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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

89歳の義父の絵

2008-12-03 14:29:27 | 日記

ヒックンが38℃の熱を出したので、今日は朝から預かっています。熱が高くても元気です。午前中は横になることもなく、機嫌良く遊んでいました。食欲もあり、うどんを茶碗いっぱいたいらげました。
昼寝させようとするとなかなか寝ず、添い寝しているわたしのほっぺたや鼻を小さな指でさわっています。しばらく寝たふりをしていたら、起き上がってふすまを開けようとしたので「コラッ!」と怒ると、泣きながら眠ってしまいました。ヤレヤレ……。ヒックンが寝ている間しかパソコンの前に座れません。


先月24日に車で息子一家と主人の5人で主人の実家までいってきました。義父母がひ孫に会いたがっているからです。息子は火曜日休みの仕事をしているので、なかなか休日に休みがとれなかったのですが、なんとか休みがとれて行くことができました。

主人の実家は千葉県です。成田の近くなので土浦からは2時間近くかかります。息子一家は前の日から我が家に泊まって、朝早く出発しました。

ヒックンは主人とわたしが車に乗ったので、大喜びでした。
ヒックンは人見知りをしないので助かります。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんにニコニコ笑顔をみせていました。

以前ヒックンの百日の記念に金太郎の格好をして撮った写真を渡していたら、義父がそれを見て絵を描いてくれました。写真は89歳の義父が書いた油絵です。

義父は会社に勤めていた頃から油絵を描いていました。退職後は、あちこち旅行をしてスケッチをするのを楽しみにしていました。ところが退職後間もなく脳溢血で倒れ、麻痺が残ってしまいました。

何年かして、リハビリを兼ねて少しずつ描き始めましたが、最近は年をとったのでおっくうになって絵筆を持っていませんでした。
ひ孫の写真を見たら、また描く気力が出てきたそうです。何か月もかけ、心をこめて描いてくれたことに感動しました。

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