教会学校で7月29日、30日に低学年夏期キャンプを行いました。数日前までの天気予報では29日30日は晴れだったのに、どんどん変化していき、当日は雨が降っていました。
でも、今年は原発事故で放射能が地面や草に付着していることを考慮し、一日目は外での活動計画していませんでしたので、雨でも計画変更する必要はありませんでした。
開会礼拝のあと、1年生から3年生の子どもたち36人と20人の先生とヘルパーたちは、2台のバスに乗り込みました。
行き先は千葉県印西市にある東京キリスト教学園(神学校)です。
夏期キャンプ一日目の昼食は、例年はお弁当を持ってきていましたが、今年は違いました。
東京キリスト教学園へ行く途中でイオンに寄り、昼食をとりました。ひとり700円持ってきて、自分の好きな食べ物を選んで食べるという話をすると、子どもたちは大喜びでした。
教会から一時間半ぐらいかかって印西市のイオンに到着。昼食時だったのでフードコートは混んでいました。4-5人のグループごとに座って何を食べるか考えることからはじめました。
いつもは親御さんと一緒にこのような場所に行き、食べ物を買ってきてもらうのでしょうが、今回はお父さん、お母さんとではなく友達と一緒です。また、自分で値段を考えて選んで買うのです。もちろん注文したり、運ぶのは大人が手伝いますが、自分でできる子どもは自分でします。
500円のそばを買ってデザートに100円のアイス。残りの100円を震災に寄付した子どももいました。
食後、ごみを分別して捨てる方法を、3年生が1年生に教えている場面も見られました。

東京キリスト教学園では、福祉棟を見学させていただきました。介護用品や介護用ベッドの説明を聞き、人形をお風呂に入れるところも見せていただきました。
人形がお風呂の方へ下がるのではなく、お風呂が上がって行くのをみて、子どもたちは感嘆の声を上げていました。(わたしもびっくりしました。寝たまま浴槽に向かって下がっていくのは怖いことでしょう。下がるのではなく浴槽が上がっていくのなら安心ですね)

次にパイプオルガンを見せていただきました。高い天井に届くほどのパイプ。オルガンだけど管楽器なのだそうです。
オルガンにはバッハのサインSoli Deo Gloria(ただ神の栄光のために)と書かれていました。

パイプオルガンでの演奏を聴き、希望する子どもたちにパイプオルガンを弾かせていただきました。空気の調節によって同じ音でも全く別の響きになることに驚きました。

子どもたちにとって一生忘れないほどのよい経験をさせていただきました。
つづく

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