生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

受け継いだもの(その1)

2011-02-13 21:05:16 | 教会
11日、12日は都内に出かけ、実家に泊まりました。JCPの童話エッセイの会が延期になりましたが、11日は妹と前から約束があったので出かけました。

天気予報は大雪になるかもしれないとのことで、電車の遅れを心配しましたが、雪はみぞれに近く、ほとんど積もらなかったので、電車も遅れず助かりました。(写真は、昨日訪れた場所から正午近くに撮影しました)

昨日のことを書く前に、今日のメッセージで受けたことを忘れないうちに書くことにします。
先週の日曜礼拝のメッセージは、パウロ先生の両親についてでしたが(2/7に書いています)、今日はパウロ先生が両親から受け継いだものについてでした。


パウロ先生が受け継いだものは、ローマの市民権と職業です。
パウロ先生はローマ市民権があったために難から免れています。

千人隊長が、パウロ先生をむち打って取り調べようとしたとき、パウロ先生がローマ市民であることがわかると、すぐにパウロ先生から身を引きました。(使徒の働き22:24-30に書かれています)
ローマ市民は、刑罰を受ける前に裁判を受ける権利があったのです。

自分のことを「生まれながらの市民」と言っているのは、パウロ先生の両親が市民権を獲得していたことを意味します。

ローマの市民権は、出生地や人種にかかわらず、得ることができました。ローマ市民になるには、次の3つの方法がありました。

①大金を出して買う。(ローマの千人隊長は大金を出して買っています)
②ローマ帝国に貢献した人に与えられる。
③生まれながらの市民。(両親が市民権を持っている)

パウロ先生の両親はどのような方法で市民権を獲得したのかわかりませんが、パウロ先生への大きなプレゼントになりました。
パウロ先生は、この権利を最大限に利用し、ローマでたくさんの人に福音を伝えました。

現代社会でローマ市民権に値するものは、学位、卒業証明書、様々な資格、免許証、などです。
どのように用いられるかわからなくても取得しておけば、のちに神さまが豊かに用いて下さるでしょう。

パウロ先生が両親から受け継いだものの二つ目は、天幕造りの職業です。パウロ先生はおそらく父親からその技術を学んだのでしょう。その技術があったから、経済的自立ができたのです。


「神さまは努力して持ったものを必ず用いて下さいます」
と牧師先生が言われました。


メッセージを聞いて、わたしは神さまに背中を押されたような気がしました。

わたしは、4月から始める学びについて準備をしています。必要な単位が取れれば、卒業証書がいただけます。でも、試験があるので少し不安でした。また、卒業資格を得ても何に用いられるか具体的に示されていないので、卒業する必要があるのだろうか?という迷いもあったのです。

今日のメッセージを聞いて、決心ができました。具体的なことは、試験に合格してからお知らせしますね。                 

                      つづく



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