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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

老いを受け入れる(その1)

2018-01-24 20:08:42 | 教会
昨日、数年ぶりに雪が積もりました。

雪が積もって心をときめかせていたのは、いつまでだったのでしょう……。
最近は雪が降ると、どうか積もらないでほしい。道路が凍ると車で生活している息子たちはどんなに大変だろうと、
現実的なことを考え案じているわたしです。

土浦は数センチの雪だったので、車の走る道路は、ほとんど雪が消えていました。今日教会へ行ったのですが、自転車では危ないので歩いて行きました。
写真は今日撮ったものです。桜川の土手にはまだ雪が残っていました。
 
水曜礼拝では、「老い」についてのメッセージでした。
わたしは、ちょうど60歳になったとき、老いを身に沁みて感じました。
病院の待合室にいると、高齢者の方が「足が痛い」「腰が痛い」「肩が痛い」と嘆いている声が聞こえてきます。
以前わたしはそれを聞いて、嘆く言葉を言わない老人になりたいなと思いました。でも、実際に年をとって、体のあちこちが痛くなると、「痛い」と口には出さなくても、頭の中は『痛みを早く直したい、直すにはどうすればいいのか』と、そればかり考えています。

そもそも老化はいつから始まるのでしょう。医学的にみると20歳前から老化は始まっているそうです。
日野原重明氏が著書「老いを創める」の中で、マルティン・ブーバーの言葉『老いることはまた楽しからずや。ただし創めることを忘れさえしなければ。』を紹介しています。

老いを『始める』ではなく『創める』のです。創めることは、誰でもいつからでもできます。その人の年齢と生き方をどのようにとらえるか姿勢が問われるのだと聞いて、はっとさせられました。
               
                          つづく


上の写真は凍った水たまりです。不思議な絵が浮かび上がっています。



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