Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

血液不足に思う事

2005-04-19 23:53:00 | インポート
主に献血によって集められる輸血用血液が不足している様です。
今朝のTVニュースによると、東京をはじめ主要都市の献血ルームは諸装備を充実して献血者サービスの向上に努めている様ですが、肝心の献血者の健康状態に不具合が認められるケースが多く、私の見た所、献血者全体の約2割が不適合の為、献血の意思がありながら採血が叶わない由でした。
まず第1の理由として、今の時期は春特有の花粉症に悩む人々が多く、その治療薬が採血に際し、NGとなる可能性があるとの事。
又、海外渡航の経験のある方は、現地での病気(残念ながら難病のHIVを含みます)などの可能性から採血を見送るケースもある様です。
この問題、まず一般人の健康に対する危機感が希薄である事が挙げられるのではないでしょうか。つまり「自分だけは大丈夫」と思い込み、献血などの場で調べてみて初めて異常に気がつくと言う具合。私も予想以上に不適合者が思いの外多いのには正直驚いています。
次に、採血する側の医療機関の姿勢にも問題がないとは言えません。これだけ国際化が進んだ現在では、日本人はそれこそ地球の津々浦々まで出かけています。そこで予想外の傷病に見舞われる可能性があるのは頭ではすぐ解る事ですが、制度、システムの面で国内の献血の態勢には、そうした事への対応が十分でないのではと思います。
献血による輸血用血液は不測の事故、災害などに際し欠くべからざるものと言えます。献血者のこうした健康問題の克服に、我々を含む関係各位の努力が求められる所だと思います。過去2回献血の経験を持つ私も生涯後1回、献血に参ろうかと思います。*(病院)*

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