連合と共産党の喧嘩が始まった

連合と共産党の喧嘩が始まった


 連合の芳野友子会長が、立憲民主党との会合後の会見で、東京都知事選での蓮舫氏の敗因について「共産党が前面に出すぎて逃げてしまった票があったのではないか」と発言した。吉野会長は共産党が蓮舫票を減らしたと発言したのである。「蓮舫の敗北は共産党にあり」と暗に述べたのが吉野会長である。吉野会長の発言に共産党はすぐに反論した。
小池共産党書記長は、「共産党が前に出過ぎたような選挙では全くなかった」と強調した。小池書記長は「何を根拠に票が逃げたと言っているのか。根拠を示してほしい」と吉野会長に要求した。


共産党は立憲と共産、社民、れいわが連合を組み左翼連合を組んで運動を展開して立憲を与党にするのが目的である。ところが都知事選で蓮舫氏は広島からやってきた無名の石丸氏にさえ負けて3位になった。ありえないことである。3位になった原因が共産党にあるという噂が広がっている。立憲内にも広がっていて共産党とは連帯を組まないほうがいいと考えている議員が増えている。蓮舫氏の敗北は共産党が原因であるという噂は共産党にとって絶対に消したい噂である。だから、吉野会長の発言をすぐに否定したのである。
小池氏は「共産党のせいにすれば何でも通用するというような、非常にレベルの低い発言だ」と吉野会長に激しく反発した。


 立憲の政党内外で連合と共産党が激しく対立するのは立憲内の連合派と共産党派の対立が深まるということだ。立憲は連合を選ぶか共産党を選ぶかが問われていく。そして、答えは国民の選挙が出す。

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