生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

カリス(その5)

2006-01-09 13:34:56 | エッセイ

わたしは、このブログとリンクしている(ブックマークにあります)日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)の管理人をさせてもらっています。JCPのHPは2004年11月に開設しました。
JCPのHPには会員の書いた作品を載せ、約1か月にいちど更新しています。どの作品を載せるのかは、理事のかたが決めて下さいます。
今回初めて自分のエッセイ「春の奇跡」を載せていただきました。昨年の1月にも「春の奇跡」を載せるように言われていたのですが、そのとき、わたしのHPに掲載していたので、JCPのHPに載せるのは見合わせました。すでに読まれた方もおられるかもしれませんが、他のかたのエッセイもありますのでぜひご覧下さい。


賛美するというのは讃美歌や聖歌を歌うことだと思っていました。でも、そうではないと教えていただきました。賛美とは神さまをほめたたえることです。歌をうたわなくても賛美することはできます。

わたしは教会学校でピアノ伴奏の奉仕をしていますが、楽器を演奏することでも賛美ができます。土浦めぐみ教会の教会学校では、有り難いことに現在小学科でピアノの奉仕者が6人もいます。交替で弾くので、1ヶ月半に1度の奉仕なので楽ですが、最初の頃は大変でした。8年くらい前、ピアノを弾く人が1人しかいなかったので、「わたしもさせていただきます」と言って練習を始めました。練習を始めて、引き受けたことを後悔しました。   

小学科で歌っている曲はほとんどハイテンポでリズムの新しい曲です。もともとリズム感の悪いわたしですので、リズムがわかりません。録音して何10回聞いてもわかりません。同じ曲を100回くらい練習してやっと弾けても、本番では恐れのために間違えてばかり……。やめようかと思っていたとき「子供たちが賛美しやすいように弾けばいい」と教えられました。

子供たちは、素直な心で神さまに向かって元気良く賛美しています。それに比べてわたしは……。
そのとき「上手に弾いて誰かに聞かせようとしているつもりなのか? だれに対して弾くのか?」という声が聞こえ、はっとしました。ピアノを弾くとき神さまに向かって賛美していなかったのです。下手でも、少しくらい間違えても賛美できればそれでいいのだと気づかされました。

賛美できること、これも神さまのカリス(恵み)です。


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