夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

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脳外傷友の会第8回全国大会アピール?

2008-10-06 10:53:10 | 高次脳機能障害って?・・何?
上原(巨)6勝、石川(神)2勝、前田健(広)9勝、岩隈(楽)21勝村田(横)43号山崎武(楽)26号

去る10月3日~4日、盛岡市を会場に開催された”脳外傷友の会第8回全国大会アピール”から学ぶ点がある。以下抜粋して紹介したい。
<行政に向けて要望する項目>
①障害者自立支援法の改正作業の中で、高次脳機能障害を本文中に支援対象として位置づけを行うことを強く要望します。
②福祉サービスの利用にあたって、手帳所持を要件とせず、診断書での利用が可能であること、及び診断書の作成にあたっては精神科以外の医療機関でも可能であることを周知徹底するよう、行政指導を求めます。
③相談支援拠点未設置の地方自治体は早急に相談支援拠点を決定して下さい。
④支援コーディネーターは専任とし、他職種と連携し、医療、福祉、就労、教育などの包括的支援体制がとれるよう、知識・情報・支援技法の向上に努める研修体制を各ブロック毎に継続して下さい。
⑤普及事業の中間点である平成21年度には、本事業の普及効果について全国規模の検証作業として、高次脳機能障がい者の実態調査を国の責任として行って下さい。

以上の5項目は、当事者、家族、支援する関係者にとって切実な願いである。
折しも、解散総選挙の時期でもあり、こうした要望を全面的に理解して実施できる政治家を選択しないと希望は開けない気がする
国家の責任において施策を実施し、体制整備をしていかないと解決できない重要な課題が集中している。
脳外傷友の会の「願いを実現」する事は、他の3障害の方々の願い、障害者自立支援法の理念を実質的に実現していく事につながっていくように思うのである。
脳外傷友の会は、既に他団体と連携・協力して活動・運動していると聞いているが、調整役や接着剤ともなって問題の解決に果敢に取組んで頂きたいと願っている。
私もいろいろな当事者の会や親・家族の会などに関わってきたが、創めから支援者や関係者、専門家などを取り込んで設立し、共同して活動していこうとする姿勢には共感するものがある。市民や第三者として共鳴して参加、協力することがあっても、いつかは「自分達の問題として意識」していかないと支援や思いが継続していかないのではないか?と思うことがある。その点を十分に理解して無理なく、できる範囲で参加・協力していける「友の会」の有り様が好印象である。
どうか、こうした視点を大切に、時には大胆に活動して頂きたい。当事者本人のために
コメント
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