昨日は日本クリスチャン・ペンクラブの例会に行ってきました。今年は、「わたしの遺言」を書くという課題が出ています。
「わたしの遺言」を書くにあったて発題をしてくださいと言われました。何を語ろうかと迷ったのですが、祈りつつまとめて発表させていただきました。
原稿を書いたので、2,3回に分けて掲載します。実際はこれを読んだわけではなく、話し言葉で語ったので多少違うところもあります。
わたしは体が弱く、人並みの体力がないのに「病弱な人は案外長生きするものよ」という友人の言葉を信じて、長生きするつもりでいました。
ところが今から4年半前、2003年の11月に検診で乳がんが見つかりました。
まさか自分が癌になるとは全く思っていませんでした。
12月に手術を受けることになったのですが、癌という病気より、手術のときの麻酔が怖かったのです。
わたしはそれまで全身麻酔を受けたことがありませんでした。2回ほど下半身麻酔を受けましたが、そのときアレルギー反応を起こし、術後低体温状態になって震えが止まらなくなってしまったのです。点滴を受けて回復しましたが、下半身麻酔でこのようになるなら、全身麻酔なら意識が戻らないまま天国へ行ってしまうのではないかと思いました。
手術日が決まった11月の末、わたしは死を覚悟して家族ひとりひとりにあてて遺言を書きました。
教会へは癌になる前に「葬儀に対する要望」という用紙に記入して提出していました。未信者の主人の決断次第なので、教会で葬儀をやってもらえるかどうかはわかりませんが、一応希望を書いておきました。
「葬儀に対する要望」には、葬儀のときうたう賛美歌や、読まれる聖書箇所、思い出を語る人、教会生活の思い出、心がけてきたこと。教会の仲間に残したい言葉。家族での思い出や大切にしてきたこと、家族に伝えたい気持ちや残したい言葉など、1,2行ですが、かなり具体的に書くように欄が設けてあります。
家族に伝えたい気持ち、残したい言葉はとても一行では書けません。それで、この用紙とは別に主人、息子、娘に宛てて遺言を書きました。
当時我が家は、クリスチャンはわたしひとりでした。伝えたいことは、感謝とイエス様を信じてほしいということ。結びには天国で再会しましょうと書きました。
つづく
感動しました
旦那様の心も打つと確信します
夫婦愛伝わりました
当時は、消極的自殺願望の私でしたので、愚かにもこれで死ねるかなと密かに喜びました。
局部麻酔でしたが、痛い痛いの末、夜に掛かりましたのでそのまま、疲れて眠ってしまいました。
以来、馬齢を重ねて今日に至っています。
又、
参ります☆
祈りのリストに
加えて下さって、
感謝します。
mixiに、日記を
書いて居ます。
ご覧下さいませね。
主人にはまだ見せてないのですよ。機をのがしてしまった感じです。
長い人生の中には、死を覚悟するようなときが何度か訪れるものですね。
ガソリンスタンドでも伝道される花鳥風月さんの熱い思いに心打たれました。
健康が支えられますように。
お母様が守られますように。
お祈りいたします。
ご主人様の優しさや御理解がよく伝わりました。
「死を意識した生き方と意識しない生き方は、全く違うと思います」
という文香さんの言葉、昨日のノートに記してあります。
かつて、死について話をすると「縁起でもない」と母にしかられました。
でも、クリスチャンは縁起を担ぎませんね。
死をしっかり見つめて生きることが大切なのだと最近特に思います。
お父様、お母様のためにお祈りいたします。
癌でなくても、いつ死が訪れるかわかりませんから、備えることは大切ですね。