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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

備えられていた良いこと

2015-07-23 12:19:33 | CS(子供伝道)
この前の日曜日、教会学校でお話をしました。今、旧約聖書アブラハムのお話を続けてしています。先日はアブラハムの息子イサクの結婚のお話でした。
聖書のお話の後に母のことを語らせていただきました。紹介させていただきます。


アブラハムのお話しを続けて聴いていましたね。イサクが生まれたのは、アブラハムが何歳の時だったでしょう・・・・100歳のときですね。
それからイサクは成長し、大人になりました。イサクが40歳のとき、アブラハムは140歳ですね。
アブラハムはイサクにお嫁さんをみつけなければと思いました。今住んでいるカナンという土地いる人は、神様を知らない人たちばかりです。それで、アブラハムの親戚たちが住む場所でイサクのお嫁さんを探すことにしました。
アブラハムは信頼できる召使に「わたしの故郷へ行ってイサクにふさわしいお嫁さんを探して連れて来てくれないか」と言いました。

神様はアブラハムに『あなたとあなたの子孫にこの地を与える』と約束してくださいました。この地とはカナンのことです。イサクがカナンを離れて別の場所に住むようなことになってはいけないので、お嫁さんがこちらに来てもらうようにしなければならないとアブラハムは召使に言いました。

召使は十頭のラクダを連れ、たくさんの贈り物を持って旅に出ました。アブラハムの故郷ナホルの町に着くまでは何日もかかりました。
夕暮れ時、ようやくナホルの町に着きました。召使はイサクにふさわしいお嫁さんを連れて帰れるのか心配になってきました。
召使は井戸のそばに腰を下ろして天の神様に祈りました。

「神様、わたしはいま、水のところにいます。これからこの町の娘たちが水を汲みに来るでしょう。わたしが娘さんに『どうかあなたの水瓶を傾けてわたしに水を飲ませてください』と言ったとき、娘さんが『わたしはあなたのらくだにも水を飲ませましょう』と言ったなら、その娘がイサクのために神様が用意してくれたお嫁さんだと知ることができますように。

すると、召使いが祈りの言葉を言い終わらないうちに、水瓶を肩に乗せてひとりの娘が井戸にやってきました。
召使は声をかけました。「水を少し飲ませてくださいませんか」娘は「どぞお飲みください」と、快く水を分けてくれました。さらに「らくだにも水を汲んであげましょう」と言って何度も井戸の水ををくんでくれました。
召使は、この娘さんがイサクさんのお嫁さんとして神様が用意してくださった人かもしれないと思って、ドキドキしながら尋ねました。

「あなたは、どちらの娘さんですか?」
「ナホルの妻、ミルカの子、ベトエルの娘です」
娘さんは、なんと、アブラハムの親戚だったのです。
この人こそイサク様のお嫁さんになる娘さんだとはっきりとわかって、召使は金の腕輪を娘さんに差し出しました。娘さんの名はリベカといいました。

リベカは召使に自分の家に泊まってくださいと言いました。ラクダの餌もありますからといいました。
召使は、ひざまずいて神様に礼拝を捧げ、感謝のお祈りをささげました。
召使はリベカの家に行ってリベカの家族の人たちにどのようにしてリベカと出会ったか話をしました。そして、リベカをアブラハムの息子、イサクのお嫁さんとしてカナンに連れて行きたいと言いました。

家族の人もリベカも、神様が導いてくださったことを感謝し、喜んで承知しました。
リベカは、行ったことのない土地でまだ会っていない人と結婚することになりましたが、何の心配もありませんでした。神様が結婚するようにしてくださったと思ったからです。
カナンの町に入ると、イサクがリベカを迎えに出てきました。そして、イサクとリベカは結婚しました。

神様は、祈りを聞いてくださるお方です。召使はまず祈っていますね。そしてリベカさんに出会った後でも祈っていることが大切なことです。
召使が祈り終わらないうちにリベカが井戸のところに来ていたことって、すごいですね。召使がカナンの町の入らないうちにリベカは水汲みをしようと井戸に向かっていたのですから、神様がすべてを導いてくださったことがわかりますね。
神様は、神様を信じる人を導き、よいことを備えてくださいます。

わたしのお母さんのことを話します。
お母さんは85歳です。東京でお父さんと2人で暮らしていましたが、お父さんは8年前にイエス様を信じて天国に行きました。それからお母さんは一人で暮らしていました。

わたしは、お母さんもイエス様を信じることができるようにとずっと祈っていました。
お母さんの家に行くたびに、聖書の話をしましたが、お母さんはあまり聞いてくれず、「私は信じない」と言っていました。
そのお母さんが去年の秋、胃がんになりました。手術して退院してから元気になりましたが、またいつ悪くなるかわからないので、私の家の近くにある老人ホームに入ることになりました。引っ越しの準備をしていると、お母さんの具合が悪くなって熱が上がったり下がったりするようになりました。

なんとか5月4日に引っ越ししましたが、ホームに着いたら40度の熱が出てしまいました。
救急で病院へ連れて行くと、最初熱の原因がわかりませんでした。

3人の先生が何時間もかかって調べてくれました。その中のリーダーの先生が肝膿瘍といって肝臓にうみのたまる珍しい病気だと気が付いて、お腹に穴をあけて悪い物を出す手術をしてくれました。

もし、その手術を受けなければ死んでいたでしょう。手術はうまくいって、入院しました。お母さんは入院してすぐ、洗礼を受けたいと言い出して、5日目に洗礼を受けました。

後から聞くと、秋に病気になってから少しずつイエス様を信じるようになっていたのです。
病気はつらく、苦しいことでしたが、神様はお母さんがイエス様を信じるように導いてくださっていたのです。わたしの祈りはきかれました。
神様は、神様を信じる人を導き、よいことを備えてくださっています。




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