TPP、トランプ大統領誕生、英のEU脱退、中国の世界経済戦略等々、今年はおもしろくなる




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TPP、トランプ大統領誕生、英のEU脱退、中国の世界経済戦略等々、今年はおもしろくなる
いよいよトランプ氏がアメリカ大統領に就任する。ツイッターによる発言ではなく、政治をやるのだ。発言した通りの政治をやるかやらないか。世界が注目している。

橋本徹氏はロシアのプーチンとアメリカのトランプと馬が合うから安部首相が世界政治の中心になる可能性があるとテレビで発言していた。理由は違うが安部首相が中心になる可能性は高いと私は予想している。理由はTPPである。
トランプ氏は大統領に就任した日にTPPを脱退すると宣言し、大統領になると脱退した。そして、一国対一国のFTAを締結すると宣言した。アメリカが抜けたから日本を中心にTPPは展開することになる。
環太平洋戦略的経済連携協定の原協定(英語: Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement, TPSEP)は、シンガポール・ブルネイ・チリ・ニュージーランドの4か国の経済連携協定(EPA)として始まり、2005年7月に署名され2006年5月に発効となった。
2010年3月から、原加盟4か国にアメリカ、オーストラリア、ベトナム、ペルーの4か国を加えた拡大交渉が開始された。2011年時点では、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーが加盟交渉国として、原加盟国との拡大交渉会合に加わっていた。9カ国による拡大交渉は、2011年11月12日に大枠合意に至り、2016年に12か国によって最終妥結をした。

アメリカが抜けると2016年の妥結は無効になる。しかし、TPPの法律はできあがっているのだから安部首相が呼びかけてTPPに賛成する国を結集して新たに結成すればいい。安倍政権は必ずTPPを推進する。
トランプ氏はTPPを脱退して、FTAを推進していくと宣言しているが、TPPは複数の国家間のFTAをひとつにしたものであり、FTAの次世代の経済システムである。
世界は経済戦争に入った。
○米国中心FTA
○中国中心FTA
○日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)
○日本中心TPP
 日本・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・シンガポール・オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・ペルー・チリ・・・(TPPに参加しそうな国)フィリピン・インド・タイ・韓国

TPPはアジア太平洋地域の安定と繁栄に向け、自由、民主主義、法の支配、市場経済といった価値観・原則に基づく経済秩序を構築するとともに、21世紀に相応しいルールづくりを推進するという、わが国の断固たる意思を世界に示すことになったと日本経済団体連合会の榊原定征会長は述べた。その通りである。

トランプ大統領はアメリカ第一主義を掲げて、次々と政策を発表している。経済でもアメリカ第一主義で、国内企業を保護し、国外企業には厳しくする方針を取り、メキシコで工場を設立する企業からの輸入には高い税金を課すとしている。
経済は経済の法則が支配している。政治が経済の法則を変えることはできない。政策が経済の法則に反した時は経済の法則に基づき経済が破たんする。トランプ大統領はアメリカ第一主義で経済政策を実践しようとしているが果たしてその政策が経済の法則に則っているかは疑問である。
トランプ大統領は自動車企業がメキシコに工場を造ることを嫌いメキシコからの輸入に高い税金をかけると言っているが、メキシコからは自動車部品も輸入している。部品に高い税金をかければ米国内の自動車が高くなり販売は下降するだろう。国内で部品をつくっても高くなる。トランプ大統領の政策は自動車が高くなる政策である。米国の自動車産業が行き詰まる可能性が高く、雇用が悪化する可能性がある。
メキシコで自動車産業が発展すればメキシコの経済が発展し米国からの輸入が増大し米国経済が潤う。
 現在の米国は景気は回復し、失業率も好転している。トランプ大統領のアメリカ第一主義がアメリカ経済にとってマイナスになる可能性は高い、
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2月14日 レーザー治療をした



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2月14日 レーザー治療をした
 今日の午後2時からレーザー治療をする。レーザー治療をするには同意書が必要である。同意書には、
「私は上記医師から手術について説明文書に記載されている内容の説明を受け、十分に理解しました。その上で手術を受けることに同意します」
と書いてある。説明書を読むとレーザー治療を受けるかどうか迷ってしまう。
 説明書の1は「あなたの病名と病態」で、私の病名は糖尿病網膜症と書いてある。そして、病態の説明があった。
病態
 血糖が高くなると、滑液の性情が変化(血液が固まりやすくなるなど)したり、血液の壁が傷つくようになります。網膜は物を映し出す神経の膜で、多くの毛細血管があり、その血管が詰まっていくのが糖尿病網膜症です。・・・・・・・
 糖尿病網膜症の説明から始まり糖尿病が原因で網膜が痛んでいくことを丁寧に説明している。意外だったのは網膜が痛んで視力低下や失明になるのではないことだった。網膜で血管が痛んでいくと血管の閉塞が進む。すると目に必要とされる栄養や酸素が届かなくなる。だから失明すると思ったらそうではなかった。栄養や酸素が届かなくなると網膜は新しい血管(申請血管)を結成して自分を守ろうとする。この新生血管が失明の原因だという。
 となると疑問が生じてくる。レーザー治療というのはレーザーで毛細血管の瘤を焼いてしまうことである。焼いた部分は血液が通らなくなる。すると焼いた部分は早めに血管を閉塞してしまうことであり、網膜症を一気に進めることになるのではないか。そうなると焼いた部分の代わりに新しい毛細血管を結成することになる。つまり新生血管だ。新生血管が失明の原因であるならばレーザー治療が失明の予防に役立たないことになるのではないか。むしろ、レーザー治療が失明を早めてしまう可能性がある。レーザー治療をやらないで糖尿病治療に専念したほうが失明を防ぐのでないか。このように考えてしまう。
 2この治療の目的・必要性・有効性では「増殖網膜症になりますと、薬や糖尿病コントロールで網膜症の悪化するのを止めることはできません。現在の所、その進行を停止させる方法はレーザー治療しかありません」と述べ、レーザー光線で網膜の細胞に熱を加えて殺すと、網膜の細胞が小さくなり必要な酸素が減り、必要酸素量が減ると新生血管の発生を予防するという。
 この説明ではレーザー光線は糖尿病網膜症でできた毛細血管の瘤を焼くのではなく網膜の細胞を焼くということになる。毛細血管の瘤を焼くのかそれとも網膜の細胞を焼くのか。どっちなのだ。
 レーザー治療を受けた人の90%に有効であり、網膜症の進行を停止できると述べているが、網膜症の原因は糖尿病であるのだから糖尿病である限り網膜症は進行するはずである。レーザー治療で網膜症の進行を停止できることはできないはずである。納得できない説明である。医師に納得のいく説明をしてほしいが、質問をしないことにした。医師が説明すれば新たな疑問が生まれるだろう。再び質問をする。医師は答える。また疑問が生まれる。質問をする。それがずっと続くだろう。そんな時間的な余裕は医師にないだろう。結論はレーザー治療を受けるかどうかと問われれば受けるしかないと思っている。だから、知花クリニックに行く。
 知花クリニックに着いたのは1時半だった。前来た時には中頭病院の裏に駐車したが、そこは知花クリニックの駐車場ではなかった。駐車場は病院の東側にあった。知花クリニックの駐車場に車を駐車して病院に行った。眼科は2階にある。入るとびっくりした。受け付け室には三人しか居なかった。先週来た時はたくさん居たのに今日はたった三人である。先週は午前だった。午前は多く午後は少ないようである。
 視力検査を終わって、目薬を入れられた。瞳孔を開くという目薬である。ソファーに座って診察に呼ばれるのを待っていると看護師がやってきて再び目薬を入れた。そして、場所を診察室のある場所に移動するように指示された。
 診察室は5部屋ある。先週は5部屋使用していたが今日は1室だけであった。長い間ソファーに座っていると看護師がやってきて目薬を入れた。三回目である。それから長い間待って、やっと掲示板に81と点いた。私の受付番号である。
 診察室に入り、説明同意書を渡した。これでレーザー治療を受けることが決定した。先週見た眼底写真を見せられながら、レーザー治療の説明を受けた。診察室を出てソファーに座っていると、隣のドアが開いて看護師が私の名前を呼んだ。立ち上がって部屋に入った。薄暗い部屋だ。
 レーザー治療用の診察台に座ると、4度目の目薬を入れられた。説明書にはレーザー治療をする前に点眼麻酔をすると書いてある。4度目の目薬は点眼麻酔のようだ。
暫くすると医師がやってきた。いよいよレーザー治療である。右目にコンタクトレンズをはめた。「はじめますよ」と医師が言った後にレーザーが照射された。レーザーだから紅い光と思っていたが違った。電球の光と同じ色だった。紅い光だと思っていた私はがっかりした。1回の治療でレーザーを200~400発撃つ。何度も光は点滅した。ズキっと小さな痛みがあったが我慢できる痛みだった。レーザー照射は15分くらいだった。右目の次は左目を治療した。
治療が終わると視力はゼロに近く、看護師に隣の部屋に連れていかれベッドに横になった。レーザー治療は高い。たった30分の治療であるが95、760円だった。限度額適用認定証を提出したので払ったのは55、650円だった。
治療が終わっても目は霞んだ状態であり、車の運転は無理だった。私は時間稼ぎに食堂で昼食をすることにした。病院の食堂なら早く食べてしまう、それは駄目だ。私は大通りに出て歩きながら食事ができる店を探した。

漫画喫茶を過ぎると焼肉屋があった。看板には食べ放題と書いている。焼肉屋を過ぎて歩き続けたが食事ができる店はなかった。漫画喫茶に行くと決め引き返した。ふうチャンプルーを食べ、知花クリニックの駐車場に戻り、車に乗ると家に向かった。

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沖縄国会議員「うりずんの会」が山城博治議長の即時釈放を求めることの愚かさ






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沖縄国会議員「うりずんの会」が山城博治議長の即時釈放を求めることの愚かさ

沖縄県選出の野党国会議員5人でつくる「うりずんの会」(会長・照屋寛徳衆院議員)と仲里利信衆院議員は18日、県庁記者クラブで会見し、米軍基地建設反対の運動で公務執行妨害などの容疑で逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長の即時釈放を求める声明を発表した。
 「うりずんの会」の会長である照屋寛徳衆院議員は弁護士である。弁護士である照屋議員なら、山城議長が4カ月長期拘留されている法的な理由を知っているだろうし、他の国会議員も法律のことは知っているだろうから、長期拘留の理由を知っているはずである。
 私の知っている最長拘留期間は23日である。取り調べで罪を認めれば短期間で釈放されるが、否認したり黙秘すれば最長23日間拘留される。これ以上の拘留は認められていない。検察は23日目で起訴するかしないかを決定しなければならない。山城会長は4つの犯罪容疑で取り調べされているから最長23×4で92日目に釈放されるが、92日から37日が過ぎて129日目になっても山城場長は釈放されていない。なぜこんなに拘留されているのかその理由を私は知らなかった。もしかすると「うりずんの会」が主張しているように「名護市辺野古と東村高江の闘いをつぶす目的を持った政治弾圧」なのだろうかと思ってしまうが、警察が違法行為をするはずがない。
 なぜ、拘留期間を延長することができるのだろうか、理由をネットで調べた。すると、「送致されたのが区検ならば罰金刑で23日目に即決の裁判を経て釈放される可能性が高いです」と述べた後に、「送致されたのが地検ならば本裁判になるので逮捕から2カ月以上の拘束になります」と書いてあった。
 照屋衆議員は弁護士として山城議長と繰り返し接見している。彼のブログでは山城議長と接見した時の様子を「博治から博治」という題名のシリーズで詳しく書いている。「博治から博治」は2017年02月08日で6回目となる。「博治から博治」の5回目のブログには「わが同志、山城博治が逮捕・拘留されてから115日目の本日(2月8日)、那覇拘置所で接見した。名護警察署留置場での接見も含めると、今日で10回目となる」と書いてある。
 「博治から博治」から山城議長は名護警察署の留置場から那覇拘置所に移されていることが分かる。ということは山城議長の場合は区検送致ではなく地検送致であり、逮捕から2カ月以上の拘束が可能であり、裁判も即決ではなく本裁判になることになる。山城議長は4つの違法容疑で取り調べを受けているのだから本裁判をするために黙秘を続けている山城議長を長期拘留するのは普通であるのだ。


写真は「沖縄内なる民主主義11」の裏表紙の写真である。山城議長は機動隊を殴り、防衛局職員をリンチし、進入禁止の鉄条網をペンチで切ったのである。山城議長は写真のように警察や防衛局の職員に暴力を振るったのである。暴力を振るったから逮捕されたのである。
「うりずんの会」は声明で「軽微な容疑にもかかわらず、存在しない『証拠隠滅や逃亡の恐れ』を口実に長期拘留と接見禁止が続けられていることは、辺野古および高江の闘いとウチナーンチュの平和と尊厳回復を求める非暴力の抵抗をつぶす目的の政治弾圧だ」と政府を批判している。「うりずんの会」は山城議長の行為を「非暴力の抵抗」と言っている。それはおかしい発言である。暴力を振るったのだから山城議長の行為は「非暴力」ではない。「暴力」だ。「暴力」を「非暴力」と歪曲して言い、政治弾圧に関連付けようとしているが山城議長の拘留は政治弾圧ではない。四つの違法な暴力行為をした山城議長を逮捕し取り調べているだけである。

「うりずんの会」の6人の国会議員は山城議長の暴力行為を軽微な容疑と決めつけている。彼らは国会議員としての自覚があるのだろうか。非常に疑わしい。
国会は法律をつくる所である。都道府県民の選挙で選ばれた政治家が国会議員となり、国会議員の賛成多数で法律が決まる。法律をつくるのが国会議員の使命である。法律をつくるのだから国会議員こそが法律を守り、国民にも法律を守ることを指導していくべきである。
ところが6人の国会議員は山城議長の暴力行為を軽微だと言い、軽微であるにも関わらず長期拘留をしているといい。不当だと非難している。しかし、法律をつくる国会議員ならば彼らが第一に問うべきは軽微か否かではない。違法か否かである。法律を守るために違法行為を取り締まる警察官を殴り、違法な青テントを撤去するように張り紙を貼ろうとした防衛局の職員をリンチしたことを6人の国会議員は違法か否かの判断を重視するのではなく行為が犯罪として軽微であることを強調しているのである。本来なら山城議長の違法行為を戒めるべきである。彼らは立法府である国会の議員としての自覚がない。国会議員失格である。

照屋衆議員は山城議長を同志と呼んでいる。照屋衆議員と山城議長は同郷であり、前原高校の先輩後輩の間柄である。そして二人とも社民党員である。
照屋衆議員のブログの「博治から博治」は2017年1月13日に始まっているが、そのブログで「博治は、昨年12月26日に名護警察署留置場から那覇拘置所へ移監された」と書いてある。拘置所に拘留されると弁護士だけは接見できる。照屋衆議員は弁護士であるから、山城議長の弁護をやるという理由で接見ができるようになった。拘置所に移ったことは検察が本裁判の本格的な取り調べを始めたことになる。そして、取り調べのために山城議長は長期拘留される。弁護士である照屋衆議員はそのことを知っている。そして、検察が起訴をして本格的な裁判になることも知っている。だから、山城議長の弁護をすることを警察に話し、山城議長と接見したのである。
2月3日の「博治から博治」には「博治とは、弁護団からの報告で第一回公判が3月17日に内定したこと、公判に臨む態度、現下の差し入れ・宅下げの状況など詳細にわたって話し合った」と書いてある。
照屋衆議員は2月3日の時点で公判が3月17日になることを知った。凶悪な犯罪ではないから山城議長が釈放されるのは公判が始まる3月17日であるはずである。だから、山城議長は早くて3月17日には釈放される。山城議長は黙秘をしているから無条件で釈放はされないだろう。釈放されるとすれば保釈願いを裁判所に提出し、裁判所が許可した時に保釈される。これが普通である。山城議長が釈放されないで長期拘留されているのは普通のことであり、山城議長だけが特別に長期拘留されているのではない。
沖縄県・石垣島(石垣市)の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われた元女優の高樹沙耶(本名益戸育江)被告(53)は2016年10月25日に逮捕されて2017年1月23日の初公判後に保釈保証金350万円を納付して保釈された。保釈されたのは那覇地裁が保釈を認める決定をしたからである。裁判所が保釈を認めれば山城議長も保釈される。認められなければずっと拘留される。黙秘を続けているから公判が始まる3月17日までは保釈されないだろう。しかし、公判が始まれば保釈されるだろう。保釈されなかったら弾圧だといって保釈運動が広がるかもしれない。県議会や国会でも問題にするだろう。大騒ぎになるのを裁判所は嫌うだろうから公判が始まったらよっぽどのことがない限り山城議長は保釈されるだろう。保釈保証金を払って。

高樹沙耶の拘留期間は3カ月であった。高樹沙耶の拘留期間と比べて4つの容疑で拘留されている山城議長の拘留が長いということはない。検察は普通に取り調べをやっているだけである。それなのに、
「博治の長期異常勾留、接見禁止処分は、明らかに裁判所の露骨な意図による弾圧である。安倍政権の指図を受けるがまま行政権力に屈服し、司法の独立を自ら否定し、法と正義に反するものだ」
と、裁判所が弾圧しているとか安部政権の指図であるように主張する「うりずんの会」のほうが異常であり、露骨な政治意図のある発言である。山城議長の拘留では検察も裁判所も行政権力に屈服してはいない。三権分立を守っているし、司法の独立、法と正義を守っている。ましてや安部政権が山城議長ごときを気にすることはないし、長期拘留するように司法に指図するはずがない。安倍政権が司法に指図すれば三権分立を破る違法行為である。安倍政権が小物の山城議長を恐れて長期拘留するように違法な指図をすることはあり得ないことである。もし、指図をして指図がばれれば安部政権の崩壊につながる。そんな愚かなことをやるはずがない。

「うりずんの会」の、
「彼らが、博治が辺野古新基地闘争の現場に戻ることを嫌い、恐れているのは間違いない」
には苦笑するしかない。
山城議長は派手なパフォーマンスをし、彼の行動をマスコミが好んで報道するから目立っているが、辺野古に彼が戻ったからといって闘争に参加する人間が増えるわけではない。彼は沖縄平和運動センターの議長ではあるが彼に動員力があるわけではない。社民党系の平和運動センターよりも共産党系の統一連の方が動員力はある。山城議長が居ようが居まいが統一連の動員には関係がない。山城議長が辺野古に戻っても参加している連中は盛り上がるだろうが、参加者が増えるわけではないのである。だから建設反対闘争が増大することはないし、強力になるものでもない。
山城議長が戻っても建設反対運動は現在とそれほど変化はないだろう。辺野古の埋め立て工事は順調に進むだけだ。「うりずんの会」は山城議長を過大評価している。辺野古の埋め立て工事が順調に進んでいる状況の中であせっている「うりずんの会」が山城議長を過大評価したい気持ちは分からないものではないが、山城議長に彼らが思っているほどの実力はない。彼らは山城議長に妄想を抱いているだけである。妄想は妄想であり現実ではない。

 4基のヘリパッド建設を阻止すると豪語して阻止運動をやったが、予定よりも早く完成した。ヘリパッド建設を阻止できなかった連中が辺野古に移動しただけである。
ヘリパッド建設さえ阻止できなかった連中に辺野古飛行場建設を阻止する実力はない。山城議長が居ようが居まいが建設を阻止できない状況は同じである。

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安慶田前副知事 県議会文教厚生委員会で答弁する 諸見里前教育長は出席せず






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安慶田前副知事 県議会文教厚生委員会で答弁する 諸見里前教育長は出席せず
安慶田前副知事は20日に県議会の文教厚生委員会(狩俣信子委員長)で、教員採用試験や県教育庁の内部人事の口利きについて答弁した。
答弁では、「口利きの)依頼をしたところで特定受験者を採用できないと認識していたので、、採用試験において依頼したことは一切ない」などと述べ、関与を否定した。また、県教育庁の内部人事については「教育長に指示し、聞かなかった際に恫喝(どうかつ)するなどということは絶対にない」と述べ、依頼は一切なかったと断言している。そして、文書で口利きなどを告発した諸見里明前教育長については、社会的名誉の侵害などから「耐え難い苦痛」を受けたとし「事実ではないことを世間に公表した前教育長は責任を負うべきだ」と指摘。その上で「司法の場で真実を明らかにするほかないとの結論に至り」、前教育長を告訴することにしたと述べた。

安慶田前知事は教員採用試験の口利きはしなかったと断言した。安慶田氏の断言をひっくり返すことができるのは諸見里明前教育長だけではできない。口利きをしたときの証拠を出すか諸見里氏のほかに県庁の幹部の証言が必要である。果たして幹部が証言するか。口利きがあったとしても証言するのは難しいだろう。証言したとしても本当であるか嘘であるかははっきりしないだろう。もし、安慶田氏の口利きがなかったとしたら証言するはずがない。
県議会の文教厚生委員会での答弁と諸見里明前教育長への名誉棄損告訴は一気に安慶名氏を有利にした。それに比べて文書で告発した諸見里明前教育長は文教厚生委員会に出席しなかった。委員会は3月上旬の参考人招致を打診しているが、出席するとの返事はない。
普通なら告発した諸見里氏が積極的に文教厚生委員会に出席して答弁し、告発された安慶田氏が消去的になるのだが、今回は逆である。
そもそも、沖縄タイムスに告発したのは諸見里氏ではない。諸見里氏は現在有名私立校である昭和薬科大付属中学高校の校長である。教育庁を離れ有名私立校の校長職で忙しい諸見里氏が安慶田前副知事を新聞に告発するはずがない。告発すれば世間が騒ぎ、県議会での証言や裁判沙汰になるのは確実である。校長職にある諸見里氏にとってなんのメリットもない。口利きが事実であったとしても諸見里氏が新聞に告発することはあり得ないことである。
諸見里氏ではない誰かが新聞に告発したのは確かである。狙いは安慶田副知事の失脚である。諸見里氏に安慶田氏を失脚に追い込む理由は見当たらない。正義心だけで告発するのは考えられないことである。それに過去のことをなぜ今このタイミングで告発するのか。理由がない。告発した理由は今のタイミングやった理由がある。それは安慶田前知事が新しい教育庁を使って教育庁の人事に介入したからである。教育庁は左翼の牙城である。保守の政治が介入できない世界である。その教育庁に介入してきた安慶田前副知事を排除するのが告発の目的だった。告発は組織的であり、諸見里前教育長がやったものではなかった。諸見里前教育長は告発をした組織の指示で文書を提出しただけだ。

安慶田氏が副知事を辞任し、後任には左翼経済学者の富川盛武氏が副知事になり、新設した「政策調整監」には社民党系で革新色が強い元県議の吉田勝広氏(72)が担当者になった。告発した狙いは翁長知事の右腕で安倍政権ともつながっている安慶田氏を外し、翁長知事を左翼系が取り巻くのが目的だったのだ。組織の狙い通りになったのである。県庁の内部抗争が表に出たのが安慶田前副知事への告発であった。それは主導した共産党が勝利したが、しかし、それは翁長知事、オール沖縄を弱体化させるものであった。

承認取り消しは違法行為であると最高裁は裁定した。翁長知事は裁判で敗北した。県民の翁長知事への不信感は高まったはずである。オール沖縄は結束して翁長知事支持を高めていくべきであるのに宮古島市長選挙では分裂して2候補を出した。そして、敗北した。そして、新聞での告発により安慶田副知事辞任である。県民の翁長知事支持率はますます下がったはずである。
翁長知事・オール沖縄は自滅している。しかし、自滅している翁長知事・オール沖縄に鉄槌を下さないのが沖縄自民党である。
仲井眞前知事は承認取り消しが違法行為と最高裁に裁定された翁長知事を名誉棄損で告訴しない。告訴すれば翁長知事を追いつめることができるのにやらない。自民党は弁護費用の3000万円を翁長知事が支払うように告発しようとはしない。承認取り消しは違法行為でありやってはいけないことであった。やってはいけないことをやって翁長知事は県民の税金を使ったのだ。違法行為に県税を使ってはいけない。だから翁長知事に払わせるべきである。告発すれば県民の自民党支持は高くなるだろう。しかし、自民党は告発しない。
安慶名前副知事問題でも、自民党が告発の実態を明らかにすることはできないだろう。残念ながら、これが沖縄政治の現実である。
 ヘリパッド建設と同じように辺野古飛行場建設は順調に進み、普天間飛行場の辺野古移設は確実に実現する。それもまた沖縄政治の現実である。
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沖縄戦で、上陸するとすぐに学校をつくった米軍と沖縄政界のおかしさ







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沖縄戦で、上陸するとすぐに学校をつくった米軍と沖縄政界のおかしさ 
 皆さんはこの写真を見たことがあるだろうか。私は少年の頃にこの写真を見てとても感動した。感動したのはこの写真の芸術的な強烈さである。少女の足や腰の曲がり、手のしぐさ、水を飲んでいる顔、水筒、黒人兵の姿が強烈に印象に残
った。

 とても印象に残った写真であるが、そんな写真があったことをいつの間にか忘れていた。記録写真集「沖縄戦と住民」という本は月刊沖縄社が1978年に出版した本である。最近、ネットで見つけて購入した。購入した理由はある写真が載っているのを期待したからである。
2年前に沖縄市のパルミラ通りで写真展があった。沖縄戦の時の子供たちの写真であり、この写真も展示していたが、
写真には、戦争中に子供を保護したらすぐに浴びせて清潔にする写真や、戦時中であるにも関わらず米軍は学校を開いていて子供たちが運動場で遊んでいる写真があった。私が驚いたのは沖縄戦が始まって間もない頃に米軍が学校を開いたことであった。そのことは初めて知った。米軍が学校を開いたことを書いてありそうな本をネットで探したが見つからなかった。最近、この写真を表紙にしている「沖縄と住民」という本を見つけたので、もしかすると戦中に学校を開いたことが載っているかも知れないと期待して購入した。
「沖縄戦と住民」は沖縄戦を記録した写真集である。A4判の200ページを超す特大の写真集であるが、この写真集に掲載している写真のほとんどは米海兵隊のカメラメンが撮ったものである。
読谷、嘉手納からの上陸から始まり、中南部の激戦や捕虜収容所の様子まで掲載している。日本兵の死体だけでなく、墓に隠れていたが殺された住民、女子狙撃兵の死体、路上で射殺された老女など、多くの戦争被害者の写真も載っている。この写真集は沖縄戦を知るのには貴重な資料である。
私が知りたいことも本の後ろに載っていた。
小学校設立については4ページあり、コザ第二小学校と戦争孤児施設、高江洲小学校を紹介している。
コザ第二小学校の開会式では子供たちに「シッカリ、ベンキョウシマショウ」と訓示するケラー少佐や開校祝賀運動会の写真が載っている。
写真を紹介する前に日本国家の教育者としてのプライドを紹介する文章も載せてある。

戦勝者に媚びぬ教育者
米軍軍政府は教育再建にも情熱を燃やし、上陸早々、各収容所内の教育者をピックアップ、各地区に学校を建てさせた。開講式には地区隊長が出席、祝辞を読んだ。宜野座村でそんな隊長を前に、こんな来賓祝辞を述べた教育者がいた。

ある日の夕方、ひとりの百姓が鍬をかついで家路を急いでおりました。汗ダクで働きつかれて重い足どりでした。
ところがどうしたことか、沈んで行く夕日の反対側から、また太陽が出てくるではありませんか。しかもその太陽はトテツもない大きいものでした。お百姓はまた朝がやってきたと思いました。
百姓は疲れきった体を重い足どりで、しかたなくいまきた道を畑へ引きかえして行きました。「これでは休むひまも寝るひまもない」
みなさん。今のお話の、あとの太陽とはフメリカのことです。大きいと言ったのは物量を誇っているという意味です。
しかし皆さん天に二日は道理が通りません。皆さんは先生の教えをよく守って、大きくなったら、あとから出てきた太陽を撃ち落とさなければなりません。それが皆さんの大事な役目です・・・・・・・・
お話は終わった。期せずして満場の拍手は鳴りやまなかった。アメリカ人の地区隊長も通訳から説明を聞いて、おくらばせながら拍手を送った。微笑さえ浮かべていた。たよりない朝鮮人の通訳は、いまの話をなんと訳したのだろう。
戦勝者に媚びない教育者が沖縄にはたくさんいたのである。
                「沖縄戦と住民」
高江洲小学校の設立は4月6日だった。米軍が上陸してから6日目であった。高江洲小学校のある泡瀬方面に米軍が進行したのは4月3日であったから、住民を捕虜にすると同時に学校を設立したのである。
校舎は仲喜州国民学校の木造校舎を利用した。教員64人。児童生徒2,414人であった。机を並べて勉強している写真と広場で子供たちが整列している写真を掲載してある。米軍は教育を重視していたことが分かる。
捕虜収容所や学校の写真を見ている内にあることに気が付き胸が締め付けられた。「沖縄戦と住民」の表紙の少女は裸足である。彼女だけではない。運動場で整列している子供たちもみんな裸足である。捕虜収容所の人たちも裸足である。私の脳裏に初代県知事である屋良朝苗氏の復帰前の県民大会での演説が蘇った。屋良氏は日本人としての誇りを強調し「たとえ、戦前のように芋と裸足の時代に戻るとしても祖国日本に復帰するべきである」と演説して拍手喝采を浴びていた。
保守は米軍基地がなくなれば沖縄は貧乏になり、戦前のような「芋と裸足」の社会になるといって祖国復帰に反対していた。屋良氏は保守に反論し、「芋と裸足」に戻っても祖国復帰をするべきであると主張したのである。戦前は「芋と裸足」の時代であったと聞いても、それほどのショックはなかった。しかし、「沖縄戦と住民」で裸足の写真を見るとショックは大きかった。裸足の生活は貧しいというより極貧である。戦前は極貧だったと痛切に感じる写真であった。
戦後の沖縄は極貧生活から抜け出した。原因はは世界一経済が豊かであるアメリカの軍事基地があったからである。民主主義国家であるアメリカは沖縄を植民地ではなく民主主義社会しようとしていた。生活も豊かにしようと経済発展に努力した。
小学5年生の時、琉大を卒業したての砂辺松一先生が担任だったが、戦後の沖縄は自分のような貧しい家でも大学に行けて教師になれるといって感謝していた。戦後の沖縄はアメリカ世と呼んでいたが、アメリカ世に感謝をする大人は居たが嫌っている大人はいなかった。しかし、新聞などの公の世界ではアメリカに感謝する言葉は見当たらなかった。政治家や知識人は感謝ではなく批判をしたからである。

沖縄戦の時、「八重山戦争マラリア」とも呼ばれ、終戦間近の1945年、日本軍によるマラリア発生地域への強制疎開により、多くの人が犠牲になった事件は何度も取り上げられ日本軍の非難をしている。しかし、アメリカ軍がマラリアを撲滅したことは政治家や識者は話さないし書かない。マラリアを撲滅したアメリカ軍への感謝の言葉を一度も見たことはない。批判するべきことは批判し感謝するべきことは感謝するのがあるべき姿だと思う。しかし、沖縄は米軍に感謝することを禁句にしている。

沖縄戦では、赤ん坊が泣くと壕内に隠れていることをアメリカ兵に知られてしまい、殺されてしまうと思って赤ん坊の口をふさいで殺してしまう悲劇が多く伝えられている。
もし、赤ん坊の泣き声が壕外に聞こえたらどうなっていただろうか。アメリカ兵は赤ん坊の泣き声のする壕を襲撃しただろうか。答えは否である。米軍は襲撃をしないで壕内の島民を救い出した。

その証拠がこの写真である。壕には11人の住民が隠れていたが、赤ん坊の泣き声を聞いた米軍は攻撃をしなかった。壕に隠れていた住民は赤ん坊の泣き声で全員が無事に救出されたのである。4月の戦争初期のことである。
日本兵に強制されて母親が赤ん坊を窒息死させた悲劇は何度も書かれ、日本兵非難の理由にされるが、もし、赤ん坊を殺さないで泣き声が壕外に聞こえた時はどうなっていたかは書かれてこなかった。書くと米軍のヒューマニズムを認めてしまい、米軍は強姦と殺人を繰り返して沖縄県民を弾圧してきたという主張ができなくなるからだ。

米兵が女性を強姦した事件は多くあった。その事実は伝えるべきである。しかし、赤ん坊の泣き声を聞いた米兵は襲撃しないで隠れている島民を救出した事実も伝えるべきである。

沖縄では米軍の悪を広め、善を隠していく。それが戦後70年以上も続いている。これもまた沖縄の政治的悲劇ではないだろうか。
私は戦後の沖縄は幸運だったと思う。民主主義国家であり世界第一位の経済大国アメリカが統治したし、これまた世界第二位だった民主主義国家日本の地方自治体になったのである。民主化も経済も日米政府のおかげで発展したのが沖縄である。
沖縄はある意味で政治も経済も順調に発展してきた。発展しなかったのは政治家や識者たちの頭である。
例えば国頭村のヘリパッド建設であるが、県道70号線を封鎖したりしてヘリパット建設阻止運動は盛んに行われたが予定通り4基のヘリパッドは建設された。政治的には順調に進んだのである。阻止運動で政治が阻害されることはなかった。ヘリパット建設阻止運動は民主主義に背くものであったが、日本の議会制民主主義はヘリパット建設阻止運動なんかでびくともしない。

 おかしなのは沖縄の政界である。現実離れしたおかしい政治思想だから実現はしない政治思想である。おかしな政治思想を実行している代表が翁長知事である。
 なにしろ安保条約に賛成している翁長知事が安保条約破棄を党の理念にしている共産党と共闘したのだ。共闘できない者同士が共闘するのが沖縄の政界である。翁長知事と共産党は辺野古移設反対は同じであるが、翁長知事は普天間飛行場の県外移設を主張し、共産党は閉鎖撤去を主張している。それに安保廃棄の共産党は米軍基地を日本から撤去することを目的にしているから国内移設である県外移設には反対である。移設賛成派と反対派が共闘することはあってはならないが沖縄であるのだ。こんなのは政治ではない。県民を騙す詐欺である。あきれてものがいえない。
 詐欺師翁長が知事選挙で勝って県知事になった。それが沖縄である。詐欺で知事になった翁長氏がまともな政治ができるはずはない。

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2月8日 脳と眼の検診の日






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2月8日 脳と眼の検診の日

今日の検診は眼と脳のふたつあり、眼の検診は地花クリニック、脳の検診は中頭病院であった。しかし、私はふたつの検診を中頭病院でやるものだと勘違いして中頭病院に行った。
退院した時に検診の予約表をもらったが、
H29年2月7日、9:00、ク眼科―視力眼圧ミドリンP散瞳 OGT (M)オブ
H29年2月7日、10:30、脳神経外科 GIフォロー

と書いてあったので、中頭病院で9時からは眼の検診をして10時30分から脳の検診があると思っていた。しかし、中頭病院の自動受付け機にカードを挿入すると脳の検診の受付表は出たが眼の検診の受付表は出てこなかった。変に思い受付係に予約表を見せると眼の検診は知花クリニックだと教えた。ク眼科のクは知花クリニックのクであった。私は知花クリニックに向かった。
 実は入院しているときに脳内出血よりも糖尿病のほうが深刻であることが分かった。脳内の出血は止まったから血圧を押さえていれば出血はしない。入院しているときは160以内を維持していた。退院したあとに200になったが、医師は血圧は下がるから心配する必要はないと言った。血圧の薬を飲んでいればよっぽとのことがない限り出血はしない。安全である。しかし、糖尿病は安全ではなかった。糖尿病が原因で足裏のしびれと眼底出血があったのだ。
私の足の裏は1年前からしびれるようになっていたが、しびれの原因は糖尿病だった。68歳の高齢になれば足のしびれくらいはあるだろうと、私は高齢が原因だと考え、足がしびれるのは仕様がないと思っていた。しかし、しびれは年齢の性ではなく糖尿病が原因であった。私は知らない内に重い糖尿病になっていた。
血糖値は入院中に300を何度も超えた。普通は100くらいらしい。私は3倍も血糖値が高かったのだわ。病院では200を超すとインスリンを駐車したが、食後はいつも200以上あり、インスリンの注射をした。
糖尿病が進行すると足に釘が刺さっても痛くなくなり、痛くないので病院に行かないで治療をしなかったために足を切断してしまう。そんなケースが沖縄では多いと看護師たちは話した。入院中は糖尿病の恐ろしさを何度も聞かされた。

 中頭病院に入院している時に知花クリニックから来た眼科の医師が眼の検査をしたら、眼底から出血していることが判明した。
「うわー、流血している」
眼を検査した医師は言った。その時にレーザーで治療しなければならないと言っていた。
 2月7日は知花クリニックで再検査する日だったが、再検査というより、眼球の写真を撮り、私に症状を説明した後にレーザー治療をするように進言する日だったと言える。眼球の裏側が出血しているのは中頭病院で検査した時に分かっていた。

 私の病気は糖尿病網膜症である。糖尿病網膜症についてネットで調べた。
糖尿病網膜症とは、糖尿病が原因で目の中の網膜という組織が障害を受け、視力が低下する病気らしい。 網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきをしている。 糖尿病網膜症は、糖尿病腎症、糖尿病神経症と並んで、糖尿病の三大合併症といわれている。

近年、食生活の変化や内科診断の進歩にともなう糖尿病患者数の増加と、糖尿病治療の進歩による糖尿病罹患期間の長期化により、その合併症である糖尿病網膜症の頻度もいちじるしく増加しているとネットでは説明している。糖尿病に10年以上罹患すると、その約50パーセントに網膜症がみられ、20年以上では、約80パーセントに網膜症が合併するとされている。そのため最近では、糖尿病網膜症は、中途失明原因の第1位となっています。
ネットの説明から考えると私は10年近く糖尿病だったということになる。私は自分で質素な料理を作り食べている。酒も1か月に一回くらいしか飲まない。暴飲暴食とは無縁な私が10近く糖尿病であったとは信じることができない。しかし、足のしびれ、眼底出血をしているのだから否定することはできない。

精密眼底検査をすると糖尿病網膜症はその進みぐあいにより大きく三段階に分けられるという。

1単純糖尿病網膜症
針の先で突いたような小さな点状出血、それよりやや大きめの斑状出血、毛細血管が膨らんでできる毛細血管瘤、脂肪やたんぱく質が沈着してできたシミ(硬性白斑)、血管がつまってできたシミ(軟性白斑)などが眼底所見として見えます。視力には全く影響がなく、血糖コントロールをよくしていると自然に消えてゆきます。

2増殖前網膜症
軟性白斑というシミが多数出てきたり、血管がつまって酸素欠乏になった部分があちこちに出てくると、新生血管が出てくる前段階になります。静脈が異常に腫れ上がったり、毛細血管の形が不規則になります。正確な状況をつかむために蛍光眼底造影(血管造影)をすることがあります。この段階でも視力に影響がありませんが、危険な状態に一歩踏み込んでいます。この時期にレーザー光凝固をすると最も良い効果が得られます。.

3増殖網膜症
新生血管(正常ではないはずの新しい血管が硝子体にのびてくる)、新生血管が破れて起こる硝子体出血、増殖膜、網膜剥離という重症な段階です。新生血管が出てもまだ自覚症状はありません。この段階でレーザー光凝固をすればまだ間に合うことも多いのですが、硝子体出血や網膜剥離を起こすと、なかなか自然に治ることは少なくなります。この段階になって目の中に煙のすすがたくさん出たり、赤いカーテンがかかるなどの自覚症状が出てきますが、相当に進んでしまって手遅れに近いのです。

これらの三段階がどのくらいのスピードで進むかは、人によって違います。血糖コントロールがきちんと行われている人は進むのが遅く、また最終末期の網膜剥離にまで至らずに、途中で進行が止まり安定することも多くあります。概して比較的若い人(40~50歳以下)は進行が速いので注意を要します。

私の場合は第2段階だろう。目がぼけてしまう目薬りを入れたのは蛍光眼底造影をするためであった。看護師は瞳を大きくする薬だと言っていた。目薬を入れてから写真を撮った。

 医師はカラー写真を見せながら、赤い粒々が流血であり、それをレーザーで焼いて固まらせると説明した。粒々は30以上もあった。糖尿病が原因でできた粒はなくなることはないという。だから、レーザーで焼いて凝固させて大きくなるのを防ぐ。だから、眼球の治療というより症状を進行させないための処置であると言った。レーザーで焼くと視力は落ちてしまうという。それに凝固に失敗して流血してしまうこともあるという。その時には手術して眼球を洗うらしい。流血する確率は33%だと医師は言った。気持ちが暗くなる話ばっかりだ。
 視力は落ちる。出血する可能性33%だとショッキングな話を聞かされた私のショックは大きかった。レーザー治療はやりたくないというのが正直な気持ちであるが、治療しなければ失明する恐れがある。失明するのはいやだからやっぱりレーザー治療をやった方がいい。
 レーザー治療の同意書をもらって知花クリニックを出た。中頭病院に脳検査をするためにいかなければならないが困ったことになった。眼球を撮影するために目薬を入れたが、目薬のために視界がぼやけて見えた。3、4時間はぼやけるという。老眼でぼやけているのに加えて眼薬でもぼやけてしまった。車の運転が難しい。ぼやけていてもなんとか運転はできるだろうと車に乗ったが、運転するのはヤバかった。運転するのをあきらめてタクシーで行った。

 中頭病院でCTを撮った後に脳の写真を見ながら医師から離しを聞いた。
 脳の出血は止まり、出血した血も吸収されているという。出血した箇所に白い部分があったがそれは血ではないと医師は話した。脳内出血は1件落着である。半年後に検査をするということになり、中頭病院での検診は終わった。病院を出たが、眼はまだぼけていた。タクシーで行くと10分もかからない。知花クリニックに到着しても車を運転できないだろう。私はタクシーに乗らないで歩くことにした。
 
 脳内出血と眼底出血の両方に襲われたのは大きなショックである。中上病院を退院した後は脳出血の後遺症があり文章が書けなくなっていた。なんとかして書いたが数倍の時間がかかったし思うようには書けなかった。しかし、脳内出血で入院したのはよかった。脳内出血しなければ糖尿病は進み、眼底出血はもっと悪化していただろう。脳内出血で入院したから糖尿病が分かり、足のしびれの原因、眼底出血が分かった。
 これからは血圧と糖尿病について研究し、食事を変え、運動などをして血圧と糖尿病を改善していこう。

歩きながら考えた。4月出版予定の「沖縄内なる民主主義12」をどうするかについてだ。私は3カ月毎に「沖縄内なる民主主義」シリーズと評論または小説の2冊ずつを出版しようと思っているし、やってきた。出版するために二カ月で原稿を書き、1カ月で編集するというやり方で通してきたが、今回は脳内出血で入院し、退院した後も後遺症で書くことが疎かになって、1月で原稿を書き上げなければならなかったのに半分も書いていない。
しかし、4月に出版はしたい。どうすればいいか。あれこれ考えた。あれこれ考えている間に知花クリニックについた。目はまだぼやけているが、なんとか運転はできそうだ。私は車に乗り家に向かった。
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頑張れ安慶田前副知事






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頑張れ安慶田前副知事
 安慶田前副知事は教員採用試験への口利きをしたと諸見里明前教育長が文書で証言したことに対して名誉棄損の訴訟を起こした。そして、口利きなどについて審査する県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)に出席する意向を狩俣委員長に伝えた。  
安慶田前副知事は教育庁幹部人事以来をしたことは認めた。しかし、教員採用試験への口利きをしたことは否定した。名誉棄損の訴訟を起こしたのは教員採用試験への口利きである。人事依頼は副知事ならやってもおかしくない。しかし、教員採用試験への口利きは副知事でもやってはいけない。それは違法行為である。
安慶田前副知事は口利きは絶対やっていないと言っている。県議会文教厚生委員会(狩俣信子委員長)の審査にも出席すると言っている。審査で口利きは絶対にやっていないと堂々と主張するだろう。口利きの証拠がなければ言ったもん勝ちである。
告発した諸見里明前教育長はまだ出席の返事はないという。弁護士と相談しているというが、こういう及び腰は県民に不信感を与えるだろう。もしかしたら諸見里明前教育長が嘘をついているかも知れないと思う県民が増えるだろう。

安慶田前副知事は徹底して闘って欲しいね。そうすれば県民は県庁への不信、オール沖縄への不信、そして、翁長知事離れが進んでいくだろう。
共産党の策略はオール沖縄を自滅させるだけである。けっこうなことである。

頑張れ、安慶田光男前副知事。
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安慶田副知事辞任の真実4 照正組社長の照屋義実氏が副知事固辞をした本当の理由






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安慶田副知事辞任の真実4 照正組社長の照屋義実氏が副知事固辞をした本当の理由
辞任した安慶田光男前副知事の後任は富川盛武氏(69)になる見通しとなった。富川盛武氏は国際大名誉教授である。国際大は左翼教授が集まっている大学である。富川氏もそうである。予想通り副知事は左翼の人物になった。
翁長知事は米国に行く前に照正組社長の照屋義実氏(69)に副知事就任の打診をしていたが、照屋氏は固辞した。照屋氏は副知事になることから逃げたのである。照屋氏は安慶田前副知事が辞任しなければならなかった裏の事情を知っただろう。もし、副知事になったら安慶田前副知事のように策略で辞任に追い込まれる可能性がある。もし副知事でいたいなら共産党の言いなりになるしかない。それを知ったから照屋氏は副知事にならなかったのである。

安部政権とつながりがあった安慶田副知事が辞め、左翼経済学者の富川盛武氏が副知事になれば翁長知事は安倍政権とのつながりを絶たれてしまう。それに照正組社長の照屋義実氏が副知事を固辞したことで分かるように翁長知事支持の保守の人物も翁長知事と距離をおくようになるだろう。
 保守は離れ左翼に囲まれていくのが翁長知事である。共産党と手を組んだらこのようになる運命だ。
 共産党にとって保守は絶対的な敵である。保守と妥協することは一切ない。共産党が翁長知事に要求するのは辺野古基地建設を阻止し、米軍基地を否定することである。そして、安倍政権と敵対することである。

 共産党は辺野古基地建設反対は徹底している。妥協は絶対にしない。埋め立てが終わり、建設を阻止するのはできないことが目に見える状態になっても阻止を掲げて反対していく。辺野古基地が完成寸前になっても阻止を掲げて反対する。そして、完成したら撤去運動を展開する。それが共産党であり、翁長知事にも共産党と同じ行動をするように強要していく。もし、翁長知事が辺野古基地受け入れは仕方がないなどと発言すれば強烈な翁長知事非難をするだろう。翁長知事が北部訓練場の4000ヘクタール返還を「歓迎する」と発言したら非難されたことから分かる。

 自民党や民進党、社民党など他の政党は自民党に代わって政権を握りたいと思っている。しかし、共産党は違う。共産党はロシア革命が起こった時に日本でロシア革命のような革命を起こす目的で結成した政党である。革命を目指して結成した政党であるのだから今の日本の体制を否定している。
共産党は資本主義体制である今の日本の政権を握る気はない。資本主義体制を社会主義体制に変えたいのだ。そして、日米安保を破棄し、米軍基地を撤去したいのだ。
沖縄での共産党の目的は米軍基地の撤去である。翁長知事と一緒に沖縄県政を維持していきたい気は毛頭ない。共産党は翁長知事を利用して辺野古基地建設を阻止したいのだ。だから、翁長知事の周囲に居る保守は邪魔な存在なのだ。共産党は保守を翁長知事から離れさせて、共産党の目的のために翁長知事を使おうとしているのだ。

保守政治家が共産党と手を組めば次第に保守は離れていき孤立させられ共産党の言いなりになる運命にある。その具体例が翁長知事である。
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恐怖の日曜日 血圧が199に・・・






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恐怖の日曜日 血圧が199に・・・
 恐怖の日曜日だった。血圧があれよあれよという間に199になったのだ。
 朝起きてすぐに血圧を計ると125であった。いつもより少し高い。退院した時には血圧を抑える薬2種類をもらった。朝食後にはアムロンジビンOD5㎎を朝食後に、コバシル4㎎を夕食後に飲んでいたが、中頭病院から指定された嘉手納町の池原内科ではコバシル4㎎は飲まなくても大丈夫だと判断してアムロンジビンOD5㎎だけを飲むようになった。
 朝起きてすぐに血圧を計ると110台が多く、たまには100台の時もあった。布団などを片付け、少し動き回った後に図ると110台か120台に落ち着いていた。だから起きてすぐの血圧が125というのは高い。布団などを片付けた後に計ると137であった。ちょっと動いただけで137になることは今まではなかった。気になった私は10分後に計った。すると144になっていた。運動をしたら144になるがなにもしないのに144になったことはない。変だ。私は血圧を何度も計った。する160を超えた。急いでアムロンジビンOD5㎎を飲まなければならない。しかし、アムロンジビンOD5㎎は朝食の後に飲むように指定しているが朝食はまだつくっていない。朝食をつくる余裕はない。私は妹が残していったパンとバナナとりんごを急いで食べてアムロンジビンOD5㎎を飲んだ。しかし、薬の効果はすぐにはない。血圧を計ると199になっていた。
 恐怖が走った。脳内出血をした私には血圧199は恐怖である。・・・もしかしたら再び出血するかもしれない・・・という恐怖が脳裏をよぎった。恐怖を解消するには病院に行くしかない。私は急いで着替えて、健康保険証や血圧を記録した「家庭用血圧記録ノート」を持って池原内科にいくことにした。車を走らした数分後に、今日は日曜日だから池原内科は閉まっているかもしれないことに気付いた。多分閉まっているだろう。開いている可能性はゼロに近い。
・・・行くのは止めよう・・・
と思ったが、車は走り出している。迷っている間も車は池原内科を目指して進んでいる。
・・・もしかしたら開いているかもしれない。閉まっていたら帰ればいい・・・
と考えた私は池原内科に行くことにした。
 大通りに出ると、比謝川の赤橋を渡り、細い2車線を抜けると国道58号線に出た。左折して数分すると池原内科が見えた。錆びたシャッターは降りていた。池原内科は閉まっている。日曜日だから当然である。がっかりしたが仕様のないことである。日曜日に来た私が悪い。私は家に帰った。

 血圧は170に下りていた。このまま下がり続けて120台になれば問題はないが、再び上昇して200になる可能性もある。私はできるだけ動かなかないで血圧を計り続けた。
 150台まで下がった。このまま下がり続けることを願ったが、しばらくすると上がり始めた。このまま上がり続けて200になったらと思うと恐怖だ。どうしよう。下がればいいが、上がり続けて200になれば脳出血するかも知れない。この恐怖を打ち消すのは私にはできなかった。これ以上血圧が上がったら家に居続けるのはできない。私は血圧が160台であったら家に居て、もし、170を超えたら救急車を呼ぶ決心をした。
 170を超えた。救急車を呼ぶ決心をした私からは血圧上昇の恐怖は消えていた。病院に行けるからだ。病院なら適切な処置をしてくれるだろう。
 119番に電話した。
「はい、こちらは消防署です」
救急車を呼ぶために電話したので「こちらは消防署です」と言われたのに一瞬戸惑ったが、救急車は消防署の管轄であることを思い出した。消防署員は住所と名前を聞いた。私は住所と名前を伝えた後に、救急車を要請する理由として私の症状を説明した。
15分後に救急車がきた。3人の消防署員がやってきた。一人が私に症状を聞きながら血圧を計った。190あった。私の予想通り血圧は200に達する可能性があった。

。救急車を呼んでよかった。

 と、思ったが、中頭病院で私は救急車を呼ぶべきでなかったことを痛感させられた。

 急患室に入った。中頭病院に脳内出血で入院したことと、救急を呼んだ理由を医者に説明した。医者は左右に額を押し感覚があるかを聞いたり、ろれつは大丈夫かと聞いたり、握力を確かめたり、足が動かせるか力を出せるかを調べた。全てが正常であった。それは当然である。私は脳出血を恐れ、出血をさせないために救急車を呼んだ。出血をしていないのだから正常であるのは当然である。
 ところが医者は私の判断が間違っていることを私的した。医者はしびれがあったり、手足の動きに異常があったり、ろれつがまわらなかったりした時に救急車を呼ぶべきであると言い、中頭病院は日曜日でも診療をしているから、血圧が高かったら診療を受けるべきであると言った。
 私だって救急車を呼びたくはなかった。しかし、池原内科が閉まっていたから救急車を呼んだのだ。それが間違っているかと言いたくなったがやめた。私の正しい行動はタクシーで中頭病院に行くべきだったということだ。次からはそうします。
 私は診療費を払って家に帰った。家に帰ると再び血圧200の恐怖がよみがえった。
 血圧を計ると150台だった。150台だとなんらかの拍子に200になるかもしれない。私は動かないでじっとしながら血圧が下がるのを待った。
 141になった。ほっとする。私はパソコンの前に座り、昨日書いた「安慶田副知事辞任の真実3宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み」を添削してからブログにアップロードした。
 夕方になると血圧を下げるために布団にくるまって横になった。これなら130台に下がるだろうと期待したが、140台から下がることはなかった。血圧が140台のまま夜が過ぎていった。
 恐怖の日曜日であった。

 月曜日の朝、血圧を計ると135であった。昨日は125から199まであがった。135なら再び200に上がらないか心配である。私は軽い朝食を取った後に血圧の薬アムロンジビンOD5㎎を飲んだ。薬の効果が出るのは数時間後だろう。私は数時間布団にくるまって横になることにした。
 しばらくするとドアを叩く音がした。鍵がかかっていないドアが開いた。息子だった。
「大丈夫か」
が息子の第一声である。私は、
「大丈夫だ」
と言った後に、昨日から今日までのことを話した。そして、
「今は130台から140台で安定しているから心配する必要はない」
と言った。雑談をした後、
「俺にやれることはないか」
と息子が言ったので、買い物を頼むことにした。
「米が切れている。米を買ってきてくれ。それから豆腐にゆし豆腐、キャベツにほうれんそう。それからりんごとバナナを買ってきてくれ。りんごは3個をパックにしているのがある。安いから3個パックを買ってきてくれ」
「米は何キロだ」
「3キロだ」
「分かった買ってくる」

 息子が買い物から帰ってきた、一昨日妹が来たことを息子に話した。
 私には9歳上の姉はが居た。姉は25年前に死んだが、姉は後妻であった。前妻には男性一人と女性二人の子供が居て、姉の夫が死んだあと、前妻の子供が長男であるから墓を継いだ。長男は姉の位牌を寺に預けてあり、お骨も墓から出すから引き取るように要求してきたという。前妻の子供たちは姉と夫の義兄に冷遇されていた。姉を恨む気持ちは分かる。しかし、墓から姉の骨を出すというのは異常である。信じられないことであるがそれは現実である。
 妹は姉の墓は姉の子供がつくるがつくるまで私たちの墓に入れたいといった。寺に預けることはできるが、しかし、その間は姉はさびしいだろう。姉をさびしくさせないために私たちの墓に入れたいというのが妹の願いだった。あの世が存在しないと思っている私は姉がさびしい思いをするのはあり得ないことだと思っている。しかし、姉がさびしい思いをすると思っている妹の気持ちを否定する考えは私にはない。私は妹の提案に「そうしたほうがいい」と答え、姉の子供たちが望むなら姉のお骨を私たちの墓に移そうといった。
 妹との話を息子に話した。それから雑談をした後、息子は出ていった。

 息子が出ていった後、血圧を計ったら 135であった。私は血圧を下げるために尺八を吹いた。尺八は思い切り空気を吸い、すべての空気を吐き出す。それを繰り返しながら演奏をする。長く演奏をすると頭がくらくらしてくる。原因は酸欠でくらくらするのではなく、逆に必要以上に酸素を体に供給するから血圧が下がるのである。尺八を吹いたら血圧が下がるのは確実である。しかし、昨日尺八を吹いたが血圧は少ししか下がらなかった。でも血圧が下がるのだから吹いた方がいい。
 私は昨日よりも長く吹いた。血圧を計るとなんと135あった血圧が121になっていた。効果絶大であった。多分薬の効果との相乗効果だろう。でも120台になったのは素晴らしい。ひと一安心だ。
 明日はCT検査の日である。安心できる検診の結果が出ることを期待する。
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安慶田副知事辞任の真実3 宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み






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宮古島市長選に見られた共産党の翁長知事囲い込み
 宮古島市長選で奇妙なことが起こった。一枚岩であるはずのオール沖縄の市長立候補者が二人になったのだ。自民党が分裂して二人になったのでオール沖縄が一人であれば勝てる可能性があった。ところが二人の立候補者が出た。これでは負けてしまう可能性が高い。

 任期満了に伴う2017年1月22日投開票の宮古島市長選で、保守系現職の下地敏彦市長(70)が10月21日に市内のホテルで会見し、3選に向けて立候補を表明した。下地敏彦市長の次に立候補したのは、医師で宮古地区医師会会長の下地晃氏(62)であった。下地晃氏はオール沖縄勢力の選考委員会が選出した人物である。選考委員会の下地委員長は「オール沖縄のスタンスで保守、中道の支持も得られる人としてまとまった。一党一派に属した政治家ではなく、多くの市民の支持が得られる」と選考理由を説明した。
 これで保守とオール沖縄の一騎打ちの選挙になるはずであった。ところがそうではなかった。
 下地晃氏がオール沖縄から立候補すると発表した11月7日から2週間後の11月22日に前県議の奥平一夫氏(67)がオール沖縄の側から立候補したのである。自民党も分裂して二人の立候補になるが、最初に二人の立候補になったのはオール沖縄のほうだった。オール沖縄は市長選に勝つために内部統一ができなかったのである。その原因は共産党にあった。
 下地晃氏の支持政党に社民党と社大党はあったが共産党の名前はなかった。共産党はオール沖縄の選考委員会が選出した下地晃氏を支持しなかったのである。
 オール沖縄はイデアロギーを腹八分六分にして沖縄アイデンティティーを第一にして結成した団体である。だから、保守と革新が一緒になった団体なのである。内部対立があってはならないオール沖縄であるはずなのに宮古島市長選では分裂したのだ。分裂しただけではない。本来ならオール沖縄の選挙委員会が選出した下地氏を応援するはずの翁長知事が分裂した方の奥平氏を応援したのである。
 翁長知事はイデオロギーを抑えて沖縄アイデンティティでオール沖縄を結成した。しかし、左翼政党である共産党、社民党、社大党はイデオロギーの塊である。3党はアイデンテイティでオール沖縄に参加したのではない。政治的な損得の計算で参加したのだ。
 2年前の県知事選挙の時、革新側は単独候補を立てようとしていたが当選する確率は低かった。その時に県外移設にこだわる翁長氏は安倍政権の圧力で辺野古移設容認に変わった自民党県連から離れた。そして、翁長氏は革新政党に共闘を持ちかけた。
 単独候補を立てて落選するより、安部政権と対立している翁長氏と共闘して、翁長氏を当選させたほうが政治的に得すると考えたから翁長氏の提案したオール沖縄に参加したのである。イデオロギーを腹八分六分にしたからではなかった。翁長氏が当選すれば政党のイデオロギーを拡大することができるからであった。革新の中心的な政党は共産党である。翁長氏は共産党とがっちり握手した。そして、翁長氏が県知事選で勝利した。

オール沖縄は沖縄アイデンティティでひとつにまとまちているように見えるがそうではない。ヘリパッド建設反対、辺野古基地建設反対で同じである共産党と社民党であるが二つの政党は同じ場所で同じ内容の反対運動をしているにもかかわらず政治イデオロギーが違う。だから共産党と社民党はオール沖縄内部で勢力争いをしている。

ヘリパッド建設反対運動をしている団体は社民党系の沖縄平和運動センターと共産党系の統一連であるが、二つの団体がなかよく運動をしていたのではない。ふたつの団体の運動方針は違っていたし、別々の行動をしていた。ヘリパッド建設現場に入ったのは沖縄平和運動センターの活動家たちであり、入らないで県道70号線だけで反対運動をしたのが統一連であった。

共産党と社民党はオール沖縄内でも勢力争いをしていることが如実に表に出たのが宮古島市長選であった。
オール沖縄から二人の立候補を出せば負けるのは確実である。それでも出したのは選挙に勝つよりも別の目的があったからである。
下地氏の後に出馬した奥平氏は出馬の理由にオール沖縄勢力の選考委員会の「選考のあり方への疑問」だと述べた。社民党、社大党のペースで下地氏は選出された可能性が高い。しかし、「選考のあり方への疑問」というのは選出されなかった方の勝手な言い分である。それだけの理由で立候補するのはあり得ない。奥平氏が立候補した裏には共産党が共産党が存在している。共産党にとって下地氏を支持することができない理由があった。
オール沖縄勢力の選考委員会(下地学委員長)は下地氏を擁立した理由に「オール沖縄のスタンスで保守、中道の支持も得られる人としてまとまった。一党一派に属した政治家ではなく、多くの市民の支持が得られる」と下地氏が保守、中道の支持を得るような人物だと述べている。オール沖縄にふさわしい人物であるが共産党にとっては好ましくない人物である。共産党は反資本主義・日米安保廃棄・米軍基地撤去に徹している政党であり、保守・中道を嫌っている。だから下地氏よりは左系である奥平氏を担ぎ出した。
保守でありオール沖縄をつくった翁長知事であるから、下地氏を応援するのが普通である。しかし、翁長知事は奥平氏を応援した。下地は翁長知事は両方の候補者を応援するべきであると主張したが翁長知事は聞き入れなかった。翁長知事が共産党の言いなりになっているからである。

翁長知事は「米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因である」と言い続けている。だから、菅官房長官との会談で北部訓練場の4000ヘクタールが返還されることに「歓迎する」と答えた。返還は沖縄経済の発展になるのだから当然のことである。しかし、翁長知事の「歓迎する」は共産党には禁句だった。共産党の赤嶺議員は、返還する北部訓練場の北半分は、普段あまり使われておらず、ヘリパッドも古くなり、使い物にならない状況になっていたと言い、必要のない北部訓練場の半分を返還する条件として、米軍は高江に6つのヘリパッドを作れと要求したと説明して、4000ヘクタールの返還は米軍基地強化が目的であったと強調した。そして、赤嶺議員の理論が広まった。
翁長知事の「歓迎する」が共産党が作り上げた理論によって批判されると翁長知事は「歓迎する」を取り消して、ヘリパッド建設反対を強調するようになった。

翁長知事の「米軍基地は沖縄経済の発展を阻害する」は那覇新都心の経済発展を根拠にして県議会事務局か発表した「米軍基地を全面返還したら9155億5千万円の経済効果がある」という試算を根拠にしている。この試算も実は共産党が作り上げた嘘の理論だ。赤嶺議員は国会の予算委員会でこの理論を堂々と発表したが、赤嶺議員の論に政府の誰も反論しなかった。
赤嶺議員の予算委員会の弁舌などで米軍基地を返還すれば沖縄経済は発展するという理屈が沖縄で広まっていった。しかし、その理屈は嘘である。
那覇新都心は商品を売る消費経済である。県外にお金が出ていく経済である。基地経済は県内にお金が入ってくる経済である。沖縄経済を支えているのは那覇新都心経済ではなく基地経済であるのだ。私は「沖縄に内なる民主主義はある」の「県議会事務局の米軍基地全面返還した9155億円系座効果の真っ赤な嘘」で批判しだが、沖縄の自民党までが赤嶺議員の理屈を容認するようになっていった。
私は「翁長知事・県議会は撤回せよ謝罪せよ」を出版した。表紙の表には「沖縄県議会が発表した『米軍基地全面返還したら9155億円の経済効果がある』は真っ赤な嘘である。翁長長雄志知事と県議会は撤回し、県民に謝罪せよ」を、裏には「沖縄に信じられないことが起こっている。米軍基地跡地の那覇新都心で、高層マンションや大型店舗が建ち、経済が発展したのを根拠にして、基地を全面返還したら9155億円の経済効果があるから、米軍基地を返還すると県議会が発表したのだ。翁長知事は『米軍基地は経済発展の阻害要因である』発言を繰り返している。信じられないことである。返還すれば4205億6100万円のマイナス効果しかない。見えすいた嘘が万延している沖縄の政治はおかしい。狂っている。」と書いた。沖縄の政治家や識者はこんな見えすいた嘘をどうして見抜けないんだという私の失望もあった。
私はこの本を出版してから、翁長知事と県議会を裁判に訴える積りだった。ある県会議員から県議会への様子を聞き、訴訟を起こす準備を始めたが、訴訟を起こすまでには困難なことが多く、微弱な私には無理であることを痛感してあきらめた。

米軍基地を返還すれば経済効果があるという理論は、米軍基地は経済効果あると自民党が米軍基地を容認してきた根拠を覆す目的のために共産党がでっち上げたものである。翁長知事は嘘の理論を根拠に米軍基地を返還すれば経済効果が絶大であると言ってきた。その理論からすると北部の4000ヘクタールの米軍訓練場が返還されると経済効果があるということになる。だから翁長知事は「歓迎する」と言ったのである。まさか共産党からクレームが来るとは予想していなかっただろう。
共産党は日本の米軍基地全てを撤去するのを目的にしている。だから、普天間飛行場を辺野古に移設するのに反対するし、ヘリパッドを移設するのにも反対である。反対を正当化するために移設を新基地建設と呼び、基地強化だと主張する。
4000ヘクタール返還は基地強化が目的であるから翁長知事の「歓迎する」は基地強化を容認しているということになるという指摘に翁長知事は慌てふためいた。共産党の支持がなければ翁長知事は知事の座に座り続けることはできない。だから翁長知事はオスプレイが離着陸するヘリパッド建設反対を強調し、4000ヘクタール返還を「歓迎する」は訂正した。
米軍基地を返還すれば経済効果があるという理論をつくりながら4000ヘクタール返還を経済効果の理論からはずして、4000ヘクタール返還は基地強化のためであるという理論をつくったのも共産党である。矛盾する理論をつくってでも反米軍基地に徹底しているのが共産党である。共産党の手の平で踊らされているのが翁長知事である。
○米軍基地は沖縄の経済発展の阻害要因であるを主張。
○4000ヘクタール返還を歓迎するを撤回。
○政府の米軍北部訓練場の返還式典には参加しないで、オスプレイの配備撤回を求める抗議集会に参加。
○宮古島市長選で奥平候補を応援。

翁長知事は共産党のロボットになったといっても過言ではない。そして、共産党の策謀で、

 ○安慶田副知事の辞任。

となった。腹心を切られた翁長知事はますます共産党のいいなりになる運命である。
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