生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

がんばれ、ノルバちゃん

2006-02-14 17:15:22 | 乳癌
 今日の題名をみて、トリノオリンピックのこと?と思われた方がいるかもしれませんが、違うんです。ノルバとはノルバテックスという薬の名前です。

 今日は、病院の日でした。2週間前に行った検査結果を聞く日でもあります。
内科、外科、婦人科の順で受診しました。待っている間、ちょっとドキドキしましたが、いつもより落ち着いていられました。今朝のディボーションで読んだ詩編23篇を思い出していたからかもしれません。

主はわたしの羊飼い。
私は、乏しいことがありません。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、
御名(みな)のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、
私はわざわいを恐れません。
あなたが私とともにおられますから。
(詩編23編1-4)


再発転移していませんでした。血液検査の結果は、白血球も赤血球も正常値から大きくはずれており、鉄剤を毎日飲んでいるのに貧血もまだまだ改善されていませんでしたが、子宮癌検査の結果も異常なしでした。
子宮筋腫は少し様子をみましょうということでした。すぐにでも手術といわれるのかと思っていましたが、ほっとしました。

乳癌のあと、再発予防のためにホルモン剤ノルバテックスを飲んでいますが、「ノルバテックスのおかげで、大きな筋腫が3つもあるのにもかかわらず、いままで大丈夫だったのですよ」と婦人科の医師にいわれました。効き目は人によって違うそうです。
 先月は、何らかの原因でノルバテックスの効き目が低下し、大量に出血したのでひどい貧血になったけれど、これが毎月ではなく、年に一度くらいなら手術することはないでしょうと言われました。ただし、次に出血したときは、すぐに病院に行かないと危険なのだそうです。

 思わず「がんばれノルバちゃん」と心の中でいいました。ノルバテックスが頑張ってくれたら、手術しなくてすむかもしれないのです。もっとも、子宮筋腫が大きくなってきているのもノルバちゃんのおかげでなんですが……。
 でも、わたしの体の中のこと、すべてを支配している神さまが最も良いようにして下さると信じていますから心配はありませんが、どうかお祈り下さいね。

 この画像は帰り道で撮ったりんりんロードの入り口です。りんりんロードは昭和62年に廃線となった筑波鉄道の敷地を利用して作られたサイクリングロードで、土浦から筑波山入り口、真壁を経由してJR水戸線の岩瀬駅まで続いているそうです。(40.1㎞)
 貧血が治ったら、このりんりんロードを走ってみたいと思っています。希望へ続く道のような気がしてきました。


「書くこととわたし」はまだ続きますが、今日はお休みします。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kibounokaze)
2006-02-14 22:03:57
りんりんロードをきっと走れますよ。私も走りたいなあ!
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Unknown (優子)
2006-02-15 07:29:34
大きな心配を抱えながら大きな働きをされている姉、だからこそ健康な者には書けないものが書けるのですね。

御身お大切になさって下さい。私もお祈りしています。
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kibonokazeさん、優子さんへ (土筆文香)
2006-02-15 12:56:18
コメント感謝!

健康については、大丈夫という気持ちと、不安とが交互にやってきますが、『スリルがあっていいじゃない』なんて思う心の余裕が与えられています。
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