乳癌の手術をして今日でまる5年になります。術後3年ぐらいの間は、再発または転移するのではないかという恐れとの闘いでした。再発リスクが高いので、長くは生きられないのだと覚悟を決めて、日々を過ごしていました。
5年たったからといって、再発転移のリスクが小さくなったわけではありません。むしろ、5年クリアーしてほっとしたのも束の間、再発がみつかって……という方が少なからずおられることを思うと、これで安心というわけにはいきません。
乳癌は、ほかの癌と違って5年間再発転移しなければ大丈夫なのではなく、10年以上たっても再発転移することがあるからです。
5年間飲んでいた薬は終わりになりますが、来年1月からは別の薬をさらに5年間飲むように医師から勧められています。どれほどの効果があるかわかりませんが、飲むことにしました。
5年たった今の心境は、これまで守られたことと、健康であることに感謝の気持ちでいっぱいです。乳癌になる前より元気です。もともと体が弱く疲れやすい体質なのですが、疲れても最近は回復が早く、風邪もあまりひかなくなりました。日常生活の中では、乳癌ということを忘れていることが多いです。
あまりテレビは見ない方ですが、最近フジテレビの「風のガーデン」を見ています。自分が末期癌であることを知った麻酔科医が離れて暮らしていた家族のところへ帰るという重いテーマのドラマです。
乳癌になってから、主人公が病気で死に至るとわかっているようなドラマは見られませんでした。それ以前は、自分と切り離して見ていたので平気でしたが、自分が癌になってから、このようなドラマを見ると身につまされるのです。
主人公の父親役の緒方拳さんが現実に末期癌で、それを誰にも言わず出演していたドラマだと知って見始めたのでした。緒方拳さんはどのような思いで演じたのだろう……と考えると胸が痛みます。
また、癌で2年前に召された父のことも思い出され、せつなくなります。
毎回涙を流しながらも見ていて、自分自身の心境の変化で気づいたことが2つあります。ひとつは、死を見つめることがつらくてたまらなかったのに、今はつらくとも耐えられること。もうひとつは、死を目の前にしている人の気持ちが痛いほどわかるということです。もちろん、100%ではありませんが……。
でも、死に打ち勝つお方がおられること。そのお方、イエス・キリストが永遠の命を与えて下さることを思うと、希望が沸いてきます。
今日これから母が泊まりがけで来ます。明日は母と教会のクリスマス会に出席する予定です。
以前より、お元気とのこと。
また明日はお母様と教会のクリスマスに出席とのこと。
嬉しいことがたくさんですね。
これからの歩みの上に、祝福が豊かでありますように、お祈りします。
長かったでしょうね。今後にもいろいろ思いはあるでしょうが、何はともあれ感謝しましょう。
私も早くその日を迎えたい!
薬とは無縁になれないのですね。でも、お医者様の神様のお導きの中にあるのですから、信じてうけいれることでしょうね。今日はお祝いですね。ハレルヤ!
これまでにも多くの方々の慰め手になっておられました。どうかこれからも主が一切を支えて下さり、健康を強めて下さって、多くの御用をなさいますように。
そして、お母様と一緒に教会だなんて、何という喜び、祝福でしょうか!
素晴しい時をお過ごしになられますように!
嬉しいね、裕子さん!
初めてお目にかかったころより、今のほうがずっとお元気そうに見えます。
私の叔父は、皮膚ガンが耳の後ろにあり、深くてとるのは危険なので、そのままにしておくのだといいます。84歳の加齢と、ガンの進行とどちらが早いかなと笑っています。
みんな皆、元気でいて欲しいです。
多くの方に祈られていたことをおぼえ、感謝します。
でも、そのことも神様の御手の中にあるのですね。受け入れてゆだねます。
かつてはひどい喘息発作を起こし、さらに乳癌で死と隣り合わせになった者です。この弱い者が元気になったことが誰かの慰めになるのかもしれないと、優子さんのコメントを読んで思えてきました。有難うございます。
叔父様のこと、お祈りさせていただきます。高齢になると癌細胞の働きも弱まり、進行が遅いと聞きます。
ホントにみんな皆、元気でいてほしいですね。
病気って、同じ立場になった人にしかわからないことが多いですよね。
文香さんがペンやお話で証しをすることで、生きていく希望を与えられる人がたくさんいると思います。
文香さんのとても生き生きしてご活躍されている姿に・・・