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高度1650mから自由降下する隊員
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18歳の若い隊員もいる空挺部隊、400人が降下
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北朝鮮が持つミサイルの脅威から日本を守るパック3
自衛隊習志野第1空挺団の降下訓練始めでした。今年のテーマは「日米空挺の絆」で、習志野の空挺部隊に加え、アラスカと沖縄の基地に所属する精鋭の空挺部隊も参加していました。演習場はどのくらいの広さがあるのかは分かりませんが、観客の訓練場内移動にもバスを使うほどひろいのです。私は習志野駐屯地の見学は2度したことがありますが、演習場に入るのは初めてでした。
まず第1空挺師団長とアメリカ陸軍の指揮官とが、陸上自衛隊のヘリコプターCH-47から降下して訓練が始まりました。ヘリコプターの高度は340m、速度は230㎞でしたが団長は陸将補ですから若手ではないと思うのですが、上級幹部でも降下するのです。私の友人に空挺隊員を定年退職した人がいますが、職業病で腰を痛めているだけに、心配してしまいます。
続いて海上自衛隊の偵察機P-1が通過して訓練場の状況を確認してから、先遣隊が自由降下を行いました。今日は会場の関係で1650mからの降下でしたが、最高は8000mからの降下もできて、風に乗れば降下隊員の操作で25㎞、習志野からだと東京駅で降りることができるという説明でした。いずれもほぼ目標地点に降りられるのですから素晴らしい技術です。
日米合同の空挺降下はC-1、C-2、C-130の航空機からでこの高度も340mでした。一度に20人が一秒ごとに降下してきますし、4機を使って次々に400名が降下したのですから花が咲いた(写真)ようです。
私たちが目にするのは自然災害の時に人命救助や復興に活躍してくれる自衛隊ですが、さらに大事なのは日本の平和を守ってもらうことです。「領土、領海、領空はしっかりと守る」ために日夜訓練を重ねる自衛隊に感謝する1日でした。