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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

がっぴょうけん

2014-03-11 16:20:04 | 日記

東日本大震災から3年。あの日のことを思い出すと、胸が締め付けられるようです。日常生活がおくれるのは、当たり前の事ではないと改めて思いました。

8日、日本児童文学者協会主催の第1回『がっぴょうけん』が代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれたので参加してきました。

『がっぴょうけん』とは日本全国の会員が原稿を持ち寄り、互いに合評して書く力を鍛える「合評創作研究会」です。
昨年、「がっぴょうけん」のお知らせを見たとき、迷いました。プロの作家や編集者、出版社の方たちも参加されると聞いて恐ろしかったからです。それでも、2年前から書いている長編をみていただきたいという思いはありました。祈っているうちに原稿を提出しようという思いが募り、エントリーしました。

長編の部は2グループあって、1グループ5作までしか受け付けられません。申し込み順に受け付けということなので、申込日の午前中に郵便局へ行きました。早く申し込んだかいがあって、原稿提出者のひとりになりました。
あらかじめ原稿を送りあってって、ほかの方の作品を読んでおきます。力作ばかりで、圧倒されました。その日を待つのは緊張の日々でした。

人の評価が絶対ではありませんが、箸にも棒にもかからない作品という評価を受けたら、童話や小説を書くのはもうやめにして、エッセイだけ書くことにしようと、作家生命を賭けての参加でした。

長編の部Aは、参加者16名でした。時間は13時から17時まで。1作品45分ぐらいかけてじっくり話し合います。厳しい評価もありますが、納得できることばかりです。

わたしの作品は意外にも高く評価されました。時代小説なので、言葉遣いの注意や歴史的裏付けをとらなくてはいけないことなどを教えていていただきました。
出版社の方は、120枚という長さが中途半端なので、半分の長さにして絵本のようなかたちにするなら出版できると言ってくださいました。

でも半分にすると作品の持ち味がなくなってしまうのでだめという意見が出ました。確かに半分にはできない作品です。

いつか用いられる時がくるかもしれないので、細かいところを直して完成させたいです。

ほかの方の作品の合評もすごく勉強になりました。充実した時間でした。長い作品を読んでいただけただけでもありがたいのに、丁寧に読んでもらい、貴重なアドヴァイスをいただけて感謝しました。

がっぴょうけんが終わった後、上野駅で待ち合わせして姪を土浦に連れてきました。
姪は高校3年生です。受験も卒業式も終わったので泊りがけで来ました。9日は一緒に教会へ行くことができました。

昨日は娘とふたりでクッキー作りをしていました。今日はふたりで買い物に出かけています。写真は出来上がったクッキーです。春の花が一斉に咲いたみたいです。

日本クリスチャン・ペンクラブのHP更新しました。わたしのエッセイも掲載中です。ぜひごらんください。



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