Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

基礎学力は改善されるか

2005-04-23 18:20:00 | インポート
昨日、文部科学省により、昨年初に実施された小中学生の教育課程実施状況調査=所謂学力テストの結果が公表されました。
所謂「ゆとり教育」を標榜した現行の学習指導要領下での初の公表であり、前回2002=平成14年初の調査に比べ、約4割の問題で正答率が上回り、一応の学力改善の兆しが見えた由。
現行の学習指導要領は同年春より施行され、学習量がそれ以前より約3割削減された事が話題となりました。丁度時を同じくして実施された、学校完全週休2日制の開始と同じ時期です。しかしながら先年の国際学力調査に於いて、主に国語の解読力、記述力を中心に基礎学力低下の傾向が指摘され、「ゆとり教育」の方向性が糾されつつあるのはご存知の所だと思います。
やはり課題は「文章の意味を読み取る力」と「自分の考えを言葉に表現する力」をいかに育てるかにある様です。同時に「物事を数学的に捉える力」の不足も指摘されています。
これらは祖国日本の明日を担う若い世代に不可欠の素養だと思います。授業だけでなく、普段より新聞や書物に親しむ機会を与え、又友人同士で討論を折々行わせるなど、人間としての主体性を養う土壌を提供する努力が親や教師を初め、大人達に求められていると思います。*(学校)*
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする