静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2023年08月06日 | 天のマナ
 「ごめんなさい、ゆるしてください」と言える幸い
 人は、自分の非(正しくないこと、あやまり、欠点)や失敗を認め、「ごめんなさい、ゆるしてください」となかなか言えない者です。年長者になると、親になると、社会的地位が高くなると名誉、プライド、権威が邪魔をして、さらに難しくなります。「ごめんなさい。ゆるしてくだい」と素直に言える人は、良き親をもった人でありましょう。これは小さい時に親から学ぶことです。子育ては子供と共に親も成長していきます。親も完全ではなく失敗をしながら、子供と歩むのです。そして失敗した時に、「ごめんね。ゆるしてね」と子供に言える親はなんて良い親でしょうか。また、そう言われる子供はなんて幸せな子供でしょうか。親の謝る姿を見て、子供も「謝ること、ゆるしゆるされること」を体験し体得していくのです。
 主イエス様は罪を一つも犯しませんでしたが、私たちの罪を負い、私たちの前に立ち、父なる神様の前に進み出て、あの十字架で、「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか分からないのです。」(ルカ23章34節)と叫んで下さいました。この十字架を下に身を置き、この十字架を見上げる者は幸いです。「ごめんんさい。ゆるしてください」と言えるからです。
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