夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

結審・・6月4日判決!

2007-03-27 11:01:40 | 盛岡・元ホームヘルパー準詐欺事件
開幕1軍へ畠山、志田、梶本(共にヤクルト・岩手県出身)
昨日3月26日、元ヘルパーで無職小原さつ子(55)被告の公判が盛岡地裁で行われた。弁護側が最終弁論であらためて無罪を主張し、結審した。
小原被告の弁護人は、
「女性が認知症だったとする医師の鑑定は根拠がない。お金は女性が一生面倒みててほしいと被告に渡した介護料や謝礼だった」と述べた。
小原被告は「受け取った現金は介護の報酬」として起訴事実を全て否認。
公判の争点は、
(1)小原被告が口座から現金を引き出した時期に、女性は認知症で判断能力や財産管理能力が著しく低下した心神耗弱状態だったか?
(2)小原被告は女性が心神耗弱状態であることを認識し、それに乗じて現金を引き出したか?--の2点。
昨年2006年10月から審理が続いていた。検察側は懲役10年を求刑。判決は6月4日に言い渡される。

私達は新聞・マスコミを通じてしか事件の内容を知る事ができない。「結審」したが同じことの繰り返しで、飽き飽きしてしまう。公判、裁判とはこんなものだったのか?と思ってしまう。素朴な感情で「真実」がどうして語られないのか。
被害者=ご本人が亡くなっているので聞くことはできないが、さぞかし無念の想いであろう。双方に積み重ねてきた証拠や立証の根拠となる出来事があったと思うが、全く語られていないのが心残り。被告、弁護側は控訴、上告?も考えた作戦なだろうが、せめて、県民や市民にわかりやすく、納得のいくような裁判、判決を期待したい。常識を覆す理屈、言い逃れ、時間延ばし、何でもあり・・の印象が強く、後味の悪い日々が続く。同様の事件が発生しても仕方ない、やるせない思いもする。この種の事件は、早期に決着してこそ効果があるように思う。どちらにしてもスッキリした解決を望む。おそらく、6月4日の「判決」はその過程に過ぎないのかも知れない。
コメント
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