畠山（ヤ・岩手出身）オープン戦1発
岩手県の2007年度に向けて施策の取組みを紹介します。
岩手県と県教委が連携して、認知症の高齢者の理解を深めてもらおうと「孫による認知症講座」を開く方針。本県の認知症高齢者は現在38,000人と推計、今後も急増する見通し。認知症は、記憶障害（物忘れ）と認知機能障害が重なり社会生活や仕事に大きな不自由が出るような症状。家族だけでなく地域住民が正しい知識を持って対応し、安心して暮らせる地域づくりをすすめる事が課題となっている。ポイントは「認知症について」
①老化などに伴って誰にでも起こりうる。
②早期発見、早期支援が重要。
③安心して暮らせる地域づくりが求められる。等の内容を分かり易く講義する。
具体的には、小中学校に岩手医大の先生や介護施設職員らが出向き講師となる。
岩手県は、障害者の自立支援体制などを盛り込んだ「県障害者プラン」を3月末までに策定する方針。2006年の調査で、県内で病院や施設から、グループホーム等へ移行を希望する障害者が1069人に上ることが明らかになった。「県障害者プラン」は、自立を希望する障害者に対して、
①施設や病院からの地域移行実現
②就業・就労支援体制の整備
③地域生活を支える相談支援などの体制整備などを盛り込む予定。
新鮮な施策のように見えます
。これまでに何故やって来なかったのか？とも・・
。2007年度4月がスタートになりますので大いに期待します
。
以上は、表面に出た岩手県の施策の一部です。もちろん細部ではきめ細かく機能していると思います。
しかし、欲を言えば、やや印象が弱く、イメージが出てきません。業界に遠慮せず、行政の責任で、強い理念の基でリーダーシップを持った施策の推進が大切な気がします
。
