翌日はアカコッコ館でバードウオッチングを予約していますが、アカコッコ館の周囲では、海鳥のカツオドリを見ることができません。
漁師さんに頼んで釣り船で三本岳に行くという方法があります。夫に言うと反対されてしまいました。
カツオドリに会えないまま帰ることになるかもしれないと思ったのですが、きっと会えるという気がして、予定通りアカコッコ館に行くことにしました。

アカコッコとは国の天然記念物に指定されている鳥です。アカコッコの名をとってアカコッコ館が大路池の近くに建てられています。

写真はアカコッコ館に展示されているパネルを写したものです。
雨が降ったりやんだりしていましたが、日本野鳥の会のレンジャーの方が野鳥観察を導いてくださいました。双眼鏡を貸していただいて、いざ出発です。
しきりに鳥の声はするのですが、なかなか姿を見せてくれません。雨が上がると出てくるらしいですが……。
アカコッコには会えました。スズメのように地面をとび跳ねてあるくので見つけやすいです。林に続く道で、モーモーと牛のような鳴き声がしました。

声の方を見ると、黒い鳥が木の枝から飛び立つのがみえました。「カラスバト」だそうです。
写真は八丈ビジターセンターのHPから拝借しました。
カラスバトはあまり人前に姿を現さないので、この鳥を見ただけでもすごいことだと言われました。カラスのように黒いのですが、首回りに虹色の輪が見えます。
小さな鳥、ウチヤマセンチュウも見ました。素早くて、見つけたと思ったら、もう姿が見えなくなりました。
鳥の写真は撮れませんでした。
バードウオッチングが終わって、アカコッコ館で帰りの船がどの港から出るのか教えていただきました。着いた港と同じ、錆ヶ浜です。ただし、条件付きだと言われてドキッとしました。
条件付きとは船を出航させるものの、接岸できるかわからないという意味です。船が接近した時点で風や波の高さなどを計測し、安全なら接岸。ダメな場合は通過か引き返しになるそうです。帰りの船は一日一本だけなので、乗れなければ島にもう一泊しなければなりません。
とにかく港へ行かなくては……と、島を一周しているバスに乗って、港に向かいました。
ターミナルにいる人たちは、みんなのんびりしている感じだったので、きっと船は出ると思い、民宿で作っていただいたお弁当をいただきました。

2階の展望スペースに行くと、海鳥が飛んできました。なんと、カツオドリです。何羽も何羽も飛交っています。
あまり驚いて、「カッ、カッ、カッ、カッ……」と言ったまま言葉が出なくなってしまいました。カツオドリたちが見送りに来てくれたように感じました。写真は失敗です。空ばかりの写真が8枚。ようやく一枚だけ写っていました。

船は無事接岸し、出航しました。

帰りは1等客室です。すいていたので12人部屋を夫と二人で貸切り状態でした。
今回の三宅島への旅行は色々なことが初めての経験だったので不安がありました。数日前に腰を痛めていたのでコルセットをしての旅でした。体調がくずれることも、船酔いも不安でした。でもすべて良好でした。船酔いは、帰りにちょっと気分が悪くなった程度です。腰は全く痛くなくなったので帰りはコルセットを外しました。
カツオドリとなかなか出会えませんでしたが、常に平安がありました。主が共にいてくださったことを実感しました。すばらしい自然と、島で出会った方々の温かさに触れ、また行きたくなりました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 おわり
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漁師さんに頼んで釣り船で三本岳に行くという方法があります。夫に言うと反対されてしまいました。
カツオドリに会えないまま帰ることになるかもしれないと思ったのですが、きっと会えるという気がして、予定通りアカコッコ館に行くことにしました。

アカコッコとは国の天然記念物に指定されている鳥です。アカコッコの名をとってアカコッコ館が大路池の近くに建てられています。

写真はアカコッコ館に展示されているパネルを写したものです。
雨が降ったりやんだりしていましたが、日本野鳥の会のレンジャーの方が野鳥観察を導いてくださいました。双眼鏡を貸していただいて、いざ出発です。

しきりに鳥の声はするのですが、なかなか姿を見せてくれません。雨が上がると出てくるらしいですが……。
アカコッコには会えました。スズメのように地面をとび跳ねてあるくので見つけやすいです。林に続く道で、モーモーと牛のような鳴き声がしました。

声の方を見ると、黒い鳥が木の枝から飛び立つのがみえました。「カラスバト」だそうです。
写真は八丈ビジターセンターのHPから拝借しました。
カラスバトはあまり人前に姿を現さないので、この鳥を見ただけでもすごいことだと言われました。カラスのように黒いのですが、首回りに虹色の輪が見えます。
小さな鳥、ウチヤマセンチュウも見ました。素早くて、見つけたと思ったら、もう姿が見えなくなりました。
鳥の写真は撮れませんでした。
バードウオッチングが終わって、アカコッコ館で帰りの船がどの港から出るのか教えていただきました。着いた港と同じ、錆ヶ浜です。ただし、条件付きだと言われてドキッとしました。
条件付きとは船を出航させるものの、接岸できるかわからないという意味です。船が接近した時点で風や波の高さなどを計測し、安全なら接岸。ダメな場合は通過か引き返しになるそうです。帰りの船は一日一本だけなので、乗れなければ島にもう一泊しなければなりません。
とにかく港へ行かなくては……と、島を一周しているバスに乗って、港に向かいました。
ターミナルにいる人たちは、みんなのんびりしている感じだったので、きっと船は出ると思い、民宿で作っていただいたお弁当をいただきました。

2階の展望スペースに行くと、海鳥が飛んできました。なんと、カツオドリです。何羽も何羽も飛交っています。
あまり驚いて、「カッ、カッ、カッ、カッ……」と言ったまま言葉が出なくなってしまいました。カツオドリたちが見送りに来てくれたように感じました。写真は失敗です。空ばかりの写真が8枚。ようやく一枚だけ写っていました。

船は無事接岸し、出航しました。

帰りは1等客室です。すいていたので12人部屋を夫と二人で貸切り状態でした。
今回の三宅島への旅行は色々なことが初めての経験だったので不安がありました。数日前に腰を痛めていたのでコルセットをしての旅でした。体調がくずれることも、船酔いも不安でした。でもすべて良好でした。船酔いは、帰りにちょっと気分が悪くなった程度です。腰は全く痛くなくなったので帰りはコルセットを外しました。
カツオドリとなかなか出会えませんでしたが、常に平安がありました。主が共にいてくださったことを実感しました。すばらしい自然と、島で出会った方々の温かさに触れ、また行きたくなりました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。 おわり

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コメントを書いていましたら、ミクシィで盛んに書いていたころのことを思い出し、楽しくなってきました。これからはちょくちょく寄せていただきますので、よろしくお願いいたします。
いちばん良かったことは、ご想像通りカツオドリに会えたことです。
三宅島に行ったおかげで、鳥の声がすると鳥を探してしまう習慣がつきました。