いよいよ阿久根市議選だ

竹原前市長の妹が立候補か

統一地方選後半戦の阿久根、枕崎、垂水の3市議選(いずれも定数16)が17日、告示される。

 いずれも定数を上回る陣営が立候補の準備を進めており、選挙戦となる見通し。議会解散請求(リコール)成立に伴う出直し阿久根市議選では、竹原信一・前市長(52)を支持する竹原氏派と、反竹原氏派の議席争いが注目される。投開票は24日。

 阿久根市議選には、前議員と新人計24人が出馬する意向を示している。

 竹原氏派、反竹原氏派から各10人前後が出馬する予定で、竹原氏の妹も立候補する見込み。

 解散前の議会構成は、竹原氏派4人、反竹原氏派12人。反竹原氏派が多数を占めていたが、竹原氏派の前議員が主導した議会解散の是非を問う住民投票(2月)では、解散賛成が過半数の7321票に達した。

 一方で、竹原氏は1月の出直し市長選、今月10日の県議選阿久根市・出水郡区でいずれも落選。市長選では7645票を獲得したものの、県議選の阿久根市での得票は5704票にとどまり、求心力の低下を指摘する声も出ている。

(2011年4月16日17時31分 読売新聞)

竹原氏は県議選には出馬しないで市議選に集中してほしかった。市長選に負けたから県議選に出るというのは市民は納得できないだろう。それに県議になっても仲間はいないし、県議会では無視されるだけだ。

市長選に負けたということは、支持者が減ったということなのだから、負けた原因を分析して、離れていった支持者を取り戻し、支持者をもっと増やして、市議選では巻き返して過半数を獲得しなければならない。竹原氏のやろうとしている改革は賛成であるが、県議に色気を出して、じっくりと阿久根市に腰をすえて仲間を増やすやり方をしないのには疑問だ。

竹原氏は阿久根市の改革に集中してほしい。阿久根市の改革が成功し市民の支持率が上がれば、県全体へと広がっていく。その時から県に進出すればいい。

阿久根市で竹原氏側が過半数を獲得すれば、阿久根市の政治改革のやり直しが始まる。投開票は24日だ。竹原側の立候補が過半数を獲得できることを期待する。
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大阪・愛知に続いて三重県だあー



.三重県知事選、鈴木氏が初当選…現職で最年少に
無所属の新人3人が立候補していた三重県知事選は10日投開票され、自民党とみんなの党の推薦を受けた元経済産業省職員の鈴木英敬氏(36)が、前津市長の松田直久氏(56)(民主推薦)らを破り、初当選した。
鈴木氏は大阪府の橋下徹知事(41)を抜き、現職では最年少知事となる。
(2011年4月10日23時55分 読売新聞)

「もうかる三重」と元経産官僚、知事選出馬表明


知事選への立候補を表明する鈴木氏 元経済産業省課長補佐の鈴木英敬氏(36)が3日、4月の三重県知事選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 鈴木氏は同日、自民党県連に離党届を提出、みんなの党に推薦を要請した。自民、公明党にも今後、推薦を求める。知事選への立候補表明は鈴木氏が初めて。

 県庁で記者会見した鈴木氏は、国政の現状について「混乱混迷、権力闘争に明け暮れている」とし、「疲弊している地方を良くするには、決断力を持って行動するリーダーが必要だ」と立候補の理由を説明した。
 最も力を入れたい政策として、「インパクト三重、もうかる三重を実現したい」と述べ、企業誘致や地場産業の振興、観光産業の発展を優先する考えを表明。また、「県職員の給料は国家公務員を上回っている」として、人件費2割削減など公務員改革に取り組む考えを示した。

 道州制の必要性も強調し、「愛知県の新知事や大阪府の橋下徹知事らと連携したい」と述べた。


愛知県大村秀章や大阪府の橋下徹知事らと連携を公言した鈴木氏が三重県知事に当選した。若干36歳だ。いいね。経済発展はどの立候補も公言するからそれほどインパクトはない。インパクトがあるのは人件費2割削減を含む公務員改革だ。

日本は明治以来中央集権主義であり、議員と公務員は優遇されてきた。戦後も中央集権主義は続行されて公務員の優遇は変わらない。
民主党は公務員改革を公言して政権を握ったのに、公務員改革は進んでいない。民主党の支持率低下の原因のひとつが腰砕けになった公務員改革である。自民党ならできないが民主党ならやってくれる期待したのに、公務員改革が全然すすんでいない。唯一公務員改革が進んだのが橋元知事の大阪府だ。だから橋本知事と維新の会への大阪市民の支持率は高い。大阪府の改革に三重県の鈴木知事も続いてほしい。

橋元知事がリーダーである維新の会が、大阪府議会を過半数、大阪市、堺市で第一党になったということは、橋元知事の政治改革が市民に圧倒的に支持されていることを全国的にアッピールした。橋本知事と対立してきた大阪市長さえショックを受けて維新の会に一目をおかざるを得なくなっている。
これからの選挙は橋本流の政治変革を公言することが当選を確実にする方法であることを全国の政治家は知った。これからは橋本流の政治変革を公言する若手の政治家がどんどん登場するだろう。

日本の首相は国民が直接選ぶことができない。しかし、知事や市長が直接選ぶことができる。だから、既成政党の支持がなくても、市民のための政策を掲げれば市民が支持して当選することが大阪府と愛知県、名古屋市で証明された。
大阪、愛知、三重は既成政党にはできない本格的な政治改革をどんどん推進してほしい。

沖縄は、残念ながら自民党、革新政党などの政党の力が強い。そして、公務員組織が強い。知事は名誉職のようになっていて、現役を引退した学者や経営者などを政党が担ぎ上げるパターンが続いている。知事はあやつり人形に近く、政党や公務員が嫌がる政治の構造改革に手をつけるようなことは全然しない。莫大なエネルギーが必要な政治構造改革なんて沖縄では夢のまた夢だ。

基地問題に県民の目を向けさせて、その裏で怠けながら高給をもらっている議員や公務員。沖縄は基地問題より政治・経済の構造改革が重要なのに、基地問題だけが大きくクローヘズアップされて構造改革には知らん振りだ。三重県の鈴木新知事のように大阪、愛知につづく政治家が沖縄にも登場してほしいものだ。
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はかなさを・・・アートはいく 二百四十九~二百五十一句

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