維新の会と立憲民主が二大政党へ向かって歩み始めた

維新の会と立憲民主が二大政党へ向かって歩み始めた
 
立憲民主党と維新の会が「国会内共闘」することを決めた。国会内共闘とは共同で法案提出することであり、両野党は政策で自民党と闘う方向に進めるということである。
 立憲民主党単独で与党になるのは無理である。維新の会も同じである。バラバラの野党が一つにまとまらない限り自民党を倒して与党になることは不可能である。まず野党の二大政党である維新の会と立憲民主の共闘するが野党全体の共闘実現を可能にする。
 維新と立憲は
▼憲法53条に基づいた臨時国会の召集要求に政府が応
じるようにするための国会法改正案の提出
▼衆院小選挙区をめぐる、いわゆる10増10減を反映させた公職選挙法改正案の成立
▼旧統一教会の問題について協議を始める
など6項目で共闘することを合意した。
 国会内で共闘することで政権与党自民党との対決姿勢を鮮明にする狙いがあると立憲民主党の安住淳国対委員長は言い、
「両党にとってこの共闘は活路を開き、政権をどう目指していくかということに対して、真剣にそのパートナーになりえるかどうか、考えるきっかけにしていかないといけないと思っている」と述べた。
立憲の泉健太代表は10月5日の国会での代表質問で、「日本維新の会をはじめ、他の野党や良識ある政治家と共闘し、新たな選択肢を示していく」と共闘を匂わした。
維新の馬場氏も「単独で政権政党を目指す方針は変わらないが、プロセスとして(重点政策の)維新八策を実現するチャンスがあれば、是々非々」と述べた。
立憲・小川淳也は橋下徹との議論で、
『立憲だろうが、維新だろうが、共産だろうが、何でもいい。とにかく固まって自民党を倒してくれ。それに勝る大義はない』と、野党の支持者には言ってほしいし、それに耐えられるような野党の構造を作らないといけない」「“大きな家”を建てて、極端に言えば維新も立憲も国民(民主党)も党内の派閥でいいじゃないかと。場合によっては共産党も含めて、お互いに切磋琢磨する。私はめちゃくちゃ叩かれているが、『自民党が1つになれているのに、何で野党はなれないのか』と野党統一を本気で目指しての維新と立憲の共闘であることを述べた。

 維新と立憲の共闘は二大政党へ向かって歩み出したということである。前途は多難である。

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那覇市長選はオール沖縄終焉の始まり2

那覇市長選はオール沖縄終焉の始まり2
 
2017年宮古市長選の時にオール沖縄内で分裂が起こった。分裂を仕掛けたのは共産党であり、共産党の言いなりになったのが翁長故知事であった。
 オール沖縄は医師で宮古地区医師会会長の下地晃氏(62)の擁立を決定した。下地氏は自衛隊の宮古島基地建設を容認していた。下地氏擁立に反対したのが共産党である。共産党は自衛隊基地建設に反対だった。だから、自衛隊基地を容認する下地氏を擁立するのに反対したのだ。要求が受け入れられなかった共産党は前沖縄県議の奥平一夫氏(67)を擁立した。奥平氏は基地建設に反対を選挙公約にした。共産党が擁立した奥平氏を応援したのが翁長故知事である。共産党の圧力に従ったのである。
 共産党は反米軍、反自衛隊に徹底している。自衛隊基地建設は一切容認しない。しかし、他の政党は妥協もする。オール沖縄内でも共産党以外の政党ば宮古島の自衛隊基地建設を容認していたのである。共産党と他の左翼との対立がすでにあったのだ。
 オール沖縄は保守系、左翼系だけでなく。左翼系で共産党と他の政党が対立していた。そのような状況の中で保守は次々とオール沖縄を離脱していった。オール沖縄は崩壊したのである。オール沖縄の崩壊についても「内なる民主主義17」で書いた。

呉屋金秀会長の共同代表辞任はオール沖縄崩壊の始まりではない終わりである

 金秀グループの呉屋守將会長は3月1日までに、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄会議」の共同代表を辞任する意向を同会議に伝えた。呉屋金秀代表が辞任する理由は稲嶺進前市長の落選にあると述べている。呉屋金秀会長は共同代表の立場で2月の名護市長選で辺野古移設反対の稲嶺進前市長を支援したが落選した。落選の引責を理由に辞任を決めたのである。共同代表の辞任だけであれば落選の責任を取ったと考えられるが、オール同会議は呉屋氏に対し、2月27日の会合で顧問への就任を打診したが、その顧問も固辞した。そして、沖縄タイムスの取材に「辺野古反対に変わりはない。中道・リベラルの立場から翁長雄志知事を支援する」と述べた後に、なんと沖縄に理解を示す県外の自民党国会議員の後援会を県内で立ち上げたい考えを示した。呉屋金秀代表は沖縄県ではなく県外の自民党国会議員の後援会の組織を立ち上げるというのである。ということは、呉屋金秀会長は反安部政権であるオール沖縄から実質的な離脱をするということである。つまりオール沖縄との決別である。

 稲嶺前市長の落選を理由に共同代表を辞任するのは、本当はオール沖縄から離脱する口実なのだ。稲嶺前市長が当選していても、直ぐに辞任することはしなかったはずであるが、いずれは辞任してオール沖縄を離脱したはずである。
呉屋金秀会長はオール沖縄から離脱しなければならない事態に追い込まれていた。原因は共産党の存在である。共産党が主導権を握っているオール沖縄から呉屋金秀会長が離脱するのは当然である。不思議なことではない。

 オール沖縄を主導しているのは共産党である。共産党と経済界は敵対関係であり両者が共闘することは不可能だ。金秀グループが共産党と共闘したことに矛盾があった。共産党が翁長知事の言うように「イデオロギーを腹八分六分にして沖縄アイデンティティで共闘する」政党であったら共闘してもお互い妥協しながらオール沖縄を継続していくことができたはずであるが、共産党はイデオロギーの塊である。イデオロギーを腹八分六分にするような政党ではない。イデオロギー100%に徹している政党が共産党である。金秀グループの共産党との共闘はいずれは破綻する運命にあった。破綻する運命の共闘であったから運命通りに破綻したのである。破綻したから呉屋金秀会長はオール沖縄を離脱したのである。

 呉屋金秀会長のオール沖縄離脱を決定づけたのが安慶田副知事の辞任である。
 翁長知事の左手には共産党、社民党、社大党などの左系が存在し、右手には安慶田元副知事、新風会の保守政治家と金秀グループ、かりゆしなどの経営陣グループが存在していた。
 右手側の経営陣にとって公共工事関係は重要な収入源であり安倍政権とのつながりを維持していく必要がある。安倍政権とのつながりを密接にしていたのが安慶田元副知事であった。しかし、左手側に存在するイデオロギー100%の共産党は安倍政権打倒を目標としている。共産党は翁長知事が安倍政権とつながることを嫌い、陰謀で安慶田元副知事を排除した。安慶田元副知事を辞任させた後に着任させた新しい副知事は沖縄国際大元学長で県政策参与の富川盛武氏(69)であるが、いうまでもなく富川氏は左系の人物であり反安部政権である。
 共産党を中心とした左系の策謀によって、翁長知事の周囲は左系で埋められ、安倍政権とのつながりは絶たれた。

 政治家である翁長知事は共産党の支持なしには知事の座に居座り続けることはできないから、ますます共産党のいいなりになっていかなければならなくなった。逆に言えば安倍政権とのつながりを絶たれても共産党のいいなりになっていれば知事の座は安定する。しかし、安慶田元副知事の辞任は金秀グループにとって死活問題であり、大きな衝撃であった。安部政権とのつながりが絶たれた翁長知事県政を支持するオール沖縄に金秀グループが参加するメリットがなくなったのである。むしろ、オール沖縄に参加することが経営にはマイナスになってしまう。
 翁長知事は県政を維持するために共産党との共闘は必要であるが金秀グループにとってはマイナスにしかならない。
 安慶田副知事が辞任した時に呉屋金秀会長はオール沖縄からの離脱を決心したはずである。
 呉屋金秀会長はオール沖縄の共同代表の辞任の理由を稲嶺進前市長の落選と言っているが、それは口実である。落選の責任を取って辞任し、オール沖縄に留まる気持ちがあれば会議で要請された顧問を引き受けるはずである。しかし、呉屋金秀会長は顧問に就くことを固辞した。固辞した原因ははさきりしている。呉屋金秀会長が共産党との共闘を強制されるオール沖縄からの離脱を決心していたからである。オール沖縄離脱を決心していたことは、呉屋金秀会長が新しい組織を5月に発足すると述べていることから分かる。
 呉屋金秀会長は、「5月に沖縄の立場を理解する自民党政治家の後援会を立ち上げる予定」であると記者に話し、その自民党政治家を山崎拓元自民党副総裁に紹介してもらったと述べている。自民党と離別した翁長知事を支持している呉屋金秀会長が自民党政治家の後援会を立ち上げることは困難であるし、長い準備期間が必要である。名護市長選が終わってから一カ月も経ていないのに山崎拓元自民党副総裁と相談して後援会を立ち上げることができるはずがない。ところが新しい組織を5月に立ち上げる。
 呉屋金秀会長は安慶田元副知事が辞任に追いやられた時からオール沖縄離脱を考え、安倍政権とのつながりを維持するために別の組織を立ち上げる準備をしていたと予想するのが自然である。
 呉屋金秀会長は名護市長選のずっと前からオール沖縄離脱を考え、自民党とつながりが持てる新しい組織を模索していたのである。

 呉屋金秀会長の弟で渡具知候補支持に回った者が居るという噂を名護市長選挙期間中に聞いたことがあった。金秀グループのオール沖縄離れはすでに始まっていたのだ。
呉屋金秀会長のオール沖縄共同代表辞任はオール沖縄の崩壊を意味する。崩壊の始まりではない。崩壊はすでに始まっていた。
       「内なる民主主義17」
金秀グループは2021年にオール沖縄を離脱した。那覇副市長の知念覚氏(59)がオール沖縄を離脱して県連推薦で市長選に立候補し、城間那覇市長が知念氏を支持した。これでオール沖縄は有名無実になったのである。翁長雄治推薦はオール沖縄を消して、立民・共産・れいわ・社民・社大の政党名だけにすればいい。
那覇市民はオール沖縄を創立した故翁長知事の息子である翁長雄治を選ばなかったのである。那覇市民にとつてオール沖縄は有名無実になったのである。

オール沖縄を消滅させた犯人が共産党である。共産党は反米軍・反自衛隊イデオロギーである東京本部から指令に従う。他の政党のように妥協はしない。選挙に勝つことも考えない。イデオロギー一筋である。だから、オール沖縄の那覇軍港移転賛成に反対して浦添市長選に独自の候補を立てたのだ。左傾の辺野古移設反対派の中で那覇軍港移設については共産党と他の政党の対立が顕著になった。

国会では憲法の国民投票をめぐって共産党は立憲民主と対立するようになった。立憲民主は共産党から離れ維新の会と立法、憲法改正で共闘していくだろう。共産党は孤立していく。
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オール沖縄から保守を離脱させ弱体化させたのは共産党である


オール沖縄から保守を離脱させ弱体化させたのは共産党である


 城間市長ぱ[オール沖縄の出発時に戻りたい]と言った。現在のオール沖縄は出発時とは違ってしまっていると判断した城間市長はオール沖縄と決別して知念候補を支援した。知念候補側にはすでにオール沖縄を離脱している安慶田氏やかりゆし、金秀グループが居る。安慶田氏は那覇市長から翁長氏の右腕的な存在であった。知念候補の方がオール沖縄の出発時に戻れると城間市長は判断したのだ。
 城間市長と同じ考えの人物がデニー知事側にもいた。照屋義実副知事である。照屋副知事は「(知念候補は)自民党サイド一辺倒の候補者とは違う」と述べた。そして、「城間幹子市長がやってきたようなやり方であれば十分(デニー県政は)協力できる。ぜひ、それを願いたい」と述べたのである。
知念覚氏が当選したことに関し「連携するところはしっかり連携していく」ことを強調した。

 城間市長、照屋副知事、知念候補が賛同するオール沖縄であれば安慶田氏、かりゆし、金秀グループが離脱することはなかった。安慶田副知事を失脚させオール沖縄離脱に追いやった犯人が共産党である。共産党の策謀でオール沖縄から保守系を離脱させたのである。
このことを2018年の7月発売のの「内なる民主主義17」に掲載した。

保守の両腕をもぎ取られ、左翼の義手をはめられた翁長知事

那覇市長時代から翁長知事の片腕であった安慶田副知事は去年の一月に辞任した。辞任に追いやったのが教員採用試験や幹部人事介入の教育庁幹部による沖縄紙への告発であった。
安慶田副知事の後任は元沖縄国際大学長の富川盛武氏(69)になった。富川氏は経済学者であり、沖縄の経済発展に「基地が手かせ足かせになっている」と主張している基地反対の経済学者である。富川氏は反安倍政権であり、富川氏が副知事になることによって安倍政権とは断絶状態になった。
安慶田前副知事が辞任して一年後には浦崎副知事が辞職して、謝花喜一郎知事公室長が副知事になった。
浦崎氏は保守であり、翁長知事と浦崎氏は30年以上、同じ道を歩んできた仲間である。安慶田氏が右腕であれば浦崎氏は左腕のような存在であった。左腕の浦崎氏は辞職し、謝花喜一郎が副知事になった。

謝花喜一郎は県職員出身である。沖縄の県職員は左翼系で占められている。謝花氏が知事公室長の時は県政運営の柱に掲げる名護市辺野古の新基地建設阻止の政策を仕切っていた。その彼が保守の浦崎氏に代わって副知事になったのである。
翁長知事は右腕だった安慶田副知事をもがれて富川という左翼の義手をはめられた。そして、左腕だった浦崎副知事も辞めて謝花という左翼の義手をはめられた。
両手とも左翼の義手になってしまったのが翁長知事である。

共産党、社民党、社大党、県幹部にがんじがらめにされているのが翁長知事である。

かりゆしグループがオール沖縄を離脱した。金秀グループの呉屋守将会長も共同代表を辞任したし、顧問依頼も断っている。実質的なオール沖縄離脱と考えていいだろう。
両氏は翁長知事の支援は続けるというが、左翼のロボットになってしまった翁長知事を本気で支持する気は失せているだろう。保守派のオール沖縄、翁長知事離れは止まらない。

呉屋金秀会長のオール沖縄離脱計画は安慶田副知事辞任から始まっていた

呉屋金秀会長には大誤算があった。支持している翁長氏が県知事になれは大型MICE施設建設を金秀が受けて収入が大幅に増えると見込まれていたが、見込み通りにはいかなかった。県知事になった翁長氏は大型MICE施設の建設予定地を金秀が所有している土地である与那原町と西原町にまたがるマリンタウン東浜地区に決めた。そこまでは呉屋金秀会長の見込み通りであった。このままいけば金秀の事業は順調に進むはずだった。しかし、呉屋金秀会長に予期していなかったことが起きた。安倍政権の交付金削減である。
大型MICE施設の建設資金の財源は県にあるのではない。国の一括交付金が建設資金の財源である。翁長知事が辺野古移設反対に徹底するようになると安倍政権は一括交付金を減額した。そのために県はMICE施設建設の予算が組めなくなった。
翁長氏が県知事になればMICE施設建設事業が金秀に回ってくると計算していた呉屋金秀会長にとって政府の一括交付金削減によるMICE施設建設中止は予想していなかったことである。MICE計画を復活させるためには一括交付金の復活をしなければならなくなった。
一括交付金の復活を安倍政権と交渉する役目が安慶田前副知事であった。翁長知事が辺野古移設反対を主張して安倍政権と対立している裏で安倍政権と密接な関係を築いていたのが安慶田前副知事だったのだ。安倍政権との関係を築いている安慶田前副知事を嫌ったのが共産党である。共産党は翁長知事と安倍政権の関係を絶つために策略で安慶田前副知事を辞任させたのである。

一括交付金減額に続き安慶田前副知事の辞任は金秀やかりゆしなどの事業家にとってオール沖縄離れを決定的にした。
オール沖縄に共産党が存在する限り安倍政権と友好関係を築くのは不可能であることを呉屋金秀会長は知った。政治家翁長知事と経営者呉屋金秀会長は辺野古移設反対では同じであるが二人には決定的な違いがある。翁長知事は共産党の票が必要であるが、呉屋金秀会長は安倍政権の交付金が必要である。必要とするものが票である翁長知事は共産党と共闘することができるが、必要とするものが交付金である呉屋金秀会長は安倍政権と敵対している共産党と共闘することはできない。
共闘できるのはたとえ副知事の座を失ったとしても安倍政権と密接な関係を維持している安慶田氏である。副知事を辞任した安慶田氏は去年の2017年9月14日に「一般社団法人沖縄経済懇談会」というシンクタンクを設立した。
安慶田氏はシンクタンク設立について水面下で菅義偉官房長官と事前調整しており、懇談会には菅官房長官からも祝電が届いたくらいである。翁長知事と安倍政権が辺野古新基地建設問題を巡り対立する中、安慶田氏は両者の間に入り、安倍政権との「蜜月」をしっかりと維持して沖縄振興が滞らないように努めることが自分の役割だと述べている。

安慶田氏に続いて動いたのが金秀グループ呉屋金秀会長である。
呉屋金秀会長は父の金秀グループ創業者の故呉屋秀信氏と親しかった元自民党副総裁の山崎拓氏に頼んで「沖縄の立場を理解する自民党政治家」の後援会を5月に立ち上げることにした。金秀を創立した故呉屋秀信氏は山崎拓氏の後援会組織『沖縄拓政会』をつくり会長になった過去があり、山崎氏と金秀は密接な関係にある。

慶田氏が副知事を辞任した時に翁長知事は照正組社長の照屋義実氏(69)に副知事就任の打診をしたが照屋氏は辞退した。私はブログで照屋氏が辞任した理由を、
「照屋氏は安慶田前副知事が辞任しなければならなかった裏の事情を知っただろう。もし、副知事になったら安慶田前副知事のように共産党の策略で辞任に追い込まれる可能性がある。もし副知事でいたいなら共産党の言いなりになるしかない。それを知ったから照屋氏は副知事にならなかったのである」
と書いた。照屋氏の副知事固辞に見られるように、その時から経済界のオール沖縄離れが始まったのである。

 照屋氏の次に離れたのがホテル大手「かりゆしグループ」の平良朝敬と医療法人理事長であった。彼らは安慶田氏が立ち上げた「沖縄経済懇談会」に参加した。ということはオール沖縄を離れたことを意味する。最後に残っていたのが呉屋金秀会長である。彼はオール沖縄の共同代表であるために離れるのが難しかった。しかし、離れる準備はしていた。それが山崎氏を通じて県外自民党議員の後援会づくりである。後援会の目途がたった頃に、名護市長選で稲嶺前名護市長が落選した。
呉屋金秀会長は稲嶺前名護市長の落選の責任を取って共同代表を辞任した。責任を取ったというより口実にしたというのが正しい。落選を口実にして共同代表を辞任することができたというのが呉屋金秀会長の本音だろう。
照正組、かりゆしグループ、金秀グループは共産党が主導権を握っているオール沖縄から実質的に離脱したと見ていいだろう。

 安慶田氏は「一般社団法人沖縄経済懇談会」の設立の時に、一括交付金を100億円以上カットされた県が観光発展に必要なMICEの予算も計上できないことを指摘して、沖縄関係予算が減額されたことで「今後どうなるのかが見えない」と悲観している。安慶田氏は「今後どうなるのかが見えない」状態からなんとか「着地点を見出す」ために懇談会を設立したのである。しかし、翁長知事である間は、どんなに安慶田氏や呉屋金秀会長が自民党にすり寄っても着地点を見出すことはできるはずがない。
 イデオロギーの塊である共産党と共闘するということは、政治家は共産党イデオロギーにがんじがらめにされ、事業家は国の交付金から干されてしまうことになるということだ。
      内なる民主主義17
   
      つづく

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那覇市長選はオール沖縄終焉の始まり

那覇市長選はオール沖縄終焉の始まり


自民党と公明党が推薦した元那覇市副市長の知念覚氏(59)が那覇市長選に当選した。玉城デニー・沖縄県知事ら「オール沖縄」が支援し、立民・共産・れいわ・社民各党の推薦を受けた前県議の翁長雄治氏との一騎打ちを制した。オール沖縄は那覇市長選に敗北したのである。オール沖縄は那覇市長選に敗北しただけでなく2022年の7市長戦すべてに敗北した。オール沖縄の終焉である。



 オール沖縄は選挙に勝つために故翁長雄志前知事が左翼政党と結成した。結成したオール沖縄は知事選、衆参議員選、市町村選で連勝した。しかし、翁長知事の死後はほとんどの保守系がオール沖縄から離脱していった。オール沖縄は徐々に弱体化していった。そして、2022年の市長選挙で7連敗した。選挙に勝つために結成したのに選挙に敗北したのである。オール沖縄の価値はなくなった。



 オール沖縄が選挙に弱くなった原因は『かりゆしグループ』、『金秀グループ』の有力企業と安慶田光男などの有力政治家がオール沖縄から離脱したからである。ほとんどの保守系が離脱したオール沖縄は名前だけのオール沖縄であり、オール沖縄の実態は左翼系のオール沖縄になっている。
だから、2022年の自民、公明対オール沖縄の市長選は保守対左翼の対決になった。左翼だけのオール沖縄だから7連敗したのである。
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沖縄タイムス編集委員・阿部岳がひろゆき氏に白旗を上げた

沖縄タイムス編集委員・阿部岳がひろゆき氏に白旗を上げた

 プレジデントは、「座り込み」の定義や基地反対運動をめぐる激論が交わされたのはご存知の通りだが、結果から言うと、いつも通り、ひろゆき氏の「圧勝」で終わっていると評している。その事実はひろゆき氏と論争した沖縄タイムス編集委員・阿部岳も認めざるを得ないほどのひろゆき氏の圧勝であった。

阿部氏がひろゆき氏に白旗を上げた。ひろゆき氏のツイッター掲載されている阿部氏の文章である。

ひろゆき氏の言動で結果的に辺野古に注目が集まり、いい面もあったのでは?と聞かれることが結構ある。よくないです。圧倒的多数の嘲笑に深く傷つき、眠れない人、目に涙をためて何も言えない人に、日々会っている。

 阿部氏を嘲笑したのではない。阿部氏はひろゆき氏支持を阿部嘲笑と見なすのである。圧倒的多数がひろゆき氏を支持したことを阿部氏は圧倒的多数が阿部氏を嘲笑したと決めつけるのである。阿部氏の被害妄想である。
「眠れない人、目に涙をためて何も言えない人に、日々会っている」は「嘲笑」と同じように阿部氏のでっち上げである。キャンプ・シュワブで座り込み運動をしている者でひろゆき氏のツイッターを見ている者はほとんどいないだろう。二人の口喧嘩を真剣に考えている現場の運動家はいない。

キャンプ・シュワブの現場では看板を新しくして、一日3回の座り込みを徹底するようになった。ひろゆき氏の「0日にしたら」という批判に行動で跳ね返したのである。キャンプ・シュワブの運動家たちは目に涙をためるどころか胸を張っている。彼らは強くて図々しい精神の持ち主だ。。
ひろゆき氏との議論で敗北したことを認めているのは阿部氏だけである。、「目に涙をためて何も言えない人」は阿部氏の心に居るもう一人の自分である。
 阿部氏は自分の城であるタイムスでも敗北を認める文章を掲載した。「『論破王』ひろゆき氏との論戦 出演依頼に迷ったが・・・記者が引き受けて身をさらした理由」である。

迷った時は原点に帰る。ジャーナリズムは何のためにあるのか。権力が暴走しないように監視する、戦争を止める。いろいろあるが、突き詰めれば人権を守るのが仕事ということになる。
 辺野古新基地建設に対する抗議行動は、人権を守りたい、というごく当然の願いがかなわない沖縄の長い苦闘を象徴している。一方、「0日にした方がよくない?」というツイートに始まるひろゆき氏の嘲笑は、数の力で沖縄に犠牲を強いて恥じない日本の姿を象徴していた。
             沖縄タイムス
 キャンブ・シュワブの新基地建設反対座り込み闘争は沖縄人が主導して立ち上げた運動ではない。東京の共産党、社民党などの本土左翼が主導している運動である。本土の指示に従って運動しているのが沖縄の新基地建設反対運動であるのだ。
 普天間飛行場を移設するのだから移設建設が正しい。しかし、それでは反米軍基地運動としてはアピールできない。だから米軍基地が増設されるのをイメージさせるために新基地というのである。そんな嘘をつくりあげるのは沖縄人にはできない。東京の反米軍の左翼がつくる。沖縄の反基地運動は本土の左翼運動の配下にある。左翼運動をバックアップしているのが沖縄タイムスと琉球新報である。

阿部氏は東京人である。沖縄人ではない。阿部氏は「権力が暴走しないように監視する」と述べている。それは戦後本土の左系マスコミのキャッチフレーズである。阿部氏は権力の暴走を監視して戦争を止める。そして、人権を守るのがジャーナリストである自分の仕事であると述べている。
ひろゆき氏は権力者ではない。政治家でもない。ネットで自分の考えを主張をしている表現者である。ひろゆき氏との論戦は阿部氏の「人権を守る」こととは全然関係ない論戦である。そもそもひろゆき氏はキャンプ・シュワブ前の立て看板の「座り込み日数」の書き方を批判しただけである。辺野古新基地反対を批判しわけではない。ひろゆき氏は辺野古新基地建設、沖縄の米軍基地についてはなにも言っていない。それなのにひろゆき氏は新基地反対運動に批判している、米軍基地反対を批判していると阿部氏は拡大解釈をしている。
辺野古基地は普天飛行場移設が目的である。宜野湾市民の騒音被害、生命の危険性をなくすのが目的である。辺野古新基地建設は宜野湾市民の人権を守るのが目的である。阿部氏がジャーナリスズムの原点に戻るならば辺野古新基地は人権を守るためであることを報道しなければならない。ところが阿部氏は普天間移設のことを隠し、辺野古民が移設に賛成であるのを隠し、移設基地を新基地と宣伝して新基地建設が沖縄に犠牲を強いていると嘘の理論をでっちあげたのである。

沖縄はタイムス、新報の天下である。でっち上げた嘘を自分の城であるタイムス紙上で思う存分に振りまいた。阿部氏を批判する投稿があれば踏みつぶすだけである。沖縄では敵なしであった。しかし、ひろゆき氏のツイッターは違った。ひろゆき氏のツイッターは読者の賛否や意見も取り入れる。読者が自由に参加できる。読者の意見を取捨選択するタイムスとは違う。阿部氏・タイムスへの読者の鋭い批判があった。阿部氏は読者のひろゆき氏への圧倒的な支持と鋭い批判にさらされたのである。
ひろゆき氏と論争すればするほど阿部氏が批判の嵐にさらされていく。敗北に敗北を重ねていく。そのことを知った安倍氏はひろゆき氏から逃げたのである。逃げた理由を正当化するためにタイムス紙上でいいわけをしたのである。
阿部氏は人権を守るタイムス記者になってほしい。中立の立場から右も左も平等に見た報道をしてほしい。実現不可能なことであるが一応書いておこう。



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沖縄を侮辱した神戸氏の「沖縄の皆さんに本土からごめんなさい」 エセ同情の沖縄差別を許さない

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評論
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小説
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沖縄を侮辱した神戸氏の「沖縄の皆さんに本土からごめんなさい」 エセ同情の沖縄差別を許さない

「『沖縄の皆さんに本土からごめんなさい』ひろゆき氏ツイートに思う」が福岡県のRKB毎日放送のラジオ番組が神戸金史(かんべかねぶみ)解説委員によって放送された。沖縄タイムスと琉球新報が紹介した。
「沖縄の皆さんに本土からごめんなさい」の題名を見た瞬間に感じたのは神戸氏の沖縄差別だった。神戸市は本土は上、沖縄は下とみなしている。上から沖縄を見て、沖縄はかわいそうだ。かわいそうにしたのは上の本土であると考えている。上の本土の側に立った神田氏が下の沖縄に同情して「ごめんなさい」と言ったのである。強い本土、弱い沖縄と神戸氏は差別している。
神戸市は中島みゆきの「ファイト」を紹介して、「『男に生まれればよかったわ』は、「本土に生まれればよかったわ」と読み替えることもできそうです。強い者の側にいることは、特権であり、楽である。そういった立場にいる人は、いろいろなことを慮らなければいけません」と述べている。強い男が本土であり弱い女が沖縄ということだ。

男である本土が弱い女である沖縄を虐めてきたという構図を神戸氏はつくり上げ、男である神戸氏は女である沖縄に何度も「ごめんなさい」とラジオで謝ったのである。中島みゆきの「ファイト」は弱い女が立ち上がり闘うことを歌っている。差別されているものが差別と闘う歌である。神戸氏の「ごめんなさい」は違う。神戸氏の「ごめんなさい」は強い男が弱い女へのいじめを謝っているだけである。もう二度といじめませんと言っていない。これからもいじめがあるので「ごめんなさい」と言っている。中島みゆきの「ファイト」と神戸氏の「ごめんなさい」は内容が全然違う。

神戸氏は強い本土、弱い沖縄に区別した上で、差別している本土から「ごめんなさい」と言っているだけである。神戸氏の「ごめんなさい」は差別宣言である。差別していることをごめんなさいと謝るだけである。神戸氏は沖縄差別容認者である。神戸氏は沖縄を侮辱している。このような沖縄差別による同情は許せない。
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「米軍基地は必要」と認めている座り込みの新しい看板 笑ってしまう

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「米軍基地は必要」と認めている座り込みの新しい看板 笑ってしま



座り込み日数を書いたキャンプ・シュワブ前の看板が新しくなった。前の看板で「新基地断念まで 座り込み抗議」のが「新基地建設反対 命宝座り込み抗議」に変わった。それに青色一色だったが黄色が入った。看板を作製した金城武政さん(65)は反戦の意味を込め、ウクライナ国旗をイメージした色を塗ったという。
 ウクライナの国旗である。


新しい看板はウクライナの国旗の色と同じである。ウクライナはプーチン独裁ロシア軍が侵攻して戦争になった。ウクライナ国民は自由と民主主義を肝るために世界最強のロシア軍と命を賭して戦っている。
ロシア軍が侵攻しなければウクライナ戦争にならなかった。沖縄のようにウクライナに米軍基地があったらロシア軍が侵攻することは絶対になかっただろう。侵攻すれば米軍と戦争することになる。世界最強の米軍との戦争をロシア軍は避ける。
ウクライナには米軍やNATO軍の基地はないし、ロシア軍が侵攻しても直接米軍、NATO軍がロシア軍と戦わないことを知っていたからロシア軍は侵攻したのである。ウクライナ国民は侵攻したロシア軍に自由と民主主義を守る戦いをしている。ウクライナの戦いを支援しているのが米国である。

米国防総省は14日、ウクライナに対する7億2500万ドル(1086憶8800万円)の追加支援パッケージの一部として弾薬や軍用車両などを供与すると発表した。

2月24日のロシアによる侵攻以降米国が表明した対ウクライナ支援は累計で175億ドル(2兆6,236億8,815万)を上回る。
ウクライナ支援では米国が断トツの支援をしている。米国がウクライナを支援する理由はウクライナが民主主義国家だからである。ロシアと対立しているからではない。ロシア軍がウクライナ侵攻する前はロシアと友好的であった。
 ウクライナ国民の命を懸けた勇気ある戦いと米国の軍事支援によってウクライナはロシア軍を敗退させている。ウクライナの勝利は確実である。

 ウクライナ戦争が沖縄に教えたことは米軍基地があるから沖縄は戦争にならなかったということである。もし、ウクライナが沖縄のように米軍基地があったらロシア軍が侵攻することはなかった。米軍基地がなかったから侵攻したのである。
 復帰前の米国が統治していた時には中国が尖閣に侵入したことは一度もなかった。侵入すれば米軍がすぐに捕縛するか攻撃するからだ。中国船が尖閣に侵入するようになったのは復帰して日本が統治するようになってからである。米国が統治していた時には中国は尖閣に侵入しなかったことでも分かるように米軍基地は沖縄の平和・安全を守っていた。

 金城氏がキャンプ・シュワブ前の座り込み看板をウクライナの国旗と同じにしたということはウクライナの自由と民主主義を守る戦いを支持しているということである。であるならばウクライナの勝利のために多大な軍事支援をしている米国を支持していることになる。ところが金城氏は沖縄の米軍基地に反対している。米軍基地がないウクライナだからロシア軍に侵略されたが米軍基地のある沖縄は戦後一度も侵略されたことがない。
辺野古に米軍基地があると有事の時にミサイル攻撃されると主張して辺野古に米軍基地を建設するのに反対したのが座り込み闘争をしている移設反対派である。ところがウクライナ戦争で彼らの主張が間違っていることを証明した。米軍基地があるから攻撃されないことが明らかになった。
辺野古移設反対派のリーダーはそのことを知っている。だから、「基地があるから有事の時にミサイル攻撃される」を言わなくなった。ロシア軍は住宅地もミサイル攻撃をしている。基地をミサイル攻撃するというのが間違っていることもウクライナ戦争が教えてくれた。

ウクライナ国旗を看板に描いたということはウクライナを支援している米国を支持していることになる。沖縄の米軍基地を容認し、辺野古に普天間飛行場移転の基地建設に賛成していることになる。

「新基地断念まで」から「新基地建設反対」になった。断念するまで座り込みをするのと反対だから座り込みをするでは大きな違いがある。「断念まで」は基地建設を阻止するという強い意志がある。実力行為も辞さない。実際に移設反対派は辺野古の海への移設を実力で阻止した。政府が海に移設するためにやぐらを建てて測量をしようとしたが、反対派がやくらを占領して測量をさせなかった。そのために政府は海への移設をあきらめた。2005年のことである。政府は県外移設を模索したが受け入れる自治体は一つもなかった。やっとのことで辺野古沿岸への移設を名護市と合意した。

実力で基地建設を阻止した過去があるから、辺野古基地建設も実力で阻止する気でいた。だから、新基地建設断念を看板に書いたのである。しかし、座り込みを8年続けた結果、実力で阻止するのは不可能であることを自覚するようになった。だから、阻止するのを止めて反対の意思を表現することにしたのである。「新基地建設反対」は辺野古基地が建設されることを暗に認めた表現である。

新しい看板は米軍基地と辺野古移設基地が完成するのを容認している。座り込み逃走は米軍基地反対、辺野古新基地反対を主張しているが彼らの深層心理では敗北を認識しているのである。
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普天間飛行場の移設は辺野古以外にはないことを2013年に詳しく説明した 読んで知ってほしい

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普天間飛行場の移設は辺野古以外にはないことを2013年に詳しく説明した 読んで知ってほしい

9年前の2013年に書いた文章

なぜ、沖縄に米軍基地があるか。米軍基地の目的はなにか。
それが沖縄米軍基地の根本的な問題です。
米軍基地はなぜ沖縄に存在するか。
沖縄を植民地支配するためか。それは違います。
沖縄の人々を苦しめるためか。それも違います。
沖縄に米軍基地があるのはなぜか。
その理由ははっきりしています。
それは共産党一党独裁国家中国と北朝鮮があるからです。
中国と北朝鮮がなければ沖縄に米軍基地は必要ない。
なぜ中国と北朝鮮があるために沖縄に米軍基地があるか。
その理由もはっきりしています。
社会主義国家中国は武力で領土拡大を狙って、周辺国に侵略するからです。
チベット、ウイグル地区、東モンゴルは中国人民解放軍が武力で侵略し植民地支配しています。
チベットでは、チベットの民主化を要求して毎年僧侶が焼身自殺をしているという痛ましい現実があります。
南沙諸島ではフィリピンの領土、ベトナムの領土を中国が侵略しています。
そして、中国は尖閣諸島にも侵略しようとしています。

アメリカ軍は共産党一党独裁国家中国のアジアの国々への侵略をくいとめるためにアジアに駐留し、沖縄にも駐留しているのです。
米軍は沖縄を植民地支配するために存在してはいません。
沖縄の人々を苦しめるために存在しているのでもありません。
中国、北朝鮮の侵略からアジアの国々を守るために、アメリカ軍はアジアに駐留し、沖縄にも駐留しているのです。
韓国は民主主義国家です。
台湾、フィリピンも民主主義国家です。
カンボジアも民主主義国家です。
いうまでもなく日本も民主主義国家です。
アメリカ軍はアジアの民主主義国家を中国・北朝鮮から守りアジアの平和を維持するためにアジア・沖縄に駐留しているのです。

アメリカ軍がアジアの平和のために存在していることがはっきりわかるのが今回の北朝鮮問題です。

北朝鮮
(3月8日)北朝鮮は韓国との停戦条約を一方的に破棄しました。
(3月11日)、板門店(パンムンジョム)直通電話の遮断
(3月26日)軍隊が戦闘準備に入るように指示し、
今にも韓国と戦争を起こすような挑発をしました。

その時にアメリカ軍はどうしたか。
米空軍の最先端F22戦闘機を韓国に派遣
核搭載可能なB2ステルス爆撃機が米本土から韓国へ
B52戦略爆撃機、
米海軍のイージス艦
などを北朝鮮の周囲に張り巡らせました。
アメリカは北朝鮮の周囲に軍事力をどんどん集中させていきました。
なぜアメリカは圧倒的な軍事力を北朝鮮に集中させたか。
北朝鮮に戦争をしかけ、北朝鮮を滅ぼすためか。
それは違います。
戦争をしないためです。
アメリカは北朝鮮と戦争をしないために北朝鮮の周囲に、
F22戦闘機、
B2ステルス爆撃機、
B52爆撃機、
イージス艦
などを北朝鮮の周囲に結集させたのです。
圧倒的な軍事力をみせつけ、
もし、戦争をすれば一瞬のうちに北朝鮮は廃墟になることを、北朝鮮に自覚させ、北朝鮮が戦争の意欲をなくすために戦闘機やイージス艦を結集させたのです。
アメリカはできるだけ戦争をしないように努力をしたのです。
その証拠に、
北朝鮮が移動式ミサイルを配置して、今にもミサイルを飛ばすぞと、ますます強硬姿勢を取った時、
アメリカは対話を求めました。
そして、ケリー国務長官はアジアにやって来て、韓国のパクウネ大統領、中国の習近平首相、日本の安倍首相と会談し、北朝鮮問題を四か国が協力して解決しようと話し合いました。とくに中国には北朝鮮に強い圧力をかけるように要請しました。

アメリカは北朝鮮が韓国と戦争をしないように、日本やアメリカを攻撃しないように努力しているのです。

そのためには北朝鮮を刺激しないように、かなり以前に予定されていた大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験を保留しましたた。

朝鮮戦争は南朝鮮を支配しようと侵略してきた北朝鮮軍をアメリカ軍が南朝鮮から追い出すために起こったのです。
ベトナム戦争も北ベトナムが南ベトナムに侵略したために起こったのです。
アメリカ軍は朝鮮やベトナムに侵略したのではない。侵略してきた北朝鮮軍や北ベトナム軍を追い返すために戦ったのです。アメリカ軍が勝った朝鮮では北朝鮮と韓国に分かれています。アメリカ軍が負けたベトナムでは南ベトナムも北ベトナムに支配され社会主義国家になりました。

戦後のアジアのアメリカ軍は中国、北朝鮮、北ベトナムの社会主義国家の侵略を防ぐために存在しているのです。
現在の北朝鮮問題を見れば明らかです。

北朝鮮問題はまだまだ続きそうです。
はっきりしているのはアメリカはできるだけ戦争をしないように努力していることです。

ところで、中国についておもしろいことが報道されました。それも中国共産党機関紙です。
なんと、ネット意識調査で、中国共産党独裁に対して中国国民の8割が否定している調査結果がでたのです。

. 【北京=竹内誠一郎】中国共産党機関紙・人民日報系の雑誌「人民論壇」のサイトに15日掲載された共産党に関するインターネット意識調査で、回答者の8割が共産党の一党独裁や改革姿勢を否定した。

 調査結果は、間もなく削除された。

 調査は、「共産党に改革を推し進める勇気と知恵があるか」など4項目の質問に4段階の回答を求めたもので、すべての質問で「賛同しない」が最多の約8割を占めた。回答は約3500件。意識調査では、まず「習(近平国家)主席の『中国の夢』は億万の人民の夢と負託を担い、中華民族の偉大な復興の希望を再び燃やした」とうたったうえで、回答を呼びかけた。しかし、共産党が国民の信頼をほとんど得ていない実態が浮き彫りとなった。同誌が一時的に結果を公表した背景は不明。

中国国民の8割が共産党一党独裁支配に反対しているのです。中国国民も中国が民主主義国家になることを望んでいることを私たちは認識するべきです。
私たちが中国と思っているのは本当の中国ではない。中国を独裁支配している中国共産党のことです。中国共産党は中国国民の本当の代表者ではない。私は一日も早く中国が民主主義国家になることを望みます。

中国や北朝鮮が民主主義国家になれば、沖縄の米軍基地は必要なくなります。
中国や北朝鮮が民主主義国家になれば、沖縄の米軍基地は撤去されます。
しかし、現在は共産党一党独裁の中国は健在です。
中国が共産党一党独裁国家である限り、アジアの民主主義国家を中国の侵略から防ぐために、そして、アジアの平和維持のために沖縄の米軍基地は必要です。

アジアに米軍が駐留している限り、ヘリコプター基地である普天間飛行場は絶対に必要です。
米軍が事故を起こした時、まっさきに駆けつけて救助活動をするのがヘリコプターです。やんばるで山火事が起こった時消火活動するのもヘリコプターです。
それにアメリカは中国の周囲の国々の軍隊を訓練し、軍隊を強くすることで中国の抑止力を高めるという戦略を立てています。アジアの国々の軍隊を訓練しているのが沖縄に駐留している海兵隊です。訓練には当然ヘリコプターも必要です。
オスプレイがタイやフィリピンで訓練をしたのは新聞にも載っていました。

ヘリコプー基地の普天間飛行場はなくてはならないのですが、普天間飛行場の周囲は住宅密集地になり、世界一危険な飛行場と呼ばれるようになりました。宜野湾市民の安全を守るためには普天間飛行場は移設をしたほうがいい。
共産党一党独裁国家中国が存在する限り、普天間飛行場の閉鎖はできない。国外移設も無理です。

私は「沖縄に内なる民主主義はあるか」で、普天間飛行場の閉鎖や国外移設は駄目であり、本土で普天間飛行場受け入れてくれる自治体は一か所もないから県外移設も不可能である。全国で普天間移設受け入れを承諾しているのは唯一辺野古だけである。だから普天間飛行場の移設は辺野古しかないと書きました。

この本で書いたのはそれだけではありません。「県外移設」ができないことを沖縄の政治家はみんな知っている。「県外移設」を主張している政治家も本当は「県外移設」ができないことを知っている。だから、県外移設場所を自分たちで探すとは絶対に言わないとこの本に書きました。
県外移設のほうが簡単だと仲井真知事は何度も何度も言っています。しかし、簡単だといいながら自分で探すとはたった一度も言ったことがありません。仲井真知事は県外移設ができないことを知っているのです。
私は言いたい。「仲井真知事よ。県外移設がそんなに簡単ならあなたが探しなさい」と。そういわれても仲井真知事は自分で探すとは絶対にいわないだろう。

北朝鮮・中国が存在している限り、沖縄の米軍基地は必要です。ヘリコプター基地である普天間飛行場もなくてはならない存在です。
だから、普天間飛行場の閉鎖はできません。国外移設も無理です。
そして、県外移設も不可能なのです。県外移設を要求することは普天間を固定化させることに等しい。
普天間基地をそのまま固定するか、辺野古に移設するか。二つにひとつなのです。
感情的に県外移設を望むことはできます。
しかし、それは現実を無視した感情です。感情で政治はできない。政治はシビアに現実を見なければならない。
私たち沖縄県民は辺野古移設かそれとも固定化かの選択を突き付けられていのです。
それが政治です。
それが現実です。

辺野古移設しかないことを私たちは認識するべきです。
普天間飛行場の移設は辺野古しかない。
それをはっきり主張するべきです。
そして、県外移設を主張する政治家には自分たちで見つけろと要求するべきです。沖縄の政治は嘘が蔓延しています。

もう一つ皆さんに知ってほしいことがあります。
共産党と社民党は県外移設に反対であるということです。
平和憲法を重んじ、軍隊があるから戦争が起こると主張してきた共産党と社民党は日本全体の米軍基地撤去を主張し続けてきました。
だから、日本の米軍基地を認める「県外移設」には反対です。
共産党と社民党の主張は普天間飛行場の閉鎖か国外撤去です。
新聞などのマスコミではほとんどの人が「県外移設」を望んでいるように報道していますが、それは間違いです。共産党、社会党、沖教組、自治労は本当は県外移設に反対です。反対ですが言わないだけです。

もし、普天間飛行場の移設先が鹿児島県内に決まったとします。その時に基地建設反対の旗を上げるのは共産党、社会党、日教組、自治労です。
平和憲法順守、安保反対、反戦平和を掲げている共産党、社民党、日教組、自治労が「県外移設」反対であることも知っておくべきです。

普天間飛行場の移設は辺野古しかない。辺野古に移設でなければ固定する。県外移設反対派はそれを望んでいる。普天間飛行場を含めた米軍基地撤去運動が展開できるからだ。

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辺野古新基地は沖縄基地問題ではない 辺野古新基地は普天間飛行場移設問題だ

辺野古新基地は沖縄基地問題ではない 辺野古新基地は普天間飛行場移設問題だ


 ひろゆき氏のこの写真で辺野古の座り込みが一気に全国で有名になった。

ひろゆき氏が問題にしたのは座り込みである。「座り込み抗議が誰も居なかったので、0日にした方がよくない?」とツイートした。すると辺野古移設反対派が次々とひろゆき氏にかみついた。
 辺野古移設反対派にとって座り込みは移設反対をアピールできる運動である。それが否定されることは絶対に許してはならない。だから、次から次へとひろゆき氏を攻撃していった。ひろゆき氏とのネットバトルが展開していった。
 ひろゆき氏は掲示板の座り込みこみ日数が間違っているのではないかと問題にしたが、看板で間違っているのは日数だけではない。「新基地」というのも明らかに間違いである。「新基地」ではない。「移設基地」である。辺野古に建設するのは新基地ではなく、海兵隊が使用する普天間飛行場の移設である。新しく米軍基地を建設するのではない。辺野古飛行場が建設されれば海兵隊は辺野古に移動する。普天間飛行場は解体し、地主に返還する。だから、移設基地である。新基地ではない。
 新基地建設は間違い。移設飛行場建設が正しい。ところが座り込みの看板には「新基地断念」と書いてある。辺野古に新しい米軍基地を建設するようイメージを与える文字である。辺野古飛行場建設を人々は新基地建設だと思ってしまうだろう。移設基地なら賛成する人でも新基地なら反対するだろう。それを狙ったのが「新基地」である。ひろゆき氏によって辺野古座り込みが話題になり、多くの人のがみれるようになった。全ての人が普天間飛行場の移設とは言わない。基地、または新基地問題として考えている。

 
私は群馬県の生まれで、福岡に住んでいる、本土の人間です。私は「沖縄の皆さんに本土からごめんなさい」と伝えたいと思いました。
・・・・・・・・・・
全国の基地面積の7割以上が沖縄に集中しているわけですから、反基地の感覚は非常に強いですよね。そういう中で、難しい選挙を迫られたり、投票を迫られたりしてきた人たちのことを考えると、「申し訳ないな」という感じがしています。

自衛隊基地に比べると沖縄の米軍基地は数%である。米軍基地だけを見れば70%の基地が沖縄にある。ところが群馬県民のように自衛隊基地も含めた基地全体で沖縄に70%の基地があると信じている国民は多い。米軍基地を基地と表現するマスコミが多いからである。
 
 ポスターを持っている仁藤夢乃さんの記事がタイムスに掲載された。彼女は東京の一般社団法人「Colabo」(コラボ)の代表である。


Colaboは、東京都新宿区歌舞伎町に事務局を置く、女子高生サポートセンターColaboを開設して「若者と社会をつなぐきっかけの場づくり」事業を展開し、少女たちの自立支援を行っている法人である。
 仁藤さんはひろゆき氏の言動に怒り、沖縄の人々と共にありたい、連帯を示したいと思ってキャンプ・シュワブの座り込みに参加した。彼女の脳裏に普天間飛行場は存在しない。彼女が持っているポスターは辺野古新基地と書いてある。彼女の頭には辺野古新基地だけがあり、普天間飛行場移設はない。

 琉球新報は東京から来た和光高校の2年生21人が名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前のテントなどを訪れ、新基地建設に反対して座り込む市民の声を聞いた記事を掲載している。生徒たちは普天間飛行場のことは知らない。
 
移設反対派が強調しているのは、
〇辺野古新基地建設・日本の70%の基地が沖縄にある。
 この理屈がマスコミに何度も載り、本土の国民に定着している沖縄のイメージである。仁藤夢乃さんや和光高校の生徒のように辺野古基地建設は普天間飛行場移設のためであるということを知らない人が多い。

〇辺野古新基地は沖縄基地問題ではない。
〇辺野古新基地は普天間飛行場移設問題だ。
〇辺野古に行く前に世界一危険な普天間飛行場を身に行け
〇「新基地阻止」=「宜野湾市民に死を」である。
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母を米兵に殺された恨みで金城氏は座り込み看板を書いている

母を米兵に殺された恨みで金城氏は座り込み看板を書いている

 座り込みをしていないのに座り込み日数を加算していくのはおかしいと指摘して掲示板と本人の写真をネットで掲載したことがきっかけで有名になった掲示板の作者が沖縄タイムスと琉球新報に登場した。日本で関心が集まっているのでヤフーのネットにも掲載している。
 看板を書いたのは辺野古に住んでいる金城武政氏だそうである。金城氏は座り込みの日数を毎日書きなおさなければならない。大変な作業である。キャンプ・シュワブの近くに住んでいるからできることである。遠くに住んでいれば他の人と後退しながら掲載していただろう。私は複数の人が連携して掲載していると思っていた。そうではないようだ。金城氏が一人で掲載しているようだ。毎日掲載するのだから大変である。

金城さんの母富子さんは辺野古でバーを経営していた。1974年、強盗に入った米兵にブロック片で頭を殴られ、頭蓋骨骨折による脳内出血で亡くなった。金城さんが高校3年生の時である。登美子さんが殺害された時に金城氏は2階で勉強していたが、気付かなかったという。
金城さんは生活に追われても、命を脅かす新基地に反対する気持ちは変わらなかったという。14年に座り込みが始まると、地元住民としてテントの設営から手伝った。デザインを学んだ知識を生かして看板書きを引き受けた。

辺野古区民はキャンプ・シュワブの米兵と親しい。毎年運動会や相撲大会に招待している。辺野古区民は辺野古移設にも賛成している。反対している区民は非常に少ない。辺野古移設反対で有名なのが島袋文子さんである。彼女のキャンプ・シュワブでの写真が何度も報道された。辺野古移設反対の辺野古区民として有名である。彼女が辺野古区の代表であるような雰囲気の記事が多いので辺野古区民は移設反対していると勘違いしている人は多いだろう。辺野古区で移設反対は少数である。
金城氏も島袋さんと同じで辺野古区では少数派の移設反対派である。

辺野古区民が辺野古移設を容認していることを私は漁師たちと話すことで知った。そのことを7年前の2015年に出版した「捻じ曲げられた辺野古の真実」に掲載した。

漁師が辺野古区民の真実を話す
テント村の人達は辺野古区民としてはうるさくて迷惑している。あんなことはやってほしくない。
辺野古移設については漁師は全会一致で容認している。賛成ということではないです。賛成でもなければ反対でもない。容認です。ちゃんと漁業への補償などをやってくれることなど、私たちの要求を受け入れてくれるなら容認するということです。私たちが移設を容認していることがなぜか外には伝わっていません。
 テント村の人達に地元の人はほとんどいません。私が見る限り一人も居ないです。おじいちゃんとかおばあちゃんとかがたまに二、三人テントに居たりしますが、彼らはお金で雇われているようです。私はそのように聞いています。
 実はですね。私がメディアに辺野古の実情を一部始終話してもほとんどカットされます。県民には伝わらないです。
「辺野古の人を助けたい」と言って辺野古にやってくる人がかなり多いですが、ほとんどの人がメディアの間違った情報を信じているんです。それをどうにかしたいのですが、私たちの考えが外には伝わらないのでどうしようもありません。
普天間では人の頭の上を軍用機が飛んでいるというし、とても危ないですよ。だったら早めに辺野古に移設したほうがいい。私や辺野古の人はみんなそう思っています。とにかく、早めに移した方がいい。
テント村の人たちですが、高江に居たりしているし、この前は泡瀬に居たようです。なんでもかんでも反対している人間のように私には見えます。辺野古の人もみんなそう思っています。私たちに危害を加えることはないから、まあ、やりたいように勝手にやったらいいという感じです。一人になると彼らはなにもできない。団体だとワーワー騒いでうるさいですが、一人だと大人しくて全然話をしないです。
埋め立てる時に土砂は流出しないのだから魚がいなくなるというのはあり得ない。ただ、海流に変化が起こるのでそれが漁にどのような影響があるのかは分からない。それは気になります。しかし、テトラポッドが設置されるので海が今よりきれいになるのは確実です。それにテトラポッドは漁礁にもなるので魚が増える可能性もある。
メディアは私たち辺野古民の気持ちや意見をちゃんと正確に報道してほしい。賛成・反対は別として、反対なら反対の意見をいう人の反対する理由をちゃんと報道すればいいし、賛成の意見を言う人が居るなら賛成の理由をちゃんと報道してほしい。それが私の切なる願いです。
      「捻じ曲げられた辺野古の真実」
チャンネル桜が船をチャーターして辺野古埋め立て予定地を海上から見るという企画があった。私も誘われたので行った。辺野古漁港に5人の漁師が居たので、近づいていき、彼らの思いを聞いた。私は記者ではない。あれこれと質問しては無しを引き出すことはできない。私は辺野古移設にどのように考えているかを聞いただけであった。すると、数人の漁師が次から次へと話した。彼らの話をまとめただけである。
ある老辺野古民は訴える
 チャンネル桜の水島氏が船に乗るために移動していると、見知らぬ老人が近寄ってきて水島氏を呼び止めた。水島氏はテント村の連中と勘違いされないために「私たちは反対運動じゃないです」と言った。老人はそれを承知で水島氏を呼び止めたようである。老人は「なにも考える必要はない」と言い、手振りを交えながら、「普天間飛行場は危ないだろう。一日でも早くこっちに移した方がいい」と言った。そして、「物事は理性で判断するべきだ。あれたちはなんでもかんでも感情的だ」とテント村の連中を非難した。水島氏と話し合った老人はすっきりした顔になり、「ああ、話してよかった」と言い、帰っていった。
昔から脈々と受け継がれている隣人を憐れみ思いやるウチナー魂を老人は見せてくれた。


      「捻じ曲げられた辺野古の真実」
 老人はウチナーグチで「ウナジ ウチナーンチュ ヤルムンヌ(同じ沖縄人なんだから)」と言った。同じ沖縄人だから助け合うのは当たり前という意味である。
「ウナジ ウチナーンチュ」に感動した。

 多くの辺野古区民は辺野古移設を容認していた。しかし、この事実が報道されたことはない。マスコミは辺野古区民が移設に賛成しているのを隠しつづけたのである。辺野古区民で何度も報道に登場したのが島袋文子さんである。彼女は辺野古移設に反対であることを主張した。辺野古民である島袋さんが「新基地反対」を強く主張したから多くの人が辺野古区民は移設に反対していると勘違いしただろう。勘違いさせることがタイムス、新報などのマスコミの狙いであった。辺野古区民の移設容認の声はマスコミによって潰されたのである。
 辺野古区民が移設容認であることは名護市長選挙ではっきりと表れた。マスコミもこの事実を隠すことはできなかった。琉球新報のニョース。
 「地元中の地元の皆さんは色んな意見がある中で歯を食いしばり、一つ一つの意見をまとめ対応してきた。20年の強い思い、辺野古区をもっと発展させたい気持ちを忘れるわけにはいかない」
 4年前の市長選と同様、米軍普天間飛行場の辺野古移設について賛否を明言しなかった渡具知氏。街頭でも基地問題に触れることはほとんどなかったが、その例外が初日に駆け付けた「地元中の地元」だった。
 移設容認の訴えに、集まった約30人の辺野古区民らは「そうだ」と拍手で応えた。
 数時間後、辺野古を訪れた新人の岸本洋平氏(49)。「新たな基地はいらない」と移設反対を呼び掛けたが、駆け付けた地元の支援者は数人のみ。
               琉球新報
金城氏が移設に反対し、座り込み看板を書くのは母親が米兵に殺害されたのが原因である。母親が殺害されないでずっとバーの経営を続けていたら、金城氏は他の辺野古区民と同じように辺野古移設に賛成していたはずである。金城氏が普天間飛行場の辺野古移設に反対するのは母親が米兵に殺された恨みが原因である。母親殺害の補償金は支払われた。しかし、米軍や日本政府から謝罪の言葉や詳細の説明もなく、悔しい思いをしたという。
金城氏は「米軍による事件事故は後を絶たない。自分のように米軍基地によって苦しめられた人が多くいる」という思いがあって普天間飛行場の辺野古移設反対運動に足を運んでいるという。

建設予定の辺野古飛行場は普天間飛行場を移設するためである。人口密集地のど真ん中にある普天間飛行場は騒音被害がひどいし、軍用機が事故を起こせば市民の命が奪われる。世界一危険な飛行場である。世界一危険な飛行場を海と米軍基地に囲まれた辺野古沿岸に移設するのた。宜野湾市民の騒音被害、人命危機をなくす目的の辺野古移設である。
金城氏は県民の安全を守るための辺野古移設に反対している。宜野湾市民が騒音被害にあい、命の危険にさらされていることに目を向けない。金城さんには「ウナジ ウチナーンチュ」の心がない。ウチナーンチュを救うよりも母親を殺害した米兵への恨みに執着している。米兵への恨みが米軍への恨みになり米軍への恨みが辺野古移設基地建設反対となり座り込み看板を書いたのだ。金城氏は他の辺野古区民のように普天間飛行場のある宜野湾市民の被害、危険を考えていない。

辺野古には新基地を建設するのではない。普天間飛行場の移設基地を建設するのだ。キャンプ・シュワブの座り込みは普天間飛行場の辺野古移設に反対している。宜野湾市民の被害にそっぽを向くのが座り込みである。

辺野古の座り込みは米軍基地撤去運動ではなく普天間飛行場固定の運動である。米兵の母親殺害の恨みに執着している金城氏は宜野湾市民の米軍基地被害には目を背けるのである。「同じ沖縄人だから助け合うのは当然」の辺野古民の心を喪失している金城氏である。
 
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