銀幕大帝α

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プロジェクトV

2021年09月11日 16時09分52秒 | 亜細亜アクション
急先鋒/VANGUARD
2020年
中国/香港
107分
アクション
劇場公開(2021/05/07)



監督:
スタンリー・トン
『カンフー・ヨガ』
製作:
スタンリー・トン
脚本:
スタンリー・トン
出演:
ジャッキー・チェントン・フアンティン
ヤン・ヤンロイ・ジャンユー
アイ・ロンチャン・カイシュアン
ムチミヤミヤ
シュー・ルオハンファリダ
ジュー・ジャンティンコンドル
ジャクソン・ルーチン・グォリ



<ストーリー>
トンが設立した民間の国際特殊護衛部隊・ヴァンガードは、誘拐された実業家・チンを救出。チンから疎遠になっている娘・ファリダの護衛を依頼されたメンバーは、アフリカへ飛ぶが…。

―感想―

ライオンにも死んだふりが通用するものなのか?(笑)

何時ものハチャメチャなコミックカンフーが要所要所で観れるのかと期待したのだが、手先の器用さのみだけだったし、そもそも主演はジャッキーじゃないだろて思う位にジャッキーらしい見せ場が少ない。
部下に指示を出す、車を運転する、交渉管理をする。
殆どがこれらで、たまに前述した様に手先を使ったアクションを見せる程度。
活躍するのは専ら戦術に長けた部下達。
その部下達によるドンパチがカーチェイスが・・・て、こんなのジャッキー映画じゃねえよ。

それとジャッキーがやるから面白いのであって、部下とかも挙って「アイヤー」とユーモアな仕草をするのは違う気がする。

舞台は色々と変わるけれど、行く先々で中国人が出てくるし、現地の人も中国語を喋るしで、その辺の描き方も違和感あり過ぎた。

ジャッキー映画として観ても満足度は低い。
B級アクションとして観ても大して面白くもない。
CGを多用している点も映像の安っぽさを生み出しており、見所らしい見所が何処にも見当たらなかった事が本作の出来の悪さを現してる。

車の激しい振動で息を吹き返すシーンは予想通りで笑ってしまった(勿論良い意味ではない)。

評価:★★☆
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