沖縄の新聞は在沖米軍の存在を矮小化する

フィリピンが中国との領土紛争が激化、アキノ大統領「頼れる友は米国と日本」
サーチナ 4月21日(木)21時50分配信

 中国とフィリピンとの南沙諸島(スプラトリー諸島)をめぐる領土紛争がエスカレートしており、双方ともに対抗措置をちらつかせ、一発触発状態に陥っている。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトが伝えた。

 フィリピン政府は5日、国連に抗議文書を提出した。中国は2009年、南沙諸島を含む南シナ海全域の領有権を主張する文書を国連に提出したが、これは国際法上の根拠が無いものだと主張している。南沙諸島や周辺の南シナ海はフィリピン固有の領土だという態度をあくまでも崩さない姿勢だ。

 アキノ大統領は9日、「わが国の安全と主権が脅かされた時、米国と日本以上に頼りになる友はいない」と、領土紛争問題上の中国の脅威から日米両国が守ってほしいとアピールした。フィリピン国軍と米軍が15日に実施した第27回合同軍事演習は、過去最大規模の野戦合同演習となった。また、フィリピン政府は南沙諸島周辺海域の陸・海軍力増強に向け、約1億8400万ドルを追加投入した。

 中国側も負けずに反撃に出た。外交部は7日、南沙諸島は中国固有の領土であると強硬な態度で主張、フィリピン側の主張を真っ向から否定した。14日には中国も国連に文書を提出、フィリピンが1970年代以降、中国の領土である南沙諸島に侵入を続け領有権を主張していることを非難し「フィリピンの主張は一切受け入れられない」と強い態度を示した。

 中国海軍の各大艦隊は最近、実戦訓練を強化しており、特に南沙諸島を管轄している南シナ海艦隊の駆逐艦分隊は、水上戦闘艦総合攻防訓練を実施した。また、多くの漁業監視船を南シナ海に送り込み、主権を強くアピールしている。中国初の空母「ヴァリャーグ(瓦良格)」号のテスト運航が今年の夏に実施された後、南シナ海艦隊に配属されるという噂もある。

 南シナ海領土主権論争問題は国際化の傾向も示している。中国・フィリピン以外にも、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾が南沙諸島の領有権を主張している。(編集担当:松本夏穂)

サーチナ 4月21日(木)21時50分配信


沖縄タムスは「基地の街の子」を連載している。
普天間第二小学校の生徒であった時に書いた作文の作者に、大人になってからの普天間飛行場に対しての考えをインタビューしている。
作文は小学生の目から見た普天間飛行場の問題であり、ほとんどは騒音被害や事故への恐怖の内容である。小学生なのだからそれが当然であろう。
私たちは中学生から高校にかけて歴史や政治を勉強するし、世界状況も理解するようになる。普天間飛行場は軍事基地であり、軍事基地は戦争を前提としてつくられていて、戦後の社会主義と民主主義の対立、朝鮮戦争、ベトナム戦争などの歴史を経て普天間飛行場が存在していることを知るようになる。

普天間飛行場について、騒音被害や事故の危機だけではなく歴史や国際情勢を知るようになるのが小学生と大人の違いである。ところが「基地の街の子」は騒音被害や事故の危機、基地の従業員の問題だけに限定され、なぜ、普天間基地が存在するようになったのか、中国や北朝鮮についてどう思うか。韓国、台湾と沖縄の基地との関連についてどのように考えているかを取り上げない。
新聞は、なぜ沖縄にアメリカ軍基地があるのか。そのことに対して賛成か反対かというインタビューもやらない。
新聞は、普天間第二小学校をつくったのは宜野湾市政であり、移転をさせなかったのも宜野湾市政であるが、そのことに対する質問もしていない。

沖縄の知識人の多くが海兵隊には抑止力がないと発言している。そのことも大いに問題にするべきであり、インタビューするべきである。尖閣諸島を中国政府は中国の領有権であると主張しているが、中国との対立についても質問してほしいものだ。

「基地の街の子」に登場する人たちは大人になっても国際情勢については無関心な人ばかりだ。情報システムは発達し世界の情報が新聞・テレビで報道されているのに、アジア情勢と沖縄のアメリカ軍基地とは密接な関係があることを全然知らないというのは考えられない。

ところが、在沖海兵隊のホームページをくわしく見た人以外は知っているはずがない、「普天間飛行場の死活的重要性証明された」という文を比嘉ムツ子さんは知っていて、「災害支援を利用し、現施設の有用性をアピールする姿勢に怒りを感じている」と新聞社の社説に書いてあった意見とまったく同じ意見を述べたのである。
在沖海兵隊のホームページから「普天間飛行場の死活的重要性が証明された」の文を見つけるには詳しく読まないとできない。それにこの文は「普天間基地は、沖縄でのその位置が戦略的に重要であり、そうあり続ける。日々の訓練の必要事項であれ、切実に必要とされる人道支援活動であれ、日米双方の必要に応じるために存在している」と、戦略的重要性を強調しているのであり、日米同盟の元で活動しているアメリカ軍人なら当然発言するものである。

本当に比嘉ムツ子さんは「普天間飛行場の死活的重要性が証明された」の文を在沖海兵隊のホームページから自分で見つけたのか。疑問だ。新聞社の脚色のにおいがぷんぶんする。


沖縄の新聞社が掲載しないであろうという内容のネット報道を掲載した。

南沙諸島を含む南シナ海全域で中国とフィリピン、ベトナムが領有権争いをしている。アキノ大統領は「わが国の安全と主権が脅かされた時、米国と日本以上に頼りになる友はいない」と日米両国が守ってほしいとアピールしている。フィリピン国軍と米軍が15日に実施した第27回合同軍事演習は、過去最大規模の野戦合同演習となった。
在沖米軍を問題にするなら、基地被害だけをだけを扱うのではなく、尖閣諸島、南沙諸島を含む南シナ海を問題にするべきである。

新聞は在沖米軍の問題を基地被害だけの問題に矮小化し、アジア全体の問題に展開しない。これでは根本的な在沖米軍の問題を追及できない。

革新系政党と沖縄の新聞社は一体的な関係に近い。
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