「愛する者と共にいたい」
インマヌエル「神われらと共にいます」という意味である。
「愛する者と共にいたい」と願うのが私達です。夫婦、子供、家族、恋人、友人などです。全知全能で永遠の神も愛する者と共にいたいと願っておられるのです。神は愛ですから。そして、神は私達がはっきりとわかるように、自らを現して下さいました。それがクリスマスの出来事です。神が肉体をとって私達の世界にご降誕されたのです。「そして言葉(神のひとり子救い主イエス)は肉体となり、わたしたちのうちに宿った」(ヨハネ1:14)。人類の歴史上、いや宇宙の歴史上、最大の驚くべき出来事であります。この出来事を最も驚いたのは、神の軍勢である神の使い達でありましょう。「神が人となる」とは、「私達人間がアリになる」ことにも比べられない驚くべきことであります。自らをむなしくするにもほどがあります。「キリストは、神のかたちであられたが、神と等しくあることを固守すべき事とは思わず、かえって、おれをむなしうして僕のかたちをとり、人間の姿になられた」(ピリピ2:6~7)です。それほどまでして、神はあなたと共にいたいのです。なぜなら、あなたを愛しているからです。