銀幕大帝α

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マッド・ハイジ

2023年12月26日 16時35分56秒 | 洋画アクション

MAD HEIDI

2022年

スイス

92分

アクション/サスペンス

R18+

劇場公開(2023/07/14)

監督:
ヨハネス・ハートマン

脚本:
ヨハネス・ハートマン

出演:
アリス・ルーシー・・・ハイジ
マックス・リュートリンガー・・・クノール司令官
キャスパー・ヴァン・ディーン・・・マイリ
デヴィッド・スコフィールド・・・アルペヒ(アルムおんじ)
アルマル・G・サトー・・・クララ
ケル・マツェナ・・・ペーター

<ストーリー>

チーズ会社の社長でもあるマイリ大統領が支配する独裁国家・スイス。アルプスに暮らすハイジは、恋人・ペーターとお爺さんを国家により惨殺され、復讐に立ち上がる。

教えておじいさん、
復讐の仕方を!

―感想―

ヨ~レイヒ~♪でお馴染みの「アルプスの少女ハイジ」を下敷きに、エログロ満載で描いたアクション、もといB級映画。

以前観た『プーさん』と同じ匂いがしなくもないが、こちらはあれ以上にバカやりまくっていた、遊び過ぎるにも程があるだろw

クラウドファンディングで集めた資金を元に完成させたようだが、正直グロ描写位しか面白味が無かった。

女相撲をやったり、何故か半裸の女がお茶を運んできたり、挙句には新開発のチーズを食ったらゾンビになったりと、監督自身が好きそうな要素をこれでもかと入れていて、いや入れすぎていてハチャメチャな展開に。

確かにアホやなあと苦笑しながら観れる部分もあったが、それらが盛り上がりに貢献しているかとなるとそうでもなく、何て書いたらいいのか監督の演出不足が原因なのか、グロ以外のシーンにワクワクさが非常に乏しく満足するまでには行かなかったなあ。

その分、グロは良かったですよ。

資金の殆どをグロに注ぎ込んだんじゃないのか?て思う位に気合入った造形は楽しかった。

ペーターが黒人てのはポリコレに配慮したんじゃなく、ただ単に監督が黒人だったら面白いんじゃね?の感覚でそうしたのだと思う(知らんけど)。

復讐するまでの過程に色々と遊び心を入れてワチャワチャとしたブラックなユーモアで観客を楽しませようとしたのかもしれないが、俺としては逆効果で、何一つ面白くねえのが続く事に若干飽きていた感はあった。

向こうの人間が考える下ネタギャグて妙にサムい、多分日本人が考える下ネタギャグも外国人にしたらウケが悪いんだろうな。

万国共通の笑いって何だろうね。

あっちょっとでも楽しく全編観ようと思うのならば、吹き替えでの鑑賞が絶対的におススメ!

俺は吹き替えが収録されている作品は、吹き替えにして通常の字幕も流して観るのだが、本作に限っては吹き替え声優が喋っている台詞と、下に出される字幕が全然違う位に好き勝手やってます(笑)。

これは聴く楽しさとしては成功しているんじゃなかろうか、現に画そのものはつまらんが台詞は日本人向けに改変(改悪ではなく改善)されているのもあって若干聞く分には助けられた感はあった。

評価:★★★

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