生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

苦しみについて(その1)

2009-10-17 10:57:02 | 聖書から

今日は午後から子ども家庭集会の奉仕に出かけます。
明日は礼拝のあとCS父母懇談会と教師会。童話の推敲をしなくてはならなのに、書かずにはいられない思いがこみあげて、ブログを書いてしまいました。


昨日の家庭集会は、いつもと違う学びでした。
詩篇31篇を読んだあと、イ・チソンさんのことを聞きました。


私をあわれんでください。主よ。
私には苦しみがあるのです。
私にはいらだちで衰えてしまいました。(詩編31:9)



これは、ダビデが晩年息子に謀反を起こされ、家来にも裏切られ、人々から避けられたときの嘆きです。
ところが、19節には
「しかし、あなたのいつくしみはなんと大きいことでしょう」
と書かれています。
ダビデは絶望的な苦しみの中にあって、神様の備えて下さっているいつくしみに気づき、神様に告白しました。


ひどい苦難がやってくると、神様がおられるならなぜこんなことが起こるのだろうか? と考えてしまいます。愛の神様だというのになぜこんなひどいことが起こるのをゆるされたのかと…・・・。


「わたしたちが置かれている状況によって神様がおられるかどうか考える人がいますが、神様は状況に左右される方ではありません。むしろ状況によって左右されるのはわたしたちです。」


と聞いて、確かにそうだと思いました。


ダビデは、自分の置かれている状況にもかかわらず、
「あなたのいつくしみはなんと大きいことでしょう」
と告白しました。
神様は、そのような告白ができるようにわたしたちを導いて下さるのです。


苦難が来ないように。家族が守られ、何事もなく無事に過ごせるようにと日々願い、祈っています。
ところが、思いがけない災難がやってくることがあります。でも、それはわたしに本当の幸せを与えるため、ダビデのような告白ができるための神様の導きなのだなあと思いました。だからわたしは、すべてを導いてくださいと神様に祈ります。


今の時の軽い患難は、私たちのうちに働いて、測り知れない、重い永遠の栄光をもたらすからです。(Ⅱコリント 4:17)

        
               つづく

*わたしのHP「生かされて・・・土筆文香」の童話の部屋、「チャメとグレイ」更新しました。
「チャメとグレイ」は以前このブログに掲載しましたが、8枚の絵がつきましたのでぜひごらんください。(鮮明な画像ではありませんが・・・)

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