
昨日の事だが、欧州バチカン国にて キリスト旧教最高位にあられた、先日逝去の フランシスコ教皇の葬儀が執り行われた由。
宗派の違いあれど、世界平和へ向け「何が一番大事か」を絶えず追い続けられたとされる軌跡に一言の弔意を申したい。又「コンクラーベ」とも称される 次期教皇選も来月には行われる様だが、広く人々に支持される 高レベルな人物が就かれる事を祈念したい。
さて我国内。昨日から事実上の大型連休入りとかで、国会も休戦モードか。この期間を活かし、石破総理はフィリピン、ヴェトナム両国を含む東南アジア訪問へ。折からの トランプ米政権による強引な貿易関税政策への国際的対応が主題となろうが、何とか強硬策を思い止まらせられる様な アジア圏との協力が持てる様願いたいもの。この地域との連携は、これから長きに亘り 我国にとっても重要な課題となりそうだ。
そして対中面。先日の公明党代表に続き、今日よりは日中友好議員連盟の訪中が始まる様だが、拙者などは今から「揉み手擦り手」の様な 卑屈な出方をしやしないか懸念する所だ。
物価高などで窮迫の度を増す国民生活支援の為、これまでタブー視されてきた感ある消費減税議論に踏み切った所へ 実効も定かでない毅然さと信念に欠ける対中が行われれば、それは中共政権から舐められるだけだろう。この所につき、以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参ろうと思う。
「『国会議員の中国(大陸)訪問が読まれています』 4/27には日中友好議連『習氏利する』指摘も」
4/22に中国(大陸)を訪れ、北京で中国共産党幹部と面会した 斎藤鉄夫・公明党代表に続き、4/27からは超党派の 日中友好議員連盟(会長、森山 裕・自民党幹事長)が訪中する。
米中貿易戦争が過熱する最中、日本の国会議員が続々と訪中する姿は異様に映る面もあり、関連ニュースが産経ニュースで(も) たくさん読まれている。日米関係に楔(くさび)を打ち込もうとする 習 近平(しー・じんぴん)・国家主席に利用されるのではないか、との懸念も根強い。
産経新聞の「主張」は「中国(大陸)の呼びかけに応じて 日本の国会議員が漫然と訪中するとすれば、融和ムードを演出したい 中国共産党政権を喜ばせるだけである」と 国会議員の訪中に疑義を呈した。
日中友好議連の訪中団には 森山自民党幹事長や 志位和夫・日本共産党議長、同議連の事務局長を務める 小渕優子・自民党組織運動本部長らが参加する。同議連の訪中は 2024=令和 6年 8月以来となる。(引用ここまで)
今回の議連訪中。概ね産経紙の懸念通りではないかと心得る。事実上の産経社説「主張」の関連記事は末尾にリンク致すが、左派野党トップらが複数含まれるとあっては、今回訪中メンバーは「呉越同舟」の印象が否応なく付き纏う。こんな面々で訪れても、習中共政権からは好い様にあしらわれ、国同士の真摯な向き合いなど所詮無理ではないか。極言すれば、中共側から「カモネギ」とみられても仕方がない。
繰り返しになるかもだが、外交の矢面に立つべき 岩屋外相の体たらくにしても、危機感も切迫感も感じられない それこそ「だらし内閣」を象徴する様な緩過ぎる有様。そんな事の延長での訪中など、我国に何の利益ももたらさない事は必至だ。
そんな事なら、前述通りの国民生活窮迫の折、予算健全化の為にも こうした粗雑な動きは厳しく見直されるべきだろう。最初から調整されなくても良かったかもだ。今回画像は、今春当地名古屋・清須両市境を下る 庄内川を越えて西下の 東海道・山陽新幹線イヴェント外装列車の様子をもう一度。首都圏のリゾート施設・TDRに因む模様。以下に 関連記事をリンク致します。「産経新聞『主張』4/22付」