静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2023年10月08日 | 天のマナ
「愚か者は心の中で『神などいない』と」(詩篇14篇1節)
 今年の愛修会では、講師を招いて学び会をいたしました。一般啓示の自然と人間存在を通して、神がこの世界を造り、人を造られたことを確認いたしました。その中で、私の心に残ったひとつのみ言葉がありました。それは、「愚か者は心の中で言う『神などいない』と。彼らは堕落し、忌むべきことをした。善を行う者はいない。」(詩編14篇1節)です。
 この世の法律は変わっていきます。また神が与えて下さった良心も神から離れては罪によって麻痺していきます。絶対的な基準にはなりません。絶対的な基準は、変わらない神であり、神の言葉であります。この神に背を向けては、堕落しかありません。「愚か者」は、へブル語で「ナバル」です、それは知能的愚かさではなく、意図的に神に心を閉ざし、逆らう者、また「道徳的な愚者」(道徳のない人物)を指しています。彼らは神の存在の証拠の欠如を語り、神はいないと語りますが、実は、彼らが神を否定するのは、神のきよさの前に立つと自分の罪とその責任が明らかにされるのが嫌で、それを認めないで拒んでいるからであります。
 神は自らを啓示しております。「彼らには弁解の余地はありません」(ローマ1:20)。
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