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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

なぜたくさんの神様がいるの?

2011-08-08 20:19:48 | 教会
子どものときから「なぜたくさんの神様がいるの?」という疑問を持っていました。たくさんいる神様の中で、だれが一番偉いのか? 神様と仏様、どっちにお願いした方が効き目があるのか?……など、色々な人に尋ねたのですが、納得する答えは得られませんでした。

また、気の弱かったわたしは、何かに守ってもらいたいと思っていました。何をするにつけてドキドキ、ビクビクしていたわたしは、守って下さるものを求めていました。

求めるものがみつからないので仕方なく、「神様、仏様、助けて下さい」と唱えていました。いるかいないかわからない方に助けを求めているのですから、頼りないことでした。


昨日教会で4歳の男の子、K君に出会いました。孫のヒックンと同じ年です。
K君はお父さんと一緒に教会に来ていました。

お父さんが「この子が神様のことについて色々質問するので、誰に聞いたら教えてもらえるでしょう」と言われました。わたしは、ぜひ教会学校の幼稚科に出席するようにすすめました。「そこでは、毎週神さまのお話しが聞けますよ」と答えました。

4歳にして神様のことを知りたいと思うとは……。感動を覚えます。本当の神様のことを教えてもらえる教会にK君がすでに来ていることは、何と幸いなことでしょう。K君が教会学校で神様のことを知ることができますように。


昨日の礼拝メッセージは、パウロ伝の続きで、使徒の働き14:8~20からでした。

ルステラの人たちは、さまざまな神を拝み、神に供え物を捧げていました。そして奇蹟を起こしたパウロとバルナバを神としてあがめようとしました。

パウロは、供え物などしないでほしいと訴え、
「私たちも皆さんと同じ人間です。そして、あなたがたがこのようなむなしいことを捨てて、天と地と海とその中にあるすべてのものをお造りになった生ける神に立ち返るように、福音を宣べ伝えている者たちです。(使徒14:15)」と言いました。

パウロとバルナバは、神様がただひとりのお方であり、創造主であることを伝えました。
ルステラの人たちは、ユダヤ人と違って唯一まことの神様のことも律法も知りませんでした。

彼らは、何を信じたらよいのか分からなくて真実の神を求めていたわたしのようです。


パウロは神様が「恵みを持って、天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心を満たして下さったのです。」と、一般恩恵(神様を信じている者にも信じていない者にも与えられる恵みのこと)について語ります。


もし、子どものときのわたしがそのときルステラにいて、パウロの話を聞いたら、喜んで信じたと思います。


神様は、人間から供え物をしてもらわなければならない神ではなく、逆に人間に必要なものを与えて下さるお方です。

その後パウロは、ユダヤ人たちによって、石打ちにされてしまいました。彼らはパウロが死んだと思って町の外に引きずり出しました。弟子たちが取り囲んでいると、パウロは立ちあがって町に入り、翌日、福音を伝えるためにテルベに向かいました。


聖書にはさらっと書いていますが、石打ちの刑で死ぬ人は多く、パウロが助かったのは奇蹟ともいえるでしょう。相当の怪我をしたでしょうし、痛みに耐えなければならなかったでしょう。それなのに危険も顧みず、翌日次の町に行っています。


「福音は、血みどろになって運ばれてきたニュースです」と牧師先生が言われました。


こんな目にあっても伝えたいという思い。命をかけてでも伝えたい情熱はどこからくるのでしょう……。

K君や子どものころのわたしのように本当の神様について知りたいと切望している子どもがいます。わたしはそのような子どもたちに伝えたいと思って小説や童話を書いています。
   


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