課程は自分の地域の特色、文化が大事。(採択地域は)小さければ小さいほどいい」と本来の教育の目的さえ見失っている。
国の教育方針は地域の特色、文化を教えるのを否定していない。むしろ歓迎している。竹富町の特色、歴史、文化を教えたければ教育委員が研究して本をつくり、教えればいい。しかし、小さい竹富町のことを年中教えるだけの資料はない。地域のことを教えるより教科書を教えるのが授業の中心となっている。

「(採択地域は)小さければ小さいほどいい」の教育論は竹富町を孤立させていく教育論であり、八重山地区を分裂させる教育論である。

狭い八重山地区である。育鵬社版を使用している石垣市や与那国町の情報は竹富町の市民にも伝わっているだろう。育鵬社版を使用したから生徒たちの考えがおかしくなったという噂はないはずである。
竹富町の市民は石垣市民と仲良くやっていきたいはずである。竹富町の役所が石垣市にあるのはお互いに助け合い、仲良くしていきたい気持ちの証だ。
育鵬社版を使用している石垣市、与那国町もなんのトラブルもなく、東京書籍版を使用している竹富町もなんのトラブルもなければ八重山地区の市民は教科書はどちらでもいいと考えるだろう。
頑なに育鵬社版を拒否し、地区協議会から離脱すると宣言し、竹富町を孤立させようとしている慶田盛教育長の主張が竹富町の市民に理解されるか疑問である。


最初の頃の慶田盛教育長は育鵬社版を拒否することに戸惑っていた。「県の教育委員会の支持に従う」というのが彼の態度だった。育鵬社版を拒否することができるかどうか慶田盛教育長は知らなかった。むしろ竹富町が大変なことになるかも知れないという危惧をもっていた。育鵬社版を拒否して東京書籍を採択しても国から罰せられないことを知っていたのは慶田盛教育長ではなく革新側ノブレーンであった。慶田盛教育長は一から十まで教えられ、革新のロボットとして行動したのだ。
慶田盛教育長は法律音痴である。裁判官が全教育委員会で教科書採択を賛成過半数で採択することをどのように決めましたかと訊かれた時に、全教育委員会の賛成多数で決めたと答弁して裁判官を苦笑させたことがあった。
教科書採択を賛成過半数で採択するか全員一致で採択するかの規約は、全員一致か、そうでなければ三市町の教育委員会がそれぞれ過半数にならなければ成立しない。つまり三市町が賛成した時に成立するのである。八重山地区協議会の規約づくりに参加したのに慶田盛教育長はそのことさえ知らなかったのだ。

慶田盛教育長は革新勢力の支持に従って育鵬社を拒否して東京書籍を採択した。しかし、矢面にたつのは慶田盛教育長であり発言をしなければならない。上からの指導もあり無難な発言をしてきたが、「(採択地域は)小さければ小さいほどいい」はなりゆき上言い放った慶田盛教育長も暴言だろう。頭のいい人間ならそんな発言はしない。そこはあやふやな表現をするのが普通だ。
竹富町が地区協議会から離脱すれば市民の反発が強くなり、むしろ竹富町教育委員会や県教委、革新側が境地に追い込まれる恐れがあることをよっぽどのバカでない限り知っている。うかつに離脱するとか「(採択地域は)小さければ小さいほどいい」とは言わない。
大田委員長は慶田盛教育長より頭がいいから、「県とテーブルについて話し合っていかないといけない」と発言し、単独採決が最終決定ではないことを匂わせている。

単独採決をするかしないかを決めるのは慶田盛教育長でもなければ竹富町の教育委員でもない。県の教育委員でもない。決めるのは共産党、社民党、自治労、日教組の幹部たちである。
なぜなら、単独採決するかしないかは八重山地区の市長、町長、議員選挙に強い影響を与えるからである。幹部たちはどちらにメリットがあるか懸命に分析しているだろう。

竹富町が単独採決するにせよ、地区協議会に残るにせよ。革新側の敗北は見え見えである。
鈍感な慶田盛教育長は堂々としているが、他の人間たちは頭を抱えているだろう。
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竹富町教委は分裂主義者だ



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竹富町教委は分裂主義者だ

 一九六七年、私は琉球大学に入学したが、キャンパスや建物のあちらこちらに「トロッキスト・分裂主義者」のポスターが貼られていた。トロッキストとはなんのことか読谷村の田舎から出てきた私にはかさっぱりわからなかった。「トロッキスト」とはなんなんだろうと気にはなったが、それほど興味はなかったから「トロッキスト」の正体を追及することはなかった。

 トロッキストとはロシア革命の指導者であったトロッキーの思想を支持する人間たちのことを指していた。トロッキーはスターリンとの政争に敗れ、メキシコに亡命するのだが、スターリンによって暗殺される。
 トロッキーを暗殺した人間をアラン・ドロンが演じた映画が日本で上映されたこともある。
 トロッキーは「永続革命論」で、革命は道半ばであり、常に改革をしていかなければならないと説いている。トロッキーは党内民主主義を主張し、政策は賛成多数で決めるべきであると説いたが、学者タイプのトロッキーは派閥争いが下手で「政敵は殺せ」のスターリンに敗れて亡命をした。そして、メキシコでスターリンが送った暗殺者に殺された。

 「トロッキスト・分裂主義者」のポスターを貼っていたのは共産党の下部組織である民青=民主青年同盟であった。私が入学した頃は学生自治会、男子寮、女子寮自治会の自治会長は全員民青だった。琉大は共産党が握っていたのだ。
 民青のオルグ活動も活発であった。特に読谷村は革新が強く、民青が多かった。私は何度も民青の先輩に勧誘されたが断った。私なりに政治に興味はあったが、演劇・文学に興味がある私は一市民として政治に参加をするだけであり、政治活動をする気は全然なかった。

 しかし、沖縄の歴史で初めての主席公選選挙、B52重爆撃機の炎上墜落、民青の卑劣な行為を目にした私は情熱にかられて、革マル系の学生運動に参加し学科委員長になった。
 そのおかげでトロッキーを知り、「トロッキスト」の意味も知った。トロッキーは、「永続革命」「党内民主主義」などを説いた人間であり、分裂主義者ではなかった。
トロッキーはスターリンの政敵であったが、日本でもスターリンを批判する活動家がトロッキストとなった。トロッキストの多くは元は熱心な共産党員であった。沖縄の革マルを創設した人も熱心な共産党員であったが、本土で革マルの盲目の指導者である黒田寛一と出会い思想が変わったという。
トロッキストから発展して革命的共産主義同盟が結成された。しかし、革共同は分裂して革マル派と中核派に分裂する。近親憎悪の強い両派は血みどろの内ゲバを展開するようになる。

 日本共産党はソ連と親密関係がありスターリンを批判するトロッキストは政敵であった。だからトロッキストに分裂主義者のレッテルを貼ってトロッキストを排除しようとしたのである。

 竹富町が十一日に公民教科書を独自に選び、文科省の是正要求には従わず不服審査の申立てもしないと発表した。私の頭に浮かんだのが竹富町は分裂主義者であるということだった。すると学生の頃の「トロッキスト・分裂主義者」の張り紙を思い出した。
 トロッキトを分裂主義者と喧伝したのは他ならぬ日本共産党である。竹富町の慶田盛教育長は共産党員である。その彼が分裂主義者なのだ。苦笑してしまう。

地区協議会を結成した理由は町村単位では教科書選定の負担が重く、共同でやれば負担が軽くなるというのと、隣接し合う地域では転向生徒も多く、教科書を同一にしたほうが生徒のためにはいいという理由があったからである。地区協議会をつくった理由は教科書の無償給付とは別の理由からであった。

生徒にとって育鵬社版であろうと東京書籍版であろうと関係ない。文科省が認定したのだから二つの教科書に大差はないからどちらを勉強してもいいのだ。生徒が困るのは地区内で教科書が違うことだ。今度の場合は公民だけだったから転校生の問題は起こらなかったが、もし、竹富町が地区協議会を離脱して、小学一年生から中学三年生までの教科書が石垣市、与那国町と違ってしまったら竹富町と石垣市、与那国町の間で転向するすべての生徒に悪い影響が出る。
地区協議会は無償給付とは関係なく、転校生のために必要であったから結成されたのだ。竹富町もそのことは理解していたはずである。ところが反保守イデオロギーの塊である竹富町は公民の育鵬社版を嫌い東京書籍版を使用した。イデオロギーに固執した結果地区協議会を分裂させたのである。

そして、法律が改正されたのを理由に地区協議会を離脱するという。注視しなければならないのは、竹富町が地区協議会から離脱して困るのは文科省ではなく八重山地区の生徒たちであることだ。文科省は全然困らない。
文科省の目的は全国の義務教育を受ける生徒に教科書を無償給付することである。国は法律通りに全生徒に教科書を無償給付する義務がある。法律では国が無償給付することが定められているのであって、竹富町のように有志の寄付で生徒に無償給付してもいいとは定められていない。それは国から見れば違法行為である。法治国家にとって竹富町のような違法行為は許されない。
今回の無償措置法の改正では反育鵬社版にこだわる竹富町でも地区協議会から離脱して単独に教科書採択でき、国は竹富町に無償給付することができる。国は法改正で目的を果たすことができたのだ。

竹富町は八重山地区協議会の規則を破った。東京書籍版を使用して、公民教科書で八重山地区を分裂させただけでなく、自分のやった違法行為を正当化した。そして、文科省の違法行為を辞めるようにという是正要求を蹴った。蹴ったにも関わらず不服審査を申し立てないという。それも違法行為だ。申し立てしない理由を、膨大な資料作成などが必要で、現実的ではないからだという。笑える理由である。

これから問われてくるのは、竹富町が地区の生徒を犠牲にしてでも革新イデオロギーに固執して八重山地区を分裂させるか否かである。
生徒を犠牲にし、違法行為の限りを尽くして竹富町であった。竹富町が地区協議会から正式に離脱するのなら竹富町教委は正真正銘の分裂主義者である。

もし、単独採決をするのであれば、竹富町教委に「革新イデオロギー妄執の分裂主義者」のレッテルを貼ろう。
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沖縄二紙のねじれきった情熱



書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
狼魔人日記でネット発売
書店ではA4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)のみの発売ですが、狼魔人日記ではA5版の「沖縄民主主義4」も600円で発売します。ご了承お願いします。


新発売・「かみつく3」は県内書店で発売中


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沖縄二紙のねじれきった情熱
沖縄タイムス・琉球新報が八重山教科書問題にしつこく食い下がる情熱にはあきれるばかりだ。ねじれきった情熱としか言いようがない。
 昨日教科書無償措置法が成立したので、今日の新聞にはいつものように八重山教科書問題を大きく掲載している。

 沖縄タイムス
「教科書選び影響注視」「竹富単独も可能・政治介入の恐れ」

 琉球新報 
「竹富狙い撃ち」「国介入に警戒感」「残る法の矛盾」「問われる政治的中立」

 見出しを見ると国が弾圧をするために無償措置法を改正したように見えるが、実際は逆である。

○「教科書選び影響注視」とは具体的には竹富町が育鵬社以外の教科書を単独に採択できるが、文部科学省は「八重山は共同エリア」と単独設定に否定的であることを注視するということである。しかし、八重山地区の編成に文科省は法律上権限がないから介入は一切しないと明言し、八重山地区で竹富町を単独にするかどうかは県教委の権限であると断言している。
 文科省がどうするかを注視する必要はない。県教委がどうするかを注視するべきだ。

○「竹富単独も可能・政治介入の恐れ」は矛盾した文言が並んでいて笑える。
竹富町が八重山地区協議会に加入しないで単独で採択できれば、自由に教科書を採択でき、採択した教科書を国が無償給付する。「竹富単独も可能」ということは「政治介入の恐れ」は一切ないということだ。

 「教科書選びの場が政府の意向を反映した政令で左右される可能性がある。国の関与が強まらないか注意深く見る必要がある。
           「沖縄タイムス」
 文科省は教科書を検定し、複数の教科書を合格させる。地方の教委は検定合格した教科書ならどれを採択してもいい。国は特定の教科書を強制することは法律によってできない。
 教科書選びで国の関与が強まるなんて妄想だ。そもそも、文科省が竹富町に是正要求をしたのは法律違反が原因だ。法律を守れと要求していたのであって育鵬社の教科書を使用しろとは要求していない。
 今度の無償措置法の改正は竹富町が育鵬社以外のどの教科書を採択しても国が無償給付できるようにしたのだ。竹富町を「いじめ」ないような法律に改正したのだから喜ぶべきだろう。ところが国の政治介入うんぬんを言って用心深くなっている。

○「竹富狙い撃ち」「国介入に警戒感」には笑える。法律違反をしていたのは竹富町だけだったから国は竹富町にだけ育鵬社を使用するように指導した。だから「なぜ竹富だけ狙い撃ちするのか。これは国の弾圧だ」などと反発してきた。しかし、今後は竹富町が単独で教科書を採択することができる。石垣市や与那国町と違う教科書を採択しても法律違反にはならない。これからは国が「竹富狙い撃ち」することはない。
でも「狙い撃ち」してくれないと国を口撃できないので、無理やり「竹富狙い撃ち」の文言を使っているのだろう。そして、無理やり「国介入に警戒感」を持とうとしているのだ。
 琉球新報としては国が「竹富狙い撃ち」「国介入」をやってもらいたいのだろう。しかし、いつまでもバカバカしい八重山教科書問題につきあえない国は、無償措置法を改正して県教委や竹富町が法律違反をできないようにしたのだ。まあ、国が一枚上手だったということだ。

市町村が単独で教科書採択できることによって無償措置法と地方教育行政法との矛盾は消える。もし、今度の竹富町のようなことが起こったら、その自治体を単独にすればいい。単独になると教科書採択の負担が大きくなる。自治体は単独にするか地区協議会に参入するかを自分で選択しなければならなくなる。だから「残る法の矛盾」はない。

○「問われる政治的中立」は新聞の常套句であるが、文科省が政治介入したことはない。イデオロギーに固執して政治介入をしたのは竹富町のほうである。竹富町はイデオロギー=政治思想を介入させて無償措置法を破ったのだ。

 国の竹富町への法律遵守の要求を政治介入と妄想するのは琉球新報の記者が左翼イデオロギーにがんじがらめに縛られて公正な判断ができなくなっているからである。

 とにかく八重山教科書問題は無償措置法の改正で解決した。新聞二紙、竹富町、革新系政治家、識者たちは、しばらくの間は負け犬の遠吠えをするだろうが、次第に遠吠えは小さくなり、消えていくだろう。
 消えなかったら、もう病気としかいいようがない。
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誇大妄想に燃えている哀れな人たち



書店発売のお知らせとお詫び
発売日
A4版「沖縄内なる民主主義」(600円税抜)は2月3日(火曜日)、県内書店で発売します。
お詫び
「かみつく」から「沖縄民主主義4」に改名しましたが、勝手ながら、さらに普及版としてA4版「沖縄内なる民主主義4」にしました。
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誇大妄想に燃えている哀れな人たち
「命どぅ宝を継承する会」「県民間教育研究会」が主催した集会で、
 琉球大学の山口剛准教授は、国が地方教育行政法ではなく地方自治法を根拠に是正要求を出したことに触れ、「是正要求自体が違法で無効なもの。こんな要求に付き合う必要はない」と述べたという。
 彼は国立大学の准教授である。教授であるなら文科省は国家機関であり常に法律に照らし合わせて行動していることは知っているはずである。文科省が違法な要求をすることはない。ところが国立大学の准教授である山口氏は文科省の是正要求は違法であり要求に付き合う必要はないと断言するのだ。「お前は本当に学者が。学者の面をした政治屋ないのかか」と言いたくなる。
まあ、こんなでたらめな発言をするのだから革新のお抱え教授であるのは間違いない。
お抱え学者だから、客観的な分析をしないで、「竹富に違法性なし」などと「竹富の違法性」は正当化するのである。

国は地方教育行政法で竹富町を訴えることはできない。地方教育行政法では各市町村の教育委員が自分の自治体で使用する教科書を採択することを規定している。竹富町が東京書籍版を採択したのは地方教育行政法の規定に従ったのであり、合法なのだ。
竹富町の違法行為は八重山地区協議会で採択した育鵬社版を使用しなかったことである。地区協議会の規定は無償措置法にある。竹富町は無償措置法に違反したのであって地方教育行政法に違反したのではない。だから地方教育行政法を根拠に竹富町に是正要求をすることはできない。この基本的な法律さえ知らないのが琉球大学の准教授である。

国が最初に直接是正要求ができるのは県教育委員会に対してである。県教育委員会の頭を超えて竹富町に是正要求することば禁じられているからできない。国は県教育委員会に竹富町を是正指導するように要求することができる。しかし、県教育委員会が国の是正要求に応えなかった場合に限って、直接竹富町を指導することができる。その規定は地方自治法にある。
これは教育に限った場合ではなく、地方に違法行為があったすべての場合に当てはまる法律である。地方に違法行為があった時に国はまず県に違法行為を是正するように要求する。しかし、県が是正しなかった場合は国が直接是正要求をする。
だから、文科省は地方自治法の規定を根拠に直接竹富町に是正要求をしたのである。
私は法律の専門家ではない。なぜ、私がそのことを知っているかというと、文科省が竹富町に直接是正要求できる根拠を述べ、それが沖縄の新聞に掲載されていたからだ。
山口氏は国立大学の准教授でありながら教育行政法ではなく地方自治法で是正要求できることを知らないのだ。ひどい低能な教授である。

ひどいのは山口准教授だけではない。集会に集まった人たちみんなの頭がおかしい。
八重山教科書問題は八重山の問題である。
石垣市、竹富町、与那国町の三市町で構成された八重山地区協議会で公民は育鵬社版を賛成多数で採択したが、竹富町教育委員会は地区協議会の採択に従わないで東京書籍版を採択した。それだけのことである。それに地区協議会の採択に従わなかったのは公民だけで、他の教科書はすべて地区協議会の採択に従っている。この問題は八重山地区の公民の教科書の採択問題である。実に小さな問題である。ところが、集会に集まった人々は、

「この問題は竹富町の教科書問題ではなく、日本政府が生じさせた日本政府の教科書問題だ」など、町を一方的に問題視する国への反論などが相次いだ。
              「沖縄タイムス」
と、八重山地区の問題を日本全体のレベルまで拡大している。
 この人たちの誇大妄想には笑ってしまう。彼らの頭の中では日本政府、日本国の教育書問題まで拡大しているだろうが、現実は無償措置法に違反しているだけのちっぽけな問題である。

 集会に集まった人たちは、自分たちは政府と闘っているのだという思いが強いだろうがそれは妄想であり自己陶酔しているだけだ。

 そもそも政府は育鵬社版を竹富町に強制なんかしていない。育鵬社版であろうが東京書籍版であろうが政府は構わないのだ。ただ、八重山地区協議会で育鵬社版を採択したから竹富町も八重山地区協議会の規定にしたがって育鵬社版を使用するように要請しているだけだ。法律をちゃんと守ってくれと言っているだけだ。

 それだけのことだ。誇大妄想している彼らは新聞に掲載しているから大きな存在に見えるが実際はちっぽけな存在だ。ちっぽけな存在でありながら自分たちは大きい存在だと錯覚し、誇大妄想に駆られて燃えている彼らを哀れに思ってしまう。
たち
「命どぅ宝を継承する会」「県民間教育研究会」が主催した集会で、
 琉球大学の山口剛准教授は、国が地方教育行政法ではなく地方自治法を根拠に是正要求を出したことに触れ、「是正要求自体が違法で無効なもの。こんな要求に付き合う必要はない」と述べたという。
 彼は国立大学の准教授である。教授であるなら文科省は国家機関であり常に法律に照らし合わせて行動していることは知っているはずである。文科省が違法な要求をすることはない。ところが国立大学の准教授である山口氏は文科省の是正要求は違法であり要求に付き合う必要はないと断言するのだ。「お前は本当に学者が。学者の面をした政治屋ないのかか」と言いたくなる。
まあ、こんなでたらめな発言をするのだから革新のお抱え教授であるのは間違いない。
お抱え学者だから、客観的な分析をしないで、「竹富に違法性なし」などと「竹富の違法性」は正当化するのである。

国は地方教育行政法で竹富町を訴えることはできない。地方教育行政法では各市町村の教育委員が自分の自治体で使用する教科書を採択することを規定している。竹富町が東京書籍版を採択したのは地方教育行政法の規定に従ったのであり、合法なのだ。
竹富町の違法行為は八重山地区協議会で採択した育鵬社版を使用しなかったことである。地区協議会の規定は無償措置法にある。竹富町は無償措置法に違反したのであって地方教育行政法に違反したのではない。だから地方教育行政法を根拠に竹富町に是正要求をすることはできない。この基本的な法律さえ知らないのが琉球大学の准教授である。

国が最初に直接是正要求ができるのは県教育委員会に対してである。県教育委員会の頭を超えて竹富町に是正要求することば禁じられているからできない。国は県教育委員会に竹富町を是正指導するように要求することができる。しかし、県教育委員会が国の是正要求に応えなかった場合に限って、直接竹富町を指導することができる。その規定は地方自治法にある。
これは教育に限った場合ではなく、地方に違法行為があったすべての場合に当てはまる法律である。地方に違法行為があった時に国はまず県に違法行為を是正するように要求する。しかし、県が是正しなかった場合は国が直接是正要求をする。
だから、文科省は地方自治法の規定を根拠に直接竹富町に是正要求をしたのである。
私は法律の専門家ではない。なぜ、私がそのことを知っているかというと、文科省が竹富町に直接是正要求できる根拠を述べ、それが沖縄の新聞に掲載されていたからだ。
山口氏は国立大学の准教授でありながら教育行政法ではなく地方自治法で是正要求できることを知らないのだ。ひどい低能な教授である。

ひどいのは山口准教授だけではない。集会に集まった人たちみんなの頭がおかしい。
八重山教科書問題は八重山の問題である。
石垣市、竹富町、与那国町の三市町で構成された八重山地区協議会で公民は育鵬社版を賛成多数で採択したが、竹富町教育委員会は地区協議会の採択に従わないで東京書籍版を採択した。それだけのことである。それに地区協議会の採択に従わなかったのは公民だけで、他の教科書はすべて地区協議会の採択に従っている。この問題は八重山地区の公民の教科書の採択問題である。実に小さな問題である。ところが、集会に集まった人々は、

「この問題は竹富町の教科書問題ではなく、日本政府が生じさせた日本政府の教科書問題だ」など、町を一方的に問題視する国への反論などが相次いだ。
              「沖縄タイムス」
と、八重山地区の問題を日本全体のレベルまで拡大している。
 この人たちの誇大妄想には笑ってしまう。彼らの頭の中では日本政府、日本国の教育書問題まで拡大しているだろうが、現実は無償措置法に違反しているだけのちっぽけな問題である。

 集会に集まった人たちは、自分たちは政府と闘っているのだという思いが強いだろうがそれは妄想であり自己陶酔しているだけだ。

 そもそも政府は育鵬社版を竹富町に強制なんかしていない。育鵬社版であろうが東京書籍版であろうが政府は構わないのだ。ただ、八重山地区協議会で育鵬社版を採択したから竹富町も八重山地区協議会の規定にしたがって育鵬社版を使用するように要請しているだけだ。法律をちゃんと守ってくれと言っているだけだ。

 それだけのことだ。誇大妄想している彼らは新聞に掲載しているから大きな存在に見えるが実際はちっぽけな存在だ。ちっぽけな存在でありながら自分たちは大きい存在だと錯覚し、誇大妄想に駆られて燃えている彼らを哀れに思ってしまう。
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ちゃちなイデオロギーは敗北していくだけだ

ちゃちなイデオロギーは敗北していくだけだ
八重山地区がきっかけとなって、国の無償措置法は採択地区の設定単位を「市都」から「市町村」に改めることになった。
無償措置法が改訂されれば、竹富町単独で教科書を採択できるから、八重山教科書問題は解決する。これで一件落着である。が、それは革新勢力にとって困ることである。八重山教科書問題をネタにして安倍政権批判をするイデオロギー闘争が困難になるからだ。彼らが八重山教科書問題にしがみつきながらイデオロギー闘争をつづけようとしていることは、無償措置法改定の法律が衆議院を通過した翌日の新聞に、沖縄二紙大小合わせてなんと六つもの記事が掲載されていることに如実に表れている。。

新報に島袋哲琉球大学名誉教授が「教育委員会制度の変遷」で戦後沖縄の教育委員会の歴史を書いているが、今問題になっている地区協議会についての歴史については一言も書いていない。地区協議会は戦後の沖縄で市町村が協力して教科書を研究し、地区で統一した教科書を使用するために協議会を設立した。教科書を無償給付するために設立したのではない。地区協議会の歴史について書けば本来の地区協議会の目的を書かなければならない。すると竹富町が無償措置法を理由に育鵬社版を使用しなかったことが地区協議会の設立目的に違反していることが浮き彫りになってしまう。だから、島袋哲名誉教授は地区協議会の歴史を書くことを避けたのである。島袋氏よ、それでも学者かと言いたい。



地区協議会を設定した理由は、ひとつに転校生が困らないようするためである。八重山地区は石垣市、竹富町、与那国町は隣接しているから転校生は必ずいるだろう。三市町の教科書が違っていると生徒が困る。
二つ目は人口の少ない町や村だけで教科書を選択するのは負担が大きい。だから、人口の少ない町村同士が協力しあうために地区協議会を設立した。
前川局長は市町村単位になっても「八重山はひとつの地区であるべきだ」と言っている。それは人口の少ない竹富町と与那国町のことを考えてのことだ。石垣市は市であるから人材豊富であり単独で教科書を採択するのにそれほど困らない。
一方前川局長は「地区設定の権限は県教委にある」と答弁している。
前川局庁の答弁通り地区設定の権限は県教委にあり、今までも県教委がやってきた。石垣市、竹富町、与那国町の三市町で八重山地区協議会を設立したのは県教委である。国ではない。だから、八重山教科書問題を解決する責任は県教委にある。県教委が解決する努力を怠ったので文科省が直接指導したのだ。「国の政治介入」なんてアホらしい反発である。

今までの竹富町と県教育庁の主張を通すなら竹富町は八重山地区協議会から離れて単独採択をするのが筋である。しかし、現在竹富町が石垣市、与那国町と違う教科書は公民だけであり、他の教科書は同じであるから竹富町民の反発起こらなかった。
竹富町が単独で教科書を採択することになると小学一年生から中学三年生まですべての教科書が石垣市、与那国町と違う可能性がある。それで竹富町民は納得するだろうか。町民の反発が強くなる可能性は高い。
竹富町を単独にするしないを決定するのは県教委である。単独にすれば転校生のことを無視していると非難されるだろう。竹富町を地区協議会に参加させれば、今回のような地区協議会の採択した教科書とは違う教科書を採択することはできなくなる。そのすべての責任は県教委にあることになる。

琉球新報の社説は教科書無償措置法について「地方と教育への露骨な介入」という題名で書いている。

八重山教科書問題で、安倍政権による地方と教育への圧力が強まっている。教科書無償措置法の改正案が衆議院を通過した。
「琉球新報社説」
 琉球新報はなにがなんでも安倍政権は地方と教育への圧力をやっていると決めつけたい。だから、

 改正案は、採択地区の設定単位を、現行の「市都」から「市町村」に変更することを盛り込んだ。全国規模では、育鵬社など保守色の強い教科書を採択しやすいための環境整備も見え隠れする。そうでありながら、八重山の三市町は一体とするのは、国のご都合主義以外の何物でもない。
                「琉球新報社説」
 あきれ果てた理屈である。竹富町が地区協議会が採択した育鵬社版を拒否して東京書籍を使用したことが正しいとするならば、地区協議会で採択した教科書以外を採択してもいいと主張しているのだから、地区協議会で東京書籍版を採択してもその教科書を拒否して育鵬社版を使用することも正しいということになる。竹富町が主張してきたのはそのことである。竹富町方式なら東京書籍版を使用したい市町村は東京書籍を、育鵬社版を使用したい市町村は育鵬社版を自由に使っていいと主張しているのだ。
 「市町村」に変更することは新報が八重山教科書問題で非難している教科書採択への国の介入がなくなるということである。本来なら自分の主張が認められたことに喜ぶべきであるのに、「育鵬社など保守色の強い教科書を採択しやすいための環境整備も見え隠れする」と非難する。このひねくれ過ぎた主張には苦笑するしかない。
 新報は八重山教科書問題で竹富町が地区協議会の採択に縛られないで東京書籍版を使用したのは採択権が竹富町にあることを主張したのではなかった。保守の教科書を拒否し革新系よりの教科書を採択したことに賛成し、採択権が竹富町にあることは口実でしかなかったのだ。だから、育鵬社版を拒否し東京書籍版を採択するは正しく、逆のケースの東京書籍版を拒否して育鵬社版を採択するのは間違っているのだ。
 選択の自由の権利を新報は主張していない。育鵬社拒否東京書籍採択を主張しているのだ。それはイデオロギーの主張であって、自由、権利、民主主義とは関係がない。文科省が倦怠合格した育鵬社でさえ拒否することは反保守食の強い左翼イデオロギーである証拠である。

 国に従わない地方を政治家が力で屈服させようとしていることがはっきりした。
              「琉球新報社説」
 これにはあきれるしかない。元々教科書採択は地方の権限であり国が教科書採択を指示することはできない。。しかし、「市都」単位だったので、町村は地区協議会に縛られていた。安倍政権は「市町村」単位にして町村を地区協議会に参加しなくてもいいことになった。「町村」を自由にしたのだ。あへ政権は「屈服させる」の逆のことをしたのだ。
 新報の社説を書く人間は事実を客観的に見ることができない被害妄想病にかかっている。

 沖縄タイムス社説はこれまでのいきさつを説明するが、事実を隠ぺいしている。竹富町は協議会の運営に反発したと述べているが、竹富町は協議会が育鵬社版を選択したことに反発したのだ。その証拠に公民以外は協議会が採択した教科書とすべて同じだ。育鵬社版を拒否する口実に「運営に反発」したのだ。

 竹富町が法律違反を犯している、と決めつけるような物言いには強い違和感が募る。
 政府に問いたい。ではなぜ無償措置法の方改正が必要と判断したのか。竹富町を「違法」と断じる根拠に乏しい、とみとめざるを得なかったからではないか。さらに、今回の海底によっても、地教行法との矛盾はなんら解消されない。
             「沖縄タイムス社説」
 内容の薄い、水掛け論である。
政府が無償措置を改正したのは竹富町のような違法者をださないためだ。無償措置法は違法行為をしても強制的に是正することはできない。現在の無償措置法なら竹富町は公的な組織でありながら永遠に違法行為を続けていくことができる。それでは日本は法治国家と言えない。法治国家としてこのような状況を是正するためには法律を改定するしかない。
無償措置法の改訂版は「市町村」単位にしている。竹富町教委が八重山地区協議会で採択した教科書の全てを採択する約束をしない限り、竹富町は単独で採択するようにすればいい。八重山教科書問題はこれで簡単に解決できる。
 
 「地教行法との矛盾はなんら解消されない」とは、なに寝ぼけたことを言っているのだ。竹富町単体で教科書を採択するのだから、竹富町が採択した教科書は自動的に国が無償給付する。矛盾は全然ない。
 八重山三市町を一つの地区協議会にするかそれとも三市町それぞれ単体にするかは県教委が決定する。国は関与しない。だから、地区協議会のトラブルの全ては県教委の責任となる。今度の改定は地方の自立を高めた法律である。

 下村文科相がフィンランドなどの教職員組合は「教育現場に政治やイテオロギーを入れ込まない」とたたえ、日本の組合が教育現場にイデオロギーを持ち込んでいるという発言に、
    
 教育現場に政治やイデオロギーを持ち込み、混乱を招いているのは、地元からみれば明らかに政府のほうだ。
              「沖縄タイムス社説」
と反論している。おいおい、本気でそのように考えているのかと言わざるを得ない。事実を完全に無視している。竹富町が地区協議会の採択と違う教科書を使用したのは無償措置法違反だから、地区協議会が採択した教科書を使用するように指導しているだけである。教科書の種類は育鵬社版であろうと東京書籍版あろうと他の教科書であろうとかまわない。そこには政治もイデオロギーもない。法治主義があるだけだ。地元からみても政府はイデオロギーを持ち込んでいない。イデオロギーを持ち込んでいるのは明らかに竹富町であり竹富町を支援している革新団体や沖縄二紙である。

 下村文科相は記者会見で、教科書無償措置法改正案で、八重山地区から竹富町を分割することについて、
「違反には当たらない」との見解を述べた。そして、「基本的には各教育委員会の意見を尊重しながら沖縄県教育委員会が最終的には決定する。べつに国が認めるとか認めないという話でない」と述べ、採択地区の設定権限は県教委にあることを強調した。
                「琉球新報」
 竹富町が単独で教科書を採択してもいいこと、地区協議会の設定は県教育委に権限があることを下村文科相は明言した。
 これで竹富町のように地区協議会で採択教科書を拒否して別の教科書をしようすることがなくなった。これからは沖縄二紙が政治介入だと非難する無償措置法の遵守を竹富町に要求することもないだろう。


さあ、どうする竹富町である。さあどうする県教委である。さあ、どうする沖縄二紙である。

竹富町、県教委、沖縄二紙が相手にしているのは民主主義国家である。竹富町、県教委の社会主義に根差した反保守イデオロギーは、東京書籍の教科書を採択して勝利したように見えたが、結局は無償措置法の改正でミーファーファーするだけである。反法治主義のイデオロギーは短期間では勝利しても、長期的には敗北していく。
法治主義の民主主義国家にちゃちなイデオロギーは勝てやしない。敗北していくだけだ。




庭に植えているアロエベラの花だ。
一斉に咲いた。
春だな。

紅いアマリリスも満開になった。
二か月前に球根を移した。
今年は花は咲かないと思っていたが、
咲いた。
春になると花を咲かせないといけないという
アマリリスの本能だろうか。
右端のアマリリスは半分枯れた葉が一枚だけ。
だけれども花を咲かそうとしている。
アマリリスの一途な本能よ。
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教科書問題は宗教の域に達している




「かみつく」の内容紹介
「沖縄に内なる民主主義はあるか」の内容紹介

「かみつく」「沖縄に内なる民主主義はあるか」を
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とよみ店・豊見城市字根差部710番地・TEL・FAX(098)850-8001

一日橋店・南風原町字兼城530番地 ・TEL・FAX(098)889-7695

安謝点・那覇市安謝664-32番地・TEL・(098)-9402・FAX(098)988-8387

美浜店 ・北谷町美浜8-3(イオン北谷店内二階)・TEL・FAX(098)982-7695

やいま店・石垣市真栄里292-1番地 ・TEL(0980)84-3003・(0980)84-3456

宮古店・宮古島市平良字西里1290番地 ・TEL・FAX(0980)74-3828

宮古南店 ・宮古島市平良字松原631番地・TEL・FAX(0980)79-0013


狼魔人日記の
江崎さん登場
今日の1フィート運動解散式の
新聞に掲載されない衝撃的な事実を公開。
八重山教科書問題も徹底して話しています。
 
    

教科書問題は宗教の域に達している


東京書籍の無償給付を求めた訴訟の判決で、那覇地裁は26日訴えを棄却した。
「不当判決。納得できない」と原告の一人はくやしさを滲ませたという。
100%勝ち目のない訴訟をなぜやったのか。そして負けると、「不当判決。納得できないと言う。もう、宗教の世界だ。
この問題は小学生でも解ける問題だ。

八重山の生徒が教科書を使用するまでに二つの法律で設定した協議機関の決定が必要である。
教科書無償措置法によって設定された「教科用図書八重山地区採択協議会」と地方教育行政法によって設定された石垣市、竹富町、与那国町それぞれの「教育委員会」である。

教科書無償措置法は国が無償で配布する教科書を採択する法律であり、石垣市、竹富町、与那国町の合同組織である「教科用図書八重山地区採択協議会」で無償給付する教科書を一種類採択する。去年、「教科用図書八重山地区採択協議会」で、公民は育鵬社の教科書を採択した。
国が八重山地区の中学に無償で配布する公民教科書は育鵬社の教科書と決まった。
中学で使用する教科書はそれぞれの市町村の教育委員会が採択することになっている。
石垣市  使用する教科書は育鵬社版を採択した。
竹富町  使用する教科書は東京書籍版を採択した。
与那国町 使用する教科書は育鵬社版を採択した。

さて、国は三市町に教科書を無償給付するでしょうか。それとも、無償給付しない市町がありますか。もし、無償給付しない市町があるとすればどの市町でしょう。
こういう問題である。小学一年生でも解ける問題だと思う。
憲法問題は絡まない。無償給付する教科書が決まった後で、竹富町は無償給付しない東京書籍版を採択したから、国の無償給付を自分の方から拒否したことになる。
こんな簡単なことを理解できないというのが理解できない。

竹富町の教育長は「なぜ竹富の子だけを罰するのか」と言ったというが、「それはあんたの性だ」というしかない。

原告の保護者は「法の矛盾など照らし合わせ、もっと早い段階で正しい判断が下されると思っていた」と残念がったというが、法は矛盾していない。問題があるとすれば、国としては全生徒に教科書を無償配布したいのに、竹富町のように法律を知らない教育長のせいで有償になる場合があることだ。

無償措置法施行後初めての珍事だということだから、よっぽど竹富町の教育長はじめ教育委員は法律に疎いということになる。
本当はそういうことではない。これを仕組んだのは県教育庁である。その裏には共産党がいる。

訴訟を起こした保護者も普通の人間とは思えない。100%負ける訴訟をするのは普通じゃない。裁判は無料ではない。裁判費用も高いだろう。
保護者が弁護士料も負担するのだろうか。考えられない。

小学生でも理解できる問題を理解できないで「正しい判断が下されると思っていた」などと言えるのは、もう宗教の世界だ。
正常な思考が壊れたのだろうな。


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