監督:P・J・ピース
出演:トミー・フラナガン、ヴィニー・ジョーンズ、トム・ベレンジャー、オータム・リーザー
<ストーリー>
報酬の300万ドルを賭けて女殺し屋、拷問のエキスパートらサイコな暗殺者たちが対決する。
<感想>
監督(代表作『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』など)が微妙だけど、正統な続編との事だし、前作も割と面白かったので、ちょっと気になり観てみました。
や、意外と楽しめましたよ!
殺し屋の面々と言えば、猛毒の唇を持つ美女、ロボトミー手術大好き変態男、人間入れ替わり変装趣味なハゲ、そして前作で場面を大いに賑わせてくれたあのトレモアの一家(前作では兄弟)が出てきちゃって、そりゃもう今回も完全武装なバーを舞台に、無駄に派手に撃ち合い、殺し合いで超盛り上がっちゃってます!!
腕前は凄いが何処か脳みそは抜けているトレモア一家の、計画性の有るような無いような行動が面白過ぎ。
サーカス団を奇襲して小人ピエロを誘拐し、バーに目掛けて人間大砲で奇襲するなんて、馬鹿過ぎるアイデア(笑)。
ガトリング銃やバズーカ砲、挙句にC4爆弾まで飛び出し、破壊の限りを尽くしながら、各キャラクターの滑稽な死に様も見せつつ、騙し騙されな痛快・愉快な終盤は中々の楽しさが味わえました。
でも、これ位だと平均的な評価で落ち着く所だけど、本作がcool!!だと感じたのは、何と言ってもラスオチなんだよな~。
普通なら、ああいう展開になれば、
男はニヤリと笑みを浮かべて姿をくらまし、警察は地団太を踏む
となるんだろうけど、予想を裏切る幕切れにしていた所が、演出的に物凄くカッコ良くキマってたんだよね。
あれには誰でも「お!」ってなるっしょ^^
関連作:『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(第1作)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★★
10/04/21DVD鑑賞
P・J・ピース アクション・サスペンス・コメディ ヴィニー・ジョーンズ トム・ベレンジャー DVD新作
にほんブログ村