なぜ日本は自民党が与党であり続けるのか

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なぜ日本は自民党が与党であり続けるのか


日本はずっと自民党が政権を握っている。国民の自由な選挙で国会議員は選出されるのだから、他の政党と交互に与党になるのが普通である。事実、外国の議会制民主主義国家では米国のように与党は変わっている。日本のように自民党がずっと与党であり続けている国はない。まるで日本は自民党を与党にさせるために裏で政治工作をしているのではないかと思わせるほどに自民党が与党であり続けている。
日本は国民の自由意思で選挙をする。裏工作はない。だから、国会議員は国民の自由意思で選出している。そうでありながらなぜ自民党が与党であり続ける。不思議である。


 1953年の国会は自由党(199) 改進党(76) 左派社会党(72) (右派社会党(66) 分党派自由党(35) その他(18)であった。1955年になると保守系は日本民主党(185)と自由党(112)の2党になり、左翼系も左派社会党(89)と右派社会党(67)の2党になった。1958年には自由民主党(287) 日本社会党(166)の2大政党時代になった。二大政党時代になったから自民党と社会党政権を争い、交互に与党になるのが普通であるが、そうならなかった。社会党が与党になったことは一度もなかった。


 1958年以後に、1993年と2009年以外はずっと自民党が与党であり続けた。社会党は分裂し社会党はなくなった。自民党は分裂しないでずっと安定して続いている。
日本国民は自民党を支持し続けている。しかし、自民党だから支持しているというものではない。自民党の政治を支持しているのだ。もし、自民党よりも他の政党の政治がいいと思ったら国民は自民党以外の政党を支持している。事実、2009年に民主党が309議席、自民党119議席になり、民主党が与党になったことがある。民主党が与党になったということは国民は自民党だから支持しているということではないのだ。
 
自民党政権時代にアメリカ合衆国発の金融危機で世界経済が悪化したことがある。アメリカの金融危機によって円高になった。円高になると日本製品は高くなり売れなくなる。日本輸出は落ち込み、日本経済は悪化していった。経済悪化を自民党政府を改善することができなかった。日本経済はますます悪化していった。国民は自民党政府に不安を持つようになった。
かつてない速さで悪化する経済情勢に加えて、ねじれ国会における野党の審議拒否・審議引き延ばしのために迅速な景気対策がとれなかった。そのために麻生内閣の支持率は10%台まで落ち込んでいった。
自民党より民主党のほうが国民のための政治をやると信じた国民は総選挙で民主党を与党にしたのである。国民は民主党が日本の経済悪化を克服すると期待したが、民主党政権で経済はますます悪化していった。民主党は国民の期待を裏切ったのである。3年後の2012年の総選挙では民主党はたった53議席しか取れないで野下した。国民は自民党に期待した。294議席確保した自民党が与党に帰り咲いたのである。
 与党に帰り咲い自民党は総理大臣を安倍晋三氏にした。安倍内閣は経済対策を立てた。それをアヘノミクスという。
「第一の矢」:大胆な金融緩和 
「第二の矢」:機動的な財政政策 
「第三の矢」:民間投資を促す成長戦略


 安倍内閣は円高を解消し円安にするためにマイナス金利による金融緩和をやった。マイナス金利にすれば銀行の収入は激減する。円への信頼はなくなり、世界での円の価値が低くなる。もしかすると新たな経済危機に陥るかもしれない。危険を覚悟で安倍内閣はマイナス金利政策を実行したのである。世界でマイナス金利政策をした国はない。日本だけである。マイナス金利によって円は次第に安くなっていった。すると日本の商品は安くなり輸出が増加していった。アベノミクスによって日本経済は復活していった。


安倍内閣は2度総選挙をやった。国民は安倍内閣を支持し、2度勝利し、安倍内閣であり続けている。2005年から2021年の自民党→民主党→自民党という政治の流れを見ると、国民は国民生活を豊かにする政党を選んでいるのだ。


社会党と共産党は国民生活を豊かにする政党ではないと国民は知っていた。だから、支持率は低く、社会党、共産党が与党になることはなかったのだ。


<font size=4>自民党が与党であり続けている原因を解いていく1 


笠置シズ子とパンパン</font><center>

 この写真に強い衝撃を受けた。手を振っている女性は歌手の笠置シズ子である。そして、笠置のファンたちである。私が衝撃を受けたのは女性ファンが快活に笑っていることである。女性歌手のファンが女性であるのだ。
 笠置シズ子は終戦の2年後の1947年に「東京ブギウギ」を発表した。「東京ブギウギ」は大ヒットして笠置は国民的スターとなった。笠置が有名な歌手であること。東京ブキウギをうたっていたことは知っていた。私が驚いたのは女性たちの笑い顔である。敗戦して数年後である。敗戦のショックで国民は貧しさの中で苦しんでいるはずである。それなのに女性たちは快活に笑っているのだ。信じられない笑いである。
 彼女たちは熱烈な笠置ファンである。



 私は水谷豊の「相棒」のファンである。相棒だけは昔からずっと見ている。昼に再放送をしているが再放送も見ている。水谷の娘である女優趣里が笠置シズ子を主人公にしたNHKの連続ドラマ「ブキウギ」の主人公を演ずるということを知った。それまでは趣里のことを知らなかった。趣里 が演じる笠置について調べてみた。調べていると笠置の前に集まっている女性ファンたちの写真を見つけた。女性たちは笑い、とても楽しそうである。
 彼女たちは米兵相手に体を売る“パンパン”である。パンパンたちは笠置の熱烈なファンであった。パンパンたちが熱烈なファンであることを知って驚いた。米兵相手に体を売る“パンパン”たちが笠置のブギに熱狂したというのだ。なぜ熱狂したのかという原因については書いていない。
 東京ブキウギの歌詞である。


東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
海を渡り響くは 東京ブギウギ
ブギの踊りは 世界の踊り
二人の夢の あのうた
口笛吹こう 恋とブギのメロディー
燃ゆる心のうた 甘い恋の歌声に
君と踊ろよ 今宵も月の下で
東京ブギウギ リズムウキウキ
心ズキズキ ワクワク
世紀のうた心のうた 東京ブギウギ
ヘイー
作詞:鈴木 勝 作曲:服部 良一


 ブギのリズムは元来、黒人ジャズやブルースの流れをくみ、逆境の中でも世を恨まず、強く明るく生き抜こうという希望を与える歌である。東京ブギブギはウキウキ、ワクワクし楽しく踊る歌である。米兵を相手に体を売っているパンパンたちが熱狂する歌とは思えない。しかし、熱狂したのである。
「ブギの女王”が“夜の女”たちの心を捉えたのは、未亡人となった笠置シヅ子が乳飲み子を抱えて懸命に歌い踊る姿に、同性として心打たれたからだと解説している。彼女たちは、苦しさを顔に表さずに舞台で明るく力強く歌い踊る笠置シヅ子に、生きる希望を投影していたと解説している。日劇のステージのかぶりつきに、花束を持ち、目を輝かせた彼女たちの姿を見ない日はなかった」とジャーナリストは評している。
信用できない批評である。
観客がファンになるかならないかは舞台の歌手の歌いっぷりを見てから決めるのである。歌手がどんな私生活をしているかは関係ない。彼女たちは舞台の笠置の歌いっぷりを見て熱烈なファンになったのである。,
彼女たちは日劇での笠置のステージに毎日駆けつけたという。彼女たちは数百名で舞台前の客席を陣取り、まるでアイドルファンのように笠置を熱烈に応援したという。それが敗戦から数年後に起こったことである。信じられない。信じられないが事実である。


1950年アメリカ公演に行く前に歓送特別公演が日劇で行われた時、夜の女たちの姐御“ラク町のお米”は仲間たちに大号令をかけ、日劇の一階の半分、約800席を買い占め、「ラクチョウ夜咲く花一同より」と書かれた、ひときわ大きく高価な花束をステージの笠置に贈ったという。笠置は感激し、彼女たち一人ひとりに「おおきに、おおきに」と応え、握手をして回った。<center>

 笠置シヅ子とパンパンたちの明るい姿を見て子供のころの近所に住んでいたアメリカハーニーたちを思い出した。私が住んでいた場所は嘉手納米軍飛行場から1キロほど離れている場所にあった。隣近所には米兵と同棲しているアメリカハーニーたちが居た。ハーニーとはアメリカ兵と結婚している女性ではなく、同棲することによってアメリカ兵から収入を得ている女性である。ハーニーは地元の女性はいなかった。遠く離れた場所に住んでいる女性たちであった。米兵から得たお金を実家に送っていた。離島の女性は多かったようだ。そのような女性をアメリカハーニーと呼んでいた。
 
ハーニーたちは明るかった。彼氏である米兵とは友達のようであり、男尊女卑のような関係はなかった。むしろ、ハーニーのほうが強い印象だった。笠置シヅ子のファンであるパンパンたちの写真を見るとハーニーたちの明るさと重なった。
 二軒隣の女性は米兵と結婚していた。子供が二人いて、一緒に遊んだ。かなり離れた家にはベッキーという私生児が居た。よくいじめられていた。
ある日、広場で遊んだ後に川に行くことにらなった。ベッキーは遊び仲間ではないので連れて行かない。しかし、ベッキーが錆びそうな顔をしたので、
「ベッキーも行くか」と聞いた。ヘッキーは嬉しそうにうなづいたので連れていくことにした。川はむらからかなり離れている。川遊びをしていると、
「ベッキー」
と女性の声が聞こえた。女性は何度も「ベッキー」と言いながら近づいてきた。ベッキーは川から出て女性を向かえた。女性はベッキーの母親だった。母親は泣きながらベッキーを強く抱きしめた。母親は私たちが川に連れて行ったのはベッキーを集団でいじめるのが目的であると思ったらしい。私たちは母親が泣きながら強く抱きしめている理由が分からず首をかしげながら見ていた。ベッキーは苦笑いしていた。母親はベッキーを連れて帰った。


 アメリカハーニーたちの陽気は他の女性に感じることができない明るさだった。東京のパンパンたちと似ている。米人を接することによって肌で感じることができる自由ではなかっただろうか。


 彼女たちは戦前の日本では感じることができなかった「自由」を米兵と接触して感じたのではないだろうか。
 米兵と書いてあるが日常生活では軍服はつけていない。米兵は普通のアメリカ人である。彼女たちは普通のアメリカ人と接触したのである。

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左翼支持率低下の回復を目指した立憲・共産連合の都知事選

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左翼支持率低下の回復を目指した立憲・共産連合の都知事選
 立憲民主党は左翼系の立憲民主に保守系の希望の党が合流した政党である。合流する前の衆議院の議席は立憲が55議席、希望の党が50議席であった。105議席あったが2021年の衆議院選で96議席になった。立憲は保守と左翼が半々の政党である。
 2021年の衆議院選では衆院選で、立憲民主党では辻元清美氏をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏ら国会審議で政権批判やスキャンダル追及をしてきた左翼系の「論客」が落選した。立民の中堅は「最前線で批判ばかりしていた人が軒並み落ちた。路線を変えないと、支持は得られない」と発言したほどである。21年の左翼系議員の落選で立憲の左翼系議員は半数以下になっているだろう。蓮舫氏は参院選東京選挙区(定数6)で3回戦っている。2010年は170万票であった。16年は110万票でトップ当選した。しかし、前回の22年は67万票で4位当選であった。左翼である蓮舫氏も支持率は下がり続けたのである。
左翼系の議員が減り続けているのは55年の社会党時代からずっと続いている。国民の左翼支持は減り続けているのは確実である。


 支持率が低下し続けている左翼が起死回生を目指して結束したのが立憲と共産の連合である。立憲共産連合をより強固にしたのが東京都知事選である。蓮舫氏とは立憲と共産の支持をバックに都知事選に立候補した。
 共産党は、小池晃書記局長が「最強、最良の候補者」と持ち上げている。6月に入ると共産党は「日本共産党も蓮舫さんを全力で応援します」と記したビラを各戸配布して選挙宣伝を始めた。街頭演説や集会に共産党関係者を動員して、共産党選挙運動の前面に出てきた。立憲共産党と呼ばれるくらいに都知事選の立憲と共産の連携は一体となっている。文字通り左翼政党の一体化である。
 支持率低下が進行している左翼の結集が都知事選である。支持率回復なるかどうか。それが問われる都知事選である。

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自民党が与党であり続ける原因を解明しないマメディアの愚かさ

自民党が与党であり続ける原因を解明しないマメディアの愚かさ




 国民の選挙で国会議員は決まる。自民党が与党であるのは国民が決めたことである。なぜ、国民は自民党を与党にし続けるのか。なぜ日本は二大政党にならないのか。その原因をマスメディアは明らかにしなければならない。


 自民党が与党であり続けるのは国民が選挙で自民党に与党にしているからである。マスメディアは自民党は与党として失格であることを盛んに書いている。しかし、国民は自民党を与党にしている。なぜ国民は自民党を与党にし続けるのか。国民が自民党を与党にし続ける原因はなにか。それをマスメディアや政治専門家は明らかにするべきである。


 なぜ、国民は二大政党にしないのか。国民が二大政党にしない原因はなにか。マスメディアは明らかにするべきである。立憲、共産、メディアが批判している自民党の裏金も自民党が与党であり続けたからである。二大政党であったなら裏金問題はなかったはずである。
 国民が自民党を与党にし続けるのは国民が自民党をえこひいきしているからではない。国民は国民の生活をよくしてくれる政党を選ぶ。自民党を選んでいるのは自民党が国民の生活をよくすると思っているからである。自民党より国民の生活をよくする政党があったら国民は自民党ではなくその政党を与党にしただろう。自民党より与党にふさわしい政党がないから国民は自民党を与党にしているのである。マスメディア、専門家はこの真実を認識するべきでセある。


 55年体制と呼ばれているのが自民党と社会党の比が2対1であることである。社会党は3分の1の議席で固定しているから与党にはなれない。つまり、社会党が絶対に与党になれないことが55年体制である。なぜ55年体制になっているかを解明したマスメィアデはいない。専門家もいない。
 2009年に民主党が与党になった。自民党以外の政党が与党になったのである。55年体制は崩壊したのだ。しかし、民主党は3年間しかもたなかった。2012年には自民党が与党になり、以来今まで与党であり続けている。
国民は左派の立憲を与党にすることはない。立憲は共産党、社民党と連携し、左派を結集した。しかし、左派を集させた立憲を国民が与党にすることはない。


 国民は社会主義左翼の社会党と共産党を与党にしなかった。国民が与党にしなかった社会党、共産党が支持する社会主義ソ連は1991年にに崩壊した。国民が社会主義を否定し、自民党を選択したのは正しかったのである。
 これからも国民は社会主義である左翼の立憲、共産を与党にすることはない。

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国民は国民投票に背を向ける立憲、共産を与党にすることは絶対にない

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国民は国民投票に背を向ける立憲、共産を与党にすることは絶対にない

 憲法を改正するか否かは国会ではできない。改正は国民の投票のみでできる。憲法の改変は国民だけができるのだ。
国民投票するには国会の議員3分の2以上が賛成しなければならない。3分の2未満であれば国民投票はできない。今まで日本は国民投票を一度もやったことがない。原因は旧社会党系の左翼と共産党が国民投票に反対し、国民投票に必要な3分の2以上の賛成票を確保することができなかったからだ。
 多くの国民は社会党と共産党が憲法九条を守るために国民投票に反対であることを知っていた。しかし、過半数の国民は自衛隊が軍隊になることに賛成していた。だから、国民投票をすれば憲法九条は改憲され、自衛隊が軍隊になるのは確実であった。国民は自衛隊が軍隊となることを認めていたのだ。しかし、社会党と共産党は反対だった。改憲したくない社会党と共産党は国民投票ができないようにしてきた。国民の民主主義の根本的な権利を奪っていたのが社会党、共産であった。そのことを国民は知っていた。だから、国民は社会、共産を与党にすることはなかった。


 現在社会党のイデオロギーを受け継いでいるのが立憲民主党内の左翼である。立憲は国民投票に反対である。だから、自民党が憲法改正の条文案の作成に入るよう重ねて提案していることに関して、立憲は、仮に作成を進める場合、政治資金規正法の改正案を含め、すべての法案審議に応じられないと、審議を拒否している。そんな立憲、共産を与党にすることを国民はしない。国民が立憲を与党にすることはない。


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都知事選は立憲を最悪の状況に追い込んでいる 裏金問題どころではない 苦笑

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都知事選は立憲を最悪の状況に追い込んでいる 裏金問題どころではない 苦笑
 東京都知事選で立憲と共産はがっちりと共闘して蓮舫支援をしている。立憲、共産の狙いは自民党の裏金問題を都知事選でも問題にして自民党を追い込み、衆院選へと展開するのが狙いである。ところが予想外のことが起こった。都知事選がお祭り騒ぎになったのである。候補者はなんと56人である。「女性の全裸選挙ポスター」まで出た。都知事選は選挙を弄ぶ連中が立候補して、彼らは次から次へと騒ぎを起こしている。都知事選は〝カオス〟状態になった。
都知事選のお祭り騒ぎには興味がない。騒げばいい。それが都知事選を左右して当選を捻じ曲げるほどのものではないからだ。しかし、立憲にとってはまずい。これでは裏金問題と小池都知事の関係をくっつけて自民党非難を広めるこどできない。
 東京都知事選で自民党の裏金問題を広げるという立憲、共産の狙いはお祭り騒ぎにかき消されてしまったのだ。裏金問題を広げて自民党を追い詰める計画ができなくなっただけではない。蓮舫氏が選挙法違反で訴えられてピンチになっている。


インターネット上の中傷問題に詳しい藤吉修崇(のぶたか)弁護士(第一東京弁護士会)は21日、東京都知事選(7月7日投開票)に立候補した蓮舫前参院議員に対する公選法違反(事前運動)罪での告発状を東京地検に提出した。
蓮舫氏は都知事選告示前の6月2日、東京・有楽町で街頭演説し「この夏七夕に予定されている都知事選に蓮舫は挑戦します」などと訴えた。、藤吉弁護士はこの演説取りを挙げて、
「多数の聴衆に対して、被告発人(=蓮舫氏)のための投票を依頼し、もって、立候補届出前の選挙運動をした」
と、蓮舫氏は選挙前に選挙運動をしたとして公選法違反で告発したのである。
有罪になれば、蓮舫氏は都知事選を落選しても被選挙権を失うので衆院選に立候補ができない状態になる。
都知事選は立憲を最悪な状況に追い込んでいる。


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東京都知事選で蓮舫候補と共産党は反自民・反小池でがっちりとスクラムを組んだ

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東京都知事選で蓮舫候補と共産党は反自民・反小池でがっちりとスクラムを組んだ


共産党が支援した4月の衆院3補欠選挙(東京15区、島根1区、長崎3区に続き26日の静岡県知事選でも勝利した。共産党が支援した衆議院選、県知事選すべてに勝利したのである。立憲にとって共産党は勝利の神様である。
首都決戦でも共産党の支援で勝負をかけたのが立憲である。政権交代への原動力とするために蓮舫候補は都知事選で共産党と強固なスクラムを組んだ。
共産党の田村智子委員長は、「蓮舫さんを全力で応援する。都政を変え、国政を大きく転換する流れを東京から全国へ広げていきたい」と述べた。
蓮舫氏と共産党は「反自民党、非小池都政」を掲げて都知事選に望んでいる。「自民党政治を終わらせなければいけない」が共産党がずっと掲げている目標である。蓮舫氏は共産党と同じ「自民党政治を終わらせる」目標を持ったのである。


 都知事選で共産党とがっちり肩を組んだ蓮舫氏は
「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットししてほしいという国民の声ははっきりしている。その先頭に立つのが、私の使命だ」
と反自民、反小池を宣言した。




 共産党は徹底して反自民である。共産党の反自民は自民党を与党の座から引きずり落とす程度のものではない。自民党なら引きずり落としてもいずれは勢力を回復して与党になるだろう。自民党が与党に戻れるなような状態を共産党は望んでいない。共産党が望んでいるのは自民党が二度と与党になれないことである。二度と与党に戻れないようにするにはどうすればいいのか。
共産党が繰り返し言っているのは「自民党政治を終わらせる」である。「自民党政治を終わらせる」ことができる方法は一つしかない。自民党を崩壊させることである。自民党を抱懐させて自民党政治を終わらせるのが共産党の目的である。
共産党のいう自民党を「終わらせる」は選挙で勝って自民党を野党にするということではない。自民党を抱懐させて政党として終わらせることである。「終わらせる」とは自民党を存在させなくする。抹殺するということである。共産党の「自民党政治を終わらせなければいけない」には自民党を政党として抹殺する狙いがある。


共産党が目指しているのは社会主義社会である。
日本は資本主義社会である。日本の資本主義社会は大企業家と自民党が支配しているとと共産党は考えている。だから、共産党は自民党を倒して政権を奪取し、大企業家を排除して社会主義社会の実現を目指している。


 共産党が立憲の選挙支援をするのは立憲を与党にするだけが目的ではない。立憲を与党にし、自民党政治を終わらせると同時に立憲を共産党の政治に転換させて社会主義社会を実現するのが共産党の本当の狙いである。共産党の立憲への選挙応援は立憲を共産党の戦略に巻き込んでいくのが目的である。
 共産党は蓮舫氏が無所属での立候補を宣言した日、党を挙げての全面支援を宣言した。そして、新聞あかはたは「号外」を発行した。「号外」は蓮舫氏の選挙公約だと錯覚するような内容であった。
号外には明治神宮外苑再開発など「問題ある予算」を削ることで、「全区市町村で小中学校の給食費の無償化」「子どもの国民健康保険料をゼロに」「若い世代への月2万円の家賃補助」「シルバーパスの無料化」等々を実現すると明記してあったのだ。これは蓮舫氏の公約ではない。その時はまだ蓮舫氏は公約を発表していなかった。「号外に掲載してあったのは共産党の「公約」であったのだ。「号外」には蓮舫氏の写真が大きく記載されていた。共産党の公約を蓮舫氏の公約と読者が混同してしまうな「号外」であった。
共産党は蓮舫氏を利用して共産党の政策を広めようとしているのである。都知事選で共産党に抱き込まれていく蓮舫氏である。


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自民の金権政治と立憲左翼の裏金国会解散の思惑を破砕した維新の会

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自民の金権政治と立憲左翼の裏金国会解散の思惑を破砕した維新の会


自民党が公明党に提案した政治資金改正案はパーティー券の購入者の公開基準額は20万円の半額である10万円にすることだった。自民党としては半額の10万円にすることは思い切った減額であった。しかし、公明党は10万円に反対し5万円を提案した。自民党は公明の提案を承諾しなかった。維新の会が公明党の案に賛成した。すると維新の会が支持したので自民党は維新の会の圧力によって5万円を了承した。5万円以外にも維新の会の提案を承諾したので維新の会は自民党案に賛成して自民、公明、維新の賛成によって資金改正案は成立した。
改正案が成立したので衆議院の解散は立憲だけ要求するだけであり、自民、公明、維新は解散する気はないし、マスメディアも解散を話題にしなくなった。裏金問題による衆議院解散はなくなったのである。そのような状態にしたのが維新の会である。


維新の会は自民党本来の金権政治の要求にとどめをさし、立憲の政権交代の狙いにもとどめを刺したのである。維新の会は自民党と立憲に打撃を与えたのである。


裏金問題で維新の会が関係しなくて自民、公明と立憲、共産の対立であったら公開基準の金額は10万円であったかもしれない。公明党は5万円を主張したが、自民党は公明党を説得して10万円にしたかっただろう。公開基準額額の決着がつくのに時間が掛かっただろう。自民党と公明党の協議がずるずると伸びでいると立憲は自民党裏金を問題にしていって衆議院解散の実現をめざしていただろう。与党自民、公明と野党立憲共産がずるずると対立していくことによって法案成立が遅れる・・・。それが今までのパターンである。しかし、今回は違った。与党でもなければ左系の野党でもない維新の会が存在することによって違った。


産経新聞の記事の一部である。


自民党は政治資金規正法改正を巡り混乱に陥った。日本維新の会の要求に振り回された末、自民案の修正に追い込まれ、4日に予定していた衆院政治改革特別委員会での採決を先送りした。採決延期も法案修正も2度目だ。法案不成立なら政権が倒れかねない岸田文雄首相(自民総裁)が決断したが、二転三転ぶりに自民内でもガバナンス(統治)能力の欠如への批判が上がり、23日に会期末を迎える今国会での衆院解散の見送り論が強まっている。
              産経新聞
自民党は維新の会に改正案を二転三転させられたのだ。しかし、二転三転させられたが改正法案の提出は早く、改正案は成立したのである。産経新聞が予想した見送りはなかった。二転三転も法案提出も維新の会のペースで展開しでいったのである。
法案の二転三転で自民党内の金権政治が抑え込まれた。そして、法案成立で立憲の裏金問題で解散に追い込むことはできなくなった。維新の会の国会戦術によってそうなったのである。


自民党の金権政治と立憲左翼の裏金問題を利用した解散総選挙の思惑を政治資金規正法改正案の成立によって破砕したのが維新の会である。


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政治資金規正改正案可決に維新の会あり

政治資金規正改正案可決に維新の会あり


自民党派閥の裏金事件に関する政治資金規正法の改正案が可決された。維新の会は自民党が作成した改正案を維新の要求に応じて修正するように要求した。自民は維新の要求に応じた。自民党の改正案を大きく修正させたのは維新の会である。可決された改正案の作成を主導したのは維新の会であったのだ。
維新の主導で自民党が修正した政治資金規正法の改正案は衆議院で自民、公民、維新の賛成多数で可決された。野党である維新の会が与党の自民、公明と一緒に賛成したのである。野党である立憲、共産党は反対した。しかし、同じ野党である維新の会は賛成したのである。維新が賛成したのは自民を維新案に修正させたからである。政治資金規正法は実質的には維新の修正案が可決されたようなものである。


自民、公明対立憲、共産であったなら立憲、共産は自民案にすべて反対し、修正されないままの自民の改正案が可決されていただろう。立憲、共産の目的は自民党のイメージを悪くして政権の座から下ろすことだ。だから、自民の修正案を非難することに徹する。自民は修正しない自民案を可決することになる。立憲、共産は可決した自民案を徹底して非難していく。そして、次の衆院選で政権交代を目指す。それが立憲の狙いであるし、いままでの与野党のパターンである。そのパターンを壊したのが維新の会であったのだ。
維新の会は自民の修正案をもっと修正するように要求した。修正すれば賛成、修正しなければ反対すると自民党に圧力をかけた。自民党内の麻生氏などの集金力を持つベテランを中心に維新の要求に難色を示していた。しかし、岸田総理は維新の圧力に屈して維新の要求通りに修正したのである。これで裏金問題は緩和し、裏金問題が原因で衆議院を解散させることはない。


立憲、共産が自民党の裏金を暴露したのは、裏金問題で自民党を追い詰めて、衆議院を解散させて政権交代を実現させるためであった。しかし、立憲の狙いを維新がとん挫させたのである。立憲と同じ野党でありながら維新は立憲の狙いを破綻させたのだ。


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都議選 立憲共産党の蓮舫に連合は背を向けた

都議選 立憲共産党の蓮舫に連合は背を向けた 


田村共産委員長は東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に立候補を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員を「全力で応援する」と発表した。共産党は蓮舫候補を応援すると決めたのである。蓮舫候補も共産党の応援を歓迎していることを問題視したのが連合の芳野友子会長である。連合は共産党と共闘する蓮舫氏を支援しない。連合は小池氏を支援する。
蓮舫氏の都議選は共産党の支援=連合の不支援である。得るものと失うものがありプラスマイナスゼロが蓮舫氏の都議選である。


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立憲の裏金問題による政権交代は夢のまた夢 維新が打ち破った

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立憲の裏金問題による政権交代は夢のまた夢 維新が打ち破った
 自民党の派閥の裏金事件が発覚し裏金問題をなくすために政治資金規正法を改正することになったが、それぞれの政党が提出した法案はバラバラであった。与党の自民党が提出した法案に他の政党は反対した。自民党は他の政党が賛成することを目指して法案を改正した。
 パーティー券の購入者の公開基準について、いまの自民党は「20万円超え」から「10万円超え」への引き下げを主張したが、公明党や日本維新の会は「5万円超え」に引き下げる再修正案を与野党に提示しました。政党から議員個人に支給される政策活動費についても第三者機関の設置の他、日本維新の会が主張する「10年後の領収書の公開」を盛り込むとした。
 維新と公明は要求を取り入れた自民党の再修正案に賛成した。三党の賛成で自民党の再修正案が国会で決まるだろう。政治資金規正の修正法案が成立すれば自民党の裏金問題への国民の関心は薄れていくだろう。裏金は政治問題ではないからだ、裏金問題は政治資金規正の修正法案が成立すれば終わる。


裏金によって自民党の政治が悪くなったということではない。裏金が存在していた自民党の政治であったが、自民党の政治は立憲や共産党の政治より国民に支持されていた。だから、与党であり続けた。裏金問題が暴かれたからある程度の支持は下がるかもしれないが政権交代するまでは下がらない。立憲の政策は自民の政策よりは国民に支持されていないからだ。


裏金問題を解決するための法案である政治資金規正法が改正されれば裏金問題は終わる。裏金問題にこだわりすぎる立憲への支持は下がっていくだろう。自民党対立憲であっても立憲が自民党より議席が増えることはない。だから、政権交代は起こらない。自民対立憲で政権交代はない。
自民対立憲で政権交代はないのに維新の存在によってますます立憲の政権交代はない。


今は自民対立憲が政権を争う時代ではない。2021年の志やう議員選に維新は30議席も増えて41議席になった。維新の存在が政局を左右するようになったのだ。共産と共闘している立憲と維新が共闘することはない。だから、立憲、共産が与党になるには自民、公明に加えて維新の議席を上回らなければならない状況になったのだ。それは絶対に不可能である。今は立憲が与党になる可能性は0である時代である。


自民党の政治資金規正法改正案に公明に加えて維新が賛成した。

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