主人の会社の健保組合から健康診断の申込書が送られてきました。いま、わたしは定期的に病院で検査を受けているので、血液検査も、癌検診も、婦人科検診も、申し込む必要がありません。
申込書を見ていて、4年前の9月に乳癌の検査を受けたことを思い出しました。マンモグラフィーの時は特に気にかかることはありませんでしたが、超音波検査のとき、他の人の3倍くらい時間をかけて念入りに調べられるので、いやな予感がしました。不安になって、「何か異常があるのですか?」と尋ねたのでした。
検査してくれた方は、「まだわかりません」としか言いませんでしたが、その後で触診を受けると、医師に「しこりがあります。マンモグラフィーの結果が送られてきたら、必ず病院で検査を受けて下さい」と真剣な顔をして言われたので、びっくり仰天しました。自分ではしこりに気づいてなかったのです。『癌?まさか。わたしが癌になるはずがない』と思いました。
祖母は大腸癌、叔母は喉頭癌、従妹は乳癌で亡くなっているのに、自分は癌にならないと思っていたのです。癌にならない妙な自信(?)があったのに、それは見事に崩されてしまいました。
術後、リンパ転移があることがわかり、再発転移のリスクが大きいことを知りました。たいていの癌は5年再発しなければ完治と考えて良いそうですが、乳癌だけは、かなり年数が経ってから再発転移することがあるらしいのです。(早期発見され、リンパ転移もない場合は99%完治)
これから一生、再発転移を意識しなければならないなんて……と最初は絶望的になりましたが、神さまにすべてを委ねてからは、大きな平安に包まれています。
どうして平安が与えられたかについては、2007年2月13日のブログ「死と隣り合わせになって」をお読み下さい。
乳癌になって、ものの見方が変わりました。地上での残された時間について意識するようになったのです。たとい再発転移せずに年を重ねても、今度は老いと死の問題に直面することになります。
地上で生かされている命は限られている。――この当たり前の事実を強く意識するようになって、生き方が大きく変化したのです。
どのように変化したかは、後日書きます。
だから 文香さんのことを祈ったり、思い計ったりしても、本とのその当時の気持ちは分かりきれては居なかったのかな・・・と、思うの。
でも、たったひとり、完全に私たちの苦しみや思い煩いを知っていてくださる方が居るのだから、感謝ですね。。。
でも、友のために祈ることの幸い、祈られることの幸いもいただいていますね。
少し気弱になってました。
友の祈りは主の御心だし
主への信頼は
友への信頼でもあるんですね
益々、総ての必要を備えてくださる
神様に感謝します。
何回もコメントすみません。
でも、日本ではまだ検診率が低いのだそうですね。
自己検査用の手袋があるのですか。知りませんでした。
早期発見キャンペーンにわたしも賛同します。
マンモグラフィーの検診率も上がるようにと願っています。