ダルビッシュ(日)3勝、涌井(西)1勝
「デンマークの福祉紹介 文化交流校15年目」
「デンマークのように岩手を住み良くしよう」と話す千葉さん デンマークの先進的な福祉政策などを学んでもらおうと、一関市出身の千葉忠夫さん(67)が現地に開校した「日欧文化交流学院」が今年で15年目を迎えた。同国の制度を学びに訪れた日本人を格安で受け入れている。6日には盛岡市で講演し、「デンマークは住み良いが、好きな日本が住み良くなるように頑張りたい」と語った。
千葉さんは一関一高を卒業後、自衛隊員を経て東北学院大(仙台市)の夜間部に入学。デンマークが手厚い社会福祉制度を持つことを知り、1967年に両親の反対を押し切って単身でデンマークに渡った。
農家で働きながらデンマーク語を学び、現地の大学を卒業。94年にソーシャルワーカーの資格を生かし、デンマークのフュン島北西部で開校した。
今では年に数回、デンマークと日本を行き来し、各地でデンマークの福祉や教育制度を紹介している。
この日の盛岡での講演でも、国民すべての医療費が無料となっているデンマークの制度を紹介し、「なぜ日本はできないのか」と指摘した千葉さん。福祉先進国・デンマークの実情を紹介することが、ふるさとへの恩返しだと思っている。
(2008年4月7日 全国紙地元版)
千葉先生の講演は何度かお聞きした。私も研修でスウェーデンに行った事がある。
20年以上も前になる。当時は日程の関係でデンマークは通過しただけだった。
その後に千葉先生の存在を知った。北欧の国デンマークの取組みは理想である。
これらの国に近づくような環境整備や実践が期待される。しかし、現状は遅々としてすすまない。一体どこに原因があるのか?自分なりに考えてきたが解らない。
現場で一生懸命に取組んでも政治体制や仕組みが全く違うお国柄なので理想に近づくわけがない。政治体制を変革する気運も心細いのが日本である。北欧では、福祉に対する姿勢や取り組みの違いによって政権が交代すると聞く。日本では「福祉」だけで世の中が動く事ない。しかし、福祉=生活の問題なのだから、介護、医療、社会保障全体を考えた時、今がまさに政治的にも選択の時代な気がする。暮らしにやさしい政治があって、素直にいろいろな事が考えられる。弱肉強食ではいけない、無関心や無気力ではなく、国民として責任を持った行動や決断が必要だし、選択するための情報提供や考えるための環境整備が大切になる。福祉や生活問題が最も考えやすいのではないか?そのために必要な増税ならキチンと説明すればいい。やっぱり、無駄な税金の使い方をやめるところから出発する。
「デンマークの福祉紹介 文化交流校15年目」
「デンマークのように岩手を住み良くしよう」と話す千葉さん デンマークの先進的な福祉政策などを学んでもらおうと、一関市出身の千葉忠夫さん(67)が現地に開校した「日欧文化交流学院」が今年で15年目を迎えた。同国の制度を学びに訪れた日本人を格安で受け入れている。6日には盛岡市で講演し、「デンマークは住み良いが、好きな日本が住み良くなるように頑張りたい」と語った。
千葉さんは一関一高を卒業後、自衛隊員を経て東北学院大(仙台市)の夜間部に入学。デンマークが手厚い社会福祉制度を持つことを知り、1967年に両親の反対を押し切って単身でデンマークに渡った。
農家で働きながらデンマーク語を学び、現地の大学を卒業。94年にソーシャルワーカーの資格を生かし、デンマークのフュン島北西部で開校した。
今では年に数回、デンマークと日本を行き来し、各地でデンマークの福祉や教育制度を紹介している。
この日の盛岡での講演でも、国民すべての医療費が無料となっているデンマークの制度を紹介し、「なぜ日本はできないのか」と指摘した千葉さん。福祉先進国・デンマークの実情を紹介することが、ふるさとへの恩返しだと思っている。
(2008年4月7日 全国紙地元版)
千葉先生の講演は何度かお聞きした。私も研修でスウェーデンに行った事がある。
20年以上も前になる。当時は日程の関係でデンマークは通過しただけだった。
その後に千葉先生の存在を知った。北欧の国デンマークの取組みは理想である。
これらの国に近づくような環境整備や実践が期待される。しかし、現状は遅々としてすすまない。一体どこに原因があるのか?自分なりに考えてきたが解らない。
現場で一生懸命に取組んでも政治体制や仕組みが全く違うお国柄なので理想に近づくわけがない。政治体制を変革する気運も心細いのが日本である。北欧では、福祉に対する姿勢や取り組みの違いによって政権が交代すると聞く。日本では「福祉」だけで世の中が動く事ない。しかし、福祉=生活の問題なのだから、介護、医療、社会保障全体を考えた時、今がまさに政治的にも選択の時代な気がする。暮らしにやさしい政治があって、素直にいろいろな事が考えられる。弱肉強食ではいけない、無関心や無気力ではなく、国民として責任を持った行動や決断が必要だし、選択するための情報提供や考えるための環境整備が大切になる。福祉や生活問題が最も考えやすいのではないか?そのために必要な増税ならキチンと説明すればいい。やっぱり、無駄な税金の使い方をやめるところから出発する。
一関の方とは知りませんでした。
やはり、日本は
政治の中心に〔広い意味の)福祉がすえられていないことが北欧との大きな違いのように思います。
でなければ、
「北欧の福祉=素晴らしい、日本の福祉=悲惨」
と、何千回唱えられたとして、先に話が進みませんね。
スウェーデンには大滝さん。音楽療法というか、ハンディのある方々とバンドを組んで日本にも来て公演しています。研修に行った時、立ち話程度のお話しできたのですが、それっきり。20年以上も前になります。千葉忠夫さんは、片道旅費だけで単独渡航、シベリア経由だったかな?毎日、施設のトイレ掃除を繰り返し、その根性が、誠意が認められて、デンマークの福祉を学びたい思いが受け入れられた。とお聞きした気がします。最初は、誰もがチャレンジし厳しい道を切り開いていったのだと思います。我々もまだまだ!頑張らなくてはいけませんね。
当地でも、千葉氏は講演され、また、その後、市内の福祉関係団体等で実行委員会を作り、デンマークを含めた北欧4ケ国の方々を招いての福祉フォーラムが開いたことを思い出します。私も実行委員の末端で立ち働きましたが、10年以上前になると、歓迎会と打ち上げの時の記憶しか残っていません。ノルディックの人たちは、さすが、お酒に強く、日本酒もとても強かった。そんな席で、デンマークのB・L氏に、酔いに任せて私の浅学の知識を絞り出してキェルケゴールのことを語ったら大変喜んでくれた覚えがあります。氏は、もともと大工さんで、当時は、知的障がい者の日本で言えば授産施設の所長さんだった。近くそこを辞して大学に入り、哲学を学ぶということ。学んでいる期間の所得保障もあるとかで、うらやましい限りでした。
デンマークの事をもっと知りたくなりますね。
お気に入りに追加させて頂きます。
今後も宜しくお願いします。