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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

喜びの灯(ともしび)

2011-08-12 16:52:02 | 日本クリスチャン・ペンクラブ
体調はだいぶ回復してきました。お祈りして下さった方、ありがとうございました。

明日は主人の実家に行く日です。行けるかどうか心配だったのですが、息子の運転する車に乗せてもらえることになったので行けそうです。

日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)では400字のエッセイを書いています。昨年のテーマは花*鳥*風*月でした。今年は喜*怒*哀*楽です。喜怒哀楽の方が難しいです。2か月に1作品書いて例会に持っていき、合評会をしています。

「怒」は今年5月6日のブログで紹介しましたが、「喜」はまだのようでしたので、紹介させていただきます。


   
喜びの灯(ともしび)

         
中学生のころの夢は「普通の人になりたい」だった。それなら、わたしは普通ではなかったのか? そもそも普通って何だろう……。
 
わたしは非常に劣等感が強く、人間失格のように思っていた。運動は苦手だったが、成績は悪くない。なぜそんなに人より劣っていると思ったのか、いま考えると不思議だ。
とにかく自己価値観が低かった。自分なんかいないほうがよいのでは……とさえ思った。
「どうせわたしなんか」というのが口癖で、心は暗闇に包まれていた。

 大人になってから、わたしのためにひとり子、イエス・キリストの命を差し出して下さったお方の存在を知った。

そのお方は、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と言ってくださった。

そのときからわたしの心に喜びの灯がともった。灯は暗闇を追い出し、どんなことがあっても消えることなく心を照らし続けている。



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