静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2017年02月12日 | 天のマナ
「見ないで信じる者は幸いである」 
 「ユダヤ人はしるしを請い・・」(第一コリント1:22)と聖書にあります。あなたが救い主ならしるし(奇跡)を見せろ、そうすれば信じるということです。これはユダヤ人に限らず、今の時代の人も同じ思いがあり、「見せてみろ、そしたら信じる」と言います。しかし、本当に見たら信じるのでしょうか?主イエスは、多くの人の前でたくさんの奇跡をしました。その一つを挙げると、イエスは中風の者を癒しました(マルコ2章)が、しかし、律法学者たちは信じませんでした。奇跡は見ましたが、自分の考えに沿わない救い主は信じませんでした。たとえ奇跡を見たとしても、自分の考えが第一であることに固執している間は神の救いは受けられません。自分の罪と過ちを認め、砕かれ、方向転換(神のお言葉に従う)しなければ、救われないのです。しるしを求め祈ることはいけないというのではありませんが、しるしを求める以上に、神の権威あるお言葉だけで十分ですと告白した百卒長のように、神のみ言葉を信じることが大切であります。主イエスの信じきれなかったトマスに、「信じない者にならないで、信じる者になりなさい」「あなたはわたしを見て信じたのか、見ないで信じる者は、さいわいです」(ヨハネ20:27,29)
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