静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2021年06月20日 | 天のマナ
「時には叫ぶ」           
 生後二か月の新生児が、こんなに大きな泣き声を出すのかとビックリしました。本当に小さな口で、肺活量も少ない小さな肺なにのです。大人の大声も負けるぐらいの大きさです。ミルクや母乳を合わせても100~150mlの液体の量ですから、3時間もするとすぐにお腹が減ります。ミルクを飲み終わり、1時間位はご機嫌で手足を動かし体をひねり遊び、その後1時間位は寝ます。前回の授乳から2時間半が過ぎた頃になるとお腹が空きはじめます。3時間を過ぎると空腹になり、あやすのも大変なくらいぐずります。まだミルクが準備中ですと、最後には尋常ではない泣き声で求めるのです。小さいながらも生命の危機を感じての求めなのだと思います。空腹を感じる、のどの渇きを感じることは、生きることにおいて重要なことです。空腹も渇きも感じないならば、生きていけないでしょう。
 私たちは霊の空腹、渇きを感じているでしょうか。肉体は元気でも、霊が瀕死でいたら平安はありません。瀕死でいることすらも気づかないなら、霊が生きていると言えるのでしょうか。霊の空腹や渇きに生命の危機を感じ、時には食い入るように聖書を読み、時には叫ぶようにして主に求めることも良いことです。主イエスとの関係がお客様関係(気を使い表面的)ではなく、家族関係(心を割って話せる)のように深く、日々、聖書を読み空腹が満たされ、主に祈り心の渇きを潤され、平安な歩みをするキリスト者でありましょう。「あなたがたの中で、苦しんでいる者があるか。その人は、祈るがよい。」(口語訳:ヤコブ5:13)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする