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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

すい かん ゆ

2008-12-11 12:06:01 | 教会

9日は教会の喜楽希楽(きらきら)会のクリスマス会でした。喜楽希楽会は65歳以上の方の会です。毎月集まり、隔月に日帰り旅行をし、年に2回は一泊旅行をしているそうです。

数年前まで母は「そんな老人会みたいな集会には行かない」と言っていたのですが、今回誘うと「何を着て行こうかしら」と楽しみにしているようすでした。

クリスマス会は父の遺骨が納骨されているチャペル“ピスガ”で行われました。出席者は7名のスタッフの先生とボランティアの方入れて30名ほどでした。
S先生のメッセージは、とてもわかりやすく母は熱心に耳を傾けていました。
メッセージを紹介させていただきます。


人生で大切なことは「すい かん ゆ」ですが「すい かん ゆ」とは何のことかわかりますか? という質問にみんな「???」と首をかしげました。

「すい」は、「すいません」のすいです。テレビドラマ「だんだん」で一条のおじいさんが、忠さんにあやまった場面に感動しました。そのときはよかれと思ってやったことが、後によくない結果をもたらすことがあります。後悔の念にかられて「すいません」とあやまることは大切です。
聖書にはパウロ先生がテモテの手紙の中に「わたしは罪人のかしらです」と書いています。

「かん」は「感謝」のかんです。今、ここにいるということは、神の不思議、憐れみです。
人生の中でイエス・キリストを信じるようになったこと。罪赦されて、平安が与えられ、神様に生かされていると思えるようになったことが感謝です。神様を知ったことは絶大な価値のあることです。神様のすばらしさのゆえに感謝したいですね。
「私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。(ピリピ3:8)」

「ゆ」は「ゆだねる」の「ゆ」です。一寸先は闇といいますが、明日何が起こるかわかりません。人間は無力で、限界があります。
若いころできたことも年をとるとできなくなってきます。でも、いっさいを神様にゆだねておまかせしましょう。
神様は善意の方であり、いたずらに苦しみ、悲しみを与えたりするような方ではありません。善意に満ちている神さまにゆだねましょう。
ピリピ3:20には「私たちの国籍は天にあります」と書かれています。行き先がわからないと不安ですが、行き先が天国と決まっているので安心ですね。


牧師先生の言葉に母は深くうなずいていました。
というのは、その前日、母が来た日に一寸先何が起きるかわからないということを実感したのです。

主人が出勤途中交通事故に遭ったのです。対向車が脇見運転で主人の車に接触し、主人の車は180度回転して止まったそうです。ぶつかってきた車の後ろを走っていた車は田んぼに落ちてしまいました。

主人はエヤーバックがふくらんだ衝撃で打撲。田んぼに落ちた車の運転者も怪我をして2人が救急車で運ばれました。車は壊れてしまいましたが、幸いなことに主人は異常なしで、痛みもなく無事家に戻ってきました。

わたしは事故の電話を受けて、一瞬パニックになりました。状況を聞いて、ぞっと寒気がしました。主人の車の後輪が路肩に乗り上げていたら、車が逆さになるところだったそうです。また、主人の車の後ろに車が走っていたら、正面衝突していたでしょう。
これだけ大きな事故で無傷だったのは、奇跡としかいえません。神様に守られたことを感謝しました。

事故のことを聞いて母もびっくりしていました。その後でメッセージを聞いたので、母の心にメッセージが届いたようでした。

お昼にはおいいしい食事をいただき、食後には紅茶とケーキをいただきながら歓談しました。楽しく和やかな時を過ごせて母も喜んでいました。

どんなことが起きるかわからない日常ですが、善意ある神様がいっさいのことを支配しておられるのですから、ゆだねていきたいと思いました。

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8 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (美雨)
2008-12-11 17:39:17
大変な事故でしたね。
さぞ驚かれたでしょう。

無事だったことに、感謝以外ありませんね。
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美雨さんへ (文香)
2008-12-11 21:55:38
そうなんです。連絡を受けた時は、頭の中が真っ白になりました。

主の守りにただただ感謝です。
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Unknown (N.K)
2008-12-13 15:19:39
主の御名を賛美します。大惨事になりかねない程の大変なじこでしたね、命を守られたこと、神様がご主人と共におられ、お守りのあったことを感じずにいられません。後で後遺症が出てきませんようにお祈りします。お大事に!
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N.Kさんへ (文香)
2008-12-13 21:48:52
お祈り有難うございました。このような事故は初めてでしたので、その瞬間は主人もさぞかし恐ろしかったことと思います。
幸い今のところ後遺症は出ていませんので感謝です。
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感謝ですね。 (さわちん)
2008-12-13 22:09:02
私も何度か車で危ない思いをしたことがあります。
他人を通して神様の栄光を実感することがあります。
例えば、この前地方行った時、キリスト教書店に行こうとしたけど見つけられず、道を訪ねたら快く教えてくれました。

今日、牧師先生の誕生日だったので、プレゼントを届けに行ったら、不思議な神様の御計画を感じました。
今月25日は教会のワックスがけを、先生ともう一人の姉妹が行う予定だったらしいんだけど、その姉妹は高齢の為腰が痛いとのこと
私がちょうどこの日休みなので、その姉妹の代わりに私がやることになりました
姉妹の腰痛を神様が哀れんで私を遣わしたのかな、と思いました。
勝手な思い込みかもしれないけど(笑)
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さわちんさんへ (文香)
2008-12-14 16:27:40
神様はいつも必要なときに必要な人や出来事を備えてくださいます。しかも素晴らしいタイミングで。

主人の交通事故も、母のために用いられました。

神様によって、腰の痛い姉妹の代わりにさわちんさんが備えられたのだと思いますよ。
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ハレルヤ (さわちん)
2008-12-15 23:14:51
喜んで奉仕してきます。
オプションでラーメン部(牧師先生と二人で活動してます)の活動もしようと思ってます。
二人ともラーメンが好きで月一回ぐらいラーメン屋さんに行きます。
牧師は歳は私より一つ上で友達でもあります。
あくまでも奉仕がメインです(笑)
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さわちんさんへ (文香)
2008-12-16 16:12:53
ラーメン部の活動、羨ましいですね。

ワックスがけのあとのラーメンは、ことさらおいしいと思いますよ。
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