生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

ひとつひとつの出来事が…

2017-09-22 16:54:25 | 乳癌
昨年から右肩が痛くて日常生活に支障をきたすようになりました。ふつうの肩凝りとはちょっと違うようなので整形外科に行くと、五十肩といわれました。(六十肩ではありません)5か月間リハビリに通いましたが、少ししかよくなりません。

6月末に娘が出産のため実家に戻ってきたので、完全には治っていなかったのですが、リハビリを終わりにしました。医師が腕を持ち、後ろに回しました。かなり痛かったのですが、「痛くありません」と嘘をついて無理やり終わりにしたのです。
 
家で肩こり体操を一生懸命したせいかどうかわかりませんが、その後、肩はどんどんよくなってきました。その代り腰痛、めまい、膝痛など、次々に起こりました。骨量を測ってもらうと、骨粗鬆症と言われました。しかも5段階に分けると、下から2番目に悪いと聞いて驚きました。8年前外科で測定したときは、「骨量は若い人並です」と言われたのに……。

薬を処方され飲み始めましたが、数値はよくならず横ばい状態です。長い期間飲まなくては効果が出ないそうです。
これまでよく骨折しなかったと思いました。また、五十肩になって整形外科に行ったから骨粗鬆症であることがわかって、治療を始められたので助かったのです。骨粗鬆症は症状が現れないので、治療を受けないまま最後の段階までいってしまったら、治る可能性が低いのだそうです。
ひとつひとつの出来事が、主のみ手の中にあって守られていると感じます。

なぜ骨粗鬆症になったのか……と考えていたら、8年前、乳がんの再発転移を抑える薬フェマーラを飲み始めたことを思いだしました。フェマーラを飲む前に同意書にサインをしたのです。この薬を飲むと関節痛が出たり、骨粗鬆症になったりすることがあると説明を受けました。

そのときは骨量が多かったので骨粗鬆症にはならないだろうと勝手に思っていました。むしろ関節痛になったら、ピアノが弾けなくなるかもしれない。PCのキーボードを打てなくなるかもしれないと恐れました。当時、教会学校で奏楽をしていましたので、友人にも祈っていただきました。

5年間フェマーラを飲みました。果たして関節痛は起きませんでした。けれども、いつごろからかわかりませんが、骨粗鬆症になりました。
でも、いまのところ乳がんの再発転移はありません。

膝痛でまた整形外科に通うことになりました。歩き過ぎと言われました。歩くときは8千歩から1万歩ぐらい歩いていると言ったら、多すぎると言われました。一日5千歩でいいのだそうです。健康のために一日一万歩と厚生労働省が大々的に掲げていましたが、いったいなんだったのでしょうか? 整形外科医からみると、一万歩も歩くとかえって健康によくないのだそうです。

 適度なウォーキング、適度な運動とはどれくらいでしょう? 年齢や体力によって人それぞれ違うので、自分にあったものを考えないといけないですね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2017-09-24 13:39:36
こんにちは。私もフェマーラを服用してます。この薬は、骨粗鬆症になりやすいので、カルシウムを吸収しやすい薬を同時に服用してます。
今のとこ、骨密度は良好ですが、母が骨粗鬆症だったので気をつけています。文香さんの体調が少しでも良くなるようにお祈りしてます。お大事になさって下さい。
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名無しさんへ (文香)
2017-09-24 17:01:29
お祈りありがとうございます。

フェマーラとともにカルシウムを吸収しやすい薬を飲んでおられるのですね。

わたしもそうすればよかったと今頃思っています。
返信する

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