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子ども2万人に震災ストレス 県教委アンケート!

2011-12-27 11:56:28 | 児童福祉に関する日記
晴天なのですが風が強い、寒い
師走なのか?、週の初めなのか?金融機関も混んで待たされます

子ども2万人に震災ストレス 県教委アンケート
 県教委は22日、東日本大震災の発生を受けて県内の公立学校に通う子どもを対象に実施したアンケート結果を公表した。
回答した小中高生約13万5千人の14・6%に当たる1万9686人がストレス反応を示した。
津波被害に遭った沿岸12市町村の小学生は18・1%で、ほぼ5人に1人の割合。県教委はアンケート結果に基づき、ストレスを抱える子どもたちの優先的な教育相談を各校に呼び掛けるなど、心身のケアに一層力を入れる。

質問のうち
▽なかなか眠れないなどの「過覚醒」
▽嫌な夢や怖い夢を見るなどの「再体験」
▽大震災や他の大変なことを現実と思えないことがあるなど「回避・まひ」
▽自分を責めることがあるなど「マイナス思考」―の4項目のいずれかで該当頻度の高い児童生徒について、ストレス反応があると判断した。

 この結果、ストレス反応が認められたのは小学生1万1218人(16・3%)、中学生4467人(12・4%)、高校生4001人(13・2%)。
内陸21市町村は計1万5264人(14・3%)、沿岸12市町村は計4422人(15・8%)と、割合で沿岸が内陸を1・5ポイント上回った。
(2011/12/23岩手日報)

東日本大震災後、子供たちの動向が心配されます。特に「心身のケア」に気配りを期待してきました。上記、新聞記事の内容は参考になります。
情報が少ないことが不安・心配を増幅させていくような気がします。
地区の「民生委員・児童委員」をしていますが、大震災後、担当地区にある小・中学校との情報交換会は1回だけです。当時、持っていた情報は全て提供しましたが、その後は音沙汰なし。とってつけたような「児童委員」って何なのだと思います。
未成年後見や里親制度、スクールソーシャルワーカーなどの制度利用へのつながりが期待されていますが、9ヵ月経過しても具体的な利用に至っていません。残念です
角度を変えてみれば、東日本大震災後の危機的な状況に全く制度が機能していません。改革をしないで修正ばかりしていると、元の「さや」に納まるような感じがしてきました。機能しなかった制度を残しても仕方ないような虚しさの日々が続きます


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