生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

抱いていやし、帰された

2011-02-18 22:05:41 | 聖書から
昨日はJCPの読書会で御茶ノ水まで日帰りで行ってきました。前回の芥川賞受賞作品、赤染晶子著「乙女の密告」(新潮社)を読んで感想を語り合い、意見を交わしました。
自分ひとりで読んでいたら気づかなかったことに気づかされたり、わからなかったことが見えてきたり・・・実りあるひとときでした。


今日はOさん宅で家庭集会でした。
新約聖書ルカの14:1-6からの学びをしました。

イエス様がパリサイ派の指導者の家で水腫を患っている人を癒された箇所です。
パリサイ人は、安息日にはどんな仕事もしてはならないという決まりを作って忠実に守っていました。
安息日の本来の目的は、天地万物を創造された神さまを覚えて礼拝することなのに、パリサイ人は目的をはきちがえていていました。

彼らは、イエス様が安息日に病人を癒すかどうか見てやろうという悪意を持って水腫を患っている人を連れて来ました。

水腫は不治の病気だったそうです。水腫の人は、行いが悪くて神にのろわれたためこんな病気になったのだと思われていました。どんなに辛く苦しい日々を送っていたことでしょう……。
彼はパリサイ人たちに利用されて連れてこられました。

悪意の中にあって、イエス様は平安でした。その日は安息日でしたがイエス様は、「その人を抱いていやし、帰され」ました。

イエス様は病人を癒すとき、色々な方法で癒されますが、ただ触れるだけでなく、抱いて癒されたことに感動します。

このときはひとことも病人と言葉を交わしていませんが、帰されたのは、見世物のようになることを避けるためだったと聞いて涙が出そうになりました。

「イエス様は、その人にあったお取り扱いをされる。」牧師先生が言われました。

水腫の人の癒しを読んで、イエス様の愛が迫ってきました。


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